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ゲーム世界転生〈ダン活〉~ゲーマーは【ダンジョン就活のススメ】を 〈はじめから〉プレイする~  作者: ニシキギ・カエデ
第三十九章 〈SSランクギルドカップ〉戦―学園トップギルドは!?

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  【登場人物紹介】その39-2



 第39章登場人物


 タバサ 20歳 【メサイア】 〈攻略先生委員会〉所属 第372話・初登場

〈支援課〉の先生。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈遠主〉。

 面倒見の良いお姉さん。〈テンプルセイバー〉所属時代に失った〈白の玉座〉だったが、〈エデン〉に所属して取り戻した。

 ゼフィルスが入学して1年後に卒業を迎え教師として〈迷宮学園・本校〉に就職し、支援課の教師として活動している。

 第二十八章では学園公式ギルド〈攻略先生委員会〉が立ち上がり、その初代隊長に選ばれた。

 第三十九章、〈SSランクギルドカップ〉、そこは新しい人材ゲットの場。

 タバサ、ヴィアラン、アーロンの3人は、共に特別室へと向かい、ドラフト会議もとい、どの公式ギルドにどの卒業生を配属させるかを話し合った。

 タバサがかなり優勢で、多くの人材が来年度〈攻略先生委員会〉に配属される予感である。


 ヴァンダムド 80歳 【学園長】 第8話・初登場

 〈国立ダンジョン探索支援学園〉学園長。ファグナー公爵当主。

 サンタと見間違えるほど白い髭をたっぷり伸ばし、がっちりとした体型のご老公。フィリス先生やノーア、ヴィアラン会長の祖父に当たる。

 第三十九章では、少しだけ心安らかな日常?

 六段階目ツリーがバンバン飛び交う〈SSランクギルドカップ〉を見て「もうどうにでもな~れ」な心境の学園長。

〈SSランクギルドカップ〉が終わった翌日には最上級ダンジョンの開放イベントまで待っている。

 でも大丈夫。学園長には優秀なメイドとお医者様が付いているのだから!


 コレット 25歳 【ヴィクトリアンメイド長】 第1140話・正式登場

〈ダンジョン公爵城〉で働く学園長のお茶くみメイド。

 スーツ姿でクールなところから、ゼフィルスからはクール秘書と呼ばれていたが、いつの間にかメイド服装備になっていた。

 第三十五章では〈気付け人〉なる二つ名を頂戴した。

 第三十九章では、もはや考えることを放棄して3日間遠い目をする学園長を陰から支えた。なお、蘇生茶の出番は一度もなかったのでちょっと不満。

 しかし〈SSランクギルドカップ〉が終わればまた日常が戻ってくる。

 きっと蘇生茶の出番もあるに違いない。

 コレットは、それまで湯飲みを万全に洗っておくことにした。


 シトラス 25歳 【ゴッドハンド】 第750話・初登場

 ハンナちゃんストーリー52話にも登場。

〈保健室の先生〉。優秀な高位職の先生で、拳の一撃で今にも死にそうな急患を救った逸話を持つ。

 第三十八章から、学園長専属の医者となった。

 第三十九章では学園長が意識を飛ばすことも無かったので、コレットの蘇生茶の研究をしている。


 キャス 23歳【マルチタレント】 第537話・本格的に登場

 ギルドバトル実況アナウンサー。カテゴリー「男爵」「姫」を持つ。

 豪快で熱狂的な実況から急速に人気が高まっている。

 金髪を長くポニーテールにしている。

 スティーブンとは幼馴染。

 第三十九章では、自分たちが第一アリーナに配置された理由を知ってガクブルするも、これはチャンスだと思い直し、3日間なんとかやり遂げた。


 スティーブン 23歳 【貴公子】 第537話・本格的に登場

 ギルドバトル実況アナウンサー。カテゴリー「男爵」を持つ。

 キャスの熱狂的実況を冷やし、冷静に解説する若きイケメン。

 やや赤色の茶髪。

 第三十九章では、ユミキ先輩から何度か急所を抉る混沌の波動を喰らったがなんとか3日間実況をやり遂げた。


 ユミキ 20歳 【フリーダムメビウス】 第547話・正式登場

 校内ニュース〈学園の鳥〉に所属する女性。ノーカテゴリー。

 その正体は謎に包まれている。掲示板の「調査OG」さんご本人。

 パープル系の髪を腰まで伸ばし、ブルー系の瞳を持つ高身長のスレンダー体型。

 装備アイテムである〈メビウスの輪〉は9つの球体カメラ。これを飛ばしスキルで操り情報を収集している。

 各地で様々な情報を収集しているため神出鬼没。

 ゼフィルスとは割と仲が良い。

 第二十一章の時にカイリの姉だと発覚した。

 第三十九章では、相変わらず権力と勢力を伸ばし中。

 第一アリーナの実況席ゲストに収まることなんて訳も無し! 実況を誰に任せるのかも鶴の一声だ! 試合中、各アリーナに輪を飛ばしながら情報収集も欠かさない。

〈エデン〉対〈ミーティア〉戦では、飛ばした輪であることを聞いてしまいゼフィルスに突撃インタビューをかましたが、残念ながら答えてもらえなかった。

 なお、ユミキはまだ諦めてはいない。


 ヴィアラン・ファグナー 35歳 【大臣】 第800話・初登場

 ファグナー公爵家の7姉妹の長女。学園長の孫に当たる。

〈救護委員会〉の会長(トップ)を務めるキャリアウーマン。

 カイリに目を掛け、何度か顔を合わせたり、依頼を任せたりする仲だった。

 第三十九章では、タバサやアーロンを集めて会議室でドラフト会議した。

〈救護委員会〉は勢力を伸ばすためあれやこれやと話し合い、無事50人の六段階目ツリーを開放している人材を引き入れることに成功。さらに万が一の時には〈攻略先生委員会〉を組織下に置き、連携できる体制に整えることが決まった。


 ラダベナ先生 42歳 【灼熱地獄(しゃくねつじごく)鬼軍曹】 第168話・初登場

 迷宮学園〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉に所属するベテラン女教師。通り名は〈轟炎のラダベナ〉。二つ名が付いた教員は学生からとても尊敬されている。

