【登場人物紹介】その35-2
第35章登場人物
タバサ 20歳 【メサイア】 〈攻略先生委員会〉所属 第372話・初登場
〈支援課〉の先生。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈遠主〉。
面倒見の良いお姉さん。〈テンプルセイバー〉所属時代に失った〈白の玉座〉だったが、〈エデン〉に所属して取り戻した。
ゼフィルスが入学して1年後に卒業を迎え教師として〈迷宮学園・本校〉に就職し、支援課の教師として活動している。
第二十八章では学園公式ギルド〈攻略先生委員会〉が立ち上がり、その初代隊長に選ばれた。
第三十五章では〈魔界ダン〉を先生たち独自の力(と報告書の力)で攻略し、歴史にその名を刻んだ。
〈秘境ダン〉ではゼフィルスからの招待を経て慰安旅行に参加し、ヒロインレースを激化させた。タバサ先生によるお姉さん系の雰囲気にシエラたちもタジタジだ。
そうして現在は〈火山ダン〉を攻略中。
タバサ先生の野望が叶うまでもう少し。
マリー先輩 19歳 【マギクロスアデプト】 第28話・初登場
Aランクギルド〈ワッペンシールステッカー〉のギルドマスター。生産7人衆の1人。
第二十八章ではついにマリー先輩、度肝を抜く側に回る。しかし。
第三十五章では〈上級ミシン仕立てメーカー〉のおかげで生産ギルドでトップの売上を爆走中。上級上位ダンジョン産の素材が運び込まれても〈上級ミシン仕立てメーカー〉の力で何のその。最初こそ「今度は上級上位素材の山やとーーーー!?」とまた度肝を抜かれたが、慣れればガンガン上級上位級の防具を生み出していった。慣れが早い。さすが、慣れているだけある。
ただし、〈金箱〉級のレシピだけは取扱注意。
明らかに〈六ツリ〉で作らなくちゃいけないような部分が多数あり、現在は公式ギルド納品分を作製しながらレベル上げに邁進中。
ユーリ 20歳 【英雄王】 第76話・初登場、第550話・本格的に登場
〈シーヤトナ王国〉第一王子にして王太子。元〈戦闘課3年1組〉所属。
「人種」カテゴリー「王族」「王太子」を持つ。ラナの2つ上の兄。
ラナとはとある理由で喧嘩中(喧嘩の理由は小説一巻の書き下ろしで)だったが、第十六章で和解し仲直りした。
Sランクギルド〈キングアブソリュート〉のギルドマスター。
約半年にわたる長きの攻略でついに上級ダンジョンの一つの攻略に成功した。
ただ、戻ってきたユーリが見たのはゼフィルスから投げられた情報爆弾の山(爆発秒読み)。学園や国をより良くし、自分も王へなるための成果を上げなければならず、これに取りかかる。ユーリ、頑張れ。
第二十三章で卒業式を迎え、多くの惜しむ声を受けながら卒業していった。
第三十五章では上級上位ダンジョンの攻略報告が2つも来た。
あと、その前にはラナから「今回の冬休みも帰らないわよ!」という手紙も。ユーリは心が、ちょっと挫けそうだ。
でも挫けている時間は無い。王太子だもの。すぐに上級上位ダンジョンの研究部門が立ち上げられ、対応に追われて忙殺されている。
ヴァンダムド 80歳 【学園長】 第8話・初登場
〈国立ダンジョン探索支援学園〉学園長。ファグナー公爵当主。
サンタと見間違えるほど白い髭をたっぷり伸ばし、がっちりとした体型のご老公。フィリス先生やノーア、ヴィアラン会長の祖父に当たる。
第三十五章では、上級上位ダンジョンの攻略報告が2つも来た。あとエクストラダンジョンで、未だ未攻略の〈秘境ダン〉の攻略も来ている。
上級上位ダンジョンの中はどんな感じかのう? と聞きに行ったのが2学期の終わりのこと、でも年末には攻略報告が届き、それから2日後には年始の慌ただしさの中ランク2ダンジョンに入ったという報告を受けてんやわんやしているうちに2つ目の攻略だ。
うぅっと呻く学園長。すかさず熱いお茶をセッティングするコレットさん。
それを見てなんとか背筋を伸ばす学園長。この度80歳になられました。
でも、まだまだ学園長の席は譲れそうにありません。
コレット 25歳 【ヴィクトリアンメイド長】 第1140話・正式登場
〈ダンジョン公爵城〉で働く学園長の秘書。二つ名は〈気付け人〉。
