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ある国の秘密  作者: 藤咲 乃々
第5章
42/61

当日、朝

あれからカレンの話も聞けないまま1ヶ月が経過し、とうとうお披露目式がきた



脱走の日から家庭教師は普通に授業をしたが、俺が少し動いただけでもビクビクしていた


脅したのはカレンなのに、俺にまで怯えるようになってしまった

まあ、おかげで休憩時間ができたのだが...


という感じでなんとか授業を終えた



緊張なんてものは皆無で昨日の夜もぐっすりと寝た

今日も朝から日課の素振りをしている


「ルイ。みんなまだ起きてないけど、先にご飯食べちゃって」


「分かった」


サラがわざわざ外まで呼びに来たので、素振りをしていた木刀を下ろして2人でいつもの部屋へ行く



まだ誰も起きておらず、サラと静かな朝食

サラの料理は美味しくて、いくらでも食べられる


「サラっていつから料理してんの?」


「物心ついた頃にはしてたわ。元々父子家庭だったから」


サラは小さい頃から城にいたと聞いたから、元の家族の方が聞けて少し嬉しい


「そりゃ美味しい訳だ」

「ふふ、ありがとう。でも父さんのはもっと美味しいのよ」


サラの料理より美味しいだと⁉︎


「食べてみたいな...」


「今度案内するわ。あ、でもすぐに食べれるかもしれないわね」

「?」

言葉の意味が分からず首を傾げたが、お構いなしに笑っているサラ


その後、サラと話しながら朝食を終わらせ、食器を洗っているとみんなが揃って起きてきた


「お前ら遅すぎねぇ?」


「披露目式なんてこんなもんだろ」


「そんなこと言ってるけどディッキーは自分の時、寝坊して怒られたよね〜」

「おま、バラすんじゃねぇよ!」


結局、ローザがディックをいじるというお決まりのパターンになった


「俺達の出番は夕方だ。それまでは各自、自由時間。ルイは衣装の最終チェックしてからな」


ディック達を見事にスルーしてレオンが言った


「サラ、あそこ行くだろ?」

「そのつもりよ」


「ん、了解」


レオンはサラと何処かへ行くみたいだ

俺は...どうしよう...


「今日は城下が賑わってるから行ってみたら?バタバタしてて行ったことないでしょ」

悩んでいるとリトが提案してくれた


そういえば、城下はまだ見たことがない

探索するのもいいな...


「私とエマでリーシェ達の仕事先に行くけど、ルイも来る?」

「お、行く!」


あれから、リーシェとユーリは城下で仕事を見つけたと聞いた

久しぶりに顔を見たいし、カレンとエマに同行することが決まった



「集合は15時半、忘れんなよ。あと、ピアスして行け」

「「「はーい」」」


出番が16時半からなので1時間前には城に戻って着替えを済ませる予定だ


9時

自由時間、開始

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