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ある国の秘密  作者: 藤咲 乃々
第2章
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移動


あれからレオンとサラが話した様子はない


「仲直りしたのか?」

先頭を走るレオンの隣へ行き、聞いてみた


「ルイ、初めてなのにやるな」

話を逸らすレオン


「で、どうなんだよ」

「お前、今何歳?」

突然の質問


「17だけど...」

「俺とサラは22。お子様にはまだ難しい話だな」


子ども扱いしやがった


「まあ、頑張れよ」

大人の余裕を漂わす

「お子様に応援されたところで、なぁ?」

くそ腹立つ!


「性格悪いって言われねぇ?」

「いや、初めて言われた。もう着くぞ」


レーゼル家は思った以上に広かった

そう思っていたのは俺だけじゃないらしい



「結構広いな。二手に分かれるぞ。俺、サラ、セツは当主。ローザ、ディック、ルイはエマの捜さ「待った」」

レオンの作戦に待ったをかけたローザ


「なんだ?」


「重要なことを見落としてた。“ルイはエマの顔を知らない”それはエマも同じ。2人がすれ違う可能性がある」

言われてみれば、俺はエマの顔を知らない



「アンジェの特徴があるから分かるだろ?」

ディックがいい事を言った


「いや、ブリオスタの人間の髪色は私達に似ている人が多いんだ」



「仕方ない、エマの捜索はディックとローザで行ってくれ」

「「了解」」


サラとセツはパーティーを盛り上げる仕事がある

レオンはバルドに代わり、挨拶


俺は何も出来ない....


「お前のせいじゃない。元々、暗殺だけが今回の依頼だった。当主と次男の顔は覚えてるな?」

「ああ、覚えてる」


「それで十分だ」

レオンはフッと笑った


やっぱりレオンには敵わない


「報告はピアスでしろ。俺も挨拶が終わり次第、合流してエマを捜す」


「「「「「了解」」」」」


20:00

エマ救出・レーゼル家暗殺

開始

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