 第三十九章では3日間〈SSランクギルドカップ〉の司会を務めた。


 ムカイ先生 40歳 【ジョーカー】 第168話・初登場

 迷宮学園〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉に所属するベテラン教師。無口であまり言葉を話すことは無いが、主に男子学生から慕われている。

 第三十九章では3日間〈SSランクギルドカップ〉のフィールドの選定や、対戦相手のシャッフルなどを担当した。なお、早めにご退場いただきたいあまりよろしくないギルドをAランクギルドと当てたりして多少調整したのは秘密である。


 フィリス先生 21歳 【炎国姫】 第12話・初登場

 迷宮学園、〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉の教員。そして同専攻の卒業生でもある。リカの3つ上のお姉さん。〈攻略先生委員会〉のメンバー。

 去年1年間、とてもとんでもないクラスを率いた経験を買われ(?)〈戦闘課2年1組〉の担任に抜擢された。

 美人教師であり、彼氏の有無については、第十六章でついに彼氏無しだと判明した(お父様情報)。

 第三十八章で【炎国姫】に〈転職(ジョブチェンジ)〉した。

 第三十九章では学園長の補佐に付き、とてもゆとりと余裕の心持ちで企業などとやり取りした。

 また、陰でフィリス先生の雰囲気が変わった。とても輝いていると噂が広がってきているが、本人はまだ知らない。


 ミリアス 19歳 【マスターシェフ】 ハンナちゃんストーリー第3話・初登場

〈ダンジョン生産専攻・調理課3年1組〉に在籍している。愛称はミーア。

 三大組織(ギルド)の一つ〈生徒会〉の元副隊長、土日はギルド〈味とバフの深みを求めて〉で活動している。生産7人衆の1人。

〈生徒会〉生産隊長を目指し立候補して頑張ったが、ハンナに大差で負けて副隊長となった。

 白に近いブラウン系の髪を背中まで伸ばし、左を少しお団子っぽくしている。緑系の瞳とやや着崩した学生服がチャームポイント。

 ハンナちゃんの大の仲良しで一つ上の先輩、ミーア先輩と呼ばれている。

 包丁術で戦闘もこなすことが可能。

 第三十七章では六段階目ツリーを開放した!

 第三十八章ではついに〈生徒会〉から脱退した。

 第三十九章では最後の思い出作りに、ハンナたちと〈SSランクギルドカップ〉の観戦を楽しんだ。自分が作った方が絶対美味しいはずだが、出店で買う物もまた美味しい。ハンナたちと一緒だとまた美味しいと感じるミリアスである。


 アーロン 20歳 【モンスターバスター】 第789話・初登場

〈ハンター委員会〉隊長。ノーカテゴリー。

 ミューの兄で、猫系のニャルソンとウルフ系のジェイウォンをテイムし、〈太陽大剣・ハイペリオン〉を装備するハンター。

 頼れる兄貴な大剣使い。上級下位ダンジョンで唯一ソロ活動が出来る猛者だった。

 第三十九章では、人材のスカウトは現場で起きているんじゃない、会議室で起こっているんだ。タバサとヴィアラン会長というとてつもなく大きな壁を前に負けると分かっていても挑んだ。おかげで譲られる形で〈ハンター委員会〉も50人の人材を確保、しかもSランクギルドのギルドマスターホシを仲間に加えられたのはかなり大きかった。タバサにはちょっと感謝である。


 リンカ 19歳 【炎刀の戦武将】 第821話・初登場

〈戦闘課3年1組〉に所属する。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。

 リアクトネー侯爵家の三女。姉妹で一番小さい。

〈千剣フラカル〉の新ギルドマスター。二つ名は〈炎武(えんぶ)リンカ〉。

 妹のリカと名前が似ていることから自分のことはリンと呼べと宣言している。

 剣の腕では同じクラスのソードマンに敵わず、ライバルと思っている。

 第三十九章では、Sランクギルドの矜持を見せつけ、ベスト4にまで勝ち残った。

 六段階目ツリーを開放し、格段に強くなった今ならば〈ギルバドヨッシャー〉も倒すことが出来る! 1年生の雪辱を今果たすとき! と燃えていたリンカだったがあえなく敗北。ちょっとフラグを立てすぎたのが原因かも?


 セーダン 18歳 【グランドファイター】 第46話・初登場

〈戦闘課2年2組〉にクラスが変わった男子。ノーカテゴリー。

(元戦闘課1年2組所属)〈千剣フラカル〉所属。

 角刈りで日焼けした肌が目立つ高身長のボクサーみたいな男子学生。【大拳闘士】を目指していたが、ゼフィルスの活動のおかげで就く事が出来た。

 ゼフィルスとは戦って友情が芽生えた第二号。

 第三十九章では、〈ギルバドヨッシャー〉よりもむしろ〈エデン〉と本気で〈城取り〉してみたいと思っている希有な存在だったが、残念ながら決勝で会おうは叶わなかった。

 準決勝戦ではリンカが次々不敵な笑顔でフラグを建設していくのに内心ビビっていたのは秘密。


 エレメース 18歳 【撃滅の剣姫】 第1471話・正式登場

〈戦闘課2年2組〉所属の「男爵」カテゴリー女子。

 元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【剣姫】に〈転職〉させてもらった。

 赤髪三つ編みカチューシャがチャーミング。〈千剣フラカル〉所属。

 防御にも優れていたためクラス対抗戦決勝戦ではラウの護衛を任され、最後は身を犠牲にしてラウを守り切った。

 第三十九章では、次期ギルドマスターに決定したことで非常に張り切って〈SSランクギルドカップ〉に挑み、リンカやナツキと共にギルド内でトップ3のスコアを叩き出した。もちろん対人である。〈ギルバドヨッシャー〉には敗北したものの、〈ギルバドヨッシャー〉に対して思うところは特になし。

 世代が変わったことで〈ギルバドヨッシャー〉へのあれこれは水に流れた、かもしれない。


 ナツキ 18歳 【炎刀大名】 第1471話・正式登場

〈戦闘課2年2組〉所属の「侯爵」カテゴリー女子。〈千剣フラカル〉所属。

 元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【炎武侯】に〈転職〉させてもらった。

 上級職、高の上で、火属性最強の物理スキルを覚え、相手の『火属性耐性』を下げるという非常に強力な職業(ジョブ)だったが、〈1組〉相手ではほとんど足止めにもならなかったという。

