【登場人物紹介】その35-1
登場人物紹介 〈エデン〉所属
ゼフィルス 18歳 【救世之勇者】〈エデン〉所属
本作の主人公。〈エデン〉のギルドマスターであり、〈ダン活〉をこよなく愛するプレイヤーの一人だった。
今もリアルな〈ダン活〉をはしゃぎながらプレイ中。
第三十五章では、上級上位ダンジョンに初入ダンし、はしゃぎながら攻略中。
途中ゲームでも成功しなかった〈ダブルパーフェクトビューティフォー〉現象に遭遇し記憶が飛ぶほどはしゃいだ。結果としていつの間にか〈空島ダン〉の最奥ボスを攻略してしまうミステリーを体験することに。(カットされた〈空島ダン〉最奥ボスは、カクヨムのサポーター様限定近況ノートに記載されております。https://kakuyomu.jp/users/432301/news/16818622170126147216)
また、冬休み最後は慰労も兼ねて再び〈秘境ダン〉に突入。去年は攻略までいけなかったが、今回は攻略完了。冬休みだけで未踏破ダンジョンを3つも攻略してしまい――報告書に纏めて学園長に全部提出した。
学園長は喜んでいたよ。きっと。
〈秘境ダン〉では恒例になっている水着回。今回の水着は一風変わり、もう水着じゃないのでは? というものが多くゼフィルスを虜にした。明らかに泳ぐためのものじゃないが、お風呂に入るだけなので泳がないので問題ないのだ。
ハンナ 18歳 【アルケミーマイスター】〈エデン〉所属〈生徒会・生産隊長〉
本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。
〈エデン〉では貴重な生産職。生産7人衆の1人。
以前魔石とポーションの大量納品で話題を呼んだことから〈魔薬錬金のハンナ〉と呼ばれている。
第三十五章では、上級上位ダンジョンの素材が持ち込まれ始めて〈エデン〉のアイテム生産担当のハンナたちも大忙し。
冬休みなので〈生徒会〉の仕事は少なく、年始のお祭りも全部大人たちの仕事なのでハンナたちは存分に休暇を楽しめる――はずだった。
しかし、世の中はすでに上級上位ダンジョン時代に突入! ゼフィルスがテンション高めに持ち帰ってきたものを、ハンナたちも「ふぉおお! なにこれすごい!」とはしゃぎながら作成しまくったので休暇は無し。
その後、冬休みも折り返したところでゼフィルスから慰安旅行宣言。
急遽サトルが〈生徒会〉の後輩たちを呼び出して最低限の引き継ぎをすませ、〈秘境ダン〉攻略(?)に臨んだ。
ゼフィルスからのお土産には〈金箱〉級で【アルケミーマイスター】のみが作製できるものもあり、これもハンナのテンションが上がる要因となった。
シエラ 18歳 【操聖の盾姫】〈エデン〉所属
伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。二つ名〈操盾〉。
入学ジョブ測定の時にゼフィルスと縁を持ち、その後再会して〈エデン〉に誘われた。
現在〈エデン〉のサブマスターとしてゼフィルスを支えている。
第三十五章では、上級上位ダンジョンで確信? ゼフィルスはやはり何かを知っていると、いや、もしかしたら全部知っているんじゃないかと疑惑を強めた。
前々から隠す気が、多分隠しているんだろうなという言動が割と節々から滲み出まくっていて疑っていたシエラだったが、〈空島ダン〉の最奥ボス戦で確信した。
はしゃぎすぎたゼフィルスが、最奥ボス初見なのに明らかに攻略を煮詰めたかのような動きを披露していたのである。はしゃいだゼフィルスが爆発した結果だ。
よってゼフィルスが再度爆発しないよう、シエラは今後もしっかりとブレーキ役として監視する所存だ。
なお、それはそれとしてヒロインレースにはがっつり参加。
〈秘境ダン〉攻略ではタバサ先生が合流したことで一層レースが激化し、シエラもぐいぐい行った。なおぐいぐい来られるよりジト目やクルクルダンスの方がゼフィルスが喜んでいるのを、シエラはまだ気が付いていない。
ラナ 18歳 【大聖女】〈エデン〉所属
