【登場人物紹介】その40-1
登場人物紹介 〈エデン〉所属
ゼフィルス 18歳 【救世之勇者】〈エデン〉所属
本作の主人公。〈エデン〉のギルドマスターであり、〈ダン活〉をこよなく愛するプレイヤーの一人だった。
今もリアルな〈ダン活〉をはしゃぎながらプレイ中。
第四十章でゼフィルスは、ついに最上級生が卒業してしまい悲しい。さらにはクイナダももうすぐ帰ってしまうからもっと悲しくなる。こうなったらクイナダに、そしてギルド〈エデン〉のメンバーたちに最高の思い出作りをするしかない! と思い至る。
「思い出作り? 〈SSランクギルドカップ〉で十分じゃない?」という誰かが言ったような言わなかったようなセリフを気付かずに踏み潰し、今日もゼフィルスは爆走する!
目指すは卒業式と同時に開かれた最上級ダンジョンの攻略! 入ダンではない、攻略なのだ……! それがクイナダへの思い出プレゼントであることを信じきっているゼフィルスが、自重さんをほっぽり出して1週間ほどでやり遂げてしまう!
最近学園で囁かれている〈エデン〉の1週間攻略だ!
これだけでも十分、むしろ百分、千分くらいの価値があるのに、「最上級ダンジョンの攻略だけじゃ足りないかな?」とゼフィルスが謎の気を利かせて、王族でも持ってないようなレジェンド装備の一式もプレゼントしてしまう。思い出もいいけど、物が残った方がもっといいよね!
もうね、学園は大変ですよ。
でも、ゼフィルスたちは全力で思い出作りをしてクイナダを見送れて、満足しているという。
ハンナ 18歳 【アルケミーマイスター】〈エデン〉所属〈生徒会・生産隊長〉
本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。
〈エデン〉では貴重な生産職。生産7人衆の1人。
以前魔石とポーションの大量納品で話題を呼んだことから〈魔薬錬金のハンナ〉と呼ばれている。
第四十章では、ついに最上級ダンジョンの素材が大量に送られてきたところで「やったー」と普通に喜んだ。それはそれは普通の「やったー」だったという。
しかし翌日にはモナたちが大量に集めてきたはずの素材の山は消えていた。
ハンナはやりきっていた顔をしていたという。ハンナの腕は全然普通じゃなかった。
また、ゼフィルスがちょっと悪い顔をしながら〈超幸運の世界樹薬〉なるレシピを渡してきたからもう大変。ハンナはその効果を見て、「へぇ、〈幸猫様〉の効果みたいなものを得られるんだ~、すごいね!」とこれまた普通に話しながら作ってしまった。たっくさん。
その数に、普段温和なリーナが「ひゃー!?」っと悲鳴を上げたらしい。
この薬がどう使われるかは、まだ分からない。
また、仲の良かったクイナダと別れることになってしゅんとするハンナ。でもそこまで凹んではいない。クイナダとは、また会える気がするからだ。
シエラ 18歳 【操聖の盾姫】〈エデン〉所属
伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。二つ名〈操盾〉。
入学ジョブ測定の時にゼフィルスと縁を持ち、その後再会して〈エデン〉に誘われた。
現在〈エデン〉のサブマスターとしてゼフィルスを支えている。
第四十章では、ゼフィルスがクイナダの思い出作りのために燃えていたが、特に問題無さそう、というか自分も思い出作りに参加したかったので概ねゼフィルスのやることに賛同した。
もちろん要所要所でゼフィルスが暴走しそうなときはシエラブレーキが発動。ゼフィルスをちゃんと正しい道に誘導できたらしい。
最上級ダンジョンの攻略くらい許容するシエラ。だいぶ感覚が麻痺してきているような気がしなくもないが、シエラはそれも含めてスルーすることにしたようだ。
ラナ 18歳 【大聖女】〈エデン〉所属
王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。
勇者と聖女が同世代に現れるなんてロマン。そんな理由からゼフィルスに突っかかり、自分が立ち上げる予定だったギルドに勇者を誘おうと画策するも、ゼフィルスの話術により撃沈し、ギルド〈エデン〉に加入する。
兄のユーリと喧嘩していたが、十六章で無事仲直りした。
第四十章では、最上級ダンジョンの攻略を始めたことでレベルキャップが解放され、ついに『大聖光の無限宝剣』にSPを振り始めて歓喜した。
最奥のレイドボスを倒したところですでにSPは5を振っており。その宝剣の数は40本。折り返しに突入したばかりで、この本数だ。
LV10になった時、いったいどれほどの本数になっているのか、今からとても楽しみにしているラナである。楽しみの対象が攻撃魔法なのはご愛嬌だ。
エステル 18歳 【戦車姫】〈エデン〉所属
騎士爵家令嬢で「騎士爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名〈槍戦姫〉。
ラナ王女の護衛として行動していた時にゼフィルスと出会い、そのままラナ王女ごとギルドに勧誘を受ける。
エステルを【姫騎士】にラナを【聖女】にするという無茶な条件であったがゼフィルスは見事成し遂げたため忠誠を誓い、ギルド〈エデン〉に加入した。
第四十章では、最上級ダンジョンの攻略という未知の攻略に対し少なからず緊張し、ラナや他のメンバーを何が何でもお守りすると〈戦艦・スターライト〉を身構えていたが、〈樹界〉ダンがどう見ても戦艦が出せる場所ではなくてちょっとピンチ。
結局普通に攻略した。
ただレイドボス戦では〈戦艦・スターライト〉の使用が少なからずできたため、しっかりラナを守ったようだ。
〈戦艦・スターライト〉を出せば自分がダメージを肩代わり出来る分、ラナを守りやすくなると踏んでいたエステルにはなかなか衝撃的なダンジョンだったが、慢心しない、気を引き締める切っ掛けになった様子だ。
カルア 18歳 【スターエージェント】〈エデン〉所属
傭兵団出身で猫の獣人、「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ。
二つ名は〈見晴らしの黒猫〉。現在〈戦闘課2年2組〉。
元々Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉に所属予定だったが、完全に勘違いしてゼフィルスに売り込みをかけて採用される。
現在〈エデン〉でもっとも素早い。
カレー大好き、食べるの大好き。また、カレーは飲み物だと勘違いしている。
カレーは食べ物だとゼフィルスに諭されたがまったく信じていない。
第四十章では、自分の速さが封じられる〈樹界ダン〉のフィールドにむむむとなった。
例の『罠突破』で突破不可能な罠は初めてで、ああも容易く足を掴まれてしまったことにちょっと膨れてたらしい。もちろんそんな可愛いカルアはリカによって癒し済みだ。癒されたのはリカかもしれないが。
現在は黒猫を先行させて罠の突破を試みて成功している。
リカ 18歳 【先陣の姫武将】〈エデン〉所属
侯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「侯爵」「姫」を持つ。二つ名は〈崩将〉。
ぬいぐるみが大好きで、ある日特大〈モチッコ〉モチモチぬいぐるみ(現在のモチちゃん)を購入しに行った所でゼフィルスと遭遇。なんやかんやあり〈エデン〉に誘われて了承した。
毎朝ギルドに寄り、モチちゃんを愛でるのを日課にしている。
