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ナターシャの未来

「ん?うちも年契約しているぞ、

こっちの部屋に泊まれ!」

「えーっ」

小妹が声を上げた。


「美喜さんは小妹の方に泊ってください」

「僕は文明の方へ泊ります」

亮は小妹は部屋に隠しマイクが

付いているようで警戒した。


「くそっ!計画が失敗した。文明の奴」

小妹が呟いて文明を睨むと

文明はニヤリと笑った。


~~~~~~

40分後ナターシャが到着して

亮と112階の部屋に入った。

「わあ、夜景が綺麗」

ナターシャが窓際に立った。


「ナターシャ、初めてじゃないでしょう」

「うん、お客さんと時々。でもこんな気持ち

初めてだよ。お客さんがいつ豹変して

殺されるか分からないんだから、

緊張感はぬぐえないのよ」


「そうなんですね」

亮は答えながらブルックとジャネット

の事を考えていた。

「ナターシャ何を飲みますか?」

「ウイスキー有る?」

「了解」


亮はサービスに電話をしてウイスキー

のボトルと氷を頼むと

すぐにルームサービスが持って来たボトルは

響だった。


「うふふ、ロシア人はウォッカばかり飲んでいる

訳じゃないわよ。ビールもワインも

ブランデーも飲むわよ

特にウイスキーは日本製が一番」


亮はグラスに氷を入れてウィスキー入れて

混ぜ乾杯をした。

「それで相談とは?」

「昨日、アイザックに独立をしても良いと

言われて資金を出してくれるそうです」


「それは良かったですね」

「それで、私日本で仕事がしたいと思っているの。

ロシアを出て北京、香港、マカオで働いて来たから

やはり同じアジアの日本で仕事がしたいの」

「日本でどんな仕事を?」


「マッサージの仕事がしたいんです。

私達ロシア人は体も大きいし日本人女性

より力も体力も上だから仕事ができます」

「なるほど、スパ、サウナ、マッサージの

コースメニューなら客単価も高いですからね

良いと思いますよ。それにナターシャのような

美人が施術してくれれば、視覚的効果も

有ります」


「本当!賛成してくれる?」

「幸い僕はマサージ店を経営していますし

コラーゲン風呂も提供できます。その他に

美容系の商品を作っています」


「そうか、良かった。じゃあアイザックに

すぐに資金の件を話さないと」

「資金は僕が出しますよ。安心してください」

「本当!良いの?」


「はい、その代わりアイザックに頼んで

ロシア人美女の仲間を集めてください」

「でも、日本語が」

「そうですよね、日本語は難しすぎる」

英語なら英会話教室の先生と言う仕事

が有るがロシア語を習う人は皆無だ。


「言葉に関しては僕が考えます。アニメ好き

なら上達が早いかもしれません」

「私は好きよ」

「データ的にはロシア語は125~8000ヘルツ

に比べて日本語は250~2200ヘルツで

音域が狭いので習得が早いと思います」


「私、亮がベッドで日本語を教えてくれたら

すぐに日本語を話せるようになると思う」

「はあ」

それとこれとは別と言いたかったが

ナターシャはすでに服を脱いで下着姿に

なっていた。


「ねえ、せっかくだから港の夜景が

見えるお風呂に入りましょう」

裸になったナターシャは亮の手を引いて

バスタブに一緒に入った。


「うふふ、夜景綺麗」

ナターシャはバスタブに後ろむきに座り

亮に寄り掛かった。

「胸を触って!」

5年ぶりに見たナターシャの胸は正に

メロンの様な大きさだった。


「うふふ、興奮する!」

ナターシャは手を伸ばして亮の物を握った。

「キャー、その大きさは何!」

「あはは、5年でジェニファーの胸と同じで

僕も成長しました」

「まあ、素敵!」


~~~~~~

翌日11時、雪と一文字は小妹の案内で

趙健徳に待っている社長室へ行った

小妹が趙健徳の娘と知らない。

一文字は小妹をただの通訳と思って

高慢な態度を取っていた。


「おい、何語で話せばいいんだ」

「英語で大丈夫です。多少の日本語でも・・・」

「そうかそうか」

一文字は小妹がちゃんと

通訳してくれるか疑っていた。


一文字は趙建徳に10億円相当の

ダイヤモンドを買いたい旨を伝えた。

「ありがとうございます」

小妹に話を聞いていた

建徳は笑顔で答えた。


「それで、間違いの無い物として

CGLの鑑定書をお付けします」

「それはすばらしい、それで日本で

販売すると幾らか位で売れますか?」


「そうですね、2倍くらいですね。

ただこれだけの量のダイヤをキャッシュで

一括購入する会社となると難しいかもしれません」

「なるほど時間がかかると言うわけですか?」


「はい、確実な方法なら金かプラチナがベストでしょう」

「金とプラチナですか」

「はい、金なら150kg、プラチナ

なら200kgで10億円ですから」


「でもそれでは・・・」

一文字がはっきり言わない様子を見た建徳は

一文字が密輸を考えているのが分かった。


「わかりましたではダイヤモンドにしましょう、

よかったら私どもの日本の取引先を紹介しましょう」

「ありがとうございます」

一文字は頭を下げた。


「一文字さん、10億円となると1カラット

0.2gのダイヤの卸価格で2000個以上になりますので

 そろえるまで明日まで待っていただけますか」

「もちろんです」

一文字は趙健徳と握手をして部屋を出て行った。

「では、注文書とパスポートのコピーをいただきます」

秘書が書類を見せた。


~~~~~~

部屋を出ると健徳が小妹に言った。

「小妹、奴はダイヤモンドを密輸するつもりだ」

「うん、でもどうやって?」

「10億円で400g足らずだ、どうにでもなるさ、

 それとダイヤを全部売るつもりじゃないようだな」


「えっ?どういう意味?」

小妹は首を傾げた

「あはは、内緒だ」

「意地悪、教えてよ」

「それは亮に聞いてみるといい」


~~~~~~

「雪、いい所を紹介してくれて助かったよ

 お陰でダイヤを安く買えた」

一文字はとても機嫌が良かった

「はい、私は今から日本に帰ります」

「うん、気をつけてな」

「はい、あなたこそ」

雪はもう2度と会う気は無く深々と

頭を下げて別れた。


~~~~~~~

「亮、一文字がダイヤを買ったよ」

小妹は一文字の考えが知りたくて

直ぐに電話をかけた。

「はい、お疲れ様です」

「ねえ、お父さんが一文字は

ダイヤを日本で全部売るつもりは

無いと言っていたけど意味が分かる?」

「ええ、もちろん」

亮は自信を持って答えた


「どういう意味?」

「一文字はダイヤを日本に持ち込んで

半分を売って半分を賄賂に

使うつもりなんだダイヤが倍で売れれば

半分を賄賂用に使っても元は取れる」

「そうか、賄賂用か・・・なるほど」

小妹は亮が言っている事が

当っているようでおかしかった


「ダイヤモンドの密輸はX線で

見つからなければ大丈夫ですから

楽なほうです」

「なるほど、でもそれを見逃すの?」


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