王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。
勇者と聖女が同世代に現れるなんてロマン。そんな理由からゼフィルスに突っかかり、自分が立ち上げる予定だったギルドに勇者を誘おうと画策するも、ゼフィルスの話術により撃沈し、ギルド〈エデン〉に加入する。
〈幸猫様〉を1日1回膝に置かないと調子が出ないらしい。
兄のユーリと喧嘩していたが、十六章で無事仲直りした。
第三十五章では、上級上位ダンジョン攻略に笑顔で参加し、ユーリ兄や学園長がもうちょっと落ち着いてくれないかな? と思っていることなんか蹴っ飛ばしながらゼフィルスと一緒に攻略した。
本章では数々の最上級装備やアイテムのレシピがボスドロップし、そこに書かれている作製方法から六段階目ツリーが迫っていると感じているラナ。
加えて最近最上級ダンジョンを視野に入れているようなことを言いまくっているゼフィルスにラナも絶対付いて行くと気合いを十分に入れている。
なお、それは癒すためじゃなく、ボスをけちょんけちょんにして攻略者の証を掴むんだというアタッカーの思考なのだが、ラナは気が付いていない。
六段階目ツリーで一番欲しいのは何かと聞かれたら「強い魔法がいいわ!」と言うだろう。
エステル 18歳 【戦車姫】〈エデン〉所属
騎士爵家令嬢で「騎士爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名〈槍戦姫〉。
ラナ王女の護衛として行動していた時にゼフィルスと出会い、そのままラナ王女ごとギルドに勧誘を受ける。
エステルを【姫騎士】にラナを【聖女】にするという無茶な条件であったがゼフィルスは見事成し遂げたため忠誠を誓い、ギルド〈エデン〉に加入した。
第三十五章では、密かに王家とやり取り。今年の冬休みもラナが帰省しない旨を説明し、色々納得させた。誰を? もちろんユーリ兄である。ユーリ兄からは、忙しいからラナに公務を手伝ってほしい旨の手紙が届いたのだが、ラナが「断るわ!」と言ったので全てにお断りの手紙を送った。ユーリ兄は少し目頭から熱いものが溢れそうになったとか。
新しいダンジョンに入ダンしてもエステルがやることは変わらず、〈イブキ〉召喚である。
カルア 18歳 【スターエージェント】〈エデン〉所属
傭兵団出身で猫の獣人、「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ。
二つ名は〈見晴らしの黒猫〉。現在〈戦闘課2年2組〉。
元々Aランクギルド〈獣王ガルタイガ〉に所属予定だったが、完全に勘違いしてゼフィルスに売り込みをかけて採用される。
現在〈エデン〉でもっとも素早い。
カレー大好き、食べるの大好き。また、カレーは飲み物だと勘違いしている。
カレーは食べ物だとゼフィルスに諭されたがまったく信じていない。
第三十五章では、新たな食を目指してダンジョンへ。
なぜか1人だけ目的が食に傾きすぎているカルアは、モナたちと一緒に採集に精を出した。〈幻迷ダン〉〈空島ダン〉〈秘境ダン〉ではあまりカルアの黒猫部隊は役に立たなかったので、黙々と食材を集めたらしい。
なお、それはほとんどがミーア先輩に送られ、とっても美味しい料理になって帰ってくるため、今回の〈秘境ダン〉ではミーア先輩に「いつも美味しい料理ありがとう」とお礼を言ったらしい。あと「カレーは毎日作ってもウェルカム」としっかり要望も伝えたとか。それ、神棚の主に感謝とお願いをするとある主人公に思考が汚染されている気がするが、きっと気のせいだろう。
リカ 18歳 【先陣の姫武将】〈エデン〉所属
侯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「侯爵」「姫」を持つ。二つ名は〈崩将〉。
ぬいぐるみが大好きで、ある日特大〈モチッコ〉モチモチぬいぐるみ(現在のモチちゃん)を購入しに行った所でゼフィルスと遭遇。なんやかんやあり〈エデン〉に誘われて了承した。
