【登場人物紹介】その39-1
登場人物紹介 〈エデン〉所属
ゼフィルス 18歳 【救世之勇者】〈エデン〉所属
本作の主人公。〈エデン〉のギルドマスターであり、〈ダン活〉をこよなく愛するプレイヤーの一人だった。
今もリアルな〈ダン活〉をはしゃぎながらプレイ中。
第三十九章では、ついに〈SSランクギルドカップ〉が始まり、全試合で遊び尽くして優勝した。
初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦の全てに参加し、大覇者ぎした。
まだまだゼフィルスの知識は底無し沼! これまで見たこともない戦法を新たに何個もお披露目して学園中をどよめかせた。
なお、ユミキ先輩のインタビューでは、一番強かったのは〈ギルバドヨッシャー〉、次は〈サクセスブレーン〉だったと語ったとか。
また、来年の〈SSランクギルドカップ〉を今から楽しみにしているらしい。
ハンナ 18歳 【アルケミーマイスター】〈エデン〉所属〈生徒会・生産隊長〉
本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。
〈エデン〉では貴重な生産職。生産7人衆の1人。
以前魔石とポーションの大量納品で話題を呼んだことから〈魔薬錬金のハンナ〉と呼ばれている。
第三十九章では、出場者ではなく応援側。もう一度言う、出場者ではなく応援側に回った!(←ここ重要)
第1回戦から決勝である第8回戦まで保つ〈アルティメット〉系のポーション類を大量生産し、大量生産しすぎて〈エデン〉だけではなく〈エデン店〉でも店頭販売して全部売り切れた。
ハンナ様のポーションによって生き延びたギルドは多い。今ではお守りとしてハンナ印のポーションを肌身離さず持っている人も居るとか。
また学園でのハンナの名声は上昇中。ちなみに、この〈SSランクギルドカップ〉のためにそれはもう多くの事業者が学園都市に駆けつけ、さらにハンナとの面会を望んだらしいが、ハンナはそんなこと知らずにアルストリア、シレイア、ミーア先輩たちと一緒に観戦に熱中していたのだった。
シエラ 18歳 【操聖の盾姫】〈エデン〉所属
伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。二つ名〈操盾〉。
入学ジョブ測定の時にゼフィルスと縁を持ち、その後再会して〈エデン〉に誘われた。
現在〈エデン〉のサブマスターとしてゼフィルスを支えている。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場しゼフィルスたちと共に〈エデン〉を優勝へと導いた。
シエラはタンクなため基本的には前に出ず、本拠地を守るシャロンと一緒に行動することが多かった模様。シャロンのボディガードにこれ以上適したメンバーもいないだろう。
なお、ゼフィルスとはほとんど一緒に行動することがなかったため、ちょっとご機嫌斜めなのは秘密。
ラナ 18歳 【大聖女】〈エデン〉所属
王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。
勇者と聖女が同世代に現れるなんてロマン。そんな理由からゼフィルスに突っかかり、自分が立ち上げる予定だったギルドに勇者を誘おうと画策するも、ゼフィルスの話術により撃沈し、ギルド〈エデン〉に加入する。
兄のユーリと喧嘩していたが、十六章で無事仲直りした。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場しゼフィルスたちと共に〈エデン〉を優勝へと導いた。
基本的に本拠地を守りつつ遠距離宝剣で本拠地に近づく者を撃ち抜こうと思っていたが、まさかの誰も来ず、もう一度言おう。まさかの誰も来ず!!
というより〈エデン〉本拠地へ行こうとすると、すぐにそれを察知したリーナによって対処されてしまうため、ほとんど遠距離攻撃も使わず終いだった。
ちなみに一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。
エステル 18歳 【戦車姫】〈エデン〉所属
騎士爵家令嬢で「騎士爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名〈槍戦姫〉。
ラナ王女の護衛として行動していた時にゼフィルスと出会い、そのままラナ王女ごとギルドに勧誘を受ける。
エステルを【姫騎士】にラナを【聖女】にするという無茶な条件であったがゼフィルスは見事成し遂げたため忠誠を誓い、ギルド〈エデン〉に加入した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
基本的に〈戦艦・スターライト〉を収納しているカイリ、もしくは〈イブキ〉を収納しているシズと行動を共にすることが多かった。
何かあれば〈戦艦・スターライト〉で力押し、そんな戦法を取る気満々だったが、結局何かは起こらずに終了。でもとても楽しかったらしい。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦。
カルア 18歳 【スターエージェント】〈エデン〉所属
傭兵団出身で猫の獣人、「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ。
二つ名は〈見晴らしの黒猫〉。現在〈戦闘課2年2組〉。
元々Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉に所属予定だったが、完全に勘違いしてゼフィルスに売り込みをかけて採用される。
現在〈エデン〉でもっとも素早い。
カレー大好き、食べるの大好き。また、カレーは飲み物だと勘違いしている。
カレーは食べ物だとゼフィルスに諭されたがまったく信じていない。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
初動は必ずゼフィルスと一緒に行動、作戦については…………よくわからにゃかったことも多かったけど、ゼフィルスと一緒だから大丈夫だった模様。
カルアのおかげで初動でたくさんの巨城と有利が取れてゼフィルスもにっこりだった。初動が終わると、ゼフィルスも装備が変わるのでツーマンセルを解除、ミジュやパメラと一緒にツーマンセルを組み直すことが多かった。
ちなみに一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。カルア曰く、カリン先輩に小城タッチで負けたのが、ちょっと新鮮だったらしい。
リカ 18歳 【先陣の姫武将】〈エデン〉所属
侯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「侯爵」「姫」を持つ。二つ名は〈崩将〉。
ぬいぐるみが大好きで、ある日特大〈モチッコ〉モチモチぬいぐるみ(現在のモチちゃん)を購入しに行った所でゼフィルスと遭遇。なんやかんやあり〈エデン〉に誘われて了承した。
毎朝ギルドに寄り、モチちゃんを愛でるのを日課にしている。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
アタッカーとしてもタンクとしても期待されることが多く、重要な試合では必ずメンバーに加えられた。加えられなかったのは〈ハンマーバトルロイヤル〉と〈カオスアビス〉戦なのでリカがどれだけ信頼されていたのかが分かる。
リカ自身も期待されていると分かっていたため、先陣を切ったり攻撃を弾いたりと〈エデン〉に大きく貢献した。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉のゴウとの一騎打ち。
ケイシェリア 18歳 【エレメンタラーハイエルフ】〈エデン〉所属
とある森のエルフの里出身で、「人種」カテゴリー「エルフ」を持つ。
愛称はシェリア。二つ名は〈幼護のケイシェリア〉。
エステルの家とは古くからの交流があり、その縁で〈エデン〉に紹介された。
自分で「エルフ」加入条件を持ってくる猛者。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
おそらく一番出場試合が少ない1人。INT最強を誇るシェリアだが、今回は移動速度優先で、AGIの低い魔法使いの優先順位が少なかったのが理由だ。
最強を目指していたシェリア。果たして出場回数が少なくて良いのか?