第四十章では姉リンカが卒業し、〈攻略先生委員会〉に加入したことで、少し取り残されて寂しく思うリカだった。おかげで今週はカルアを撫でる回数が若干増えているのはカルアしか気が付いていない秘密である。
また、レイドボス戦ではなかなか先陣を切ることができずに難儀中。今はスタートダッシュを真っ先に切って敵陣に突っ込む練習中。
ケイシェリア 18歳 【エレメンタラーハイエルフ】〈エデン〉所属
とある森のエルフの里出身で、「人種」カテゴリー「エルフ」を持つ。
愛称はシェリア。二つ名は〈幼護のケイシェリア〉。
エステルの家とは古くからの交流があり、その縁で〈エデン〉に紹介された。
自分で「エルフ」加入条件を持ってくる猛者。
第四十章では、自分用としか思えない素敵な装備、〈妖精女王伝説シリーズ全集〉と〈伝説の妖精女王杖〉のレジェンドレシピがドロップしてちょっとそわそわ。
でもすぐには作れないと知るといつも通りルルの側にぴったりついて、その一挙手一投足を見逃さないと目を光らせた。つまりいつも通りだったもよう。
これはレジェンド装備を急いで作ってあげてもリアクションが足りないと、ゼフィルスはクイナダの思い出作りの方を優先する模様だ。
ルル ◯8歳 【プリンセスヒーロー】〈エデン〉所属
子爵家令嬢で「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名は〈無双の幼聖〉。
シエラと幼馴染であり、心配したシエラが自分の目の届くところに居てもらおうとルルを〈エデン〉に紹介した。
面接を寝ながら受けて合格した猛者(?)。自称ぬいぐるみ愛好家。独自の愛でルールを持つ。
また、ぬいぐるみをプレゼントされると知らない人でもホイホイ付いていくことが判明。シェリアから厳重に注意された。
第四十章では、最上級ダンジョンの攻略を始めるということで、「みんなを守るのはこのヒーロールルなのです!」と気合いを入れた。
〈ネファイブ〉戦ではゼフィルスに続き〈戦艦・スターライト〉からダイブするなど、さすがのヒーローっぷりを見せて大活躍した。
シズ 18歳 【戦場冥王】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナ付きのメイドだったが【戦場メイド】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛冥土〉。
ラナ大好きであるが、エステルとは違いちゃんと自重している。
ゼフィルスがラナと親しすぎるとちょっと威圧を放ったりする。
第四十章では、早速〈最強アイスティー〉なるレシピが手に入ったため、毎日のように作ってはみんなに配った。もはや最上級ダンジョンの攻略には欠かせないものになりつつあり、シズとしてもとても誇らしげにしている。
パメラ 18歳 【ナンバーワン・くノ一】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナの隠れた陰の護衛だったが、無事【女忍者】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛NINJA〉。
第四十章では、探索にもボス戦にも分身が超有用。六段階目ツリーで生えた『忍法・一体分身の術』が、道中のフィールド探索からボス戦の威力偵察。果てはエンカウントの釣りまでこなす万能スキルに化けていた。
今ではパメラの分身が何かに追いかけられていることを見る機会が増えて、パメラを労るメンバーも増えたとか。なお労られているのは分身ではなく本体である。
ヘカテリーナ 18歳 【姫総帥】〈エデン〉所属
公爵家令嬢で「公爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉に所属。
【大尉】に就いてしまいお先真っ暗なとき、〈エデン〉からスカウトを受け、なんやかんやあって【姫軍師】に転職して〈エデン〉に加わった。二つ名〈竜軍〉。
交渉ごとなどが得意。ゼフィルスの右腕ポジション。
第四十章では、ダンジョン指揮をカイリと二人三脚でこなす重要ポジションに就いた。
最初の頃はゼフィルスの指示などを聞き、最上級ダンジョンの攻略法をスポンジのように吸収しまくって、ようやくゼフィルス抜きでも指揮が執れるようになったものの、毎回のように新しいことが発見されていく新ダンジョンには苦労した。
だがその甲斐あり、実に充実した仕事ができたと喜んでいる。
メルト 18歳 【賢王】〈エデン〉所属
伯爵家子息で「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。二つ名は〈小さな賢王様〉。
短めの銀髪。背は小さくマリー先輩と同い年に見えるほどとゼフィルスは評価した。
顔は凜々しくイケメンで知的な印象を与えている。胸ポケットには「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を差している。
元々Bランクギルド〈金色ビースト〉に在籍していたが、上級生のとんでもないやらかしのとばっちりを受けそうだったため脱退を決意。ミサトの紹介で〈エデン〉へ加入することにした。
第四十章では、〈エデン〉の頭脳担当として様々な打ち合わせに参加し方針決定に力添えし、最上級ダンジョンの攻略に大きく貢献した。
1班というゼフィルス班に配属されたことで力を入れ、クイナダの思い出作りにも協力。最上級ダンジョンのボス戦も数多くこなした。頑張った。
なお、重力を操るメルトの攻撃も、レイドボス相手では〈六ツリ〉を使ってすら数秒の足止めが限界で、微妙に顔が引きつっているのは秘密。
さっさとレベルを上げて強くなりたいと気が急いている様子だ。
ミサト 18歳 【色欲】〈エデン〉所属
とある伯爵家と懇意にしている部族出身。カテゴリー「兎人」「獣人」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉に所属する将来有望な少女。二つ名は〈癒反〉。
【セージ】という非常にレアな職業に就いてしまったためにゴタゴタに巻き込まれ一時〈天下一大星〉に身を寄せるも脱退。また大きな火種になってしまい〈エデン〉に一時加入してこれを収めた。
しかし、その時の言質で外堀を完全に埋められ〈エデン〉に加入することに。
第四十章では、1班のゼフィルスチームのヒーラーに配属されてちょっと大変。
でもタンクのトモヨは自分で回復もできるし、メルトもゼフィルスも自己回復できる。あれ? 自分の役目ってヒーラーだっけ? とちょっと疑問に思いながらも――デバッファー多めで活躍した! やっぱりヒーラーと、ちょっと役割が違うよ! なお、これが最近の〈エデン〉の普通である。
アイギス 19歳 【竜騎姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属できた騎士系女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリー。
元〈ホワイトセイバー〉のメンバーで、ずっと下部で燻っていたが、腕は悪くないとダイアスに連れられて〈エデン〉に紹介され、【竜騎姫】に就くのが夢と語ったところ採用される。二つ名は〈竜騎姫〉。
【ナイト】をカンストまで育てていたが、未練は無く喜んで〈転職〉に応じ、無事【姫騎士】に就いた。
第十九章で初めてパートナーである竜、ゼニスと出会い、念願の【竜騎姫】へ。
第四十章では、ついに最上級ダンジョンに突入! しかし、なんと突入したダンジョンが飛行系に特効を持つ樹系モンスターとフィールドのダンジョンだった!