 第三十九章では、次期サブマスターになるためエレメースと共に気合いを入れて〈SSランクギルドカップ〉に臨んだ。〈エデン〉にはとてもお世話になったので、〈エデン〉が望むのなら戦いたかったのだが、残念ながら当たらず。

 ベスト4で負けてしまったが、個人的には満足している様子だ。


 インサー 19歳 【天導師】 第821話・初登場

〈ギルバドヨッシャー〉のギルドマスター。

 オカッパメガネという典型的なインテリオタクの見た目だが、その頭脳は明晰。

 ギルドバトルが大好きで、日夜ギルドバトルでの攻略法を考えているのだが、使い道が未だに現れず嘆いていた。

 第三十九章では、ついに願いが叶ってたくさんギルドバトルをフィーバーし、最高の3日間を過ごした。もう思い残すことはないと卒業を待つばかりだ。こんな気持ち良く卒業できる学生がいるなんて、羨ましい。

 こほん、決勝戦では〈エデン〉に対して奥の手、ニーコと雑談しているうちに思いついた、これなら〈エデン〉でも防げないだろうというマイナーでデメリット付きのアイテムを切り、ベストタイミングで〈エデン〉にぶつけた。自分でもあれは完璧なタイミングだった。知らなければ絶対に防げないだろう、いや、知っていても防げない。あれはそういうアイテムだ。

 故に「もらった!」と思ったのだが、ゼフィルスが見事に対処しきってポカンとした。まさかあれを防ぐとか、それはゼフィルス氏も同じ作戦を考えたことがある証!

 そしてまたゼフィルスへの尊敬度がムクムク上昇した。今度ゼフィルス氏とたっぷり話を――え? 明日卒業? 嘘でしょ!? やっぱ心残りありまくりだ! 卒業ちょっと待ったーー!


 オスカー 18歳 【エウレカカオス】 第1020話・正式登場

〈調査課2年1組〉に所属。ノーカテゴリー。

〈ギルバドヨッシャー〉のサブマスター。

 掲示板の混沌2年生。学年では〈調査課〉トップの実力者。

 混沌を嗅ぎ分ける特殊体質を持ち、そこを見いだされて〈ギルバドヨッシャー〉にスカウトされた。混沌の強い香りに反応して「混沌!」とシャウトするクセがある。

 第三十九章では、〈SSランクギルドカップ〉を纏う混沌力が強すぎて何度か天に召され掛けた。特に〈筋肉は最強だ〉は危険。手足がうっかりそっちへ伸びてしまい、強烈な混沌臭により意識が持っていかれるのだ。あと〈エデン〉も危険。あっちは混沌力の浄化方法を思いついたらしい! 吸っても吸ってもフローラルな香り! 

 これでは混沌の居場所も分からない。決勝戦、オスカーは思っていた以上にピンチだったようだ。


 シンジ 19歳 【エウレカカオス】 第1493話・正式登場

 校内ニュース〈学園の鳥〉にインターンしている男子。ノーカテゴリー。

〈調査課新学年1組〉所属。〈ギルバドヨッシャー〉に正式に加入。

 掲示板の元神官、現在の索神ご本人。

 絶望と混沌蔓延る2択から、オスカーをツモって弟子になってしまった。

 第三十七章では、〈ギルバドヨッシャー〉へ正式に加入した。

 第三十八章では、なんとシンジが六段階目ツリーを開放した。

 第三十九章では、突如ぶっ倒れる混沌野郎への気付け担当みたいな位置づけになって口の端を引きつらせた。

 また、なんか決勝戦出場を決めた〈ギルバドヨッシャー〉、それはいい。すごいことだ。でも決勝戦出場選手に自分が抜擢されると思ってなかったシンジは度肝を抜かれた模様。役割はオスカーの代わり。オスカーは途中で多分〈エデン〉にやられると判断した〈ギルバドヨッシャー〉は、代わりにシンジに探知を任せることにしたのだ。結果、それなりに役立ったが、最後はミジュにぶっ飛ばされて吹っ飛んだ。


 オサムス 19歳 【ディザスター】 第821話・初登場

〈ギルバドヨッシャー〉の元サブマスター。

 ノッポな身長に四角い黒縁めがねを掛けたオタク男子。

 インサーと日夜ギルドバトルのことについて話し合い、特に勝ちに拘る負けず嫌いの性格をしている。昨年の進級すると同時にサブマスターからヒラになった。

 第三十九章では〈エデン〉戦で多分狙われるだろうオスカーと途中から別行動をすることになった。もちろんオスカー狙いのラナたちが来て宝剣でぶっ飛ばされて退場した。


 チルミ 18歳 【ワールドマッパー】 第1060話・初登場

〈調査課2年1組〉と〈ギルバドヨッシャー〉に所属。ノーカテゴリー。

 インサーに高く評価されて最速で〈上級転職(ランクアップ)〉してもらい【ワールドマッパー】に就いた。ギルドバトルは大好きで〈ギルバドヨッシャー〉には貢献したいと思ってはいるが、オタクでは無いので時々話に付いていけないときがある。

 第三十九章では、【ワールドマッパー】の真価を発揮。その力は〈竜の箱庭〉よりも数段強い。

 当たり前だ。アイテムに負けていたら【ワールドマッパー】を使うユーザーがいなくなってしまう。故に、【ワールドマッパー】は〈竜の箱庭〉よりも全然格上。

 チルミの指示飛ばし(ブクマ)により〈ギルバドヨッシャー〉の戦術はまた広がったのだった。


 エドガー 18歳 【音楽の貴人】 第1461話・正式登場

〈第Ⅳ分校〉出身、〈留学生3組〉所属の「男爵」カテゴリー男子。

 掲示板の名無しの戦慄さんご本人。二つ名は〈旋律のエドガー〉。

〈ギルバドヨッシャー〉所属。混沌と震えを抱き込む〈ギルバドヨッシャー〉。

 音楽でスキルを共鳴させ、強力な合体スキルを生み出す演奏家。

「震える」が口癖。だが本当に震えることも多い。なお、「震える」には恐怖や面白かったなどの感情が含まれている。

 第三十八章では、六段階目ツリーを開放し、順調に震えていた。

 第三十九章の筋肉戦ではアランの超ムキムキフライングボディプレスの直撃を受けて1時間くらい気を失った。


 ジョウ 18歳 【呪われし右手の魔拳流】 第1476話・正式登場

〈第Ⅶ分校〉出身、〈留学生4組〉所属のノーカテゴリー男子。

 掲示板の名無しの魔殴さんご本人。二つ名は〈呪拳のジョウ〉、通称〈マージ〉。

 クラス対抗戦ではサブリーダーを務めた。〈ギルバドヨッシャー〉所属。

 右手から呪いのオーラを出していてちょっとかっこいい。口癖は「マージ」。

 ネタジョブではあるが、その力はかなり強力。ユニークスキルでバーサーカーモード中の〈新団長・ナダレグランキ〉を止めるほどの『邪流拳』使い。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放した。

