アンジェ
昔々、神は1人の人間を作った
人間は知識、武術、芸術…全てに優れていた
その人間が世界を仕切るのは時間の問題だった
予想通り、世界を手にした人間は神にまで手を出そうとした
そこで神は人間の優れた力を14に分散させ、14人の男女に1つずつ与えた
そこで生まれたのが私達“アンジェ”
神は人間とアンジェを見分けるためにアンジェに特徴を作った
アンジェの髪を白金に染めた
人間の髪色の金や銀に紛れてもすぐに見つけられるように
次に、神はアンジェの顔を整えた
男には凛々しさを、女には美しさを与えた
アンジェを見飽きることがないように...
こうして、14人の兄妹となったアンジェ達はそれぞれ性格も能力も違い、神に刃向かうことはなかった
やっと神にも平穏が訪れた
だが、ある時
2人のアンジェが禁忌を犯した
2人は愛し合ってしまった...
神は激怒し、世界を一度滅ぼした
神はまた悩んだ
アンジェ達は人間よりも優れているもの同士
惹かれ合うのは当然
しかし、神はアンジェを失うことはできない
そこで神はアンジェ達を世界中に散りばめた
アンジェ達には良かったのか、悪かったのかはわからない
本当の平穏が神に訪れ、その平穏は今も続いている...