何度も飛行特効で叩き落とされそうになり、【竜騎姫】の力が満足に出せないもどかしさを抱いていたものの、レイドボス戦では遺憾なく飛行できたので高火力でぶっ飛ばして満足している。
最近はゼニスに地面を歩かせながらの戦闘も練習中。
ノエル 18歳 【声聖の歌姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉所属のアイドル女子。「男爵」「姫」のカテゴリー。
ゼフィルスが最初に出会った天然の〈姫職〉。二つ名は普通に〈歌姫〉。
ラクリッテとはいつも一緒にいるほど仲良し。緊張するときラクリッテを見れば落ち着くと漏らしていたとか。
昇格試験では精一杯の援護と攻撃をこなし、仲間への貢献が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第四十章では、レイドボスに必要なのは歌うバッファーだと言わんばかりに大きく貢献した。
常にバフを切らさず基本〈六ツリ〉をスキル回ししているため非常に強力。高いハンディの守護型ボス戦でも必ずと言っていいほどメンバーに選ばれた。
また、料理バフと重複するために非常に強力で、もはや最上級ダンジョンの攻略には不可欠な人物となっている。
ラクリッテ 18歳 【ラクシル・ファントム】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「狸人」「獣人」のカテゴリー。二つ名〈幻盾〉。
〈エデン〉待望の盾職。期待を寄せられすぎて「あわわわ」するしかないラクリッテ。いつまでたってもド緊張するクセが抜けないのが悩み。
昇格試験ではあまり活躍出来なかったが、ダンジョンでの活躍が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第四十章では、タンクとしてレイドボス戦で大きく貢献した。
レイドボス・連型戦では、4人のタンクで受けないといけないところ、『ミラージュ大狸様×4』により全ての攻撃を逸らしたり、ユニークスキルで飛んでいるフェアリーたちを制御不能に陥らせたりとかなりの活躍。特に攻撃を引きつけられるドロー系を多用できるため、多くの攻撃からギルドメンバーを守った。
ラクリッテのスキルはこういう大勢の相手と戦う時にこそ本領を発揮する。
レグラム 18歳 【ウラヌス】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「男爵」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈雷閃〉。
以前職業発現で悩んでいたところでゼフィルスにヒントをもらったことがあり、それもあって男子最高レベルの職業、【花形彦】に就くことができたと恩に感じている。恩を返すために〈アークアルカディア〉に加入したと言ってもいい。
とんでもないレベルのイケメンで顔がかっこよく、昔からよく女性に言い寄られていた関係で女性をあまり気にしない。でも幼馴染で婚約者のオリヒメだけは別。
昇格試験では司令塔となり、冷静に仲間を引っ張り、作戦にて〈エデン〉を大きく揺さぶったことなどが大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第四十章では、素早く、そして空を駆けることのできるレグラムはレイドボス戦でも重宝された。〈フェアリークイーン〉戦では幹部をマークしつつも何体も屠り、〈ネファイブ〉相手では弱点である巨大花へ大ダメージを与えた。特に〈ネファイブ〉は飛行特効持ちではあるものの、レグラムのそれは空を駆けているだけで厳密には飛んでいるわけではないため飛行特効は刺さらず、故に大きな活躍で貢献した。
シャロン 18歳 【難攻不落の姫城主】 〈エデン〉所属 第667話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する「伯爵」「姫」のカテゴリー。
二つ名は〈無情の城塞〉。
「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を肩に着け、パッツン前髪に薄紫系のボブヘアーと赤系の瞳をして明るい雰囲気を持つ女子。男子との距離が近く、胸が大きいため勘違いさせやすい系女子でもある。
ミサトと知り合い、ミサト経由でメルトを紹介してもらい仲良くなった。その後は親身に〈転職制度〉を勧めてくれたり相談に乗ってくれたりして仲を十分深めたところでゼフィルス登場。とどめを刺した。
無事【姫城主】に就いたシャロンはメルトに大きな恩を抱いている様子。
第四十章では、ヴァンと協力して大きな城を建て、たとえレイドボスが相手でも崩れない安全地帯を構築して大きく貢献した。
ヴァンだけでは崩されてしまう城でもシャロンと組めば難攻不落。魔法使いや防御力に難のあるアタッカーの避難場所として大きく貢献した。
ただフェアリーのような連型が相手では城に入ってきてしまうのが困りものだった様子だ。
サチ・エミ・ユウカ 18歳 【神装剣士】【神装本士】【神装弓士】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属するノーカテゴリーの仲良し3人娘。
3人とも【魔装】系の職業に就いたため意気投合。今ではいつも一緒にいるようになっている。最近の二つ名は〈神装シスターズ〉。
以前までノエル、ラクリッテとパーティ〈お姫様になりたい〉を組んで勇者ファンでもトップのパーティとして一部で知られていた。
勇者ファンとしてはゼフィルスは推しだが、どちらかというとアイドルを相手にしている感覚に近い。本当の意味でただのファン。
第四十章では、エミとユウカが〈神〉カテゴリーのレジェンドレシピを手に入れた。
エミは〈神杖本〉、ユウカは〈神樹弓〉のレシピだ。なおサチの〈神剣〉系はまだまだ先なため2人がお先に装備変更となるだろう。
サチは「裏切り者ー」と叫んだが、致し方無しである。
なお、3人の友情にはヒビも亀裂も入ってないので安心してほしい。
トモヨ 18歳 【ガブリエル】〈エデン〉所属 第570話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属するノーカテゴリー女子だったが、今は「天使」。
肩に掛かるピンク系の髪に青緑系の瞳を持ち、レザー系に金属パーツを加えた鎧を着て、両手には大盾を一つずつ装備している女子。また胸部装甲はシズを越え、エステルに並ぶほど。二つ名は〈盾天使〉になった模様。
掲示板の元盾士2年生。現在は盾天使2年生。
勇者ファンであり、勇者の講義第一期生として育成論に参加し急成長した一人。
第二回大面接でとうとう〈アークアルカディア〉の加入に合格した猛者。
第二十八章では、自分の限界を感じみんなに追いつくために【天使】職に〈下級転職〉をした。
第三十一章では、ついに五段階目ツリーに戻ってきた!