 第三十九章では、まさかの冒険者との殴り合いが発生。ぶっちゃけ自分が勝つだろうと思っていたジョウだったが、予想以上に冒険者が強かった。

 なお、そう思った直後に冒険者は10人くらいのメンバーから一斉攻撃を受けて上へと吹っ飛んで光に消えた。


 ウササ・トリタ・ホース・レンチュウ・ネコロジー 19歳 【ジャイアントキーパー】 第1769話・登場

〈ギルバドヨッシャー〉に所属する城の守り手。それぞれ東西南北を司る。

【ジャイアントキーパー】を設置するなら2人以上設置しろとゼフィルスは言った。故に5人揃えたのである。

 ちなみに名前は干支を参考にしている。

 第三十九章では本拠地の守りで大活躍。あの〈千剣フラカル〉を足止めし、カウンターを決める足がかりになった。


 ホシ 19歳 【嫉妬】 第1376話・正式登場

〈戦闘課3年1組〉、Sランクギルド〈百鬼夜行〉の現ギルドマスター。

 カテゴリー「狐人」「獣人」を持つ。二つ名は〈吸星のホシ〉。

 ヨウカやハクのような高身長の女子。黒髪をポニーテールにして背中に流し、キツネ耳をピコピコ揺らし、腕を組んでいる。しかし、組んだ腕に乗るようなボリュームはほぼ無し。

〈ミーティア〉と因縁(?)があり、アンジェのメテオを『吸魔封印盾』で吸い込み完封したところから〈吸星〉と呼ばれるようになった。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では〈ミーティア〉戦で敗北。悔しい悔しいと嘆いていたがこれで最後のギルドバトル、まあ仕方ないかと諦めがついたところで〈エデン〉のキキョウが自分の知らない、〈ミーティア〉にぶっ刺さる戦術を使っていてぽかーーーんとした。しばらく開いた口が元に戻らなかったという。こんなの見せつけられて諦められるかー!


 ハク 18歳 【大妖怪九尾】 第552話・初登場

〈戦闘課2年1組〉にクラスが変わった女子。カテゴリー「狐人」「獣人」を持つ。

二つ名は〈百炎〉。〈百鬼夜行〉の新サブマスター。

 袴のような和風装備に身を包みワンドを装備している。白髪に白い三角耳、そして大きくモッフモフな尻尾を持つ。

 尊敬しているのはヨウカ先輩。ほとんど師弟関係。

 京都弁風な訛り口調で、結構人懐っこく絡んでいく性格。

 教室ではミサトとメルトに夢中というか、とても懐いていてミサトに嫌がられている姿はすでにクラスの名物になっているようだ。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放した。

 第三十九章ではマナエラ先輩とぶつかり、見事に打ち倒された。

 マナエラが同じ学年だったら、間違い無くハクはマナエラをメルトたちと同列に扱っただろう。


 サテンサ 19歳 【覇者】 第1183話・正式登場

〈戦闘課3年1組〉に在籍している「猫人」女子。

 Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉のギルドマスター。二つ名は〈覇姉(ぱねぇ)

 メンバーがサテンサのことをぱねぇぱねぇ言っているとき、運悪くクエスタールが「では覇姉(ぱねぇ)さんですね」と言って定着してしまい。それからずっと〈覇姉(ぱねぇ)〉と呼ばれ続けている。なお、本人は不本意。

 頭脳明晰で実戦的思考の持ち主。傭兵として信用第一で動く人物。

 第三十八章では、六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では、空を飛ぶ厄介なギルド〈天使の聖剣〉の存在を知り、すぐにゼフィルスと情報を交換した。

 直後に〈獣王ガルタイガ〉と〈天使の聖剣〉がぶつかることが決まったが、ゼフィルスから借りた〈天使縛(てんししば)りの鎖鉄球(くさりてっきゅう)〉で全員討ち取った。


 クエスタール 19歳 【憤怒】 第1183話・正式登場

〈戦闘課3年14組〉に在籍している「猫人」男子。

 Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉のサブマスター。二つ名は〈冷熱(クールヒート)

 見た目はカルアの男版ショタ猫人。昨年度まではクエスちゃんと呼ばれていた。

 ラウとの【獣王】獲得合戦で敗北し、【憤怒】を得て猫ドラゴンになった。

 第三十九章ではベスト8で敗退。しかしクエスタールに怒り無し。

 割りと好成績で終えられたことに満足していた。Sランクギルドの壁が厚くなりすぎて、やはり【獣王】を欠いた〈獣王ガルタイガ〉ではAランクが良いところだと思っている。【大罪】職の自分まで卒業なので、今後の〈獣王ガルタイガ〉の弱体化を懸念している模様。


 ターニア 18歳 【ハイクルニャイダー】 第1471話・正式登場

〈戦闘課2年2組〉所属の「猫人」「獣人」カテゴリー女子。

 元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【ハイニャイダー】に〈転職〉させてもらった。〈獣王ガルタイガ〉所属。

 サテンサに見いだされ、次期〈獣王ガルタイガ〉のギルドマスターに指名されてちょっと震えている。

 


