今後
「は〜い、みんな揃った?」
ローザによって召集がかけられた。
みんななんで集められたのかも分かっていない。
「報告があります〜!今日、ルイの記憶が全部戻りました〜」
「「「「「⁉︎」」」」」
ローザに向けられていた視線が俺に向けられた。
「あ、戻りました...」
「それは置いといて〜皆さん、これからの話をしようか。リト!」
置いとかれるのは少し寂しい。
「まず、みんなの意思を確認したい。神に刃向かうか、刃向かわないか」
この答えで今後の行動が変わってくるだろう質問。
「私は「刃向かう」」
サラとレオンが同時に言った。
「理由は〜?」
「言い方は悪いが...人間に自由があって俺たちにないのは不公平だ」
ローザと同じことをレオンが言った。
「私も一緒」
サラも同じ考えらしい。
「他は〜?みんな同じ考えってことでいいの?」
みんなは黙って頷く。
「もし、また世界を滅ぼすことになっても?」
やはり世界を滅ぼすことになると考えると躊躇する。
当たり前だ、兄妹がまた揃う保証がない。
「関係ねぇな。1回経験してんだ2回目も変わんねぇよ。それにまだ“反抗期”の途中だろ?」
決着はきちんとつけなきゃな、とか言っているディックのせいで重たい空気が拍子抜けだ。
さすがとしか言いようがない。
ローザとバルド、レオンは爆笑。
「アハハ、ディッキー最高!はぁ...決まりってことでいいかな?」
さっきとは違い、みんな笑いながら頷いた。
「今後の方針は今まで通り残りの兄妹見つけることと、“エンゼルフォース”の捜索だね〜」
「そうと決まれば仕事だよー!」
待ってましたと言わんばかりにバルドの弾んだ声がホールに響いた。
「今回は少し遠い国からの依頼を選んでみましたー!」
バルドが世界地図を広げて1つの国を指差した。
「げ、」
行く先の発表の前にレオンが小さく悲鳴をあげる。
「海の国“ラメール”。セツとルイ、レオンの3人に行ってもらうよ」