第四十章では、1班ゼフィルスのパーティのタンクとして採用された。
受けタンクと避けタンクと回復も可能というスペシャルスペックのタンク故に、探索からボス戦まで何でもござれ、普通タンクは空は飛べないし足も遅いけれど、トモヨなら空は飛べるし、故に速度もそこそこ出る。
結果1班は一番多くボスと戦ったのにもかかわらず、戦闘不能者ゼロ。
フォレスト系ボスが多かったので飛行特効持ちとの戦闘には苦労したものの、無事にパーティを守り切った。
カタリナ 18歳 【方舟姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
美しい黒髪を背中まで流し、白のドレス風装備を着こなす少女。
お嬢様気質で自分の好きなことに一途。他のことが目に入らないとも言う。少し天然。最近はゼフィルスの前では猫を被っているが、被り切れていないときもある。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。二つ名は〈箱船〉。
第四十章では、活躍の機会と同時にゼフィルスへのお近づきの機会も窺い、結界に頭をぶつけてしまい心配してもらったところにつけ込んで介抱されたりした。
なお、介抱を1時間延長を要求するもロゼッタに却下されて連れて行かれてしまった。もちろんゼフィルスはカタリナの裏の本性には気付いていない。
フラーミナ 18歳 【傲慢】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」のカテゴリーを持つ。
二つ名は〈最後のフラーミナ〉。
肩に掛かる青髪を後ろに纏め、やや垂れた感じの犬耳を持ち、オレンジ系の軽装、学生服に近い装備を着ていてセーターのような上に短いミニスカート、そして白とオレンジの大きなマントを装備している少女。
ちょっとお嬢様気質のロゼッタとカタリナの面倒見役でしっかり者。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はフラウ。
第四十章では、レイドボスやハンディありのボスとの戦いで、テイムモンスターが割と呆気なくやられることもあるので神経を集中させて操った。
また、ウーちゃん、ルーちゃん、フーちゃんのウールーフートリオは〈バトルウルフ(最終形態)〉との戦いを経て、ついに最終進化形態への進化条件を満たした。
ロゼッタ 18歳 【天守護の騎士姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
赤髪をサイドテールドリルヘアーにし、白銀を基調とした騎士鎧を着て大盾と長剣を装備した女子。
エステルやアイギスと同じく生真面目口調で、最近色々発育が著しくトモヨに匹敵しそうだとか。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はロゼ。二つ名は〈列車姫〉。
第四十章では、最上級ダンジョン入ダンで、また〈乗り物〉をたくさん使うのだろうと〈ブオール〉を磨いていたが、なんと〈樹界ダン〉は1層に5階も階層のあるダンジョンだったことで〈ブオール〉が思うように使えなくて撃沈した。
また、カタリナがいつになく暴走気味だったため、本性が表に出そうなときは回収して落ち着かせたりと、別の意味で少しハラハラしていた様子だ。
オリヒメ 18歳 【ネプチューン】〈エデン〉所属 第477話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
レグラムの婚約者。二つ名は〈嫁げ姫のオリヒメ〉。
ちょっとお茶目な性格。レグラムへの愛なら誰にも負けないと思っている。
ただ、ライバルは多いので、自分磨きに余念が無く、積極的にレグラムとの愛を深め、常に周りを牽制している。
また自分だけではなく、他人の恋愛も大好き。恋愛の知識も豊富。
ミサトやリーナからは密かに恋愛マスターの名で呼ばれている。
第四十章では、バッファーとデバッファーが充実しているため、オリヒメは主に純ヒーラーとして大きく貢献した。
なぜか〈エデン〉のヒーラーは、回復以外で貢献することが凄まじく多い中、オリヒメはとてもヒーラーらしかったという。まあバッファーもデバッファーもする必要がないくらい優秀なメンバーがいたのでヒーラーしかやることが無かったとも言う。なお、もちろんレグラムが大技を使う際はオリヒメも一緒になってぶっ放した。
エリサ ◯0歳(?) 【睡魔女王】〈エデン〉所属 第638話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「悪魔」のカテゴリーを持つ。
フィナリナの双子の姉。二つ名は〈眠り姫〉に決定。なお眠らせる方である。
当初【ロリータ】に就いていたため18歳にも関わらず見た目が10歳くらいと幼く、危機感を抱いて〈エデン〉の大面接を受けた。
もうなんでも良いからゼフィルスにお任せという判断が功を奏し、〈天魔のぬいぐるみ〉を使わせてもらえる人物を探していたゼフィルスの目に留まり見事に採用された。その後、妹フィナの口車に乗って「悪魔」系統の職業【ナイトメア】に〈転職〉、本人はこれで「ナイスバディは確定ね!」と思っているが、そこまで成長するのかは神のみぞ知る。
元々金髪碧眼10歳ロリという天使と見間違うような見た目だったが、これからは「悪魔」系統の先駆者になるべく形から入り、〈天魔のぬいぐるみ〉の悪魔っ娘を参考に髪色を紫系に染め、瞳には赤系のカラコンを付け、背中にコウモリの羽を装備したスタイルに変身している。
第四十章では、隙あらばゼフィルスに抱きつこうと窺い、なにかあればゼフィルスと寸劇まがいなことをして印象に残ろうと画策した。ゼフィルスがこういうノリが好きだと、すでにエリサは見切っている。だがそんなエリサをことごとくフィナが沈めてしまうため未だに良いところになる前に終わっている。
今度はフィナちゃんが居ないところで……! となにやら画策中だが、上手くいくかは分からない。
最上級ダンジョンでは、道中はともかく、レイドボス・連型戦では辛酸を舐めた。今まで眷属が多かったら全てを〈良い夢をごちそう様〉戦法で一掃出来たが、レイドボス・連型は全てがボス。当然のように〈即死〉は効かず、ボス戦の間、エリサは純ヒーラーになるしかなかったのだった。
フィナリナ ◯0歳(?) 【ミカエル】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「天使」のカテゴリーを持つ。エリサの双子の妹。二つ名は〈妹天使〉。
見た目は姉と瓜二つだが目が若干半目でテンションがやや低いので正面からなら見分けることができた。しかしエリサが悪魔に変身しているために今はどこから見ても判別可能。
エリサとしっかりとした話し合いで「天使」系統を勝ち取り無事【アークエンジェル】に〈転職〉した。
エリサとは違い何もイメチェンしていないにもかかわらず〈天魔のぬいぐるみ〉の天使に見た目がそっくり。エリサと抱き合えば〈天魔のぬいぐるみ〉と瓜二つでルルを勘違いさせ虜にした。
性格は温厚に見せかけて積極的、ゼフィルスには〈エデン〉へ採用してくれたことと〈天魔のぬいぐるみ〉を使ってくれたことで、とても恩を感じている。
第四十章では、エリサが邪な気配を発する度にブレーキ役として活躍(?)。なお、身代わりになることもしばしば。ゼフィルスはこういうのも好きだと見抜いているのだ。さすがは双子姉妹。ゼフィルスの趣味をよく分かっている。
でも、どうせならエリサよりも自分を可愛がってほしいフィナである。
最上級ダンジョンでは、飛行もできる万能職業なのが幸いし、様々なところで大活躍していた。
セレスタン 18歳 【闘神執事】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「男」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈微笑みのセレスタン〉。
ある筋から大物さんが〈エデン〉に介入するため(?)、勇者ゼフィルスの下に就けるために送り込んだ。しかし、職務に忠実なので特に不満はない模様。
下部組織のギルドマスターが出来る人材がいないため、セレスタンがその枠に収まることとなる。
その後ダンジョンで当たった〈城掘突貫ドリル〉が大きな転機を生み〈エデン〉に返り咲いた。
第四十章では、早速〈最強アイスティー〉のレシピを手に入れたことでシズとセレスタンの料理アイテム無双で最上級ダンジョン攻略に大きく貢献した。
また、〈SSランクギルドカップ〉の後夜祭ではゼフィルスと学園長の橋渡し役も務め上げ、就活イベントの成功にも貢献した。
ニーコ 18歳 【トレジャーハンター】〈アークアルカディア〉所属
〈支援課2年1組〉所属のノーカテゴリーの研究者。
元々研究所にて学生研究員として所属していたが、〈エデン〉のミサトのスカウトと、ミストン所長の推薦もあり、また自由にアイテムを研究させてくれるという契約に引かれて〈エデン〉の下部組織に加入した。
思ったよりハードなギルドで、体力が続かないことが悩み。なお、体力を付けることには反対している。
宝箱を見るとたまに暴走する。
第四十章では、休日終了。
しかし、入るのは未だ誰も見たことの無い最上級ダンジョンのドロップたち!