なお、本人は出場しない間、常にアリスかルルかキキョウを侍らせていたのでなんの問題も無かった模様。
ちなみに一番楽しかったのは〈ミーティア〉戦。
ルル ◯8歳 【プリンセスヒーロー】〈エデン〉所属
子爵家令嬢で「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名は〈無双の幼聖〉。
シエラと幼馴染であり、心配したシエラが自分の目の届くところに居てもらおうとルルを〈エデン〉に紹介した。
面接を寝ながら受けて合格した猛者(?)。自称ぬいぐるみ愛好家。独自の愛でルールを持つ。
また、ぬいぐるみをプレゼントされると知らない人でもホイホイ付いていくことが判明。シェリアから厳重に注意された。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
足が速く、対人戦でも単身突っ込んで戦果をあげるルルはまさにギルドバトルで大活躍。特に万が一がある〈サクセスブレーン〉と〈ギルバドヨッシャー〉には必ずメンバーに入っていた。なお5回戦と6回戦では連続で出場無し。本当は第6回戦の〈カオスアビス〉戦だけの予定だったが、第5回戦の〈集え・テイマーサモナー〉のモンスターたちは知っている子たち。特にぬいぐるみを操るエイリン先輩はルルと相性が悪いため、やっぱ無しとなった経緯がある。なお、シェリアも同じく5回戦と6回戦連続でお休みだが、これはルルの付き添いだ。
ちなみに一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
シズ 18歳 【戦場冥王】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナ付きのメイドだったが【戦場メイド】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛冥土〉。
ラナ大好きであるが、エステルとは違いちゃんと自重している。
ゼフィルスがラナと親しすぎるとちょっと威圧を放ったりする。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
縁の下の力持ち、基本シズはサポート役に回り、エステルやパメラと組んでツーマンセルで罠を仕掛けたり、リーナの指示で伏兵が隠れられるほどの壁を置いたりと忙しくフィールドを回った。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦。
パメラ 18歳 【ナンバーワン・くノ一】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナの隠れた陰の護衛だったが、無事【女忍者】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。二つ名は〈護衛NINJA〉。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度で〈エデン〉でも5本の指に入るパメラは初動で大忙し。ミジュと組むこともあればエステルやシズと組むこともあり、ゼフィルスに細かく配置を決められた。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦。
ヘカテリーナ 18歳 【姫総帥】〈エデン〉所属
公爵家令嬢で「公爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉に所属。
【大尉】に就いてしまいお先真っ暗なとき、〈エデン〉からスカウトを受け、なんやかんやあって【姫軍師】に転職して〈エデン〉に加わった。二つ名〈竜軍〉。
交渉ごとなどが得意。ゼフィルスの右腕ポジション。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
今回はゼフィルスが新たに考えてきた(知ってた)戦法の数々をリーナに伝授、さらに第一アリーナの全てのフィールドを事細かく勉強させられた、しかしテスト明けだというのにリーナはへっちゃら。かなりタフである。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦と〈ギルバドヨッシャー〉戦の頭脳戦。普段は頭脳戦なんてあまりないので新鮮だった模様。
メルト 18歳 【賢王】〈エデン〉所属
伯爵家子息で「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。二つ名は〈小さな賢王様〉。
短めの銀髪。背は小さくマリー先輩と同い年に見えるほどとゼフィルスは評価した。
顔は凜々しくイケメンで知的な印象を与えている。胸ポケットには「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を差している。
元々Bランクギルド〈金色ビースト〉に在籍していたが、上級生のとんでもないやらかしのとばっちりを受けそうだったため脱退を決意。ミサトの紹介で〈エデン〉へ加入することにした。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
ほぼ全てのギルドバトルで採用されるほどの万能キャラだったが、なんと空飛ぶ〈ミーティア〉戦だけ出場無し。「〈ミーティア〉の『魔法飛行』なんて、全て叩き落としてやろう」と考えていたメルトは選ばれずに「なぬ?」っとなった。
まあ、その後試合開始1秒で禁止にされた〈ミーティア〉を見て納得したが。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉と〈カオスアビス〉戦。
ミサト 18歳 【色欲】〈エデン〉所属
とある伯爵家と懇意にしている部族出身。カテゴリー「兎人」「獣人」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉に所属する将来有望な少女。二つ名は〈癒反〉。
【セージ】という非常にレアな職業に就いてしまったためにゴタゴタに巻き込まれ一時〈天下一大星〉に身を寄せるも脱退。また大きな火種になってしまい〈エデン〉に一時加入してこれを収めた。
しかし、その時の言質で外堀を完全に埋められ〈エデン〉に加入することに。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
基本的に城特効持ちをデバフと結界で止めることを期待されていたミサトだが、あまり城特効持ちがおらず安心やら残念やら。
前線の味方への回復をしつつ、城特効持ちに巨城や本拠地をやらせない。〈ギルバドヨッシャー〉戦だけはなんとか役目を果たせたらしい。
ちなみに一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
アイギス 19歳 【竜騎姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属できた騎士系女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリー。
元〈ホワイトセイバー〉のメンバーで、ずっと下部で燻っていたが、腕は悪くないとダイアスに連れられて〈エデン〉に紹介され、【竜騎姫】に就くのが夢と語ったところ採用される。二つ名は〈竜騎姫〉。
【ナイト】をカンストまで育てていたが、未練は無く喜んで〈転職〉に応じ、無事【姫騎士】に就いた。
第十九章で初めてパートナーである竜、ゼニスと出会い、念願の【竜騎姫】へ。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
基本なんでもござれな【竜騎姫】。〈スタダロード戦法〉から対人戦まで何でもこなせる【竜騎姫】は活躍の場が多く、基本前線に近い所でツーマンセルをしていた。
前線で何かあれば『神飛・ドラゴンオーバーストライク』で一気に飛んでいき援軍として駆けつけることが出来る位置で小城マスを取る予備兵力として温存されることが多かった。なお、前線に何かが起きるもなにも、後方にでっかい竜が飛んでいて対人戦があまり行なわれなかったりしたのは別の話だ。そりゃビビって相手も近づかないだろう。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。相手の竜種と戦うのが楽しかったようだ。
ノエル 18歳 【声聖の歌姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉所属のアイドル女子。「男爵」「姫」のカテゴリー。
ゼフィルスが最初に出会った天然の〈姫職〉。二つ名は普通に〈歌姫〉。
ラクリッテとはいつも一緒にいるほど仲良し。緊張するときラクリッテを見れば落ち着くと漏らしていたとか。
昇格試験では精一杯の援護と攻撃をこなし、仲間への貢献が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