毎朝ギルドに寄り、モチちゃんを愛でるのを日課にしている。
第三十五章では、前半の〈幻迷ダン〉ではなかなかカウンタータンクの出番が少なく難儀していた。しかし後半の〈空島ダン〉では久しぶりに強タンクに返り咲いた。
ゴーレムロボとの相性がすこぶる良いので、リカが大いに活躍した。
また、最近になりフィリス先生から「私も強くなりたい」と相談されているようだ。フィリス先生は中位職なため、どうやら〈攻略先生委員会〉の階層更新についていくのがやっとの模様。リカは、タイミングを見てゼフィルスに聞いてみようと請け負ったのだった。
ケイシェリア 18歳 【エレメンタラーハイエルフ】〈エデン〉所属
とある森のエルフの里出身で、「人種」カテゴリー「エルフ」を持つ。
愛称はシェリア。二つ名は〈幼護のケイシェリア〉。
エステルの家とは古くからの交流があり、その縁で〈エデン〉に紹介された。
自分で「エルフ」加入条件を持ってくる猛者。
第三十五章では、シェリア、ついに気が付いてしまう。ゼフィルスと一緒の班になればルルたちの名場面をたくさんスクショに収めてもらえることに……!
それからシェリアの暗躍が始まる。自分はともかく、ゼフィルスの班に幼女をいっぱい入れようと。
しかし、それは考えが甘いと言わざるを得ない。ゼフィルスはどんな理由か不明だが、自分でパーティを作ってしまうのだ。そしてそのパーティは、いつもダンジョンに大きく貢献出来るのである。つまり、ゼフィルスの班はゼフィルスが選ぶ。幼女を送り込むことは難しい模様だ。なお、シェリアは諦めない。たとえゼフィルスをロリコンにしてでも送り込もうと思っているとかいないとか。
ルル ◯8歳 【プリンセスヒーロー】〈エデン〉所属
子爵家令嬢で「子爵」「姫」カテゴリーを持つ。二つ名は〈無双の幼聖〉。
シエラと幼馴染であり、心配したシエラが自分の目の届くところに居てもらおうとルルを〈エデン〉に紹介した。
面接を寝ながら受けて合格した猛者(?)。自称ぬいぐるみ愛好家。独自の愛でルールを持つ。
また、ぬいぐるみをプレゼントされると知らない人でもホイホイ付いていくことが判明。シェリアから厳重に注意された。
第三十五章では、ルルちゃんはロリーズのリーダー。
初の上級上位ダンジョン入ダン者の1班に選ばれ、ロリーズ代表として頑張った。
〈秘境ダン〉ではこれまたロリーズのリーダーとしてみんなで巨大雪だるまさんを製作! うっかり雪だるまさんが団子三兄弟になったりもしたが、1つどこかに転がって消えたので無事ダルマさんになった。ルルたちはやり遂げたと満足している。
シズ 18歳 【戦場冥王】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナ付きのメイドだったが【戦場メイド】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。
ラナ大好きであるが、エステルとは違いちゃんと自重している。
ゼフィルスがラナと親しすぎるとちょっと威圧を放ったりする。
第三十五章では、前章で公務をしっかりこなしたラナのご褒美に、今回の公務は無し。ラナを祝いに多くの人たちが学園に訪れ、様々な誕生日プレゼントを置いていったが、誰もラナとは会えなかったのだった。シズガードが強い。
なお、プレゼントの返礼が〈エデン〉製の品々だったので、わざわざ学園都市に足を運んだミスターたちはみんなほくほく顔で帰っていったとか。
パメラ 18歳 【ナンバーワン・くノ一】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「女」を持つ。
元々ラナの隠れた陰の護衛だったが、無事【女忍者】に就いたためラナが〈エデン〉に誘った。
第三十五章では、〈空島ダン〉でレアイベントボス内部の潜入メンバーに選ばれたが、自分が知っている潜入じゃなくて常識が一部崩れた。
どう見ても討ち入りです。ありがとうございます!