研究所職員が暴走するような品の数々を真っ先に入手、調べることができるとあってニーコのテンションは高い。
とりあえず、今のところは休日よりも最上級ダンジョンドロップへの探究心の方が勝っている状態だ。突然フッと我に返らないことを願うばかりである。
アルル 18歳 【神炎の鍛冶王】〈アークアルカディア〉所属
〈鍛冶課2年1組〉に在籍している「ドワーフ」のカテゴリーを持つ。
〈アークアルカディア〉で唯一の鍛冶職。
見た目小さな少女ドワーフでマリー先輩と同郷なため独特ななまり口調をしている。主に炎が大好きで、炎を使った生産が得意。料理も得意でハンナとは生産仲間という事もあって意気投合した。
元々不動のCランクギルドと呼ばれた〈ドワーフの集い〉に在籍していたが、髭校生が趣味じゃなかったのと、上級職への〈上級転職〉を報酬にスカウトされたことで移籍した。
第四十章では、ついに〈エデン〉が最上級ダンジョンに到着! いきなりとんでもない様々な装備レシピや素材を入手してきてもう大変。
さらにはレジェンド色に輝くヤベェレシピだ。最初作ろうとしたとき、アルルでも失敗した。久しぶりの失敗に逆に燃え、絶対に作ってやら! と意気込み、まずは最上級ダンジョンの〈木箱〉産レシピから慣らすことから開始した! 最終的にはクイナダの装備を作り、大成功させたことで満足している。
カイリ 18歳 【ダンジョンインストラクター】〈エデン〉所属
〈支援課2年1組〉に所属するノーカテゴリーの探索者。
スポーツ少女で走るのが好き。髪も短く日焼け姿でスラリとした足を持つ陸上系女子だ。高位職にも関わらず、元々Eランクギルドの〈アドベンチャーズ〉という弱小ギルドにいたが、ミサトのスカウトを受けてコロッと簡単に〈アークアルカディア〉に移籍した。第二十四章からは〈エデン〉に昇格している。
第四十章では、新しいカイリ専用装備が贈られた! その名も〈超ボス探知アンテナ〉と〈神樹ボーガン〉!
〈超ボス探知アンテナ〉は最初ラメの入った受信するとピカッと光るアンテナで、まさか自分がこれを装備するのかと震えていたが、今は受信するとビンッと立つアホ毛になっている。なんでこうなったかは不明。ちなみにカイリはそこそこ気に入っていたりする。〈神樹ボーガン〉の方は現在制作中。
ラウ 19歳 【獣王】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉に所属したが、上を目指すために脱退し、新たに〈新学年〉の高位職のみでギルドを結成した。他の獣王と区別するため〈エデンの獣王〉と呼ばれている。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第四十章では、その【獣王】の能力を活かしリカよりも早く先陣を切ってレイドボスへアタックを仕掛け、崩すことを得意とした。
火力もさることながら足も速いため、当たらなければどうということはないを地で行き、数多くのフェアリーや幹部級を倒しまくった。突っ込んで大暴れするには、【獣王】とレイドボス・連型は相性がいいっぽい。
ルドベキア 19歳 【先駆の時兎】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「兎人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉メンバーで、ラウと共に脱退した1人。愛称はルキア。
黒色の長い髪に金色に近い瞳を持ち白系の和服をベースにした民族衣装っぽいものを着ている。ラウとは仲が良いが友達止まりの模様。二つ名は〈混走〉。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第四十章では、移動速度や素早さ系のデバフ担当として大きく貢献。
レイドボスでも【先駆の時兎】の『タイムストップ』や『クロノス』では止めることができるため、かなりのピンチでもリカバリーが可能だ。実際、本当に戦闘不能者が出そうな場面があったが、ルキアの『タイムストップ』でその窮地も脱していたりする。
ヴィレルノーア 17歳 【革命姫帝王】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
学園長の末の孫娘。「公爵」「姫」のカテゴリーを持つ。愛称はノーア。
〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪碧眼。背中に流した髪は先の方がやや巻いており、頭の後ろやや下に大きな赤いリボンを付けている。とある部分は今まで学年、上級生を合わせてもトップに君臨していたエステルに並ぶほど。むしろ去年のエステルを抜いているまである。
好奇心旺盛。現在は落ち着いてきたらしいが、昔はかなり活発で、特に斧や大剣などの長物を振り回すのが大好きだった。今でも長物を見るのは好きであり趣味でもある。
学園長の切望空しく前衛職の〈姫職〉、【革命姫】に就いて〈エデン〉へ加入した。
第四十章では、レジェンドレシピを革命できるために守護型ボス相手には引っ張りだこになった。逆にレイドボス相手では革命しても意味がないのでちょっと不満なご様子。とはいえ持ち前の気持ちの良い性格で狩らーん狩らーんしながらボスの撃破に大きく貢献。レイドボス相手でも自分が一瞬狙われるスキルを使ってカウンターを取りに行くためクラリスが何度悲鳴を上げたか分からない。
クラリス 17歳 【操千の剣姫】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
〈秩序風紀委員会〉の元ギルドマスターメシリアの妹。クリーム色の髪をサイドテールにまとめているのはお姉ちゃんのマネ。
男装が似合うほどスラッとしていていつも長ズボンを着用している。
ノーアとは幼馴染であり従者であり護衛でもある。
危険なことに首を突っ込もうとするノーアを制御するのにいつも四苦八苦している。ノーアが〈エデン〉に加入するということで一緒に加入させてもらった。
第四十章では、今回は誰も入ったことのない未踏の最上級ダンジョンだというのに、やっぱり突っ走ろうとするノーアを止めんと頑張った。すでにギルドでは見慣れた光景になりつつあり、コントのようになっていたりもする。
最近になり、ノーアはやっぱり脳筋様なのでは? とちょっと疑っているのは秘密。
サーシャ 17歳 【氷帝姫】 第1144話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
腰まである桃色系の髪をウェーブにし、髪の色より少し赤に寄った瞳を持つお嬢様という姿。
シャロンの友達にしてツッコミの名手(?)。背が小さく「ですの」という語尾も相まって少し幼く見える。
代々〈氷属性〉の職業を輩出してきた名家の出身。
ノリがマリー先輩に似ているという理由でゼフィルスが即加入を決めた。
第四十章では、最上級ダンジョンの道中では氷のフィールドを作って罠ごとすりつぶし、エンカウント中に罠が発動するのを防いだり「クイナダ先輩が帰ると私たちのツッコミの負担が増えるですの!」と帰らないようにクイナダに迫ったりしたらしい。よほどツッコミ役不足が心配な様子だ。
ヴァン 17歳 【一国一城の主】 第1145話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。二つ名は〈二城主〉。
メルトの幼馴染にしてかなりの初心、だったが。メルトに鍛えられある程度改善。否、何が原因かハッキリさせた。結果ヴァンは女性がある程度大きいと初心な反応を示すと判明した。
なお、タンクとしての腕は確からしい。
第四十章では、結構大活躍。レイドボス戦ではヴァンの城という避難所は非常に優秀で、シャロンと共に全体攻撃を防ぎ、アタッカーを守った。
おそらく今回の攻略で、アタッカーとヒーラーを一番守ったタンク。
〈フェアリークイーン〉戦では〈魔法使いの箒杖〉で空を飛び、飛行タンクとしても活躍した。
カグヤ 17歳 【神使の巫女狐】 第1146話・正式登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
白い髪に赤系の瞳、髪は背中に流され、頭の上にはリボンでちょこっとだけ髪を結んでアクセントになっている。
〈エデン店〉の未覚醒職員を纏めていた元リーダー。明るいムードメーカー。
リーダーだったためゼフィルスとの接点がとても多く、ヒーラーである【巫女狐】に就くと宣言したためゼフィルスから注目されていた。
覚職するまでゼフィルスから何もお声が掛からなかったため密かに凹んでいたが、その後無事にお声が掛かって〈エデン〉へ加入した。
第四十章では、サーシャと同様、クイナダの帰還が迫り、ツッコミ役不足の深刻化に危機感を抱いている。
最上級ダンジョン〈樹界ダン〉攻略では2班のシエラチームのヒーラーを務めた。
2班は結構重要な戦闘に抜擢されることも多く、ボスのレアドロップ上昇も含めカグヤも大きく活躍した。
キキョウ 17歳 【嫉妬】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」のカテゴリーを持つロリっ子。〈戦闘課1年1組〉所属。
つやつやのサラサラな藍色の長い髪に青い瞳、耳の内側は白い毛がもふもふしている。和服が似合いそうなロリ狐人の女の子。
アリスが大好き。警戒心がとても強く、アリスに近づく男には容赦なく怪しい人認定する。
入学の際案内してくれたハンナのことをとても慕っている。
アリスを助けてもらい、ゼルレカの兄の勧めもあって安心して〈エデン〉へと加入した。二つ名は〈禁封〉。
第四十章では、〈樹界ダン〉の攻略でアリスやゼルレカの居る7班でタンクを担当。初見のボスが超大技を繰り出そうとしても禁止してしまえば怖くない!
