表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思いつきの詩

作者: 西原佐希

怖いウイルスが蔓延して、人がたくさん死んでいく。

すっかり行きづらくなった買い物の帰りみち、タンポポの綿毛を見つけた

ほわっとした、きれいなシルエット。

明日はこれを写真に撮ろう。


ちっちゃな幸せで気持ちを繋ぐのに、

次の日には綿毛は旅立ち、残された茎。

きのうの素敵な帰りみちが、今日はいつものコンクリート。

悲しくなりながら、3時のおやつに新しい豆で淹れたコーヒーを添えて

「あ、おいしい…」


ちっちゃな幸せ、また見つけた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