 アンジェ 19歳 【流星の魔女】 第813話・初登場

〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。

 Aランクギルド〈ミーティア〉のギルドマスター。

 魔性のメリハリボディに可愛い系の童顔、さらに〈百鬼夜行〉にやられて不憫可愛い属性をお持ちということで男子にとても人気がある。

 学園祭では15人の男子から集団告白されるという珍事が起こったほど。

 結果的に告白男子たちは全員戦闘不能にされてしまったが、アンジェ自体は優しい性格。なお、怒ると怖い。

 第三十九章ではついに念願叶い、〈百鬼夜行〉に勝利した。

 勝利に沸くギルドメンバー、アンジェもとってもテンション上がった。だが直後に〈エデン〉と当たって不憫した。

 なお、負けたところグルグルの簀巻きにされたらしいが、これは秘密である。


 マナエラ 19歳 【ゴッドアイズン】 第1084話・初登場

〈戦闘課3年1組〉に所属する女子。

 Aランクギルド〈ミーティア〉のサブマスター。

 掲示板の〈魔法使い3年生〉ご本人。

 金髪碧眼、肩まで伸びる髪が少しウェーブしていて可愛らしい。

 実は良いところのお嬢様。掲示板に打ち込むのは趣味なご様子。

 第三十九章では〈百鬼夜行〉を打ち破ってちょっと満足。その後〈エデン〉のマシロ相手に防がれて敗北、ちょっとだけ傷心の模様。

 そこにアンジェのテンションがなんか壊れてしまったので思わず簀巻きにしてしまったり、掲示板でそのことをポロッと漏らしてしまったが、マナエラは悪く無いのだ。多分。


 クエナ 18歳 【多重展開結界師】 第1718話・初登場

〈戦闘課2年14組〉に所属する女子。Aランクギルド〈ミーティア〉メンバー。

 強固な結界の使い手。〈ミーティア〉の頼れるタンクを張っている非常に優秀な選手――しかし無名で二つ名もまだ無し。

 名を上げるチャンスと挑んだクラス対抗戦2年生編では、〈14組〉は運悪く〈1組〉とぶつかり、粉微塵に粉砕された。

 第三十九章では、〈百鬼夜行〉に十分に通用した結界が、なんか〈エデン〉相手だとなんかよく分からない力でぶっ壊された。思わず叫ぶのも仕方がない。


 ロデン 19歳 【暴食】 第821話・初登場

〈戦闘課3年1組〉に所属する。「熊人」「獣人」のカテゴリーを持つ。

〈カオスアビス〉のギルドマスター。〈悪食のロデン〉。

 闇のオーラを纏う男子。不用意に近づくと闇に飲み込まれ敗者のお部屋に直行させられる。遠距離スキルや魔法攻撃でも食べ、MPへと還元する姿から〈悪食のロデン〉と二つ名がついた。

 第三十九章では、〈世界の熊〉と決着を付けた。

 一度は袂を分かち、しかし共に切磋琢磨してきた兄弟ギルド。〈世界の熊〉と対決することはロデンにとってなかなか感慨深いものだった。勝ったとき、思わずガッツポーズをしてしまったくらいだ。


 ハイウド 18歳 【サイボーグ完全体(パーフェクト)】 第570話・初登場

〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。ノーカテゴリー。〈カオスアビス〉所属。

 厳つい系の四角い顔に緑髪の軍人ヘアーをしている男子。特殊部隊なんかが着ているような黒の全身服装備を装着している。二つ名は〈飛行サイボーグ〉。

 軍人気質の性格。運良くゼフィルスと交流に成功し、未強化の〈錆びた〉系装備を格安で融通してもらいパワーアップを果たした。

 さらに上級〈錆びた〉装備まで融通してもらい、ロデンの目に止まって上級職【サイボーグ完全体(パーフェクト)】へと〈上級転職(ランクアップ)〉させてもらった。期待をたくさん込められていると感じ、日々精進している。

 第三十九章では、飛行パーツを着け空からの攻撃で猛威を振るった。これが鬼強く、普通の選手では手も足も出ない。

 なお〈エデン〉と戦った時も使ったのだが、なんか普通に対処されて退場した。

〈エデン〉の前では〈トリサンニナレナイ〉のだ。


 キール 18歳 【死神代行】 第549話・初登場

〈戦闘課2年2組〉にクラスが変わった男子。ノーカテゴリー。

 二つ名は〈死神〉。〈カオスアビス〉所属。

 頭が良く、非常に強力な〈即死〉スキルを大量に持っているため、エリサのような活躍が出来るのではと期待されていたが……。

 第三十九章では、即死アタッカーとして猛威を振るい、【カオスアビス】にキールありと示した。『即死無効』すら脅威では無くなったキールに死角は無い。全て一撃で終わるだろう。そう思われたが〈エデン〉によってやられて敗北した。


 ハーミット 17歳 【パーフェクトターミネーター】 第1461話・正式登場

〈第Ⅵ分校〉出身、〈留学生3組〉所属のノーカテゴリー男子。

〈カオスアビス〉所属。

 彼だけが持つ〈第Ⅵ分校〉産出のバイクに跨がり駆ける、二つ名は〈キャプテンハーミット〉。ちなみに隠密性は皆無。むしろよく目立っているのでキャプテンの名が付けられた。なお、〈留学生3組〉ではサブリーダーだったのはご愛嬌。

 第三十九章では最後は派手にいこうと、一番派手なハイウドとツーマンセルを組んで走りまくったり、ダノムと回転しながら敵に突っ込んだりしてはしゃいだ。

 なお、〈エデン〉戦では同じくはしゃいだらぶっ飛ばされて退場した。


 ダノム 17歳 【スーパータイフーン・ジェントルマン】 第1471話・正式登場

〈戦闘課2年2組〉所属の「騎士爵」カテゴリー男子。〈カオスアビス〉所属。

 元〈1年51組〉所属でゼフィルスにより【正義漢】に〈転職〉させてもらった。

 第三十九章では〈エデン〉戦でハーミットと共に突撃し、正義に散った。


 ガロウザス 19歳 【正義の熊】 第960話・初登場

 Aランクギルド〈世界の熊〉のギルドマスター。

〈悪食のロデン〉の親友。親友に並ぶためにAランク戦や高い順位を狙っていたが、ついに〈学園春風大戦〉で念願を達成する。

 第三十九章では、神の悪戯か、果たして運命か、なんと〈カオスアビス〉と〈城取り〉で対決することになった。

 全力全開、自分が〈カオスアビス〉に追いつくためにしてきた全てのことを吐きだして挑んだ結果、敗北。ガロウザスは、笑いながら敗北を受け入れた。


 ナイヴス 18歳 【装甲破壊熊】 第532話・初登場

〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。カテゴリー「熊人」「獣人」を持つ。

(元戦闘課1年15組所属)Aランクギルド〈世界の熊〉に所属している。

 全身にアーマーを装着している全身鎧の大男。クラス対抗戦のリーダーだった。

 普段は非常に頼りになる男なのだが、なぜか対人戦にめっぽう弱い。

 第三十九章では、〈カオスアビス〉とぶつかることになり、来期サブマスターになることが決定しているナイヴスは張り切った。ここでサブマスターにふさわしいと思わせるほどの力強さをアピールする! しかし結果は5人に囲まれて退場。