とはいえレイドボス戦では割とそういう奥の手を使わなくても勝てたので〈エデン〉強し。
ただ、ゼルレカはともかく、こんな前人未踏のとんでもないダンジョンにアリスを連れてきてしまいとても心配。少し過保護気味になっていたりする。
アリス ◯7歳 【雷神姫】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「子爵」「姫」カテゴリーの幼女。〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪青眼、三つ編みの幼女。性格も幼女、話し方も幼女タイプ。
学園祭で危ないところを2回も救われ、ゼフィルスのことを良い人認定した。
子爵家の伝家の宝刀、「お兄ちゃん」呼びを発動し、ゼフィルスの心にダイレクトアタックしている。
もちろん進んで屈したゼフィルスによって〈エデン〉へ加入した。
第四十章では、最上級ダンジョンについに入ダン!
他の人たちが緊張を滲ませ、学園が驚愕し、学生たちがハラハラドキドキ見送る中、アリス本人はピクニックに行くくらいの気持ちで突入していた。
おかげで危なそうなところにも進んでアタックを仕掛けようとするためキキョウとゼルレカは大変だったようである。
アルテ 17歳 【聖乗の姫騎士】 第1206話・初登場〈エデン〉所属
「騎士爵」「姫」カテゴリーのナイト。〈戦闘課1年1組〉所属。
アイギスの妹で同じく白に近い銀髪系の長い髪を一部三つ編みカチューシャにしてリボンで留めている女の子、瞳の色もアイギスと同じ青系でアイギスにかなり似ているが背がだいぶ小さい。
学園に来る途中、道が土砂崩れで分断され大きく迂回したため入学式に出られず遅れて到着した。到着してもなぜか〈エデン〉に近づけずだいぶ焦ったものの、なんとかアイギスとの連絡に成功。そのままゼフィルスに紹介されてトントン拍子に〈エデン〉へ加入した。第三十五章で〈竜〉を手に入れ、アイギスと共に〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになる。個人の二つ名は〈聖騎姫〉。
第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈戦車鳥ピュイチ〉だったヒナは最終進化系である〈戦車特級鳥・アサルテッドピュイチ〉に進化した。
第四十章では縁の下の力持ち。〈樹界ダン〉を縦横無尽に駆け、5階ある階層もなんのそのと駆けるヒナに乗るアルテは、サポート班である10班の運搬役を務めた。
要は階層門までの進路を確保したらヒナに10班を乗せ、階層門まで突っ走る係だ。さらにカイリのインビジブル系のスキル効果も加わり、事故無しで運搬を務めきった。
ハイシュミネ 17歳 【世界樹の番人】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「エルフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
愛称はシュミネ。〈エデン〉ギルドメンバーからは全員愛称で呼ばれている。
髪はシェリアに近い黄緑色で後ろに1本結んで背中まで流されており、髪と同色の瞳を持っている。二つ名は〈保母さん〉。
ナキキとミジュの面倒見役。元〈エデン店〉の従業員の1人だった。
ゼフィルスのことをとても尊敬している。器の大きな人だと思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第四十章では、それまで使うまでもなかったユニークスキルを解禁。
レイドボスが状態異常攻撃を連発するため『ハイエルフの楽園LV10』が大いに役立った。
30.5層や60.5層のレイドボスで最も活躍した人物の1人。特に〈ネファイブ〉の〈即死〉は恐ろしく、マシロではまだ完璧に『無効』まではできなかったため、『無効』できるシュミネは大変重宝された。
ナキキ 17歳 【破壊王】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「ドワーフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。二つ名は〈破壊ちゃん〉。
髪は赤毛混じりの茶髪で、三つ編みを二つ、背中まで垂らしているロリだ。身長はアルルより若干低い。語尾に「っす」をつけているのは職業柄。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、親元を離れ寂しがっている時にシュミネに甘やかされて以来シュミネのことをお母さんだと密かに思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第四十章では、タンク兼アタッカー、若干アタッカー寄りとして活躍。
最上級ダンジョンでは、ちょっとビビリながらもタンクを務め上げた。
ボスの中には樹木系や、お城のような樹のボスも居たが、そういうのはナキキが優先的に当てられて、全部ぶっ壊したのだった。
ミジュ 17歳 【森界の熊掌者】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「熊人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
ブラウン系の髪と瞳を持ち髪は背中に流されているものの首下で大きくカールして毛先が上を向いている。雰囲気はニーコに似ていてやや足取り重そうというか、動くの面倒そうという雰囲気を出しているが、割と活発に動く。身長はラナと同じくらい。二つ名は〈熊掌者〉。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、ナキキと一緒によくシュミネに甘えている。
むしろ誰にでも甘えに行く子。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第四十章では、森のクマさん対決。
数は少ないが確かに居る、ボスで登場してくるクマさんにはミジュがどっちが森界のトップかを分からせた。職業が【森界の熊掌者】だったためか、〈樹界ダン〉で登場するクマには、なぜか対抗心があった様子だ。
クイナダ 18歳 【大軍一将之真神】 第1200話・初登場〈エデン〉所属
「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。元本校〈留学生戦闘課2年1組〉所属。
〈迷宮学園・第Ⅱ分校〉からの留学生。二つ名は〈戦将〉。
赤に近いピンク色という目立つ髪をポニーテールにして背中に流し、同色でふわふわな尻尾がゆらゆら揺れる。身長はかなり大きくエステルと同格。
〈学園春風大戦〉の時にハンナを助けた。ゼフィルスに目を付けられた。
第二十七章では【大軍一将之真神】ヘの〈上級転職〉を果たした。
第四十章では、ついに留学生帰還の日を迎え、迷宮学園・本校を去って行った。
王族でも絶対持ってないレジェンド装備や最上級装備を身に着けて。
最後のお別れの時、もらった当時は嬉しくて悲しくて寂しくて涙が出そうなクイナダだったが、次第に目が覚めてきて……「え? この装備で学園に戻るの? え?」とそわそわ動揺し始める。
明らかにオーバースペックな留学生さんが今から帰りまーす!
