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クリスマスイブルマー!

作者: 栗野庫舞

クリスマス・イブまたはクリスマス・イヴは、12月24日の夜を意味するそうです。

 本日は、12月24日。クリスマス・イブ。


 男子高校生のあなたは放課後、同じクラスの女子に誘われて、校舎の裏に行った。


 ここにいるのは、あなた達だけだ。耳よりも下で髪を二つ結びにした、ちょっと気になる存在の女子が、あなたのすぐ前にいる。


 校舎裏という場所的に、あなたはある期待を抱いていた。


「……今日は特別な日だから、特別に、特別なものを見せてあげるね」


 特別を連呼する彼女。


 どうやら告白ではなさそうと思ったあなたは、少し落胆してしまう。


 しかしながら、彼女の動作によって、より緊迫感が上がった。


 女子は、紺色の制服スカートを両手で持った。大胆なことに、スカートをすごく上まで持っていく。


 太ももよりも上に、あなたの視線が向かう。


 おさげの女子は、黒いブルマを穿()いていた。


 下腹部を大きく覆う、黒一色のブルマだった。女子は一番上のゴム部分まで、あなたに(さら)している。


「見て見て、このブルマ。タグが端っこじゃなくて真ん中についてるんだー。めずらしいでしょ?」


 彼女は頬を染めながら、ブルマの上のほうにある、小さな白いタグに注目させる。


 下着ならリボンがついているような位置にあるタグは横長の長方形で、メーカーらしき英語の名称が書いてある。


 確かに、ブルマのタグの位置が中央なのはめずらしいだろう。


 それよりも。


 この時に目にした女子のたくし上げ姿が、すごくかわいらしく思えた。


 そんなあなたの気持ちは、彼女へと愛の告白をする原動力になった。


   =


 翌年、恋人になったおさげの女子は、二人っきりの校舎裏で、またあなたに向かってたくし上げをおこなう。


「じゃーん! あの時のめずらしいブルマだよ~」


 あなたは再び見せてもらえて、嬉しかった。


 だけれども、特別な日でもなんでもない日に見せられると、あの日の特別感が薄れてしまう。そんなことを彼女に指摘した。


「……だいじょうぶ。今日は下着穿()いてるけど、クリスマスイブのあの日は、ノーパンだったもん」


 あの日と同じブルマを見せつつも、そう秘密を告白した彼女に、あなたは興奮する。


 クリスマス・イブには知らなかった事実を聞かされたことにより、あなたの思い出はより強固なものになった。


                    (終わり)

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。


こんなブルマ作品やたくし上げ作品を色々と投稿しているので、良かったら他の作品もお読み下さい。

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