スーツ姿でクールなところから、ゼフィルスからはクール秘書と呼ばれている。
第三十五章では〈気付け人〉なる二つ名を頂戴した。
誰を気付けているかは秘密のはずだが、なぜか学園長はクール秘書コレットによって支えられているという噂が流れている。
ヴィアラン・ファグナー 35歳 【大臣】 第800話・初登場
ファグナー公爵家の7姉妹の長女。学園長の孫に当たる。
〈救護委員会〉の会長を務めるキャリアウーマン。
カイリに目を掛け、何度か顔を合わせたり、依頼を任せたりする仲だった。
第三十五章では、学園長のお手伝いに行って大変な目に遭った。
また、お祖父さんが孫に席を押しつけ――譲ろうとしてくるので突っぱねた。
でも、自分もいつかあそこの席に座りそうな予感。密かにノーアにでも譲り渡そうかと思っていたりする。
フィリス先生 21歳 【上侍】 第12話・初登場
迷宮学園、〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉の教員。そして同専攻の卒業生でもある。リカの3つ上のお姉さん。〈攻略先生委員会〉のメンバー。
去年1年間、とてもとんでもないクラスを率いた経験を買われ(?)〈戦闘課2年1組〉の担任に抜擢された。
美人教師であり、彼氏の有無については、第十六章でついに彼氏無しだと判明した(お父様情報)。
第三十五章では〈魔界ダン〉を攻略し、〈火山ダン〉の攻略に加わってやや力不足を痛感中。中位職の自分では、なかなか付いていけないことが増えてきた。特にランク9のような高位のダンジョンは。
これは、自分もゼフィルス君になんとかしてもらうべきなのかもしれないと考えている。
ケルばあ 80歳 【呪い返師】 第758話・初登場
上級中位ダンジョンの管理人。ヴァンダムド学園長と同い年であり、只者ではない雰囲気を持つ。第二十九章から正式に〈上中ダン〉に常駐している。
嘘か真か、人の死期が近いと分かる目を持つため、上級ダンジョンの挑戦を希望する学生たちはケルばあからストップを掛けられると入ダンできない。これを〈ケルばあストップ〉と呼ぶ。
第三十五章では上級上位ダンジョンと上級中位ダンジョンの受付を受け持った。
相変わらず〈エデン〉は「ケルばあさん! いってきま~す!」「通って良し」なのに対し〈ハンター委員会〉は「ケルばあさん。頼む」「ちょっと待ちな。この子とこの子は今日は連れて行っちゃダメだよ」と何度か言われている。
カンナ 19歳 【灼熱地獄鬼軍曹】 第1487話・初登場
〈戦闘課3年1組〉所属のノーカテゴリー女子。
六大学園公式ギルド〈秩序風紀委員会〉の隊長。メシリア隊長の後任。
ラダベナ先生の娘で、話し方もそっくり。未だに母には頭が上がらない模様。
第三十五章では、上級上位ダンジョンがオープンし、ダンジョン門の警邏が増えた。冬休みは本来〈秘境ダン〉が観光名所のはずが、今年は上級上位ダンジョンや上級中位ダンジョンが解放された影響で、なぜかダンジョン門に観光客が集まっている。その影響か〈秘境ダン〉に向かう観光客が今年は少ない。
ユミキ 20歳 【フリーダムメビウス】 第547話・正式登場
校内ニュース〈学園の鳥〉に所属する女性。ノーカテゴリー。
その正体は謎に包まれている。掲示板の「調査OG」さんご本人。
パープル系の髪を腰まで伸ばし、ブルー系の瞳を持つ高身長のスレンダー体型。
装備アイテムである〈メビウスの輪〉は9つの球体カメラ。これを飛ばしスキルで操り情報を収集している。
各地で様々な情報を収集しているため神出鬼没。
ゼフィルスとは割と仲が良い。
第二十一章の時にカイリの姉だと発覚した。
第三十五章では〈攻略先生委員会〉と〈救護委員会〉に混じって〈魔界ダン〉を攻略した。シンジのことは完全にオスカーに任せ、自分は新しいダンジョンの調査に集中している。最近では〈魔界ダン〉で発見された【ルシファー】の発現条件のヒントをもとに、ゼフィルスや、現【ルシファー】のシヅキに職業の性能などを聞き取り調査&インタビューなどを通して情報を収集して、〈筋肉は最強だ〉ギルドに話を持ってきた。
しかし、一歩遅くギルドマスターアランは【サタン】になってしまっていた。残りの【アークデーモン】はオルクだけだ。