なお、久しぶりにゼフィルスと組んだパメラだったが、そのツッコミのテクニックはキレッキレでサーシャやゼルレカたちにも負けず、密かにゼフィルスからの好感度が上がっていたりする。
ヘカテリーナ 18歳 【姫総帥】〈エデン〉所属
公爵家令嬢で「公爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課2年1組〉に所属。
【大尉】に就いてしまいお先真っ暗なとき、〈エデン〉からスカウトを受け、なんやかんやあって【姫軍師】に転職して〈エデン〉に加わった。二つ名〈竜軍〉。
交渉ごとなどが得意。ゼフィルスの右腕ポジション。
第三十五章でも軍師の立場は変わらず、ダンジョンではゼフィルスの右腕として司令塔の役割をしっかりこなした。
〈幻迷ダン〉から始まった〈竜の箱庭〉の写真を撮るという戦法は〈秘境ダン〉でも続けられており、貴重なデータが大量に手に入ってゼフィルスからべた褒めされている。距離感が近いようなそうでもないような、中々の位置に居るもよう。
メルト 18歳 【賢王】〈エデン〉所属
伯爵家子息で「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。二つ名は〈小さな賢王様〉。
短めの銀髪。背は小さくマリー先輩と同い年に見えるほどとゼフィルスは評価した。
顔は凜々しくイケメンで知的な印象を与えている。胸ポケットには「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を差している。
元々Bランクギルド〈金色ビースト〉に在籍していたが、上級生のとんでもないやらかしのとばっちりを受けそうだったため脱退を決意。ミサトの紹介で〈エデン〉へ加入することにした。
第三十五章では、〈幻迷ダン〉はともかく〈空島ダン〉ではそこそこ苦戦することとなる。〈空島ダン〉に登場するモンスターはほぼ全て浮いているのだが、パッシブスキルの『落下防止』をほぼ全員が持っている関係でたたき落とせなかったのだ。
だが、それでもメルトはあの手この手で解決し、対応して見せたのだった。
79層ではゼフィルス大暴走で、便乗したミサトとシャロンに捕まり、3人でクルクルした。
ミサト 18歳 【色欲】〈エデン〉所属
とある伯爵家と懇意にしている部族出身。カテゴリー「兎人」「獣人」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉に所属する将来有望な少女。二つ名は〈癒反〉。
【セージ】という非常にレアな職業に就いてしまったためにゴタゴタに巻き込まれ一時〈天下一大星〉に身を寄せるも脱退。また大きな火種になってしまい〈エデン〉に一時加入してこれを収めた。
しかし、その時の言質で外堀を完全に埋められ〈エデン〉に加入することに。
第三十五章では、〈空島79―ゼフィルス大暴走事件〉に便乗してメルトとクルクル回った。ゼフィルスがこれまでの比ではないくらい狂っていて希望者全員とクルクルする勢いだったので、メルトとクルクル回避である。
翌日は〈秘境ダン〉で、悩殺貝殻水着でメルトに接近。からかっているとメルトの手にはいつの間にか『湯着』スキルを消すことのできる〈湯着消し器〉が。全力で逃げて私を捕まえてごらんごっこした。
アイギス 19歳 【竜騎姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属できた騎士系女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリー。
元〈ホワイトセイバー〉のメンバーで、ずっと下部で燻っていたが、腕は悪くないとダイアスに連れられて〈エデン〉に紹介され、【竜騎姫】に就くのが夢と語ったところ採用される。二つ名は〈竜騎姫〉。