 次期サブマスター級を複数人で相手してくることは予想出来なかったらしい。


 カリン 19歳 【ビーストテイマー】 第974話・初登場

 Aランクギルド〈集え・テイマーサモナー〉のギルドマスター。

 リンリン先輩の片割れ。二つ名は〈怪獣のリンリン〉。

 エイリンとはよく行動を共にする仲。

 ふわふわな桃色の髪を背中に流し、頭に二つリボンを付けている。

〈ワイバーン〉や〈ベヒモス〉などの上級特殊モンスターを始め、様々なモンスターの育成に大成功し、ギルドの特産としてテイムモンスターの販売も始めた。

 第三十九章では、〈エデン〉にぶつかってえらいこっちゃの大騒ぎ。なんか簀巻きにされた。次期ギルドマスターのアイシャが優秀過ぎて自分無しで進む会議にちょっとぴえんしたが、気持ちを切り替えて全力で〈エデン〉にぶつかり敗北した。

 相手はシヅキのモンスターたち、うち1体は自分が渡したやつだった。

 ちょっと〈エデン〉を強くするのに協力しすぎたかもしれない、と少しだけ後悔していたりいなかったり。


 エイリン 19歳 【ドールマスター】 第974話・初登場

 Aランクギルド〈集え・テイマーサモナー〉のサブマスター。

 リンリン先輩の片割れ。二つ名は〈怪獣のリンリン〉。

 黒髪ストレートで真面目そうな印象。

 ぬいぐるみ大好き。〈ベビーベヒモス(子猫)〉ぬいぐるみがマイブーム。

 第三十九章では、フラーラ作の最高傑作。〈パーフェクト竜騎士様〉を使った必殺の〈暗黒竜騎士様〉戦法を発動。これぞ〈リンリン戦法〉の完成形だ! と挑んだら、なんか大魔王の集団に蹂躙された。ちょっと凹み中。


 アイシャ 18歳 【イモータルシャダウン】 正式登場話・不明

〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。ノーカテゴリー。

〈集え・テイマーサモナー〉所属。

 1年1組で名前の明かされなかった5人の女子の1人、唯一の1組継続者。〈闇の塔〉所属だったが、解散してしまい現在はAランクギルド〈集え・テイマーサモナー〉に所属している。

 頭が非常に良く、テストでは学年で毎回10位以内につく猛者。

 クラス対抗戦では決勝戦で最後の戦いまで生き残り人気が急上昇した。

 茶系の三つ編みにメガネをしている文学少女タイプ。

 第三十九章では〈エデン〉が相手でも大奮闘。現ギルドマスターよりも頼りになることを示してしまい、ギルドメンバーからの株が急上昇中。


 アニィ 18歳 【モンスターブリーダー】 第1051話・初登場

 Aランクギルド〈集え・テイマーサモナー〉所属。

 モンスター大好きの牧場娘。特に珍しいモンスターのお世話がしたくてたまらない。

 ギルドがAランクになったことで上級ダンジョンへ入ダンしまくり、見たことも無い上級モンスターを大量テイムしてきて幸せ。全ての面倒を見るために自ら【モンスターブリーダー】になりたいと立候補した。

 第三十九章では観戦側に回ったが、〈エデン〉対〈集え・テイマーサモナー〉戦の最後の戦い、大怪獣大相撲とでもいう大決戦に大興奮した。


 アラン 18歳 【サタン】 正式登場話・不明

〈戦闘課2年2組〉所属。マッチョなノーカテゴリーが「悪魔」筋肉になった。

 Aランクギルド〈筋肉は最強だ〉の新ギルドマスター。

 全身筋肉なマッチョで爽やかな性格(?)。あと意外に頭が良い。

 第○○回「16歳未満筋肉コンテスト」のグランプリに耀いた実績を持つ。

 次期ギルドマスターとしてギルド内改革を行ない、ポーションを飲む〈不死鳥戦法〉を新たに開拓した。

 第二十三章のとある日、なぜか立ち寄った〈彫金ノ技工士〉で運命的な出会いを果たした。

 第二十五章では運命は爆発or爆誕し、〈ガンゴレ・マッスルバージョン〉と新たな戦法、〈真・マッスルドッキング〉を生み出した!

 第三十三章では思い切って【悪魔】系に〈下級転職(ランクダウン)〉、【アークデーモン】に就きレベルがリセットされた。

 第三十九章ではベスト8まで進出。筋肉とよく分からないビームにものを言わせた力強い躍動で観客を大いに沸かせた。

 特に〈中毒メシ満腹中〉戦は凄まじく、そのビーム対決はもはや伝説とまでも言われ始めているとか。

 なお、1回戦から4回戦で戦ったギルドたちは、軒並み筋肉が迫ってくるトラウマが植え付けられてしまったらしい。


 オルク 19歳 【ルシファー】 正式登場話・不明

〈戦闘課新学年24組〉所属の「悪魔」カテゴリー男子。〈筋肉は最強だ〉所属。

 掲示板の元冒険者3年生。現在は悪魔冒険者、略して悪冒(ワルぼう)1年生。

 天からマジもんの祝福を受けたような運命力を持つ。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では〈SSランクギルドカップ〉でベスト8まで勝ち進んだ素晴らしい実績を持つ。

