表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外れ職テイマーの奮闘記  作者: やらかし大魔王として、この上なく作者名にスペースを費やす変人として超辺境に降り立った自己満民族長代170くらい(適当)の補佐官(ちょうてきとう)
本編!心が不純な方はこちらからどうぞ
2/10

挑戦者(読者)あらわる!〜その1:腕試し

ようこそ

俺は田中奏太たなかそうた。神奈川県に住む、中小企業で働く普通の(・・・)23歳男性サラリーマンだ。

若いといえば若いのだろう。いや若い、断言しよう。

元気な子ども達に‘おじさん’呼ばわりされると、怒る自信はある。いや、呼ばれないよ!若くて元気なお兄さんだよー。危なくないよ〜。ほら、こっちおいで〜。



……(通報しないで)



最近は、仕事にもなれ、少しだけ、休日を謳歌(おうか)する余裕も生まれてきた。王か!いえ、そんなに偉い人間ではないです。

しかし、慣れというのは、油断(たいてき)を誘うこともある。鯛ヤキっ!


はい。よく人に「ノリがよくわかんないって言われない?」って言われます。(わかりにくい)


ある日、ある機械を使って、ある金属プレートを裁断していた。(歌にはならない)

だいたいA1くらいの大きさだ(A4が8枚分だね!)

自分の働く工場では、とある道具を作っている。金属の板をベルトコンベアの上に置き、横に空いた穴から機械に入れるだけで、ベルトコンベアからみごとな鉄のフレームがベルトコンベアに乗って出てくるのだ!正真正銘のブラックボックス(きぎょうひみつ)ってやつだな。

2、3年使っているが、この機械の仕組みが全くわからない。この機会に解明しちゃおう!(言いたかっただけ)


(確か、先輩から危ないから気をつけろって注意されたっけ)


穴は人間でも縦に入れるほどの大きさがあり、たしかに危ないだろう。

いつか自分も後輩に教えるのだろうか(仕組みはわからんけど。)

いかんいかん、おっさん的発想になるところだった。


しかし、本当にブラックボックスの内部は気になっている。

(企業の巡業員も知らない企業秘密。これが本当のきぎょうひみつ(・・・・・・・)ってやつか。)


(人類は理解できない)(事を、謎と表現する)


(でもやっぱり気になるよなあ)

2、3年のちょっとした経験による慣れで、近づきすぎたのがいけなかった。


次の瞬間、流れる金属板に手を取られ、そのままベルトコンベアの方に引っ張られる。

そのままバランスを崩し、ベルトコンベアの上に、うつ伏せにダイブすることになった。いや、潜ってはないけど。

結果、顔から機械に入り込むことになり、あまりにもの恐怖に目をつぶる。いや、やっぱみたいから開けとこう。(人間(オレ)の知識欲すごい)

そう思って、開けてブラックボックスの中身を見た瞬間、「なんだ単純じゃん」って分かった。


けど、ごめんよ、ベルトコンベアの上で逆さにクロールする方法は知らないんだ。


そのまま意識が|ブラックアウトした。


──────────────────────────────


ただ単に型で裁断していただけ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