【ナイト】をカンストまで育てていたが、未練は無く喜んで〈転職〉に応じ、無事【姫騎士】に就いた。
第十九章で初めてパートナーである竜、ゼニスと出会い、念願の【竜騎姫】へ。
第三十五章ではゼニスに騎乗して〈空島ダン〉を我が庭のように大きく羽ばたいた。
索敵、偵察、戦闘、なんでもござれな〈竜〉にゼフィルスは終始目がキラッキラ。
アイギスが二人乗りを提案すると秒で乗ってきて、ギュッとアイギスを後ろから抱きしめたのだ。アイギスはドキドキで心臓が爆発しそうだった。
なお、女の子を思いっきり抱きしめて大はしゃぎし、空のタンデムからしばらく帰ってこずにメンバーを心配させたゼフィルスは、その後正座に処された。むむむである。二人乗りはシエラたちから監視されることになってしまった。
なお、その後新しく〈竜〉に進化させるのを手伝って欲しいとゼフィルスから頼まれ、『竜特殊進化解放』を使いアルテの〈ワイバーン〉を〈バハムート〉に特殊進化させることに成功。〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになるが、なぜかゼフィルスが〈バハムート〉に乗ることだけ許可されたのだった。解せぬ。
ノエル 18歳 【声聖の歌姫】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉所属のアイドル女子。「男爵」「姫」のカテゴリー。
ゼフィルスが最初に出会った天然の〈姫職〉。二つ名は普通に〈歌姫〉。
ラクリッテとはいつも一緒にいるほど仲良し。緊張するときラクリッテを見れば落ち着くと漏らしていたとか。
昇格試験では精一杯の援護と攻撃をこなし、仲間への貢献が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十五章では、どこから知ったのか、サンタコス水着を発案!
〈秘境ダン〉でゼフィルスにお披露目するべくラクリッテと一緒にペアで作って披露した。
また、最近アイドルユニットを作りたいと思い始め。真っ先に声を掛けたオリヒメさんには断られてしまったので、元〈お姫様になりたい〉のメンバー全員集合。ノエル、ラクリッテ、サチ、エミ、ユウカが歌って踊ることにした。
年始では子どもたちは遊びに注力しなくちゃならないため、〈秘境ダン〉でお披露目。とても盛り上がったという。
ラクリッテ 18歳 【ラクシル・ファントム】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「狸人」「獣人」のカテゴリー。二つ名〈幻盾〉。
〈エデン〉待望の盾職。期待を寄せられすぎて「あわわわ」するしかないラクリッテ。いつまでたってもド緊張するクセが抜けないのが悩み。
昇格試験ではあまり活躍出来なかったが、ダンジョンでの活躍が大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十五章では、〈秘境ダン〉の初攻略メンバーに選ばれた。
最近出番が減ってきているというか、主力タンクが増えてきているのが現状。
最奥ボスの1番手にお鉢が回って来るのは稀、故にかなり頑張った。結果は最良。
勇ましくもボスを抑えまくったラクリッテ、まだまだ受けタンクはできるもんというところを見せつけた。ゼフィルスもニコニコだ。これからはまた出番が増えそうな予感。
レグラム 18歳 【ウラヌス】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する。「男爵」のカテゴリーを持つ。二つ名は〈雷閃〉。
以前職業発現で悩んでいたところでゼフィルスにヒントをもらったことがあり、それもあって男子最高レベルの職業、【花形彦】に就くことができたと恩に感じている。恩を返すために〈アークアルカディア〉に加入したと言ってもいい。