ゼフィルスが最初に言った確定枠の選抜メンバー以外では全試合に出たのはノエルとクイナダだけだと言えばノエルが如何に頼りにされていたかが分かるだろう。
ご想像通り、城特効持ちと組ませて巨城や本拠地を落としたり、対人戦メンバーと組ませて威力3倍付き攻撃でドーンしたりと、ノエルの使い勝手の良さが留まるところを知らない。
ちなみに一番楽しかったのは――全部らしい。
ラクリッテ 18歳 【ラクシル・ファントム】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「狸人」「獣人」のカテゴリー。二つ名〈幻盾〉。
〈エデン〉待望の盾職。期待を寄せられすぎて「あわわわ」するしかないラクリッテ。いつまでたってもド緊張するクセが抜けないのが悩み。
昇格試験ではあまり活躍出来なかったが、ダンジョンでの活躍が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
対人戦を仕掛けてこなかった〈サクセスブレーン〉と〈ギルバドヨッシャー〉以外全てのギルドバトルに参加させており、ラクリッテタンクが如何に信頼されていたかが分かるだろう。
特にユニークスキルはいつでも発射準備を整えていた切り札だった。残念ながら使う機会が無かったが。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉と〈カオスアビス〉戦。
レグラム 18歳 【ウラヌス】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「男爵」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈雷閃〉。
以前職業発現で悩んでいたところでゼフィルスにヒントをもらったことがあり、それもあって男子最高レベルの職業、【花形彦】に就くことができたと恩に感じている。恩を返すために〈アークアルカディア〉に加入したと言ってもいい。
とんでもないレベルのイケメンで顔がかっこよく、昔からよく女性に言い寄られていた関係で女性をあまり気にしない。でも幼馴染で婚約者のオリヒメだけは別。
昇格試験では司令塔となり、冷静に仲間を引っ張り、作戦にて〈エデン〉を大きく揺さぶったことなどが大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
〈エデン〉の〈新スタダロード戦法〉、ゼフィルス、カルア、レグラム、オリヒメの4人2組の超速〈スタダロード戦法〉はギルドバトルで猛威を振るった。
また、愛馬であるダンディ君には鞍や蹄鉄などが全て上級上位アイテムが着けられ、AGI特化〈馬〉として超強化されている。見た目もオリヒメが乗るため超かっこいい馬だ。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉と〈ギルバドヨッシャー〉戦。
シャロン 18歳 【難攻不落の姫城主】 〈エデン〉所属 第667話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する「伯爵」「姫」のカテゴリー。
二つ名は〈無情の城塞〉。
「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を肩に着け、パッツン前髪に薄紫系のボブヘアーと赤系の瞳をして明るい雰囲気を持つ女子。男子との距離が近く、胸が大きいため勘違いさせやすい系女子でもある。
ミサトと知り合い、ミサト経由でメルトを紹介してもらい仲良くなった。その後は親身に〈転職制度〉を勧めてくれたり相談に乗ってくれたりして仲を十分深めたところでゼフィルス登場。とどめを刺した。
無事【姫城主】に就いたシャロンはメルトに大きな恩を抱いている様子。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
全試合で本拠地にてしっかり防壁を張って防衛力を高めていたが、結局誰もたどり着けずに撃破した。〈ミーティア〉は来てくれるかな? と期待していたのでちょっと残念だったりする。〈エデン〉が強くなりすぎたのだ。
ちなみに一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。
この試合だけはリーナのユニークスキルで本拠地の外に出て戦ったからだ。
サチ・エミ・ユウカ 18歳 【神装剣士】【神装本士】【神装弓士】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属するノーカテゴリーの仲良し3人娘。
3人とも【魔装】系の職業に就いたため意気投合。今ではいつも一緒にいるようになっている。最近の二つ名は〈神装シスターズ〉。
以前までノエル、ラクリッテとパーティ〈お姫様になりたい〉を組んで勇者ファンでもトップのパーティとして一部で知られていた。
勇者ファンとしてはゼフィルスは推しだが、どちらかというとアイドルを相手にしている感覚に近い。本当の意味でただのファン。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
時には個人で、時にはコンボで相手を突き崩す仲良し3人娘、思ったよりもその需要は大きく、また、エミ以外はAGIも結構早いため初動でも大きく活躍した。
一番楽しかったのは〈ミーティア〉戦。一斉攻撃VS一斉攻撃のぶつかり合いは、観客席だけではなく、本人も熱くさせた。
トモヨ 18歳 【ガブリエル】〈エデン〉所属 第570話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属するノーカテゴリー女子だったが、今は「天使」。
肩に掛かるピンク系の髪に青緑系の瞳を持ち、レザー系に金属パーツを加えた鎧を着て、両手には大盾を一つずつ装備している女子。また胸部装甲はシズを越え、エステルに並ぶほど。二つ名は〈盾天使〉になった模様。
掲示板の元盾士2年生。現在は盾天使2年生。
勇者ファンであり、勇者の講義第一期生として育成論に参加し急成長した一人。
第二回大面接でとうとう〈アークアルカディア〉の加入に合格した猛者。
第二十八章では、自分の限界を感じみんなに追いつくために【天使】職に〈下級転職〉をした。
第三十一章では、ついに五段階目ツリーに戻ってきた!
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
出場した試合こそ3試合しかなかったものの、そのどれもが非常に強力なギルドとの戦い。特に〈集え・テイマーサモナー〉戦と〈ミーティア〉戦では、下手をすると飛行能力の合戦に突入する可能性があったため採用された。残念ながら〈ミーティア〉戦ではあまり出番が無かったが。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。〈サクセスブレーン〉戦も最後だけ楽しかったとのこと。
カタリナ 18歳 【方舟姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
美しい黒髪を背中まで流し、白のドレス風装備を着こなす少女。
お嬢様気質で自分の好きなことに一途。他のことが目に入らないとも言う。少し天然。最近はゼフィルスの前では猫を被っているが、被り切れていないときもある。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。二つ名は〈箱船〉。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
参加しなかったのは結界破壊が使えそうな〈ハンマーバトルロイヤル〉戦のみという好待遇。他のAランクギルド以上が相手の戦いでは全試合に選ばれた程ゼフィルスに頼りにされ、結構心の中ではしゃぎ中。本拠地を守る結界を出したり、時には〈乗り物〉を覆う結界で運転手を守ったりと幅広く活躍した。
ちなみに一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦。最後カイエンを結界で攫い、囚われたカイエンを囮に使おうかと画策していたのは秘密なんだ。
フラーミナ 18歳 【傲慢】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」のカテゴリーを持つ。
二つ名は〈最後のフラーミナ〉。
肩に掛かる青髪を後ろに纏め、やや垂れた感じの犬耳を持ち、オレンジ系の軽装、学生服に近い装備を着ていてセーターのような上に短いミニスカート、そして白とオレンジの大きなマントを装備している少女。
ちょっとお嬢様気質のロゼッタとカタリナの面倒見役でしっかり者。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はフラウ。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