なら、と、オルクに話を勧めたのだった。
タネテ 17歳 【プロフェッショナルクラフター】 第1260話・初登場
Bランクギルド〈彫金ノ技工士〉のギルドマスター。生産7人衆の1人。
黄緑色のボブカットで若干ロリ気味の毒舌キャラ。
第三十五章では〈エデン〉のアクセ装備担当として正式に生産メンバーズの輪に迎えられた。もちろんメンバーはハンナ、マリー、アルル、ソフィ、ミリアス、レンカだ。ここにタネテも加わる生産7人衆の完成だ。なお、少し前までタネテの席に座っていたケンタロウは降板となっている。
ミリアス 19歳 【マスターシェフ】 ハンナちゃんストーリー第3話・初登場
〈ダンジョン生産専攻・調理課3年1組〉に在籍している。愛称はミーア。
三大組織の一つ〈生徒会〉の副隊長、土日はギルド〈味とバフの深みを求めて〉で活動している。生産7人衆の1人。
〈生徒会〉生産隊長を目指し立候補して頑張ったが、ハンナに大差で負けて副隊長となった。
白に近いブラウン系の髪を背中まで伸ばし、左を少しお団子っぽくしている。緑系の瞳とやや着崩した学生服がチャームポイント。
ハンナちゃんの大の仲良しで一つ上の先輩、ミーア先輩と呼ばれている。
包丁術で戦闘もこなすことが可能。
第三十五章では、ハンナから卒業前の思い出作りがしたいという願いから、〈エデン〉の身内で行なう慰安旅行に招待され、参加した。
ゼフィルスからいつも料理アイテムをありがとうと深い感謝を受けて照れ照れ。だが今をときめく雲の上みたいな存在のゼフィルスからそんなことを言われて鼻高々、だった。しかしそれは幻想。ゼフィルスはすぐに本性を現しミリアスをダンジョンの奥地に連れて行き、それだけに飽き足らず攻略者の証までプレゼントしてしまったのだった。
絶対に一生忘れないだろうという思い出に震えるミリアスだった。
セルマ 19歳 【闇の魔女】 第409話・正式登場
〈錬金術課・2年1組〉所属。ノーカテゴリー。
掲示板の住人、錬金2年生ご本人だったが、現在は闇錬金2年生に改名した。
【闇の魔女】になったが、魔女に名前を改名する予定は、今の所無い。
〈転職制度〉を利用したが、〈錬金術課〉の〈新学年〉がセルマ1人しかいなかったため、少し早いが〈錬金術課1年1組〉へと編入されてしまった。ハンナとは同級生になった。昇級して2年生になってもクラスは1つなのでハンナたちとは同じクラス。
第三十五章では、大ダメージを受けて撃沈。
〈エデン〉が慰安旅行で温泉行くんだってさ!
オルク 19歳 【アークデーモン】 正式登場話・不明
〈戦闘課新学年24組〉所属の「悪魔」カテゴリー男子。〈筋肉は最強だ〉所属。
掲示板の元冒険者3年生。現在は悪魔冒険者、略して悪冒1年生。
天からマジもんの祝福を受けたような運命力を持つ。
第三十五章では〈マッチョ改造ダンベル〉で日々筋肉を付けている。
これにはリアルならではの効果があり、筋トレすると筋肉が徐々に増えていくと同時に、トレーニングの経験値も得やすくなる模様。だが、パワーレベリングしている神官や、それ本当にトレーニング!? と疑うようなことをしているアランたちには勝てないようで、周りが上級職に至っているのに自分だけ下級職に甘んじていた。
そこに来た調査先輩ことユミキの甘い誘惑、【ルシファー】という選択肢に誘われて、【サタン】か【ルシファー】という究極の選択に悩み中。
ホシ 19歳 【嫉妬】 第1376話・正式登場
〈戦闘課3年1組〉、Sランクギルド〈百鬼夜行〉の現ギルドマスター。
カテゴリー「狐人」「獣人」を持つ。二つ名は〈吸星のホシ〉。
ヨウカやハクのような高身長の女子。黒髪をポニーテールにして背中に流し、キツネ耳をピコピコ揺らし、腕を組んでいる。しかし、組んだ腕に乗るようなボリュームはほぼ無し。
〈ミーティア〉と因縁(?)があり、アンジェのメテオを『吸魔封印盾』で吸い込み完封したところから〈吸星〉と呼ばれるようになった。
第三十五章では卒業までもう少し。いつも以上に気合い入れて頑張り、現在〈上級の狼ダン〉を攻略中。
ハク 18歳 【大妖怪九尾】 第552話・初登場
〈戦闘課2年1組〉にクラスが変わった女子。カテゴリー「狐人」「獣人」を持つ。
