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接触

「はい、その前に・・・」

マギーは亮の首に手を回し深いキスをした

「うれしい」

マギーは想い叶って目に涙を浮かべ

次に美喜も亮に抱き付いた。


「亮」

マギーは亮の手を掴み自分の胸を触らせた。

「うふふ、これで運が向いてくるわ。

亮スロットで勝負しようか?」

「OK」

マギーは亮と腕を組み

嬉しそうに歩き出した。


三人はホテルのカジノに着くと

現金をコインに替えた

「亮、どのマシンが出そう?」

「昨日のマシンは出ないから」

亮はそう言って1台1台コインを入れて

レバーを引いてマシンを見て行った


「どう?」

マギーが亮の顔を覗き込むと

「うん、今日はジャックポットの

金額が8万香港ドルだから

 小口が出ているようです」


「じゃあ、大もうけは出来ないわね」

「今日僕がジャックポットを当てたら

カジノににらまれますから、程々にします」


「うん、私が代わりに当てるわ」

美喜は昔生活の為にスロット店に足を

運んでいた。

「ではそこのマシンで遊んでください」

亮はマギーと美喜に3つ先のマシンを指差した


「はーい」

マギーは跳ねるようにマシンの方へ行って

コインを入れてレバー何回か引いた。

美喜は日本と違ったマシンを真剣に見ていた。

亮は何気なくそれを見ると

マシンの変化に気づいた。


「マギーもうそろそろ出ますよ」

「美喜さんも」

「ええ!本当!」

そう言ってマギーがレバーを聞くと

大きなベルの音が頭の上で鳴り響いた

「きゃー、やった」


マギーは生まれて初めて当ったスロットに

満面の笑みを浮かべ、

美喜もすぐにスロットが当たった。


亮はマギーが、はしゃいでる姿を見ながら

ブラック・ジャックテーブルへ行った

亮の顔を見たディーラーは亮に会釈すると

亮はチップをテーブルに置いてゲームに参加した。


スロットのコインを小切手に交換した

マギーが亮の後ろに立つと耳元で囁いた。

「亮、勝っているわね」


胸の谷間を見せたセクシーで美人のマギーが

亮の肩に手をやると、男たちは

羨望の眼差しで亮を見た

「美喜さんは?」

「まだ、スロットやっている」


「はい、これが終わったらポーカーの

テーブルに移動します」

マギーはうなずくと亮は30分ほど勝ち続け

ディーラーに100香港ドルチップを渡し

残りのチップを持ってポーカーテーブルの方へ歩いた。


「亮、私10香港ドルで8万香港ドル儲けたわ」

「良かったですね、僕たちこのカジノに

とっていい客ではないようです」


「うふふ、目を付けられたかしら」

「はい、周りの目が冷たい」

「亮ってどうしてギャンブルに強いの?」

「確率論です」

「確率論?」


「話すと長くなりますが、非決定論的過程、

すなわち、ある現象の次の状態は、

部分的には前の状態から決定されるが、

完全に前の状態には依存しておらず、

確率的な予言しかできない偶然現象に

対して数学的なモデルを与え、解析する数学の

一分野なんです。元々はサイコロ賭博の

研究から始まったものなのです」


「なんだか分からないけど、ギャンブルは

確率論なのね」

「市販のダイスの表面積で計算すると

5が1番出安くて、こういったカジノの

ダイスの場合はドットの表面積が調整して

有って1に1番重心が寄っていてデンプルの

空気抵抗で6が出やすいんです」


「本当?」

「ええ、あくまでも確率論ですが・・・

確率が1%でも高い方に賭けるのが

ギャンブルです」

「じゃあ、亮は勘を信じないの?」


「あはは、僕は勘だらけです。

特に人との付き合いはね」

「良かった、亮にも人間的なところが有るのね」

「もちろん、神も幽霊も信じています、

そして人の心も」

「亮」


マギーは突然立ち止まり亮の顔を

両手で押さえるとキスをした。

「突然どうしたんですか?」

「うふふ、愛しているわ」

「もう」

美喜がそれを見て怒った。


「美喜さんスロットは?」

1万香港ドルマギーに負けた

美喜は悔しそうな顔をしていた

亮は何がなんだか分からず目を見開いて


「さて、行きますよ。最初は僕が

勝って強いところを見せて

 最後に逆転負けです」

「はい」

「マギーはアイザックの連絡係をお願いします、

たぶんアイザックも連絡係に

 女性を使ってくるはずです」

「了解」


マギーが微笑み、亮がゲームを始めると

そこへ、ナターシャがマギーに声をかけて来た

「お連れの方勝っていらっしゃる?」

「ええ、程ほどに」

亮は二人の会話に顔を上げると

ナターシャが亮の顔を見てウインクをした。


亮はマギーのお尻を撫でると

マギーは亮にキスをして

ナターシャとバーの方へ歩いていった。

「マギーです」

「ナターシャです。一緒に居た日本人は

亮の恋人?」


「いいえ、違います!」

マギーは強く答えた。

「もうすぐアイザックとロマノフがあの

ポーカーテーブルに来るわ」

ナターシャがマギーに用件を伝えると

マギーはうなずいた。


「分かりました。何かあったら

私に声をかけてください。私が亮に

 話します」

「はい。了解です」

「じゃあ、あなたが恋人かしら?」


「私も彼女も秘書です」

「じゃあ、綺麗な秘書さんたちね」

「ナターシャと亮の関係は?」

「5年前に北京で会った関係よ」

「そうか」


マギーはナターシャと亮は一晩だけの

関係と女性と分かった。

「ありがとう、ナターシャ」

マギーとナターシャの

二人はスマフォの電話番号を交換した。


亮は4ディックのカードを覚えるため

ゲームを軽く流し美喜と

おしゃべりをしながら

ゲームをしていると

アイザックとロマノフがテーブルの前に立った


「やっと来ましたか」

亮が囁き真剣にポーカーゲームを始めた。


亮が何回か勝っているうちに

アイザックとロマノフは

お金をチップに替えてゲームに参加した


亮とロマノフとアイザックは

交代に勝って行きそのテーブルは

見学者が出るほど熱を帯びてきた

ロマノフは亮と目が会うと鋭くにらみ返し

亮は怖くなって目をそむけるほどだった


亮の前のチップは25万ドル、

ロマノフの前には20万ドル

のチップが並んだ

「参った!」

アイザックは目の前のチップが

全部取られると手を上げ

ナターシャの耳元で何かを囁いた。


ナターシャはうなずきマギーに

合図を送りトイレに向かった。


トイレの傍のスペースでナターシャは

マギーに言った。

「亮は強いわね」

「ええ、ロマノフも」

マギーが答えるとナターシャは

アイザックの指示をマギー伝えた


「そろそろ負けるように言っていたわ」

「分かったわ、相手に分からないように

負けなくちゃいけないのよね」


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