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外れ職テイマーの奮闘記  作者: やらかし大魔王として、この上なく作者名にスペースを費やす変人として超辺境に降り立った自己満民族長代170くらい(適当)の補佐官(ちょうてきとう)
本編!心が不純な方はこちらからどうぞ
8/10

挑戦者(読者)あらわる〜その7:ラストスパート〜

ティの容姿はお任せします(丸投げ)

ただただ美しかった、とだけ言っておこう。


「これは……すごいな……(語彙力)」

『是。驚きました。』

「そんな、照れます」

『照れるティもかわいい〜』


みんなでティを絶賛する。あと、最近道案内さんが感情豊かになってきたな。

て言うか、ティさんは着替え見てなかったの?


『はい。あっ……是。視覚を共有しているので』

「そ、そうなんだ〜」

……(沈黙は金なり)

「一様、突っ込んだ方がいいのかな?」

『拒。……ただ、キャラ作り──とだけ申しておきます。』

『あんまり道案内さんをいじめないで〜』

「う、うん。すまん。」

「さっきからソータオロオロしすぎ」


だ、だって〜。


……(気をとりなおして)


「でもさ、感覚を共有ってめんどくさくない?」

『……答えかねます』

「面倒臭いのね。だからさ、道案内さんをテイムしたように扱うことってできないかな?」

『え〜?ご主人様、どういうこと〜?』

「念話で話せてるし、従魔として〈道案内〉さんを人化ってできないかな?」

『答。私は普通のスキルではなく特典です。よって可能ではあるかと。しかし、そうすることによって、ソータ様の〈道案内〉スキルが消えてしまうk──』

「よし、できるのね!ならOK!では早速……」

『で、ですがそうすると、消えてしまうと』

『い〜じゃん!その分、道案内さんがサポート(道案内)してあげようよ!道案内さんもかわいいだろうな〜。』

『ですが……』

「ソータがするって言うなら、好意は受け取るべき、それとも嫌?」

『い、いえ。いやではないです……』

「よし、なら決まりだな。ここに服を出して、後ろ向いとくから、後ろに現れてくれよ?」

『は、はい』

「キャラ崩壊激しいな〜、これまでみたいにしてよ』

『……是。ご好意、感謝します』

「それでよしっと。では、人化!」


……


布の掠れる音ってこんなに耳に響くんだね。さっき(ティの時)はそうでもなかったんだけど。


「完。終わりました。」

『おお〜、ミチさんカッコいい!』

「ライバルが増えた?厳しい世界」


そうか、さっきはフィリがはしゃいでたから聞こえなかったのか。

ティは何言ってるかわかんないけど、まあ無視しておこう。(そうした方が良いと僕の(鈍感主人公の)神様が囁いている。)


後ろを向くと、そこには……

ビシッと、メガネ秘書スタイルを決めた黒髪美人が立っていた。俺のコーディネートは完璧だな。(あれ、私の時は描写してくれなかったのに……)


「おお、仕事が出来そうなキャリアウーマンみたいだな」

「疑。褒めているんですか?バカにしているのですか?」

「もちろん褒めてるさ。あと、その言い方は続けるのな」

「是。キャラは大切なので」


あと、それって現実には絶対にできない喋り方だよな。伝わんないし。

小説の中の特権てやつか。(久し振りにメタ)


「あと、フィリがさっき何気なく使ってたけど、ミチさんでいいね」

「是。私はスキルではなくなったので、それがいいかと」

「でも、ミチさん、たしかにかっこいいな」

「うん。ソータに同意」

『みんなもそう思うよね〜!』

「嬉。ありがとうございます。照れますね」


照れるミチも(以下略)


「あーでも、移動手段はどうしよっかな〜。フィリは二人までなら乗れそうだけど……」

「私が元に戻ろうか?」

「美しいティがいなくなるのは寂しいから却下」

「ソータ……」

「案。ソータ様のスキルに戻れば、一人減るかと。」

「それってもっと淋しいじゃん。却下」

「照」

『(こういうのを天然のタラシって言うのかな〜。ご主人様女の子なのに)』

「ん?フィリ、何か?」

『なんでもないよ〜』


なんか、前にも似たようなことがあった気がする。


と、その時。


突然、魔法陣が下に現れ、自分たちをまるごと取り込んでしまった。魔法陣が強く光り出し、目の前が真っ白になった。


「そりゃ、徐々に魔法陣が現れたら、逃げられるし、そうなるよ。」

「ソータ?一体何を言ってるの?」


そして、光が収まり目を開けると、そこは知らない場所だった。

これを、[電話が突然ではなく、徐々に鳴り出したら怖いよね]理論という

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