二つ名は〈百炎〉。〈百鬼夜行〉の新サブマスター。
袴のような和風装備に身を包みワンドを装備している。白髪に白い三角耳、そして大きくモッフモフな尻尾を持つ。
尊敬しているのはヨウカ先輩。ほとんど師弟関係。
京都弁風な訛り口調で、結構人懐っこく絡んでいく性格。
教室ではミサトとメルトに夢中というか、とても懐いていてミサトに嫌がられている姿はすでにクラスの名物になっているようだ。
第三十五章では年始に〈エデン〉の打ち上げに合流。ミサトやメルトに絡みに絡んだ。シャロンとも最近仲良し。
リンカ 19歳 【炎刀の戦武将】 第821話・初登場
〈戦闘課3年1組〉に所属する。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
リアクトネー侯爵家の三女。姉妹で一番小さい。
〈千剣フラカル〉の新ギルドマスター。二つ名は〈炎武リンカ〉。
妹のリカと名前が似ていることから自分のことはリンと呼べと宣言している。
剣の腕では同じクラスのソードマンに敵わず、ライバルと思っている。
第三十五章では、〈火山ダン〉を攻略中。〈百鬼夜行〉よりも深い階層に潜ってはいるが、もうすぐ卒業。それを見越してリンカには1つ悩みがあった。
後継者どうしよう問題である。
インサー 19歳 【天導師】 第821話・初登場
〈ギルバドヨッシャー〉のギルドマスター。
オカッパメガネという典型的なインテリオタクの見た目だが、その頭脳は明晰。
ギルドバトルが大好きで、日夜ギルドバトルでの攻略法を考えているのだが、使い道が未だに現れず嘆いている。
第三十五章では、〈上級の狼ダン〉を攻略中。
分析力にかけては他の追随を許さない〈ギルバドヨッシャー〉は、他のギルドが先をいく中、ゼフィルスの報告書を頼りに理論的に攻略を進め、ついに〈百鬼夜行〉に追いついた。
また、とある日にお客さんが来た。その子は1年生【大罪】職――【強欲】だったのだ。
オスカー 18歳 【エウレカカオス】 第1020話・正式登場
〈調査課2年1組〉に所属。ノーカテゴリー。
〈ギルバドヨッシャー〉のサブマスター。
掲示板の混沌2年生。学年では〈調査課〉トップの実力者。
混沌を嗅ぎ分ける特殊体質を持ち、そこを見いだされて〈ギルバドヨッシャー〉にスカウトされた。混沌の強い香りに反応して「混沌!」とシャウトするクセがある。
第三十五章では〈ギルバドヨッシャー〉の力も借りてシンジを育成中。
混沌教育真っ最中だ。おかげでシンジは、最近混沌の香りに反応するようになった。良い傾向である。
サテンサ 19歳 【覇者】 第1183話・正式登場
〈戦闘課3年1組〉に在籍している「猫人」女子。
Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉のギルドマスター。二つ名は〈覇姉〉
メンバーがサテンサのことをぱねぇぱねぇ言っているとき、運悪くクエスタールが「では覇姉さんですね」と言って定着してしまい。それからずっと〈覇姉〉と呼ばれ続けている。なお、本人は不本意。
頭脳明晰で実戦的思考の持ち主。傭兵として信用第一で動く人物。
第三十五章では、〈獣王ガルタイガ〉は〈火山ダン〉を攻略中。
〈亜竜〉と遭遇した初の一般(?)ギルド。猫たちは大層驚いたが、今は順調に〈亜竜〉を躾けながら攻略中。
シンジ 19歳 【レーダーマン】 第1493話・正式登場
校内ニュース〈学園の鳥〉にインターンしている男子。ノーカテゴリー。
〈調査課新学年1組〉所属。〈ギルバドヨッシャー〉には時々参加している。
掲示板の元神官、現在の索神ご本人。
絶望と混沌蔓延る2択から、オスカーをツモって弟子になってしまった。
第三十五章ではオスカー師匠のおかげでレベル上げが順調すぎて怖い。
オスカー師匠の言う混沌の香りが分かるようになってきて怖い。
オルクがなんか最強の職業に就くとか盛り上がっていて……これは別に怖くない。
もう少しでレベルがカンストしそう。オスカー師匠からは同じ【エウレカカオス】をとても強く勧められている。どうしようシンジ君!
作者の大好きなお★様、お待ちしております!




