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マギーの夢

「そうね、犬に服を着せたりトリマーに連れて

行ったりする人がたくさんいるわね」

美喜は犬の飼い主を思い浮かべて納得していた


亮は文明にロマノフとの契約が終わった事を聞いて

アイザックに電話をかけて時間の確認した

「アイザック何時ごろ行けばいいですか?」

「うん、もうすぐこっちへ来て打ち合わせが始まって

 その後食事をするから8時ごろがいいな」


「分かりました」

「それまでナターシャに相手をさせよう」

「いいえ、今日は女性を連れて行きます」

「昨日と別人か?」

「はい」


「くれぐれも、ロマノフに我々の

関係がばれないようにな」

「分かりました」


亮は電話を切ると小妹とマギーに

「時間は8時だそうだから、そろそろここを

出てマカオで食事をしよう、マギー、美喜」

「はい」

それを聞いた小妹は三人に伝えた

「お父さんがヘリコプターを使って

良いって言っていたよ」


「本当、小妹」

亮はヘリコプターに乗れると

言われて嬉しくてニッコリと笑った

「うん、お父さんずいぶん

亮の事気に入ったみたい」

小妹は体を揺らして踊る仕草をした。


「小妹、雪はあさって帰るから今夜か

明日、何かの動きがありそうだから

 しっかり見張っていてください」

「了解」

小妹は亮に敬礼をした


「ところで小妹ヘリポートは何処?」

「お父さんのビルの屋上にあるよ」

「凄い!」

亮は驚いていた。


~~~~~~

ヘリコプターに乗って20分ほどで

マカオに着いた亮とマギーと美喜は

サンライズホテルの部屋を

取り荷物を置いて食事に出た


「美味しい」

マギーは亮と美喜はホテルの食事に喜んでいた。

「マギー、僕のボディガードをずっと

続けてもらっていいんですか?」

「ええ、どうせ私は孤児だし血で汚れた

体じゃ結婚も子供も産めないから」


マギーが悲しそうな顔をすると

亮はそれに対して何も言えなかった

美喜はその話を聞いて悲しそうな顔をした

「マギーはこれからどういう

生活をしたいですか?」


「そうね、英語の先生だけじゃなくて

人に物を教える仕事がしたいわ、

ナイフの格闘技とか射撃とか」

「あはは、その2つは無理がありますね」

「やはり英会話の先生か」


「今度は東京ですからマギーが

先生ならきっと生徒は

まじめに勉強すると思います」

美喜がニコニコ笑った


「えっ?怖そうだから?」

マギーはタイトスカートの姿にメガネをかけた

鞭を持った自分の姿を想像して笑っていた


「いいえ、その巨乳でブラウスの

ボタンを2つはずして

胸の谷間を見せたら男はイチコロです。

私を抱きたければ私を英語で口説きなさい。

いいなあ~」


亮はマギーの胸の谷間を見て唾を飲み込む

生徒の姿を想像すると可笑しかった


「そうなんだ、大阪で教えていた時は

生徒の男性が体を触ってくるので

良くひっぱたいていたわ、うふふ」

「マギーまずは日本語の勉強しましょう」

「ええ、がんばって勉強するわ。美喜教えて」

うんいいよ


「そう言えばマギーは暗鬼の訓練所を

出た後どうしたんですか?」

「アメリカのロサンジェルスの高校から

UCLAを出てサンフランシスコ

警察に勤めたわ」


「任務はいつから?」

「大学1年の時、要人の息子がUCLAに

入学したのでずっとガードに」

「なるほど、その後警察ですか」

「ええ、情報が取りやすくするために

事務系で入ったの」


「なるほど、FBIのジェニファーも?」

「彼女の事は詳しく知らないけど、一度要人の

警護の仕事で一緒になったわ、

彼女はスーパーエキスパートで1000m

の狙撃でもはずした事が無いそうよ」


「凄い腕ですね」

「亮の射撃の腕も凄いらしいわね、

小妹に聞いたわ」

「僕の場合はスポーツの射撃ですから」

「でもいずれ役に立つ事があると思う」


「最後に1つ聞きたいんですけど」

「はい」

「本当にボディガードに付いた相手の為に

命を落とす事が出来るんですか?」


マギーはしばらく考えると

「死ぬ事が考えた事ないわ、

ただ護る事だけに専念するだけ。ただ・・・

あなたの為ならきっと何発の

弾を食らっても死なないと思う、

だって死んだらあなたを

護れなくなってしまうもの」


亮はマギーの奥深い言葉に

感動し涙が流れそうになった

「ありがとう、マギー」

「どういたしまして」

亮が頭を下げるとマギーも頭を下げた

「私もくノ一としてそんな感じかな」

美喜は呟いた。


~~~~~~~

一文字と雪の二人は

チムサーチョイの海岸沿いの

ステーキレストラン西を待った。

そこへ西とマリーナが腕を組んで入ってきた

「すみません、遅くなりました」

西が頭を下げた


「いや、いいよ。店から連れ出すのに

時間がかかったんだろう」

一文字が言うと西が照れながら答えた

「ええ、まあ」

雪が西に聞いた


「あら、お付き合いは

してらっしゃらないの?」

「まあ、付き合っているんですが、

彼女にはノルマがあるので

 仕事の協力をしているんです」


「まあ、ノルマがあるの?」

雪は驚いていた

「一応彼女を派遣したロシアの会社が

店からバックを取るんです。

それに彼女はその会社に

借金があるものですから」


「そうか、大変だな」

一文字は冷たく答えた。

雪はあれだけ西ががんばっているので

一文字はせめてマリーナの借金の

金額くらい聞いてもいいと思った。


「西君、派遣会社ってロシアマフィアだろう」

「は、はい」

「関わらない方がいいぞ、

いくら金を取られるか分からんからな」

一文字が日本語で言うと西は何も言わずにいた。


「さあ、好きなもの注文しなさい」

一文字はメニューを見るように西とマリーナ勧めた

~~~~~~

ホテルの部屋で着替え終わった

亮の下に小妹から電話がかかってきた

「亮、マリーナを紹介したマフィア分かったよ」

「どこだ」


「セルゲビッチと言うマフィアだよ」

「じゃあアイザックとは別なマフィアだね」

「うん、それから一文字は雪と西とマリーナが

チムサーチョイの

ロス・クリスステーキハウスに入ったよ」


「そこ美味いんだ、今度行こう小妹」

亮は優しく言うと小妹は大喜びだった

「うん」


「小妹から?」

マギーが亮の様子を見て聞いた

「ええ、西の彼女マリーナは

アイザックと関係が無いそうです」

「となると、危ないわね」


「はい、もしマリーナが悪い女

だったら西をそそのかして

 金を取ってしまうかもしれない」

「ええ」

亮は時計を見ると8時近かった。

「さてマギー、美喜、

カジノに行きましょうか」


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