自分の部屋
広間の奥の扉から廊下に出た
この城の空間はどうなってるんだ?と思うくらい長い廊下を歩く
分かることと言えば、広間に行くまでの廊下とは内装が明らかに違うこと
装飾を見ながら歩いていると、ローザが止まった
前にはドアノブのない扉
よく見ると“Lui”と書かれている
「俺の名前...」
「この扉は“自分の主人”を覚えてる。その人の力を感知しないと開かない仕組みになってるんだ。私は別だけどね〜」
「その力があるからか?」
ローザは黙って頷いた
「私はこの城だったらどの部屋でも入れるよ」
と笑った
「ちなみに、名前は二千年前に書かれたもの。私達は転生しても同じ名前で生まれてくるんだ〜。開けてみなよ」
「ああ」
扉に触れると鍵の開く音がした
押してみると、扉は動き中に入れた
俺の部屋は中に入ると、壁に掛かっている剣に埋め尽くされた部屋
その奥にベッドなどが置いてある部屋があった
「俺の部屋...」
「今日からここで寝たらいいよ。客間は飽きたでしょ?」
この1ヶ月は別の棟にある客間で寝ていたため、移動の時間が面倒だった
だから、すごく嬉しい
「剣はこの中から4本選んでね」
と、ローザは短剣を見つめている
「4本なんて重過ぎて持って行けないだろ?」
「収納ベルトがあるから大丈夫〜」
まだ会ったことのない兄妹が発明したもので、4つの物が収納できるらしい
「はい。ルイの」
「ありがとう」
ローザからベルトを受け取り、ロングソードを1本入れる
「これも入れときなよ」
渡されたのは、さっきまでローザが見ていた短剣
言われるがままにベルトに収納する
残りの2つも適当に剣を入れ、準備は終わった