これが〈第Ⅱ分校〉である波乱を巻き起こし、◯◯となるまでもう少し。
ゼルレカ 17歳 【怠惰】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
元〈獣王ガルタイガ〉所属。ガルゼの妹。少々お転婆。ガルゼと同じ赤毛の髪と金色の瞳をしている。〈覇姉のサテンサ〉の教育によってだいぶ丸くなった。
〈獣王ガルタイガ〉のみんなには口では言わないが感謝している。
だが、ガルゼの妹だからといって生暖かい目で見るのは勘弁してほしいとも思っている。
第三十三章で、〈エデン〉に仮加入したが、サテンサ的には本加入でも良いと思っている。
第四十章では、サテンサ先輩無事卒業。
かなり面倒見てもらった自覚のあるゼルレカは、ガチで祝って見送った。
「再来年にはサテンサ先輩を下に付かせてやるからな!」「カカ! そりゃ楽しみにしているよ!」と強がりを言ったが、はてさてどうなるか。
シヅキ 18歳 【ルシファー】 第1455話・正式登場〈エデン〉所属
「街人」「悪魔」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。
掲示板の元女兵、現在の女悪魔ご本人。勇者ファン。
少し青みがかった銀髪のボブヘアーに、これまた青みがかったホワイト系の瞳。
黒い棒状のヘアピンを7つも使って前髪を止めており、さらに一房赤い髪も混じっていてちょっとダークっぽい見た目。
過去2度に渡り〈エデン〉大面接に応募したが、落選。その時に偶然にも当時の〈秩序風紀委員会〉の総隊長メシリアの目に止まり、スカウトを受けて【通信兵】になることを条件に〈秩序風紀委員会〉に加入した。
なお〈秩序風紀委員会〉所属だったが、マリア経由でゼフィルスに紹介され、こんな機会二度と訪れないとカンナ隊長を投げ飛ばさん勢いでお願いして無事〈エデン〉に加入した。マリアにはとても感謝している。
第四十章の〈樹界ダン〉では6班を担当。マシロが順調にラナ化していることに戦慄を隠せないでいる。
レイドボス戦ではゼフィルスから奥の手として温存する指示が多く、そこまで活躍していない。シヅキの『大魔王の宴』は6体の召喚体のうち、1体でもやられていると発動不可になってしまうからだ。6体の大魔王が生存していなければならない。
よって、基本召喚盤からモンスターを召喚して戦った。
エフィシス 18歳 【ウリエル】 第1455話・初登場〈エデン〉所属
「街人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。愛称はエフィ。
掲示板では読み専なため書き込みこそしないものの、掲示板用語には精通している。
少しニーコに似た感じの雰囲気の赤髪ツインテ少女。髪は腰を通り越すレベルの長さで、マリー先輩に似た雰囲気だがさらに長い感じ。表情があまり動かない無表情タイプだが、セリフで自分の状態を自己申告する正直者タイプ。
戦うのが好き、強い人やモンスターが好き。自分がどこまで強くなれるのか試したいと思っており、スカウトされた経緯もあって〈救護委員会〉に所属していた。
シヅキからの紹介で現在は〈エデン〉に加入している。二つ名は〈銃剣〉。
第四十章では、最上級ダンジョンへ行くと聞いた時からワクワク。どんな強者がいるのかとずっとそわそわしていた。
その期待には無事応えられたようで、レイドボス戦では凄まじいテンションでボスをぶっ飛ばした。〈フェアリークイーン〉戦では、最も幹部級を倒している。むしろ第三形態に突入すると嬉々として幹部級へ突っ込んでいくようになってしまった。
マシロ 17歳 【ラファエル】 第1491話・正式登場〈エデン〉所属
「町人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課新学年1組〉所属。
掲示板の元真白、現白天使ご本人。
小柄でブラウン系のボブカットをした、ザ・後輩という感じの女の子。頭の上の方には2つのボール付きヘアゴムでぴょこっとヘアミミが作られていて大変可愛らしい。
元々とあるギルドに所属していたのだが、マリアの〈ダンジョンショップ〉を手伝った縁で〈ダンジョン商委員会〉立ち上げの際に移籍、そこからマリアの紹介で〈エデン〉にスカウトされた。
【白魔導師】は中位職だったため、【天使】系に〈転職〉できてとても喜んでいる。
第四十章では真のヒーラーとはマシロだと披露した。クイナダの心が弱っていると知ると、自ら立候補して癒やしのハグで見事にクイナダを回復。
さすがの浄化力をギルドメンバーに見せつけた。それからもクイナダがちょっと弱っていたりすると、「ハグ、いっときますか?」と言わんばかりの上目遣いで籠絡しようとするので、逆にクイナダはふにゃふにゃにならないよう大変だったとか。
〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を招く猫〉。
ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと崇め奉られ、いつの間にそうなったのか、神棚に飾ってお供え物をするようになった。
なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。
お供えされたものはいつの間にか消えているが誰が食べているかは不明。
懐がとても深く、ビギナーズラックで初回のボス戦では大体〈金箱〉が出るのは〈幸猫様〉のおかげだというのは公然の秘密(?)だ。
第二十六章ではついに〈幸猫様〉を誰も持っていなかった謎が明かされた。
第二十八章では他の〈幸猫様〉情報来たる。少なくとも2体のお仲間がどこかで幸運を与えておられるようだ。
第三十章ではなにやら〈幸猫様〉の周りに異変。ヘルプニャン完全体なる護衛が守るようになり、〈幸猫様〉たちの注目度がさらに高まっている。
第三十一章ではついにグッズ化デビュー。タバサ先生の案で〈幸猫様〉の夏祭り限定お面が販売された。なお、一般販売分は全て〈エデン〉〈アークアルカディア〉ご購入となった模様。
第三十二章ではなんとついに等身大ぬいぐるみ化。ここまで来ればグッズの頂点と言えるだろう。非常に満足そうなお顔をしてらしたそうな。
第三十四章ではついに〈幸猫様〉が結婚!? 新しく〈愛猫様〉をお迎えし、景気よく幸運をばらまいたとか。
〈仔猫様〉 永遠の仔猫 【神棚の仔猫様】 第393話・初登場
招き猫を仔猫化して女子高生にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を分け与える仔猫〉
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉のいるギルド内に飾ると下部メンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの可愛らしさに崇め奉られ、〈幸猫様〉とセットにして神棚に飾ってお供えをされるようになった。
なお、〈幸猫様〉の子どもみたいだと言われ、2体揃っていると〈親子様〉と呼ぶこともある。
〈ダン活〉プレイヤーの中には大量の〈仔猫様〉を手に入れて〈幸猫様〉と絡めて〈幸猫様一家〉というスクショを投稿した猛者もいた。これは多くの〈ダン活〉プレイヤーに愛され、今では攻略サイトのトップの背景に使われている。
これにより〈幸猫様〉を絡めた尊ばしい作品が大量に世に出たのは有名な話だ。
下部組織〈アークアルカディア〉が設立されたことにより、〈仔猫様〉から『幸運』が付与され、メンバーは皆お供え物をするようになった。
〈愛猫様〉 永遠の奥様 【神棚の主】 第1532話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。〈幸猫様〉に似ているが、ネコミミにリボンがついていてさらに可愛くなっている。
正式名称:〈幸運に愛された猫〉。通称〈愛猫様〉。
〈幸運に愛された〉とはつまり〈幸猫様〉に愛されたという意味。〈幸猫様〉の奥様である。
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉がいるときギルド内に飾るとギルドメンバーに『超幸運』が付与される。
〈愛猫様〉が当たった時、ゼフィルスのブレーキが音を立ててぶっ壊――否、爆発してどっか行き、盛大なクルクルダンスパーティが開催された。
マリアンヌ 18歳 【マーチャントキャラバン】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課2年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの商人。
掲示板では商人2年生で知る人ぞ知られている存在。愛称はマリア。
以前面接に応募したが、残念ながら落選。しかし夏休みで〈助っ人〉制度を利用して〈エデン〉へと仮加入することに成功した。
第二十四章で念願が叶い〈アークアルカディア〉に正式加入することとなった。
第二十八章では〈エデン店〉の仕事がほぼ自分の手を離れたマリアが新たな事業を展開する! ゼフィルスも「ダンジョンショップだ!」とテンションアゲアゲですぐに話は進んでいき、あっという間に学園も無視できない――どころか是非協力させてほしい、むしろ教えてほしいと頼み込んでくるような事業へと発展した。
第三十一章では、学園史上6つ目となる学園公式ギルド、〈ダンジョン商委員会〉が発足。その初代隊長に就任した。
第三十五章では、上級下位ダンジョンのランク1やランク2に〈ダンジョン商委員会〉が展開した。
第三十八章では、ついに〈岩ダン〉の最奥で〈ダンジョン商委員会〉のレンタル店がオープンした。
第三十九章では、〈ダンジョン商委員会〉のレンタル武器に、ついに上級上位級武器が並ぶ!
