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己を知り合おう!【自己紹介をしました。】

リトスの宣言通り、今この部屋にいる全員の自己紹介をすることになった。

トップバッターは言い出しっぺのリトス。

まぁ、こういうのは言い出しっぺから盛り上げてくもんだよね。


「それじゃあ、まずは私からね。名前は佐伯リトス、職業は見ての通り学生よ!所属学院は『春乃浦はるのうら学園ギルド』高等部二学年Sクラスで一応クラス委員長をしてるわ。御影意外は知ってると思うけど、私とユウは幼馴染みなの。」


佐伯リトスーー改めて目の前の青髪の少女を見やる。

髪の色は綺麗な瑠璃色で肩にかからない程度のセミロング。

髪の色より明るい青の露草つゆくさ色をした瞳でつり上がり気味の目。

活発なオーラを放っていてリーダー格に向いてそう。

女性として出ているところはしっかり…いやかなり出ていて、引っ込むところは引っ込んでいてスタイル抜群だ。

服装は先程述べた通りの白いブレザーには金の刺繍が入っておりその下には黒のワイシャツに赤のネクタイ。そして学園の紋章と思われる物が縫ってある。


「佐伯って…和名じゃ?もしかしてお前も難民ってやつなのか?」


「あはは、私は違うわよ。異世界から来た貴方と言葉が通じあってるのにも訳があるわ。自己紹介が終ったら説明しようかしらね。」


じゃあ、次は…と周りを見るリトスにユウが捕まった。

リトスがユウを指差し合図する。おずおずとユウが歩み出て自己紹介を始めた。


「うぅ…ちょっと緊張しますね…えぇっと私はユウ=ハイグレーンといいます。職業は学生、所属学園やクラスはリトスと同じです。お願いしますね、龍ヶ崎さん。」


ユウ=ハイグレーンーー金髪の少女で俺をスライムから助けてくれた子だ。

髪の色は窓から射す陽の光を反射しキラキラと光る混じりっけのない金髪を腰まで伸ばしている。

何より目を引くその左右で色違いの瞳は左が翠色、右が藍色。

リトスに比べると少々主張が少ない体つきをしている…身長はリトスと同じくらいで160くらいかな?

ほわほわしたオーラを放っていて物凄く優しそうな感じ。


「えぇっと、次は…」


ユウはリトスと同じように周りを見回し一人の少女を指差し、お願いしますねと告げた。


「名前は望月もちづきリリア。職業や所属はリトスと同じ。異世界から来た貴方には興味がある。よろしく。」


そう簡潔に済ませる少女ーー望月リリア。

髪の色は黒でおかっぱ程の長さのボブヘア。瞳の色も黒で、無表情。

暗いというか、教室の隅っこで本読んでそうでクラスに一人はいるよね位の印象だ。

先の二人に比べるとやや幼めで身長は150くらいだろう。


「はい、はい!次はボクがやるよ!名前は神奈月かんなづきクレア、所属はリトス達と一緒だよ!ボクもキミに興味あるんだぁ。異世界のこと色々聞きたいな!よろしくね!」


自主的に自己紹介を始める少女ーー神奈月クレア。

なるほど、ボクっ娘ですね。わかります。

オレンジ色の髪をショートにしていて、いかにも運動部の活発系女子!っ感じ。

瞳は澄んだ緑色をしている。

リトスと勝るとも劣らない程のスタイルをしてる。背もリトスより高く俺より少し下なくらいだ。


「じゃあ、僕が最後かな。名前はタクト=スカハート。所属は前の人達と同じだよ。異世界から来て色々大変だろうけど、仲良くやってこうね。」


優しく笑った唯一の少年ーータクト=スカハート。

明るめの茶髪に黒の瞳。ストレートに伸ばした髪とその口調から大人しめのイメージを受ける。

俺とはほぼ同じくらいの身長だ。

ユウと同じ優しそうだな、仲良くなれそうだ。


「じゃあ、締めをよろしく!」


リトスがこちらを見ながら俺を指名する。


「あー…名前はりゅうざき御影みかげ。職業は学生だった。所属は神奈川区横浜エリア学生兵育成高等学科の2年1組所属だった。何か知らんけど異世界に飛ばされたんでこっちの事はよくわからんから色々とよろしく頼む。」


最後に自己紹介を済ませる俺ーー龍ヶ崎御影。

髪の色、瞳の色は同色で、髪型はタクトと同じストレート。最後に測った身長は175位だったかな。


「よし!これで全員の自己紹介は終わったね。自己紹介も済ませたし、リリア達は武装解いてもいいわよ。」


「わかった。」

「はーい!」

「了解。」


そう言うと、各々持っていた武器が消えた。

え、すげぇ。どうやったんだ今の…魔法ってやつか?


「じゃあ、御影には私達といきなり言葉が通じたりした理由とかを説明しようかしら。」


再びリトス先生の異世界講座が始まった。

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