今回の〈SSランクギルドカップ〉が全て〈城取り〉ということで出撃組に抜擢され、前線に出ることが多くて楽しかった模様。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦と〈カオスアビス〉戦。
〈集え・テイマーサモナー〉戦では、さあモンスター対決だ! と腕をポキポキ鳴らしていたフラーミナだったが、なんか良いところを全部シヅキに取られてしまったので〈カオスアビス〉戦でリベンジ。無事新しい上級上位級の召喚盤を使ったユニークスキルを発動してスッキリした。スッキリされたほうはたまったものではない。
ロゼッタ 18歳 【天守護の騎士姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
赤髪をサイドテールドリルヘアーにし、白銀を基調とした騎士鎧を着て大盾と長剣を装備した女子。
エステルやアイギスと同じく生真面目口調で、最近色々発育が著しくトモヨに匹敵しそうだとか。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はロゼ。二つ名は〈列車姫〉。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
カタリナと同じく、〈ハンマーバトルロイヤル〉戦以外全てで出場。特に巨城で駅のように下車させながら走るロゼッタの〈装甲列車〉戦法には〈エデン〉も大きく助けられた。
一番楽しかったのは〈サクセスブレーン〉戦。ラストバトルの突撃が一番の思い出に残った様子だ。
オリヒメ 18歳 【ネプチューン】〈エデン〉所属 第477話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
レグラムの婚約者。二つ名は〈嫁げ姫のオリヒメ〉。
ちょっとお茶目な性格。レグラムへの愛なら誰にも負けないと思っている。
ただ、ライバルは多いので、自分磨きに余念が無く、積極的にレグラムとの愛を深め、常に周りを牽制している。
また自分だけではなく、他人の恋愛も大好き。恋愛の知識も豊富。
ミサトやリーナからは密かに恋愛マスターの名で呼ばれている。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
レグラムの後ろを見事勝ち取ったオリヒメ、初動ではレグラムとツーマンセルを組み、さらにカルアに付いていくことで速度を確保。〈エデン〉最速の仲間入りを果たした。
また、ゼフィルスやカルアと離れても2人の火力は高く、そのコンボ攻撃を止められるものは居なかったらしい。オリヒメ曰く「愛の力ですわ」とのことだ。
一番楽しかったのは、全部。とのこと。
エリサ ◯0歳(?) 【睡魔女王】〈エデン〉所属 第638話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「悪魔」のカテゴリーを持つ。
フィナリナの双子の姉。二つ名は〈眠り姫〉に決定。なお眠らせる方である。
当初【ロリータ】に就いていたため18歳にも関わらず見た目が10歳くらいと幼く、危機感を抱いて〈エデン〉の大面接を受けた。
もうなんでも良いからゼフィルスにお任せという判断が功を奏し、〈天魔のぬいぐるみ〉を使わせてもらえる人物を探していたゼフィルスの目に留まり見事に採用された。その後、妹フィナの口車に乗って「悪魔」系統の職業【ナイトメア】に〈転職〉、本人はこれで「ナイスバディは確定ね!」と思っているが、そこまで成長するのかは神のみぞ知る。
元々金髪碧眼10歳ロリという天使と見間違うような見た目だったが、これからは「悪魔」系統の先駆者になるべく形から入り、〈天魔のぬいぐるみ〉の悪魔っ娘を参考に髪色を紫系に染め、瞳には赤系のカラコンを付け、背中にコウモリの羽を装備したスタイルに変身している。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
エリサの能力は相変わらず強力! 力自慢なギルドにはなるべく入れて切り札にされていたエリサです。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。術者かモンスターどちらかを眠らせてしまえば良いという的が2つある状況での睡眠攻撃は、超~面白かったとのこと。
え? 〈エリサ爆撃戦法〉で先陣を切った〈ギルバドヨッシャー〉戦はって? あれはあまりやりたくないとのことだ。
フィナリナ ◯0歳(?) 【ミカエル】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「天使」のカテゴリーを持つ。エリサの双子の妹。二つ名は〈妹天使〉。
見た目は姉と瓜二つだが目が若干半目でテンションがやや低いので正面からなら見分けることができた。しかしエリサが悪魔に変身しているために今はどこから見ても判別可能。
エリサとしっかりとした話し合いで「天使」系統を勝ち取り無事【アークエンジェル】に〈転職〉した。
エリサとは違い何もイメチェンしていないにもかかわらず〈天魔のぬいぐるみ〉の天使に見た目がそっくり。エリサと抱き合えば〈天魔のぬいぐるみ〉と瓜二つでルルを勘違いさせ虜にした。
性格は温厚に見せかけて積極的、ゼフィルスには〈エデン〉へ採用してくれたことと〈天魔のぬいぐるみ〉を使ってくれたことで、とても恩を感じている。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
新しく開発した〈エリサ爆撃戦法〉改め、〈エリサラグナロク戦法〉とでも名付けようか。〈ギルバドヨッシャー〉戦のために取っておいて、見事に先陣を切って超速の強襲を決めて満足した。あの〈ギルバドヨッシャー〉相手にここまで強烈な一撃を先制したのはフィナとエリサが初めて。当然一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦とのことだ。
セレスタン 18歳 【闘神執事】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「男」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈微笑みのセレスタン〉。
ある筋から大物さんが〈エデン〉に介入するため(?)、勇者ゼフィルスの下に就けるために送り込んだ。しかし、職務に忠実なので特に不満はない模様。
下部組織のギルドマスターが出来る人材がいないため、セレスタンがその枠に収まることとなる。
その後ダンジョンで当たった〈城掘突貫ドリル〉が大きな転機を生み〈エデン〉に返り咲いた。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
出場したのは4試合だが、重要な試合では必ず選ばれる執事。その拳は執事ってなんだろうと思わせる超拳。〈ミーティア〉戦ではわざと相手に結界を張らせて逃がさないようにして包囲し、セレスタンの結界ならどんなに硬くても破壊するよく分からない拳で結界を破壊する戦術で追い詰めた。
さらにドリルで巨城を落とすこと15城。〈エデン〉の中でもトップを誇った。
ちなみに一番楽しかったのは、全部とのこと。ただ、〈筋肉は最強だ〉と戦えなかったことが心残りだった模様。
ニーコ 18歳 【トレジャーハンター】〈アークアルカディア〉所属
〈支援課2年1組〉所属のノーカテゴリーの研究者。
元々研究所にて学生研究員として所属していたが、〈エデン〉のミサトのスカウトと、ミストン所長の推薦もあり、また自由にアイテムを研究させてくれるという契約に引かれて〈エデン〉の下部組織に加入した。
思ったよりハードなギルドで、体力が続かないことが悩み。なお、体力を付けることには反対している。
宝箱を見るとたまに暴走する。
第三十九章では、束の間の休日!
〈SSランクギルドカップ〉開催の3日間、思う存分最上級ダンジョンの装備やらアイテムやらを調べまくるぞ! ―――なんて薄情なことはせずちゃんと〈エデン〉の試合は全試合観戦した。なお、試合時間は休憩だ。休憩って重要だよね、うんうん。
なお、ニーコの頭の中は明日オープンする予定の最上級ダンジョンのことが7割を占めていたとか。
アルル 18歳 【神炎の鍛冶王】〈アークアルカディア〉所属
〈鍛冶課2年1組〉に在籍している「ドワーフ」のカテゴリーを持つ。
〈アークアルカディア〉で唯一の鍛冶職。
見た目小さな少女ドワーフでマリー先輩と同郷なため独特ななまり口調をしている。主に炎が大好きで、炎を使った生産が得意。料理も得意でハンナとは生産仲間という事もあって意気投合した。
元々不動のCランクギルドと呼ばれた〈ドワーフの集い〉に在籍していたが、髭校生が趣味じゃなかったのと、上級職への〈上級転職〉を報酬にスカウトされたことで移籍した。
第三十九章では、この日のために多くの装備を生み出した。
え? 誰に着せるためにって? もちろん〈エデン〉――以外のギルドのためだ!
