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一文字の救出

西が言うと一文字がうなずき西と

マリーナが帰って行った

一文字と雪はカーテンで

仕切られた一角に座ると

水パイプが目の前に置かれた

「ねえ、これ何?」

雪が一文字に聞くと

「吸ってみな」

雪は一文字に言われて水パイプを吸うと

目の前がグルグル回り頭がボーっとして

例えようのない快感が体中を走った

「ああ」

雪はけだるい体を横にすると体に

触れるものがすべて気持ちよかった

「来て」

雪は自分を抑えきれず一文字に抱きついた。


水パイプを吸った一文字も異常に

興奮し雪に飛びつき

二人は絡み合い、日本人のそれを見ていた

何処の国の人間かも知らない

男たちは雪の体に手を伸ばし

体中を触り始めてきた


それからどれくらい時間がたったか

分からなくなる頃、

雪と一文字が陶酔の世界に落ち込んでいると

青龍刀を持った男たちがこっそりと

一文字に背後に迫っていた。


その時、爆発音と共に入り口のドアが破られ

黒いアサルトスーツで武装した

男たちが入って来て青龍刀を持った

男を倒し裸の一文字と雪を抱えて

車に乗って走って行った。


~~~~~~~

1時間前

「小妹、一文字たちがインド人街近くの

ハイナンビルの地下に入って行きました」

一文字の後をつけていた

蓮華が小妹に報告をした。


「そこの地下って何があるの?」

小妹は蓮華に聞いた。

「看板が無いのでかなり怪しいところかもしれません」

「困ったわ、おじいさんに聞いてみる。

そこで見張っていて」

「了解」


小妹は趙剛の寝室に飛び込んだ。

「おじいちゃん、インド人街近くの

ハイナンビルの地下って何があるの?」

「どうした?」


「一文字がそこへ入って行ったの」

「そうか、そりゃあ厄介だな」

「うん」

「ちょっと待て」

趙剛が手を叩くと趙剛の弟子の一人、

関龍が入ってきた


「お呼びですか?」

「うん、ハイナンビルの地下には何がある?」

「はい、秘密クラブでアヘン窟になっています」


「経営者は?」

「中国系インド人の李偉という男で

趙健徳様と敵対関係です」


「うん、分かった」

趙剛は電話を持つと趙健徳に電話をかけた

「建徳か?私だ」

「父上、お久しぶりです」


「亮の敵の一文字がハイナンビルの

地下に入って行った。敵といっても

みすみす殺されるのを見たくないのでな、

今から救出に行く」


「李偉は麻薬の取引をしていますので、

国から暗殺命令が出てもおかしくない男です」

「じゃあ乗り込んで警察に突き出すか?」


「そうしてくれるとありがたいです、

敵が1つ消えますから、ただ警察の一部の

人間と組んでいますから気をつけてください」

「ふふふ、相変わらす調子がいい男だ。

そんな事をやっていると亮に

 後を継がせるぞ」


「父上それは困ります、亮は私の

ビジネスパートナーですから、

それにいずれ春麗と・・・」

「まあ、いい。後でゆっくり話をしよう」

「はい」

趙剛が電話を切ると小妹が伝えた。


「それから、マギーがさっき亮を

かばって撃たれました」

「それで様態は?」

「大丈夫らしい」

「誰に撃たれた?」

趙剛の顔色が変わった


「亮にポーカーで負けた中国人」

「そうか、やはり奴にはボディガードがいるな」

「はい、それで亮を助けにピョートルと

アントンが来たそうです」


「あはは、それは良い。奴の作戦通りだ」

「春麗、救出に向かうぞ!準備しろ」

「はい」

「亮をすぐに呼び戻せ、こんな現場にも

行かせた方がいいだろう。将来の為に」


「分かった」

「それとマギーは消えてもらう!」

趙剛は冷たい目で言い放った

「了解」

小妹は真剣な顔で趙剛を見つめた


~~~~~~

「亮、すぐに九龍に戻ってきて

一文字の命が危ないの」

亮に電話をかけた小妹が言った

「わ、分かったすぐに戻る・・・どうやって?」

亮が時計を見ると1時を過ぎていた


「そろそろ僕は部屋に戻ります」

亮がロマノフに聞こえないようにアイザックに言うと

アイザックは握手をした。

「この礼は後でさせてもらう、亮」

「はい、ところでこの似顔絵の男

知っていますか?」

亮はニコライの絵を見せた


「あっ、これは弟ミハイルの後見人のニコライだ」

「そうですか」

「このニコライが何をやっているんだ?」

「殺し屋の手配をしています。

アイザックの名前を使って」


「俺の名前を使って!」

「ええ」

「やっぱり、弟は俺の名前を使っていたんだな。

どうしてこれを亮が?」


「話せば長いので、明日連絡をします」

「わかった、連絡を待っているぞ」

「はい」

亮が部屋を出ようとするとナターシャが

亮に抱きついてキスをした。


「私、亮に惚れちゃった」

「は、はい」

亮はそう言ってホテルの屋上に

上がるとヘリコプターが待っていた


「亮、早く」

ヘリコプターの中から小妹が手招きをしていた

亮がヘリコプターに乗ってヘッドフォンをつけた。

「早かったね」


「うん、一文字と雪が西とマリーナに

連れられてアヘン窟に入ったの、

日本人が入ったら身包みはがされて

必ず殺される」


「そうか、それで西とマリーナは?」

「さっき二人は出て行ったわ」

「やはり、西が一文字を殺すつもりだったのか」

「たぶん」


亮は黒いアサルトジャケットに

着替え黒い目だし帽をかぶった

「中々かっこいい、亮」

「あはは、僕もこの格好したかったんだ」


「それと使わないかも知れないけど」

小妹が亮にピストルを渡した

「これはSIGP320米軍で使っている

凄い奴」

亮はピストルの銃口を覗いたりグリップを

握ったりなめるように見ていた。


「亮、中に入ったら敵は本気で殺しに来るわ。

今まで見たいに甘くないわよ」

「分かった、それで何人で突入する?」

「亮と男三人だよ」


「じゃあ、3分で片をつけよう」

「目薬で?」

「真っ暗なら撃ちあいにも

斬り合いにもならない」


「やっぱり平和主義者なんだ、亮は」

「うん」

亮が笑うと小妹が聞いた。

「ねえ、マギーの容態は?」


「たいした傷じゃないらしい。

美喜が付いている」

「そう、明日香港の病院に

転院できるかしら」

「たぶん」


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