第四十章では無事レンカ先輩合流! 〈岩ダン〉の最奥で多くの人たちの五段階目ツリー開放に貢献。否、大貢献した!
フィーバータイムは終わらない。春休み、多くの人がこの〈岩ダン〉の最奥を目指している影響で、もはや五段階目ツリーも身近なものに!?
今は〈エデン〉が今後開発するであろう最上級装備を心待ちにしてソロバンはじいてます!
メリーナ 19歳 【シークレットマネージャー】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課3年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの秘書。
ゼフィルスたちが初めて手に入れた素材を売ったときにその担当をした事が切っ掛けで〈エデン〉の専属担当となる。ハンナとは非常に仲が良い。
単位も足りていることから〈総商会〉の所属について悩んでいたところでハンナから誘われ、〈エデン〉の〈助っ人〉として仮加入した。
〈総商会〉にいた頃は、何でも買い取りする代わりに最安値だったためあまり良いアイテムや武器は扱えなかったが、〈エデン〉では他で滅多にお目にかかれない物も扱えるため、メリーナはもう他にはいけない身体にされてしまったようだ。
第三十三章では〈ダンジョン商委員会〉に加入した。
第三十六章では、学園からのスカウトを受け、卒業後は学園へ勤めることにしたメリーナ。
第四十章では、ついに卒業。とはいえ〈ダンジョン商委員会〉に加入し、学園の教員に所属することになったのでほとんど卒業の実感無し。
今は〈ダンジョン商委員会〉の運営を外から管理する、実質トップに付いている。
現場はマリア、上はメリーナだ。〈エデン〉と太いコネクションを持っているので、現場で役立ちそうなものは入荷し放題、試し放題! 結構楽しいらしい。
サトル 18歳 【デスマーチプロデューサー】
〈生徒会・庶務〉〈アークアルカディア〉所属。二つ名は〈デスマのサトル〉。
〈支援課2年1組〉にクラスが変わった。ノーカテゴリーの仕事人。
間が悪いタイプで、いつも何かしらトラブっている。しかし、仕事には誠実で……いや、社畜根性が身についているため大量の仕事でも難なくこなす。デスクワークは非常に優秀。〈生徒会〉が一時人手不足でピンチに陥ったときに手を貸し、そのまま〈生徒会〉に加入した。
第四十章では、ついに最上級生が卒業したためてんやわんや。
どえらい大企業の方々が来ているので〈生徒会〉の役員として挨拶に行き、パイプを作るなどせっせと働いている。
だが、目が肥えてしまった影響か、大企業が全く魅力的に思えない自分に困惑中。否、頭を抱え中である。
大丈夫だサトル。いずれは悟ることになるさ。
アルストリア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・副隊長〉
ハンナちゃんストーリー第8話・初登場〈アークアルカディア〉所属
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
背中まで流れる金髪をウエーブにしており、頭には翼の飾りのついたカチューシャをつけている。青系で優しい瞳をしている。
家が王都を拠点にする大型錬金店の娘で、経営などに強い。ですわ口調ではあるが驕ったところは無く、割と世話焼きの性格。シレイアさんが見ていられず、よく手助けをしている。また、ハンナとは大の仲良し。
第四十章では、ついにミーア先輩が卒業! 残念、とても残念――だったが。その日のうちに〈エデン〉が最上級ダンジョンから大量の素材を持って帰って来たので残念の気持ちが、どっかいった。
今は〈テレポ〉を大量生産しながら時が来るのを待っている。
シレイア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・書記〉
ハンナちゃんストーリー第8話で本格的に登場〈アークアルカディア〉所属。
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
グレー寄りの白髪をボブにしていてカチューシャをしている。瞳はゴールド系だが、よくバッテンになる。
クラスの中でレベルも高く、意識も高いためかなりの実力者。人見知りで、気持ちが高まったりすると言葉が噛み噛みになるのが悩み。
ハンナとはとても仲良しで大親友。ハンナから教えを受けて、ハンナのために何か頑張ろうと奮闘する姿は微笑ましい。
第四十章では、ミーア先輩が卒業してしまい泣きそうになるも――〈エデン〉が最上級ダンジョンから大量の素材を持って帰って来て以下同文。
また、〈ダンジョン商委員会〉からもっと強力な錬金砲を! とせっつかれていて、この1週間でいくつもの試作を作ってはマリアの店で捌いている。
〈採集無双〉の採集メンバー。〈アークアルカディア〉所属
モナ 18歳【マスター・ファーマー】 ソドガガ 18歳【双工掘ドワーフ】
アンベル 18歳 【大旋風コリマー】 タイチ 18歳 【伝説の釣りキング】
採取のモナ、発掘のソドガガ、伐採のアンベル、釣りのタイチ。
役割分担がキチンとしている上、みんな仲が良い。モナがリーダーを務めている。
全員〈採集課2年1組〉所属。
第三十二章では〈クラス対抗戦〉で優勝し、〈採集課〉最強の座を手に入れた。
第四十章では、〈エデン〉に付いていき最上級ダンジョンに入ダンしてテンション爆発! 普段なら絶対しないであろう声を発しながら採集無双した。
毎日のように大量の〈空間収納倉庫〉をいっぱいにして持ち帰る日々にとても充実感を得ている。
唯一ソドガガだけが最上級ダンジョンで未だに『発掘』をできていなかったが、ゼフィルスに今度〈鉱ダン〉に行こうぜと誘われて持ち直した。
サティナ 18歳 【アイテムエンハンス】〈採集無双〉の元護衛担当。女子。
ハンナちゃんストーリー第9話・初登場〈アークアルカディア〉所属。
二つ名は〈横笛〉。〈支援課2年1組〉所属。
ブラウン系の短い髪を黄色いカチューシャで留めたややロリ気味のダウナー系。言葉遣いはとても丁寧なのだが、感情の起伏が乏しい。
アイテムを使う職業故に支出額に毎回クラッとしていた。
しかし上級職に就かせてもらい、アイテム代の掛からない今までと全く違う仕事まで紹介してもらって、ゼフィルスにはとても感謝している。
第四十章では、〈採集無双〉と一緒に〈エデン〉の最上級ダンジョンの攻略に付いていった。〈横笛〉の二つ名を遺憾なく発揮し、中層からは毎階層で〈フルート〉を使用してエリアボスを呼び出すことで活躍中。
 