まさかのギルドメンバーじゃない新事実。ギルドメンバーにはすでに上級上位ダンジョンでも耐えられるだけの装備が渡されているからね。ということでアルルはもっぱら他のギルドが使うだろう上級上位級装備の量産を推し進めたのだった。
結果はバカ売れ。作れば作るだけ売れるのでできる限り量産しまくった。もちろん全てが良い出来だ。手抜きなんかしていないので安心してほしい。
カイリ 18歳 【ダンジョンインストラクター】〈エデン〉所属
〈支援課2年1組〉に所属するノーカテゴリーの探索者。
スポーツ少女で走るのが好き。髪も短く日焼け姿でスラリとした足を持つ陸上系女子だ。高位職にも関わらず、元々Eランクギルドの〈アドベンチャーズ〉という弱小ギルドにいたが、ミサトのスカウトを受けてコロッと簡単に〈アークアルカディア〉に移籍した。第二十四章からは〈エデン〉に昇格している。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
特に決勝戦の〈ギルバドヨッシャー〉には混沌対策に大抜擢されるなどその有用性と実力を示した! 〈戦艦・スターライト〉の出し入れも含め、もう大きなギルドバトルには無くてはならない存在。
一番楽しかったのはやはり〈ギルバドヨッシャー〉戦。
ラウ 19歳 【獣王】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉に所属したが、上を目指すために脱退し、新たに〈新学年〉の高位職のみでギルドを結成した。他の獣王と区別するため〈エデンの獣王〉と呼ばれている。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
【獣王】の名はやはり大きく、AGIもかなり高いため重要な試合では毎回選ばれた。
6回戦の〈カオスアビス〉戦では、ギルドマスターを単身で倒せる実力があり、【暴食】のロデン対策に入れられたが、なぜか追いかけっこが発生。
絶対倒したいラウと絶対に倒されたくないロデンの追いかけっこだ。
普通なら【獣王】の方が速いのだが、リーナに言われてとある場所に誘い込むのに協力し、追い込み漁で【暴食】を撃破した。リーナやゼフィルスには褒められたものの、こんなに簡単に【暴食】倒しちゃって良かったのかなぁとか、ちょっと考えている。
ルドベキア 19歳 【先駆の時兎】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「兎人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉メンバーで、ラウと共に脱退した1人。愛称はルキア。
黒色の長い髪に金色に近い瞳を持ち白系の和服をベースにした民族衣装っぽいものを着ている。ラウとは仲が良いが友達止まりの模様。二つ名は〈混走〉。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
特に初動の移動速度上昇バフはなにより重要で、〈エデン〉の初動の要と言っていい存在、自身も足が速いため〈スタダロード戦法〉では重要な箇所の先陣をたくさん勤めた。
一番楽しかったのは〈集え・テイマーサモナー〉戦。『タイムストップ』など、モンスターを止める魔法が非常に面白いらしい。
ヴィレルノーア 17歳 【革命姫帝王】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
学園長の末の孫娘。「公爵」「姫」のカテゴリーを持つ。愛称はノーア。
〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪碧眼。背中に流した髪は先の方がやや巻いており、頭の後ろやや下に大きな赤いリボンを付けている。とある部分は今まで学年、上級生を合わせてもトップに君臨していたエステルに並ぶほど。むしろ去年のエステルを抜いているまである。
好奇心旺盛。現在は落ち着いてきたらしいが、昔はかなり活発で、特に斧や大剣などの長物を振り回すのが大好きだった。今でも長物を見るのは好きであり趣味でもある。
学園長の切望空しく前衛職の〈姫職〉、【革命姫】に就いて〈エデン〉へ加入した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
初動から対人戦まで何でもござれな万能職。本来なら【革命姫】は革命を起こす姫、非常に重要で、活躍し注目されるような職業のはずが、革命するまでもなく〈エデン〉が強すぎるおかげで、あまり活躍せずに終わってしまった。
とはいえ様々なところで縁の下の力持ちのようにリーナには頼られている。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦とのこと。
クラリス 17歳 【操千の剣姫】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
〈秩序風紀委員会〉の元ギルドマスターメシリアの妹。クリーム色の髪をサイドテールにまとめているのはお姉ちゃんのマネ。
男装が似合うほどスラッとしていていつも長ズボンを着用している。
ノーアとは幼馴染であり従者であり護衛でもある。
危険なことに首を突っ込もうとするノーアを制御するのにいつも四苦八苦している。ノーアが〈エデン〉に加入するということで一緒に加入させてもらった。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
【操千の剣姫】の完成形として会場を賑わせ、カノン先輩を知っている人たちからは驚愕の戦法の数々を披露。千剣ここにありと見せつけた。もしかしなくても主のノーアより目立ってた模様だ。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
サーシャ 17歳 【氷帝姫】 第1144話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
腰まである桃色系の髪をウェーブにし、髪の色より少し赤に寄った瞳を持つお嬢様という姿。
シャロンの友達にしてツッコミの名手(?)。背が小さく「ですの」という語尾も相まって少し幼く見える。
代々〈氷属性〉の職業を輩出してきた名家の出身。
ノリがマリー先輩に似ているという理由でゼフィルスが即加入を決めた。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
ギルドバトルではゼフィルスはほとんどボケない(?)のでツッコミ役も出番が欲しい! 来年ももしやるのなら、今度こそ活躍すると奮起している。今年はあれだ、クイナダが帰ってしまうから、ツッコミ役も譲っただけだ。クイナダが帰った後のツッコミ役はしっかりサーシャが引き継ぐだろう。
ヴァン 17歳 【一国一城の主】 第1145話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。二つ名は〈二城主〉。
メルトの幼馴染にしてかなりの初心、だったが。メルトに鍛えられある程度改善。否、何が原因かハッキリさせた。結果ヴァンは女性がある程度大きいと初心な反応を示すと判明した。
なお、タンクとしての腕は確からしい。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
第二拠点戦法で地味に罠を張り備えていた、のだが、〈ハンマーバトルロイヤル〉、〈カオスアビス〉、〈ミーティア〉戦は、いずれも速攻でほぼコールド勝ちしたため本当に出番がほとんど無かった。
一番楽しかったのは〈ミーティア〉戦。〈魔法使いの箒杖〉の『魔法飛行』をキキョウに禁止してもらうという、〈ミーティア〉の急所に刺さった戦法に抜擢された1秒だけ活躍した……。
カグヤ 17歳 【神使の巫女狐】 第1146話・正式登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
白い髪に赤系の瞳、髪は背中に流され、頭の上にはリボンでちょこっとだけ髪を結んでアクセントになっている。
〈エデン店〉の未覚醒職員を纏めていた元リーダー。明るいムードメーカー。
リーダーだったためゼフィルスとの接点がとても多く、ヒーラーである【巫女狐】に就くと宣言したためゼフィルスから注目されていた。
覚職するまでゼフィルスから何もお声が掛からなかったため密かに凹んでいたが、その後無事にお声が掛かって〈エデン〉へ加入した。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
ツッコミ役もクイナダに譲ったため出番ゼロ! まさかの出番無し!
『神頼み』でレアドロップ率がアップできるようになってから、最近ヒーラーという役割の影が薄くなっていると感じているカグヤ。大丈夫! 〈エデン〉ではツッコミとレアドロップ率がアップはかなり上位の出番だから! 影全然薄くないよね!
キキョウ 17歳 【嫉妬】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」のカテゴリーを持つロリっ子。〈戦闘課1年1組〉所属。
つやつやのサラサラな藍色の長い髪に青い瞳、耳の内側は白い毛がもふもふしている。和服が似合いそうなロリ狐人の女の子。
アリスが大好き。警戒心がとても強く、アリスに近づく男には容赦なく怪しい人認定する。
入学の際案内してくれたハンナのことをとても慕っている。
アリスを助けてもらい、ゼルレカの兄の勧めもあって安心して〈エデン〉へと加入した。二つ名は〈禁封〉。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
しかし大活躍。出場数は伸びなかったけど、これでもかという程の大活躍をした。特に〈ミーティア〉戦では、〈吸星〉のホシですら知らなかった〈隠し禁止〉戦法や、『痛いの痛いの飛んで行け』による一斉攻撃ダメージカウンター戦法など、〈ミーティア〉にぶっ刺さるスキルを使いまくった。おかげで〈ミーティア〉戦では予想以上の快勝。勝利に大きく貢献した。
一番楽しかったのは、当然〈ミーティア〉戦!