 だが実際は強いのに強くない? 相反する運命力を持つせいか6回ギルドバトルして全ての試合で退場者になる伝説を残した。

 あまりの素晴らしいやられっぷりに多くのファンがついたほどだ。

 この手の選手で最近勢いの乗っていた〈天プラ〉がまさかの赤点で出場停止になってしまったため、そのファンたちが一気に流れ込み、学生の非公式面白選手ランキングでは1位を取ったとか。


 カイエン 19歳 【ブレイン】 第948話・正式登場

 Aランクギルド〈サクセスブレーン〉のギルドマスター。

〈ダンジョン支援専攻・支援課3年1組〉所属。

 常にかっこよく、人から好かれる気遣いの良さと優しさを持ち、ギルドマスターに就任してから〈学園春風大戦〉まで無敗だった。ギルドを常に勝利に導いてきた完全無欠のギルドマスター。と思われているが、実際は感性が一般人の苦労人。ただギルドメンバーからの期待に応えていただけなのに、人物像が勝手に一人歩きして大きくなり過ぎて後戻り出来なくなり、今では期待を裏切らないよう頑張って演じていたりする。こっそり胃薬を常備しているのは秘密。

 第三十九章では、1回戦からいきなり〈エデン〉とぶつかり「いったいどんな確率だーー」と叫んだ。お腹に手を添えながら。

 しかしやっぱり諦めないカイエンさん、なんとか〈エデン〉と戦えるよう頭を捻り倒して作戦を考えて挑み、なんと〈エデン〉を相手に2城も巨城をゲット。

 カイエンさんの株価は急上昇し、学園長からスカウトがあったらしい。


 カララ 20歳 【芸景回宝(げいけいかいほう)ハイドワーフ】 1091話・初登場

〈戦闘課2年2組〉所属。元3年生、「ドワーフ」のカテゴリー持ち。

 Aランクギルド〈サクセスブレーン〉の新サブマスターだったが、現在ナギに譲っており、次期ギルドマスターの座は辞退している。


 ナギ 18歳 【レジェンドレイヴン】 第568話・初登場

〈戦闘課2年2組〉。〈サクセスブレーン〉のサブマスター。ノーカテゴリー。

 茶系のショートヘアで軽装で身軽な装備を着込む女子。

 高い隠密能力を持つが故か、クラスでも微妙に影が薄いのを本人は気にしている。

 少し食いしん坊気味でグルメ、ノエルやラクリッテとは仲が良い。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では〈SSランクギルドカップ〉でこっそり〈巨城ちょい残し〉戦法を実施し、〈エデン〉に勝つための道筋を作――っている途中で捕捉されてしまい、あえなく退場した。しかしナギの成果は素晴らしく、〈ギルバドヨッシャー〉以外で〈エデン〉を相手に10,000ポイント以上を獲得した。


 ゴウ 18歳 【仙人】 第529話・初登場

〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。ノーカテゴリー。

(元戦闘課1年24組所属)〈サクセスブレーン〉所属。

 僧が着るような緩い服の装備。丸坊主の大男。苦労人。

 カイエンとはなぜか仲が良い。〈サクセスブレーン〉の斬り込み隊長。

 第三十九章では本拠地周辺を守っていたが、ラストタイムでリカとぶつかり、5秒で負けた。


 コブロウ 18歳 【影忍】 第527話・初登場

〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。カテゴリー「分家」「男」を持つ。

 Aランクギルド〈サクセスブレーン〉所属。忍者3人衆の1人。

 黒装束で忍者装備のスリムな男。目元以外は黒一色なため分かりづらい。

 第三十九章では、ラストアタックでは再びシエラとぶつかり、1年生の時の雪辱を果たさんとしたが、残念ながらシエラに吹っ飛ばされラナの宝剣によって退場した。


 クロイ 18歳 【速神忍者】 第527話・初登場

〈戦闘課2年5組〉に所属する男子。カテゴリー「分家」「男」を持つ。

(元戦闘課1年15組所属)〈サクセスブレーン〉所属。

〈サクセスブレーン〉ではコブロウとローザスを合わせて忍者3人衆と呼ばれている。

〈スタダロード戦法〉のスピードには相当な自信を持っている。

 第三十九章ではコブロウと運命を共にした。


 ローザス 18歳 【御庭番】 第1728話・正式に名前登場

〈戦闘課2年4組〉に所属する男子。カテゴリー「分家」「男」を持つ。

(元戦闘課1年15組所属)〈サクセスブレーン〉所属。語尾に「ニン」をつける忍者らしい忍者。〈世界の熊〉のガロウザス先輩と、たまに名前を間違われる。

 第三十九章ではコブロウやクロイと行動を共にし、共にラナの宝剣に飲まれた。


 フォルノ 19歳 【トレジャーミミック】 未登場

〈罠外課3年1組〉。〈サクセスブレーン〉所属。ノーカテゴリー男子。

 第三十九章では、初動で相手の侵攻ルートを見切り、罠を仕掛けた。これが決まっていればまた違う結果になったに違いない。

 だが、侵攻してきたのは、空飛ぶ〈クマエンジェル・バワード〉だったんだ。

 罠はね、地面に居てくれないと発動しないんだよ?


 アディ 18歳 【覇道食雷森主(はどうくらいもりぬし)】 第536話・本格的に登場

〈戦闘課2年2組〉に所属する女子。カテゴリー「熊人」「獣人」を持つ。

 Bランクギルド〈ハンマーバトルロイヤル〉のギルドマスター。

 茶髪を二つに結んだだけの適当な髪型に、仲良しのレミはいつも困った顔をしている。あんなハンマーがなんで軽く振り回せるのかという細腕。

 口癖は「アホバカマヌケー」。ツッコミを入れるときは大きなハリセンでぶっ叩く。また、最近変な人物にばかり好かれる属性をお持ちだ。

 第三十九章では3回戦で〈エデン〉に当たって敗退した。

 だが結果はかなりベスト。赤点続出にもかかわらず3回戦までいき、尚且つあの〈エデン〉と当たってしまったのだから負けるのは仕方ない。立派な記録だと胸を張れる戦果になったことでギルドマスターのアディの人気もまたあがった。

