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『 前衛魔の歩む道 』  作者: きあら3
- 第壱章 Welcome! -
10/17

第九話 - 運が絡むのは仕方ない事 -


フシュウウウゥゥゥ…。


やがて、光は収まり気が付くと前の部屋の安全地帯に戻っていた。


さて…まずはステータスの確認だ。




--------------------------------------


『Winds』♂ Lv.7 称号『新参者』


【アクティブスキル】

『両手Lv5』『射撃Lv4』『炎魔Lv3』『氷魔Lv3』『雷魔Lv4』

『聖魔Lv3』『調薬Lv1』『合成Lv1』『無し 』『無し 』


【パッシブスキル】


『知力Lv3』『敏捷Lv2』


--------------------------------------




またレベルが上がった。それと同時に両手スキル、射撃スキルがレベルアップしている。


話は変わるけど、このスキルの無しっていうところが非常にもったいなく感じる。


スキルってどうやって覚えるんだろう…。今度、調べておこう。


次はさっき手に入ったアイテムの確認をしようかな。


まずは『銅鉱石』と『鉄鉱石』かな。




『銅鉱石』

金属の銅を含んだ鉱石。


『鉄鉱石』

金属の鉄を含んだ鉱石。




…それ以上でそれ以下でないみたいだ。間違いなく武器や防具の製造に使うのだろう。


僕はそういう生産スキルは持っていないのでおそらく店売りか鞄の中に眠ることになりそうだ。


次は期待の武器、『Mk14』だ。




『Mk14』ExTec 突撃銃 Rank.6 7.62NATO弾20発装填




EX(エクストラ)アイテム!?EXアイテムとは店やレシピで製作することができず、入手方法が敵のドロップしかないアイテムのことだ。


普通のアイテムと比べて、レアな代わりに性能が良いという特徴を持っている。


武器の性能としては、銃のくせにDexの必要パラメーターが低い代わりにStrが多く必要なようだ。


装填数は20発と並。でも、一番の特徴はライフル弾を使う為のダメージの大きさだと思う。銃は自身のステータスによる攻撃力の増加ができないので、中途半端な僕にとっては高威力な銃と相性がよい。


実はこの武器、僕のFPSでのかなりのお気に入りな武器だったりする。


すぐに装備に加える。ついでに完全装備にするために『PMマカロフ』から『サイレンサー』を、『MP5K』から『ラピッドファイア』を抜きとり、『M14』に装着させた。




【M14】ExTec 突撃銃 Rank.6 7.62NATO弾20発装填 連射速度上昇 消音射撃




一瞬にして、かなり贅沢な装備になった気がする。いつかスコープを取り付けてやりたい。


最後に期待の鑑定指輪アイテム、未鑑定カッパーリングだ。


どんな効果になるかわからないが、できるだけステータスブーストの効果のあるものがほしいなぁ…。




「そーれ!鑑定!」




『鑑定の書』を使って鑑定をする。


指輪からほのかな光が放たれ、やがて消えていく。鑑定結果は…?




【体力のカッパーリング】Mag 指輪 Rank.1 Life増加




(´・ω・`)




…さて、クエストもクリアできることだし帰りますか。


そう考え、僕は血の洞窟を後にした。




◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆




Area トリストラム王国




「帰ってきたどー!」




洞窟を出てから数十分後、拠点にやっとのことで帰還した。




「さて…クエストクリアしたらどうしようかな…。」




お金が無いし、お金稼ぎでもしてこようかな…?


生産スキルも育ててみたいしね。


今後の行動方針を考えながら道を歩いていると、サキからTellが届いた。




(お兄ちゃん!今何してるの?)


(ん?今は何もしてないぞ?)


(よかった!ちょうど私の友達が今一緒にいるんから紹介したいんだけど、来てくれない?)




ふむ…妹のリア友か…。知り合ってて損は無いかな。




(わかった。クエストクリアを報告したらすぐに行くよ。)


(お兄ちゃんクエストしてたの?もしかしてロザリオ?)


(そうそれ。サキ。8分であれを倒せるとか早すぎるでしょ。)


(そうかな。えへへ…。とりあえず、地図にマーキング送ってるから待ってるね。)


(わかった。できるだけ早くいくよ。)




それで妹からの念話は切れた。待たせるわけにもいかないし、早くいかないとな。


そう考え、僕は駆け足でクエストをクリアしに行った。




◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆



「あ…ありがとうございます!これが私のせめてもの気持ちです。受け取ってください!」




クエストをクリアするために『祝福されたロザリオ』を渡した。報酬なのか『未鑑定のカッパーリング』を渡された。




「いえいえ。ありがとうございます。」

「ですが…本当に助かりました。この御恩は忘れません。貴方に祝福があらんことを。」




そう言うとシスターは教会の中へ立ち去って行った。




「ふぅ…また未鑑定か。…鑑定するか。」




最後の『鑑定の書』を使用する。指輪は光に包まれ、性能が表示される。






【エナジー・カッパーリング】Mag 指輪 Rank.1 Mana増加





(´・ω・`´・ω・`´・ω・`)




結局この二つの指輪は店売りされましたとさ。


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