アリス ◯7歳 【雷神姫】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「子爵」「姫」カテゴリーの幼女。〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪青眼、三つ編みの幼女。性格も幼女、話し方も幼女タイプ。
学園祭で危ないところを2回も救われ、ゼフィルスのことを良い人認定した。
子爵家の伝家の宝刀、「お兄ちゃん」呼びを発動し、ゼフィルスの心にダイレクトアタックしている。
もちろん進んで屈したゼフィルスによって〈エデン〉へ加入した。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
しかし〈ミーティア〉との戦いではアンジェ先輩を相手にユニークスキル対決! ノエルのバフを得て打ち勝ち〈ミーティア〉に大打撃を与えた!
ちなみに出番以外はシュミネママに遊んでもらいながら過ごしたらしい。
アルテ 17歳 【聖乗の姫騎士】 第1206話・初登場〈エデン〉所属
「騎士爵」「姫」カテゴリーのナイト。〈戦闘課1年1組〉所属。
アイギスの妹で同じく白に近い銀髪系の長い髪を一部三つ編みカチューシャにしてリボンで留めている女の子、瞳の色もアイギスと同じ青系でアイギスにかなり似ているが背がだいぶ小さい。
学園に来る途中、道が土砂崩れで分断され大きく迂回したため入学式に出られず遅れて到着した。到着してもなぜか〈エデン〉に近づけずだいぶ焦ったものの、なんとかアイギスとの連絡に成功。そのままゼフィルスに紹介されてトントン拍子に〈エデン〉へ加入した。第三十五章で〈竜〉を手に入れ、アイギスと共に〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになる。個人の二つ名は〈聖騎姫〉。
第三十六章では、六段階目ツリーを開放。〈戦車鳥ピュイチ〉だったヒナは最終進化系である〈戦車特級鳥・アサルテッドピュイチ〉に進化した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
重要な試合ではその移動速度と運搬力を買われ、初動で大量の人材を素早く巨城へとお届けした。決勝戦では〈中央巨城〉という非常に大事な巨城の攻略にも抜擢されたほど優秀。
なお、たとえ〈バハムート〉のワダランでもゼフィルスとカルアペアに追いつけないので全速力で頑張った。結果、期待に十二分に応えられ大満足だったようだ。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
ハイシュミネ 17歳 【世界樹の番人】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「エルフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
愛称はシュミネ。〈エデン〉ギルドメンバーからは全員愛称で呼ばれている。
髪はシェリアに近い黄緑色で後ろに1本結んで背中まで流されており、髪と同色の瞳を持っている。二つ名は〈保母さん〉。
ナキキとミジュの面倒見役。元〈エデン店〉の従業員の1人だった。
ゼフィルスのことをとても尊敬している。器の大きな人だと思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十九章では、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度が低いため、いまいち出場数が伸びなかった1人。
攻めよりも守ること、防衛側の方が得意なシュミネだが、なかなかその出番が来ないうちに決勝戦に突入。決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦ようやく活躍の場が到来! 人を迷わせる迷いの森の効果で混沌力を惑わせ、リーナとの通信を回復した。
また、試合の無い時は小さい子たちの面倒を見ていた様子だ。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
ナキキ 17歳 【破壊王】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「ドワーフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。二つ名は〈破壊ちゃん〉。
髪は赤毛混じりの茶髪で、三つ編みを二つ、背中まで垂らしているロリだ。身長はアルルより若干低い。語尾に「っす」をつけているのは職業柄。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、親元を離れ寂しがっている時にシュミネに甘やかされて以来シュミネのことをお母さんだと密かに思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
重要な試合では必ず毎回メンバー入りしている城特効持ち。ロゼッタ、ミジュ、アルテなどに運搬され、初動で素早く巨城へ連れて行かれてズドンするのが役目だ。
セレスタンには及ばないものの、かなりの巨城攻略率を誇る。なお、本人は自分はタンクだと言い張っている模様だ。完全に破壊の方だと認識されているのは言うまでもない。この度〈破壊ちゃん〉の二つ名を無事頂戴した。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦。
ミジュ 17歳 【森界の熊掌者】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「熊人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
ブラウン系の髪と瞳を持ち髪は背中に流されているものの首下で大きくカールして毛先が上を向いている。雰囲気はニーコに似ていてやや足取り重そうというか、動くの面倒そうという雰囲気を出しているが、割と活発に動く。身長はラナと同じくらい。二つ名は〈熊掌者〉。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、ナキキと一緒によくシュミネに甘えている。
むしろ誰にでも甘えに行く子。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
重要な試合では必ず毎回メンバー入りしている〈エデン〉でカルアの次に速いスピードスター。この度〈百鬼夜行〉の戦法を見て〈クマエンジェル・バワード〉に人を乗せてタッチを委託する戦法を確立。早速〈ミーティア〉戦や〈ギルバドヨッシャー〉戦で試してみたりした。結果は上々。
一番楽しかったのは〈ギルバドヨッシャー〉戦でシンジを吹っ飛ばした辺りらしい。
クイナダ 18歳 【大軍一将之真神】 第1200話・初登場〈エデン〉所属
「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈留学生戦闘課2年1組〉所属。
〈迷宮学園・第Ⅱ分校〉からの留学生。二つ名は〈戦将〉。
赤に近いピンク色という目立つ髪をポニーテールにして背中に流し、同色でふわふわな尻尾がゆらゆら揺れる。身長はかなり大きくエステルと同格。
〈学園春風大戦〉の時にハンナを助けた。ゼフィルスに目を付けられた。
第二十七章では【大軍一将之真神】ヘの〈上級転職〉を果たした。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦、全てに出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
もうすぐ分校に帰るため、ゼフィルスからのサプライズ。全試合への出場を言い渡された。やりがいのある最後の思い出作りにぴったりだと気合いを入れ挑み、初動では数多くの巨城の隣接を確保、〈ミーティア〉戦では相手の部隊を崩す突破口として大活躍した。試合終了後、なんとなくこれで終わっちゃったという虚脱感を感じ――る暇も無くゼフィルスが新たな思い出作りを用意したようで……!
ゼルレカ 17歳 【怠惰】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
元〈獣王ガルタイガ〉所属。ガルゼの妹。少々お転婆。ガルゼと同じ赤毛の髪と金色の瞳をしている。〈覇姉のサテンサ〉の教育によってだいぶ丸くなった。
〈獣王ガルタイガ〉のみんなには口では言わないが感謝している。
だが、ガルゼの妹だからといって生暖かい目で見るのは勘弁してほしいとも思っている。
第三十三章で、〈エデン〉に仮加入したが、サテンサ的には本加入でも良いと思っている。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、第6回戦〈カオスアビス〉、決勝戦〈ギルバドヨッシャー〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度も速く、タンクも崩せるゼルレカはほぼ全試合に抜擢。〈ミーティア〉だけは相手が紙装甲な上に結界破壊系のスキル持ちを入れたのでゼルレカは外されたが、ほぼ全試合で活躍出来た。〈獣王ガルタイガ〉に勝って二度と姉御たちにからかわれないようにしようと決意を固めるも、あっさり負けていて肩すかし。「どうなってんだー!」とちょっと叫びそうになったとか。
一番楽しかったのは〈カオスアビス〉戦。
シヅキ 18歳 【ルシファー】 第1455話・正式登場〈エデン〉所属
「街人」「悪魔」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。
掲示板の元女兵、現在の女悪魔ご本人。勇者ファン。
少し青みがかった銀髪のボブヘアーに、これまた青みがかったホワイト系の瞳。
黒い棒状のヘアピンを7つも使って前髪を止めており、さらに一房赤い髪も混じっていてちょっとダークっぽい見た目。
過去2度に渡り〈エデン〉大面接に応募したが、落選。その時に偶然にも当時の〈秩序風紀委員会〉の総隊長メシリアの目に止まり、スカウトを受けて【通信兵】になることを条件に〈秩序風紀委員会〉に加入した。
なお〈秩序風紀委員会〉所属だったが、マリア経由でゼフィルスに紹介され、こんな機会二度と訪れないとカンナ隊長を投げ飛ばさん勢いでお願いして無事〈エデン〉に加入した。マリアにはとても感謝している。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
ついにお披露目、最近ずっと集めていたシヅキの6体の悪魔たち。魔王にまで進化したモンスターたちによる『大魔王の宴』を初披露! その威力はとんでもなく、〈集え・テイマーサモナー〉の主力3人を纏めてぶっ飛ばした。〈エデン〉でシェリアに次ぐ第二位の魔法使いは伊達ではない。
一番楽しかったのは、もちろん〈集え・テイマーサモナー〉戦!
