挑戦者(読者)あらわる!〜その2:前哨戦〜
少し落ち着く
気がついたときには真っ白い空間にいた。
「……黒から急に白って、目に悪いよね。」
「おはようございます。ソータさん。起きて早々何を考えているんですか?あと、言うべきセリフと本音が逆になってますよ」
と、急に女の人が、姿を現した……あーはい、女神さんですね。テンプレですねわかります。あれは、思いっきり幼女ですね。どう見ても外見年齢対比100倍以上だね。こうゆうのをロリババアって言うのかな?
「ソータさん?すごく失礼なこと考えてませんか?」
「いえいえ、そんなことはないですよ。コイツ心が読めるのか!」
「女神ですから。あと、言うべきセリフと本音が(以下略)」
おお、その顔は…怒ってんだろうけど、可愛い。
|「ソータさん?(怒)」《ただしかわいい》
ともあれ
これはいわゆる転生ってやつか?ちょっとワクワクしてきた。自分ってまさか選ばれた人的なやつかな。1億人に一人の幸運とか……流石にそれはないか。
「おめでとうございます。あなたは、女神からのプレゼント“死ぬ直前の異世界転移”(←これ大切)にご当選いたしました。パチパチ」
なんか笑顔で、拍手を(口からの効果音と共に)送ってくる女神。
あれ?イメージと違う。女神ってもう少し清楚な感じだと思ってたんだけど……言ってることは悪徳商法のおじさんみたいなことだし(偏見)、なんか行動もバカっぽいし(今さら感)
ていうか“死ぬ直前”なんだ。だから(色々危ない)描写なしに意識が暗転したのか。
「残酷な描写ありのタグはこの作品にふさわしくないんですよ」
「そこ、そんなかわいい笑顔で、メタ発言するんじゃない。許しちゃうだろう?」
「冗談ですよ。まあ、この後もこんな感じでいくのでお願いします」
閑話《四字熟語って》休題
「転移者は、地球上の三人にひとりです。どこの世界に転移したいですか?」
「当選率たかっ!」
「ちなみに、後の二人は、死後に転生か魂の浄化です。」
「聞いてないのに!」
「ソータさん?また言うべきセry)」
意外な事実に驚愕しながら、転移(転生ではない)する世界の選択肢が頭に流れてくるので、その中から良さそうなのを選ぶ。ていうか、選べるのか…意外と種類多いな。
「剣と魔法と職業は定番だよなあー、ほしいよなあー。あとは、ステータスとかはない方向で。」
ステータスとかあったら、それで比べられそう。なんでも比べられる世界ってやだなあ
(別に、つくんのがめんどくさいとか、書いたり管理したりがめんどくさそうとか、おもってないんだからね!……ほんと、ステータス付きで連載する作者に敬礼を。尊敬します){by作者のつぶやき}
「じゃあ、この(ステータスがない、設定が浅そうな)世界で。」
「はい、では、キャラ設定の間にお通ししますね。(書くのが楽になってよかった〜。)そのあとは、世界に目覚めることになるとおもいます。お別れですね。」
「あ、はい。えっ?キャラ設定?」
「行ったら分かりますよ。それでは、またなにかの縁があれば」
「(書きやすくしてくださり、)ありがとうございました。」
「いえいえ。女神として当然のことをしただけですから。」
{女神(?):おいテメェ、いつまでメタ発言させんだクソが}
{作者:そろそろふざけるのやめまーす}
手を顔の前でパタパタ振る女神。どうしてだろう、やっぱ行動がバカっぽい。かわいい。
{作者:裏の顔は怖いけどね}
{その後、作者の姿を見たものはいなかったという…) end
……
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多分すぐ終わる
あと、()は誤字ではない
評価、感想は、本当に良い作品に