表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
外れ職テイマーの奮闘記  作者: やらかし大魔王として、この上なく作者名にスペースを費やす変人として超辺境に降り立った自己満民族長代170くらい(適当)の補佐官(ちょうてきとう)
本編!心が不純な方はこちらからどうぞ
10/10

挑戦者(読者)あらわる〜その9:表彰式〜

いや嘘だよ


エンドロール

昨夜は森の中でフィリを巨大化させてその中で寝た。柔らかくて気持ちよかった。

ミチさんはティ(ベヒモス、50m越えで体毛フサフサ)の中で寝た。


そして朝、約束どおりフィリを人化させた時、人化して腕を持ったフィリがいきなり後ろから抱きついてきたり(裸で)したイベントがあったりしたものの(本人曰く「やってみたかったの〜。わ〜い」)、何もなく(食料もなく、金もなく、あてもなく)平和に森の中を歩いて(さまよって)いた。


「腹減った〜。は・ら・が・へ・っ・た!」


自分以外のみんなはいらないらしい。空気中に漂う魔力でうんたらかんたら。ワオ、ファンタジー。


「しょうがないですね。おひとつどうぞ」


目の前のどこからともなく現れた幼女が僕にパンを一つくれた。


「おお!ありがとうございます!」

「ゆっくり食べてくださいね〜」


優しい。神ですか。

でも、この子、(可憐で元気なメイド服美少女になった)フィリよりもさらに(見た目は)若いぞ

どっかでみたことあるような……、あ!


「あなたが神ですか」

「はい、私は女神ですよ」

「ご主人様、だれ〜?」

「僕を転移させてくれた、女神様だよ。この度は〈道案内〉さん(と、女性服)ありがとうございました。」

「いや〜、こっちもびっくりです。近くの町を見つけるどころか、神話生物をテイムするし〈道案内〉は一瞬で進化させるし魔王さん倒しちゃうし」

「ソータはすごい」

「ほんとですよ。それで、この度は魔王討伐の報酬をプレゼントしにやってきました……って、あぁー!ソータさん私のパン全部食べましたね!」

「美味しいねこれ、モグモグ」

「大好物なので、楽しみにしていたのに……それより、何か欲しいものはありますか?だいたいなら叶えられるかと」

「じゃあ、女神さんで」

「いやです。なんですかその『一番欲しい秘密道具何って質問に(全ての道具が入った)四次元ポ◯ットって答える』感じの答え方は……」

「う〜ん、ダメかあ。」


どうしよっかな。……うん?

──────────────────────────────

女神 Lv?

──────────────────────────────

女神様にもLvってあるんだ。もちろん相当強いんだろうな……っ!?

いいこと思いついた〜


「じゃあ、女神さんと30秒喋る権利とかいい?」

「まあ、それくらいならって、ほんとにそんなんでいいんですか?なんなら世界まるごとだって──」

「いいのいいの、じゃあ今すぐ使いまーす。あと、急に帰ったりしないで(・・・・・・・・・・)ね。」

「なんか嫌な予感がしますが、まあいいでしょう」

「ではスタート。そういえば、女神様とか神様って人族でも魔物でもないの?」

「もちろん、高潔なる存在なので。ちなみに神族っていいます。……っていうか貴重な30秒を使ってする話ですか?」

「いいのいいの。それで、僕のあの(・・)スキルって、使用権回復してるよね?」

「是。一日経ったので、多分使えるかと」

「なぜでしょう。モーレツに帰りたくなりました。」

「ソータ、まさか……」

「うん。テイミングっと。」

「いやああああああああああああああああ」

「わ〜い、仲間が増えた〜、よろしくねガミ〜」

「うわああああん!ひどい、騙すなんて!あとそのあだ名嬉しくない」

「ひどいなあフィリがせっかく考えたのに、じゃあガミガミとか?」

「もっといやですううう!せめてメガでいいので!」

「驚。さすがソータ様です。女神様ですら虜にするとは」

「あ、ソータ。女神様名前、ガミガミで決定しちゃった」

「うわあああああああああん!もうやだあああああああ!」

「我は魔王なり!ソータとか言ったか、まだテイム待機中だから、せめて名前だけでもつけ──」

「帰れええええええ!」

「うおっ!ああああれえええ」


なんか、突然やってきた魔王が、女神様の一撃で帰って(吹っ飛んで)いったとかはあったけど


「うん、今日も平和だな」

「「「「(疑。)どこが(ああああ)(〜)!?」」」」

ここまで来たなら合格〜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