エフィシス 18歳 【ウリエル】 第1455話・初登場〈エデン〉所属
「街人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。愛称はエフィ。
掲示板では読み専なため書き込みこそしないものの、掲示板用語には精通している。
少しニーコに似た感じの雰囲気の赤髪ツインテ少女。髪は腰を通り越すレベルの長さで、マリー先輩に似た雰囲気だがさらに長い感じ。表情があまり動かない無表情タイプだが、セリフで自分の状態を自己申告する正直者タイプ。
戦うのが好き、強い人やモンスターが好き。自分がどこまで強くなれるのか試したいと思っており、スカウトされた経緯もあって〈救護委員会〉に所属していた。
シヅキからの紹介で現在は〈エデン〉に加入している。二つ名は〈銃剣〉。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第3回戦〈ハンマーバトルロイヤル〉、第6回戦〈カオスアビス〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
移動速度もそこそこあり、空も飛べて対人戦も強いエフィはかなり引っ張りだこ。
対人戦が多いだろうと目された〈ハンマーバトルロイヤル〉〈カオスアビス〉〈ミーティア〉戦に採用され、影で何人も倒していた。特に強い人が好きなのでメインに倒しているが、自身が飛べるため、飛べる敵が居なくてそもそも勝負にならないのはご愛嬌。
マシロ 17歳 【ラファエル】 第1491話・正式登場〈エデン〉所属
「町人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課新学年1組〉所属。
掲示板の元真白、現白天使ご本人。
小柄でブラウン系のボブカットをした、ザ・後輩という感じの女の子。頭の上の方には2つのボール付きヘアゴムでぴょこっとヘアミミが作られていて大変可愛らしい。
元々とあるギルドに所属していたのだが、マリアの〈ダンジョンショップ〉を手伝った縁で〈ダンジョン商委員会〉立ち上げの際に移籍、そこからマリアの紹介で〈エデン〉にスカウトされた。
【白魔導師】は中位職だったため、【天使】系に〈転職〉できてとても喜んでいる。
第三十九章では、初戦の〈サクセスブレーン〉、第5回戦〈集え・テイマーサモナー〉、準決勝戦〈ミーティア〉戦に出場し、〈エデン〉を優勝へと導いた。
実は出場数はさほどでも無いが、少ない出場数でかなりの大活躍を決めている。
〈サクセスブレーン〉戦では黒猫と合同作戦。「隠れたナギを見つけ出せ」を見事にクリアし、ナギを倒すに至った。〈ミーティア〉戦では掲示板住民対決? まさかの〈白天使VS魔法使い〉戦が勃発して、これまたマナエラの奥の手がマシロによって破られた。さらにはマシロの浄化の力は掲示板にも及び、情を捨てた闇錬金に浄化の力が直撃したという。
なお、一番楽しかったのは〈ミーティア〉のマナエラ戦とのこと。いい子や。
〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を招く猫〉。
ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと崇め奉られ、いつの間にそうなったのか、神棚に飾ってお供え物をするようになった。
なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。
お供えされたものはいつの間にか消えているが誰が食べているかは不明。
懐がとても深く、ビギナーズラックで初回のボス戦では大体〈金箱〉が出るのは〈幸猫様〉のおかげだというのは公然の秘密(?)だ。
第二十六章ではついに〈幸猫様〉を誰も持っていなかった謎が明かされた。
第二十八章では他の〈幸猫様〉情報来たる。少なくとも2体のお仲間がどこかで幸運を与えておられるようだ。
第三十章ではなにやら〈幸猫様〉の周りに異変。ヘルプニャン完全体なる護衛が守るようになり、〈幸猫様〉たちの注目度がさらに高まっている。
第三十一章ではついにグッズ化デビュー。タバサ先生の案で〈幸猫様〉の夏祭り限定お面が販売された。なお、一般販売分は全て〈エデン〉〈アークアルカディア〉ご購入となった模様。
第三十二章ではなんとついに等身大ぬいぐるみ化。ここまで来ればグッズの頂点と言えるだろう。非常に満足そうなお顔をしてらしたそうな。
第三十四章ではついに〈幸猫様〉が結婚!? 新しく〈愛猫様〉をお迎えし、景気よく幸運をばらまいたとか。
〈仔猫様〉 永遠の仔猫 【神棚の仔猫様】 第393話・初登場
招き猫を仔猫化して女子高生にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を分け与える仔猫〉
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉のいるギルド内に飾ると下部メンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの可愛らしさに崇め奉られ、〈幸猫様〉とセットにして神棚に飾ってお供えをされるようになった。
なお、〈幸猫様〉の子どもみたいだと言われ、2体揃っていると〈親子様〉と呼ぶこともある。
〈ダン活〉プレイヤーの中には大量の〈仔猫様〉を手に入れて〈幸猫様〉と絡めて〈幸猫様一家〉というスクショを投稿した猛者もいた。これは多くの〈ダン活〉プレイヤーに愛され、今では攻略サイトのトップの背景に使われている。
これにより〈幸猫様〉を絡めた尊ばしい作品が大量に世に出たのは有名な話だ。
下部組織〈アークアルカディア〉が設立されたことにより、〈仔猫様〉から『幸運』が付与され、メンバーは皆お供え物をするようになった。
〈愛猫様〉 永遠の奥様 【神棚の主】 第1532話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。〈幸猫様〉に似ているが、ネコミミにリボンがついていてさらに可愛くなっている。
正式名称:〈幸運に愛された猫〉。通称〈愛猫様〉。
〈幸運に愛された〉とはつまり〈幸猫様〉に愛されたという意味。〈幸猫様〉の奥様である。
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉がいるときギルド内に飾るとギルドメンバーに『超幸運』が付与される。
〈愛猫様〉が当たった時、ゼフィルスのブレーキが音を立ててぶっ壊――否、爆発してどっか行き、盛大なクルクルダンスパーティが開催された。
マリアンヌ 18歳 【マーチャントキャラバン】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課2年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの商人。
掲示板では商人2年生で知る人ぞ知られている存在。愛称はマリア。
以前面接に応募したが、残念ながら落選。しかし夏休みで〈助っ人〉制度を利用して〈エデン〉へと仮加入することに成功した。
第二十四章で念願が叶い〈アークアルカディア〉に正式加入することとなった。
第二十八章では〈エデン店〉の仕事がほぼ自分の手を離れたマリアが新たな事業を展開する! ゼフィルスも「ダンジョンショップだ!」とテンションアゲアゲですぐに話は進んでいき、あっという間に学園も無視できない――どころか是非協力させてほしい、むしろ教えてほしいと頼み込んでくるような事業へと発展した。
第三十一章では、学園史上6つ目となる学園公式ギルド、〈ダンジョン商委員会〉が発足。その初代隊長に就任した。
第三十五章では、上級下位ダンジョンのランク1やランク2に〈ダンジョン商委員会〉が展開した。
第三十八章では、ついに〈岩ダン〉の最奥で〈ダンジョン商委員会〉のレンタル店がオープンした。
第三十九章では、〈ダンジョン商委員会〉のレンタル武器に、ついに上級上位級武器が並ぶ!