とんでもないレベルのイケメンで顔がかっこよく、昔からよく女性に言い寄られていた関係で女性をあまり気にしない。でも幼馴染で婚約者のオリヒメだけは別。
昇格試験では司令塔となり、冷静に仲間を引っ張り、作戦にて〈エデン〉を大きく揺さぶったことなどが大きく評価され〈エデン〉へと昇格した。
第三十五章ではオリヒメと二人っきり、まさに二人っきりで温泉でゆっくりのんびりした。もちろん脱いだレグラムをみだりに周りに見せないよう、オリヒメブロックは健在だ。
レグラムも、自分を取られたくないとばかりに警戒するオリヒメにまんざらでもない気分。
例の〈空島79―ゼフィルス大暴走事件〉では逆にレグラムがオリヒメを守るためにクルクル回った。ゼフィルスは他の人のものに手を出すことはしないのだ。
庇われていると分かったオリヒメ。また2人の愛は深まったらしい。最近深まりすぎだ。
シャロン 18歳 【難攻不落の姫城主】 〈エデン〉所属 第667話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する「伯爵」「姫」のカテゴリー。
二つ名は〈無情の城塞〉。
「伯爵」のシンボル〈白の羽根飾り〉を肩に着け、パッツン前髪に薄紫系のボブヘアーと赤系の瞳をして明るい雰囲気を持つ女子。男子との距離が近く、胸が大きいため勘違いさせやすい系女子でもある。
ミサトと知り合い、ミサト経由でメルトを紹介してもらい仲良くなった。その後は親身に〈転職制度〉を進めてくれたり相談に乗ってくれたりして仲を十分深めたところでゼフィルス登場。とどめを刺した。
無事【姫城主】に就いたシャロンはメルトに大きな恩を抱いている様子。
第三十五章の〈秘境ダン〉では、ゼフィルスと行動するかメルトと行動するか少し迷うも、やはりメルトと過ごしたいシャロン。ミサトとメルトと一緒は心地がいいのだ。
例の〈空島79―ゼフィルス大暴走事件〉では、しっかりメルトの手を握ってクルクル回った。もちろん回らされたのはメルトである。シャロンとミサトは楽しそうだった模様。
サチ・エミ・ユウカ 18歳 【神装剣士】【神装本士】【神装弓士】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属するノーカテゴリーの仲良し3人娘。
3人とも【魔装】系の職業に就いたため意気投合。今ではいつも一緒にいるようになっている。最近の二つ名は〈神装シスターズ〉。
以前までノエル、ラクリッテとパーティ〈お姫様になりたい〉を組んで勇者ファンでもトップのパーティとして一部で知られていた。
勇者ファンとしてはゼフィルスは推しだが、どちらかというとアイドルを相手にしている感覚に近い。本当の意味でただのファン。
第三十五章では、ノエルとラクリッテと5人でアイドルユニット、〈お姫様になっちゃった〉を結成。〈秘境ダン〉では歌って踊ってみんなを楽しませた。
またやろうねと5人で約束。やっぱりこの5人は仲が良い。
ちなみに〈空島79―ゼフィルス大暴走事件〉では5人ともゼフィルスとクルクル躍って大満足だった模様。
トモヨ 18歳 【ガブリエル】〈エデン〉所属 第570話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属するノーカテゴリー女子だったが、今は「天使」。
肩に掛かるピンク系の髪に青緑系の瞳を持ち、レザー系に金属パーツを加えた鎧を着て、両手には大盾を一つずつ装備している女子。また胸部装甲はシズを越え、エステルに並ぶほど。二つ名は〈盾天使〉になった模様。
掲示板の元盾士2年生。現在は盾天使2年生。
勇者ファンであり、勇者の講義第一期生として育成論に参加し急成長した一人。
第二回大面接でとうとう〈アークアルカディア〉の加入に合格した猛者。
第二十八章では、自分の限界を感じみんなに追いつくために【天使】職に〈下級転職〉をした。
第三十一章では、ついに五段階目ツリーに戻ってきた!