 しかし、変な人物ばっかりギルドに入りたいと言ってくるのには参っている。


 レイテル 19歳 【永久凍土の氷城主】 第973話・正式登場

〈戦闘課2年2組〉所属。

 Aランクギルド〈氷の城塞〉のギルドマスター。「伯爵」「姫」カテゴリー。

 青系の長い髪にシンボルである〈白の羽根飾り〉を着けている。

 高位職【氷城主】に就いたことで少しずつギルドを盛り上げていたが、〈エデン〉のギルドバトルを見て才能が開花した。防衛戦、Bランク戦と勝ち抜き、ギルドマスターの地位を継いでいる。意識高い系。

 第二十九章では〈エデン〉の練習ギルドバトルを見て真っ白に燃え尽きるなど少し危なかったが、今では復活している。

 第三十八章では六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では、防御力を重視した戦いでベスト16まで進出。

〈筋肉は最強だ〉と戦ったわけではないのになぜか筋肉のトラウマが残った。


 ベニテ 18歳 【盾乙女】 第1455話・正式登場

〈戦闘課2年3組〉所属のノーカテゴリー女子。

 掲示板の名無しの紅盾ちゃんご本人。〈氷の城塞〉所属。

 自分が愛用する盾が紅色なところから紅盾を名乗っていた。

 ダメ男(ダメンズ)好きで大好物は掲示板の名無しの冒険者(悪冒)

 ダメ男をマシな男に育てるのも大好きで、第三十三章ではついに冒険者(オルク)と接触。筋肉部屋へと招待してあげた。第三十八章でついに願いが叶った。

 第三十九章では自分の試合よりも冒険者の戦いにこそ注目した。

 そして〈城取り〉が初めてという冒険者の試合っぷりに心を射抜かれた(♡)。

 やはり自分の目は間違っていなかったと思いを新たにしたという。


 マースィ 19歳 【銃砲乙女】 第1455話・正式登場

〈戦闘課2年3組〉所属のノーカテゴリー女子。

 元掲示板の名無しの魔射ちゃんご本人。2年生進級と共に〈氷の城塞〉に所属した。

 掲示板では〈新学年〉になった際、少しだけ読み専から書くこともしてみたが、すぐに断念して再び読み専となった。

 ベニテをいつもフォローしており、良き理解者でもある。


 モニカ 17歳 【強欲】 第1619話・正式登場

〈戦闘課1年1組〉所属の「狸人」「獣人」女子。現Aランクギルド〈天下一パイレーツ〉のギルドマスター。二つ名は〈全奪(ぜんだつ)〉。

 その昔上級ダンジョンを攻略した〈キングヴィクトリー〉の主力の1人、〈賊職首領〉の娘。母から〈無限欲望盾〉を受け継いでいる。

 入学時、自分の力を試したくて当時Dランクギルドだった〈天下一パイレーツ〉に加入し、立て直し、〈エデン〉の〈リンゴとチケット交換屋〉をフルに利用してギルドメンバー全員を上級職にする事に成功。

 ついにはAランクギルド相応の力を手に入れ、Aランクギルドに昇格した。

 第三十八章では、六段階目ツリーを開放。

 第三十九章では、あのサターンたちがまさかの赤点出場停止で正座&説教を繰り広げた。さすがにサターンは元ギルドマスター、現サブマスターだ。つまりは幹部。

 幹部が出場出来ないとかAランクギルドとしてどうなの? そんな感じである。

 だが、思いのほか試合は好成績。ベスト16にまで進出した。

 モニカは思った。サターンたち、要らなかったなぁと。


 エリエル 19歳 【偽聖女】 第1642話・正式登場

〈支援課3年3組〉所属のノーカテゴリー女子。

 現Aランクギルド〈天下一パイレーツ〉所属。

 モニカにスカウトされて〈天下一パイレーツ〉に加入した優秀なヒーラー。〈天下一パイレーツ〉でモニカを除いて唯一の女子であり、男子たちからは「姫」の名で呼ばれることが多い。ギルド内にエリエルファンクラブなるものもある。もちろん非公式だ。慕われるのはモニカ、人気があるのはエリエルと棲み分けが出来ており、ギルドメンバーの【賊職】男子たちの心をがっつり掴んでいる。

 第三十九章では、サターンたちのお説教に幹部として参加したが、そこでとんでもないことを思いついてしまいワロタ。


 サターン・ジーロン・トマ・ヘルク 18歳 第213話・初登場

【魔に落ちた暗黒魔道師】・【破壊道を進む剣壊】・【撃滅斧破り】・【運命(さだめ)の戦士】

〈戦闘課1年1組〉に所属していた(・・・・・・)将来有望(?)だった少年たち。現在〈戦闘課2年100組〉、Aランクギルド〈天下一パイレーツ〉所属。

「あげて美味しい〈天プラ〉さん」、通称〈天プラ〉と呼ばれファンもいるほどの人気を博している。ファンからはそれぞれ〈天プラ魔法使い〉〈天プラ剣士〉〈天プラ斧士〉〈天プラ戦士〉と単品で呼ばれることもある。

 なお、本人たちは〈天プラ〉の意味を知っているはずなのだが、無意識に都合の悪い事実に蓋をしているためまったく気が付いていない。

 元Bランクギルド〈カッターオブパイレーツ〉が卒業を機に解散しそうだったため合併を持ちかけ、Dランクギルド〈天下一パイレーツ〉として生まれ変わる。

 モニカ加入を切っ掛けにブレインの座を渡すと、瞬く間にギルドを立て直し、ついでにギルドマスターの座も乗っ取られ――いや、高度な交渉によってチケットでペシペシされて引き渡した。

 第三十九章では赤点による〈SSランクギルドカップ〉出場停止に燃え尽きた。

 だが、そこへ追い打ちを掛けることがいくつも舞い込んだ。

 モニカには正座&お説教され、エリエルには〈天プラ〉から〈天かす〉へ呼び名が変わる切っ掛けを与えられてしまった。さらに自分たちがいなくても〈天下一パイレーツ〉は立派にベスト16入りを決め、「あげて美味しい〈天プラ〉さん」人気も新たに台頭してきた「冒険者さん」なる人物に取られてしまった。

 ヘルクは「俺様を忘れないで病」が悪化したらしい。



 作者の大好きなお()様、お待ちしております!

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― 新着の感想 ―
カリンはどうしようもないなやっぱ好きになれないわ アンジェの不憫可愛いはめちゃくちゃ共感する!笑
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