〈岩ダン〉攻略で五段階目ツリー開放を目指す学生たちに福音登場! その目玉商品にまたも最奥でフィーバーが起こった! お祭り騒ぎだ!
当然のように〈岩ダン〉攻略者が急増し、五段階目ツリー開放者が大量に量産され、それに目を付けた企業たちが学生をスカウトしていくという好循環!
〈ダンジョン商委員会〉は今日もフィーバーを起こしてます!
メリーナ 19歳 【シークレットマネージャー】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課3年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの秘書。
ゼフィルスたちが初めて手に入れた素材を売ったときにその担当をした事が切っ掛けで〈エデン〉の専属担当となる。ハンナとは非常に仲が良い。
単位も足りていることから〈総商会〉の所属について悩んでいたところでハンナから誘われ、〈エデン〉の〈助っ人〉として仮加入した。
〈総商会〉にいた頃は、何でも買い取りする代わりに最安値だったためあまり良いアイテムや武器は扱えなかったが、〈エデン〉では他で滅多にお目にかかれない物も扱えるため、メリーナはもう他にはいけない身体にされてしまったようだ。
第三十三章では〈ダンジョン商委員会〉に加入した。
第三十六章では、学園からのスカウトを受け、卒業後は学園へ勤めることにしたメリーナ。
第三十九章では、そろそろ卒業の準備。
とはいえやるべきことは全部終えているため観戦モード。
ゼフィルスたち〈エデン〉の主力が登場する試合はもちろん、色んな試合を回りながら同級生らと最後の学園の思い出作りを謳歌した。
サトル 18歳 【デスマーチプロデューサー】
〈生徒会・庶務〉〈アークアルカディア〉所属。二つ名は〈デスマのサトル〉。
〈支援課2年1組〉にクラスが変わった。ノーカテゴリーの仕事人。
間が悪いタイプで、いつも何かしらトラブっている。しかし、仕事には誠実で……いや、社畜根性が身についているため大量の仕事でも難なくこなす。デスクワークは非常に優秀。〈生徒会〉が一時人手不足でピンチに陥ったときに手を貸し、そのまま〈生徒会〉に加入した。
第三十九章では、〈生徒会〉役員として、大会中の商売の管理などを見て回った。〈生徒会〉に新たに加わった人たちを中心に、学園の治安の維持の協力や、ちゃんとした値段で売買されているかの視察なんかもし、サトルが〈生徒会〉新メンバーに色々教えている。3日間のイベントでだいぶ〈生徒会〉新メンバーも鍛えられた予感だ。
アルストリア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・副隊長〉
ハンナちゃんストーリー第8話・初登場〈アークアルカディア〉所属
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
背中まで流れる金髪をウエーブにしており、頭には翼の飾りのついたカチューシャをつけている。青系で優しい瞳をしている。
家が王都を拠点にする大型錬金店の娘で、経営などに強い。ですわ口調ではあるが驕ったところは無く、割と世話焼きの性格。シレイアさんが見ていられず、よく手助けをしている。また、ハンナとは大の仲良し。
第三十九章では、ハンナ、ミーア、シレイアといういつものメンバーにタネテを加えて試合観戦。
卒業を控えたミーアと最後の思い出作りを謳歌した。
なるべくミーアの要望に応える形で接待、ではなく最後なんだから多少のわがままくらい叶えてあげましょうくらいの気持ちで構っていたら、ミーアが調子に乗って「アーちゃん肩揉んで~」などとほざき始めたのでデコピンで黙らせた。
シレイア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・書記〉
ハンナちゃんストーリー第8話で本格的に登場〈アークアルカディア〉所属。
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
グレー寄りの白髪をボブにしていてカチューシャをしている。瞳はゴールド系だが、よくバッテンになる。
クラスの中でレベルも高く、意識も高いためかなりの実力者。人見知りで、気持ちが高まったりすると言葉が噛み噛みになるのが悩み。
ハンナとはとても仲良しで大親友。ハンナから教えを受けて、ハンナのために何か頑張ろうと奮闘する姿は微笑ましい。
第三十九章では、〈SSランクギルドカップ〉をみんなで観戦しつつ、ミーア先輩との最後の思い出作りに楽しんだ。
〈ギルバドヨッシャー〉戦〈エデン〉が使った錬金砲はシレイアが作製していたりする。
〈採集無双〉の採集メンバー。〈アークアルカディア〉所属
モナ 18歳【マスター・ファーマー】 ソドガガ 18歳【双工掘ドワーフ】
アンベル 18歳 【大旋風コリマー】 タイチ 18歳 【伝説の釣りキング】
採取のモナ、発掘のソドガガ、伐採のアンベル、釣りのタイチ。
役割分担がキチンとしている上、みんな仲が良い。モナがリーダーを務めている。
全員〈採集課2年1組〉所属。
第三十二章では〈クラス対抗戦〉で優勝し、〈採集課〉最強の座を手に入れた。
第三十九章では、〈SSランクギルドカップ〉中は〈採集無双〉もお休み。
学園祭を楽しむ気分で各大会を観戦しながら楽しんだ。
しかし今では企業勢からも最も注目されている〈採集課〉トップたち、ちょっとよろしいですかと声を掛けられることも何度かあったらしい。
好きなことしているだけなのに自分たちも有名になったもんだとしみじみ呟いたとか。
サティナ 18歳 【アイテムエンハンス】〈採集無双〉の元護衛担当。女子。
ハンナちゃんストーリー第9話・初登場〈アークアルカディア〉所属。
二つ名は〈横笛〉。〈支援課2年1組〉所属。
ブラウン系の短い髪を黄色いカチューシャで留めたややロリ気味のダウナー系。言葉遣いはとても丁寧なのだが、感情の起伏が乏しい。
アイテムを使う職業故に支出額に毎回クラッとしていた。
しかし上級職に就かせてもらい、アイテム代の掛からない今までと全く違う仕事まで紹介してもらって、ゼフィルスにはとても感謝している。
第三十九章では、〈採集無双〉の面々と一緒に行動。
企業勢からサティナも一緒に話しかけられた。しかし、サティナが有名なのは〈フルート〉。
企業勢が欲しかったのは採集できる人材だったので「あ、やっぱりなんでもありません」された。彼らの目的はモナたちだったのだ。
全く、ぷんぷんだ。サティナは〈秩序風紀委員会〉に通報し、モナたちに無理な相談をしていた企業勢の方々は、みんなしょっ引かれてしまったのだった。




