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芸能会社

亮は有楽町駅で降りると銀座7丁目まで歩いた。

大学生の二人神村由香と三野美智子の

コンビの三野美智子に電話を掛けた。


「おはよう、團です」

「あっ、おはよう」

その声は眠たそうだった。

「まだ、寝ていましたか?」

「うん、授業が午後だから」


「三野さん、身長幾つですか?」

「167cm。どうしたの?」

「芸能界に興味ありますか?」

「もちろんあるよ」

「アイドルは年齢的に無理だけど

モデルなんかは?」

亮は自分ベタな言い方が恥ずかしかった。


「あるある。時間が有ったら今度会おうよ」

「そうか、良かった」

「私何回もスカウトされたんだけど

高校が芸能活動禁止だったから」


「では、時間のある時に会いませんか?

 焼肉の約束まだだったし」

「いくいく、ねえ。私まだ処女だけどいいのかなあ」

「そんなの関係ないですよ」


亮は答えたが女性は初めての男に

影響されやすいのでマネージメント上

難しいところがある事を危惧している。

「私の初体験、團さんにお願いしたいんですけど」

「えっ!」


「團さんと去年会った時から好きで、

どうにかしてくれると信じていたよ。

だって酔っ払って知らない男は嫌じゃん」

「分かりました。学校が終わったら銀座に」


「はい、由香はスカウトしないの?」

「彼女の身長は?」

「158cm」

「体重は分かりませんよね」

「知っているけど言わない」


「彼女は見た目は普通なんです。

特技何だか聞いといてください」

亮は由香が芸能界に入るとなると

惨めになるのが気の毒だった。


~~~~~~~~~

亮が9時に事務所に着くと一恵と

玲奈は掃除を終えていた

「おはようございます」

亮が二人に声をかけると一恵が

応接室を指さした。


「麻実さんが待っています」

「はい、玲奈さん久保田郁美さんに連絡を取って

セキュリティの高いマンションを

探してもらってください」

「分かりました」

亮が応接椅子に麻実が座っていた。


麻実は亮に気づくと立ち上がって

深々と頭を下げた。

「お久しぶりです、麻実さん」

「先日は色々とありがとうございました」

「いいえ、体調はいかがですか?」

「はい、体調は良いんですけどメンタルが・・・」

「分かります分かります」


「私を雇っていただけると

聞きましたけど、

いいんですか?」

「もちろんです。あの時の事は忘れてください。

今度卒業ですよね。一文字さんとの空港での

トラブルは?」

「はい、あのまま学校に行っていて問題ありません」


「まあ、退学にでもしたら逆に

ひどい目に合うと思います」

「ではインターンということで

問題が無ければ来年の3月

卒業後正社員ということで良いですか」


「ありがとうございます、よろしくお願いします」

一恵がニコニコ笑ってコーヒーを運んでくると

「良かったわね、麻実ちゃん」

一恵は胸を撫でおろした。

「はい」

麻実は笑って一恵に返事をした。


「麻実さんさっそくですが、九条ゆかりさんの

事を聞きたいのですが」


「はい、ゆかりさんは元々

プレステージの日坂社長の

秘書で一恵さんがアメリカに行って

その後日坂社長の秘書をやめて

一恵さん代わりに一文字の秘書になったんですけど

フィラデルフィアに行ってしまって

 その後私がその後を継いたんです」


「じゃあ、フィラデルフィアから帰ってきたと

言う事か・・・」

亮は呟き美咲に電話をかけた


「おはようございます、美咲さん」

「亮、昨日はお疲れ様」

「忙しいところすみませんが、

一文字の元秘書九条ゆかりの

入国の日を調べて欲しいですけど」


「どうしたの?」

「九条ゆかりと言う女性が美宝堂に

ダイヤモンドの

加工を依頼してきたんです」


「分かったわ、同一人物の可能性が高いわね」

「はい、今日の午後に商品を受け取りに来るそうです」

「了解。調べておく、それと証券会社の免許の

事で落合さんから連絡が有ると思うわ」


「分かりました」

亮は何か複雑な気持ちで返事をすると

「大丈夫、彼とはよりは戻らないわ」

「はい」

「それと今夜のパーテ私と父も行くわ」

「はい、お待ちしています」

亮は玲奈が企画したパーティなのでいったい

誰が来るか良く分からず首を傾げた。

亮は電話を切ると麻実に話をした。


「ありがとう麻実さん、残りの単位は?」

「何単位か取りたい授業が有るんですけど

基本は卒論だけです」

「了解です。後は一恵さんに仕事を

教えてもらってください」


「分かりました」

「卒論はいくらでも協力しますから」

「ほんとうですか?」


「はい、特に植物学、薬学、経済学なら

アドバイスします」

「ありがとうございます」

「麻実さん、着替えて」

一恵はユニフォームを麻実に渡した。


~~~~~~

「おはようございます」

内藤瑞希がニコニコ笑いながら

入って来た。

「あれ?内藤さん呼びましたっけ」

「塩野社長に今日からここが事務所だって

聞いたけど。今日から團社長か」

「あっ、そうだった」

マネージャーが二人入って

来て亮に挨拶をした、

「初めまして、鴨志田です」

「知念です」

二人は経歴書を持ってきた。

亮はそれを読むと、中村を呼び雇用契約の

話を中村にさせた。


「問題なければ雇用契約をします」

「あのう、こんなに給料いただけるんですか?」

鴨志田に聞かれ亮が返事をした。

「はい、深夜や残業になった時、なる時は

前持って休みとか半休を取ってください」

「亮は労働時間の問題を危惧した」


「写真と印鑑はお持ちですか?」

中村が聞いた。

「はい」

「問題なければ雇用契約書に署名捺印してくだい

1週間で保健証が出来ますが明日から病院は

社会保険が使えます」


「はい」

「内藤さんと一緒に地下に行きましょう」

亮達は地下のライブハウスに行った。


「凄い」

優希と3人が声をあげた。

「このライブハウスの壁はグリーンバック

になりますからバーチャル映像を作れます」

「なるほど」


「ここでダンス、歌のレッスン、

毎日夕方から音大生のボランティア

がクラッシック演奏をやります」

亮は玲奈の妹里美と話をしてクラッシクの

演奏会を企画していた。 


そこに奈々子がスタジオに入って来た。

「亮さん、おはようございます」

亮が内藤瑞希とマネージャー二人を紹介した。

「おはようございます、今度ここの

プロダクションに所属する

内藤瑞希です。よろしくお願いします」


「よろしくね」

二人は握手をした。

「亮さん、プロダクションの名前は?」

奈々子が聞くと瑞希が答えた。


「ウイングです」

では心機一転でダブルウイングに変更しましょう

ダブルウイングは縁起のいいトンボだから」

「はい」

後に亮は中村に社名変更の指示をした。


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