第三十五章では、〈空島ダン〉で希少な飛行天使部隊の1人として、偵察から空戦、ギミックの解除まで様々なことをこなし、ゼフィルスに色々アピールした。
時には〈天使サンドラッシュ〉によってボスを屠る天使部隊。その前線を張るトモヨは最近かなりギルド内地位が向上してきており、〈転職〉してよかったーと心から叫んでいる。否、〈秘境ダン〉で叫んだのだった。
カタリナ 18歳 【方舟姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「侯爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
美しい黒髪を背中まで流し、白のドレス風装備を着こなす少女。
お嬢様気質で自分の好きなことに一途。他のことが目に入らないとも言う。少し天然。最近はゼフィルスの前では猫を被っているが、被り切れていないときもある。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。
第三十五章では、凄まじく狂ってしまったゼフィルスとクルクルダンスを楽しんだ。〈猫猫ダン〉から、中々の恵まれっぷり。これは運が向いてきている、〈愛猫様〉をお迎えしてから! との考えに至って〈愛猫様〉にたくさんお供え物をした。
これでさらにゼフィルスクルクルダンスに選ばれる可能性が高まるだろうと、カタリナは密かに期待している。
フラーミナ 18歳 【傲慢】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「犬人」「獣人」のカテゴリーを持つ。
二つ名は〈最後のフラーミナ〉。
肩に掛かる青髪を後ろに纏め、やや垂れた感じの犬耳を持ち、オレンジ系の軽装、学生服に近い装備を着ていてセーターのような上に短いミニスカート、そして白とオレンジの大きなマントを装備している少女。
ちょっとお嬢様気質のロゼッタとカタリナの面倒見役でしっかり者。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はフラウ。
第三十五章では、アイギスが『竜特殊進化解放』なるスキルで〈ワイバーン〉を〈竜〉種の〈バハムート〉に進化させちゃって戦慄中。
これは、自分の〈5つ首ヒュドラ〉もできるのでは!? とお願いし、〈オロチ〉へと進化した。オロチは首が7つもあるヘビ型の〈亜竜〉種だ。〈竜〉種までもう少し掛かる模様。
また、ウーちゃん、ルーちゃん、フーちゃんのウールーフー3体も進化し、今は〈フェンリル〉になっている。
ロゼッタ 18歳 【天守護の騎士姫】〈エデン〉所属 第593話・正式登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「騎士爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
赤髪をサイドテールドリルヘアーにし、白銀を基調とした騎士鎧を着て大盾と長剣を装備した女子。
エステルやアイギスと同じく生真面目口調で、最近色々発育が著しくトモヨに匹敵しそうだとか。
リーナとも大の仲良し。勇者ファン。愛称はロゼ。二つ名は〈列車姫〉。
第三十五章では、〈幻迷ダン〉で騎士なレアイベントボスと、〈空島ダン〉でとんでもない船のレアイベントボスとぶつかり、どちらからもロゼッタにかかわりそうなレシピをドロップしたため、ドキドキしながら完成を待っている。
きっと素晴らしい騎士の姿であの巨大戦艦を操縦するんだと夢見ているロゼッタだった。
オリヒメ 18歳 【ネプチューン】〈エデン〉所属 第477話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。
レグラムの婚約者。二つ名は〈嫁げ姫のオリヒメ〉。
ちょっとお茶目な性格。レグラムへの愛なら誰にも負けないと思っている。
ただ、ライバルは多いので、自分磨きに余念が無く、積極的にレグラムとの愛を深め、常に周りを牽制している。
また自分だけではなく、他人の恋愛も大好き。恋愛の知識も豊富。
ミサトやリーナからは密かに恋愛マスターの名で呼ばれている。
第三十五章では、〈秘境ダン〉でレグラムを独占。
男同士で行動するとき以外は全てオリヒメガードでレグラムを護衛した。普通は逆である。
レグラムの上半身裸は乙女のハートを射抜くと信じ込んでおり、オリヒメとしては気が気でない慰労会になった模様だ。
また、〈秘境ダン〉の高級宿では久しぶりのタバサ先生との語り合いに花を咲かせ、他のメンバーを大いにおののかせた。オリヒメさんとタバサ先生が恋バナをし始めたら、他の子は戦力外である。
エリサ ◯0歳(?) 【睡魔女王】〈エデン〉所属 第638話・初登場
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「悪魔」のカテゴリーを持つ。
フィナリナの双子の姉。二つ名は〈眠り姫〉に決定。なお眠らせる方である。
当初【ロリータ】に就いていたため18歳にも関わらず見た目が10歳くらいと幼く、危機感を抱いて〈エデン〉の大面接を受けた。
もうなんでも良いからゼフィルスにお任せという判断が功を奏し、〈天魔のぬいぐるみ〉を使わせてもらえる人物を探していたゼフィルスの目に留まり見事に採用された。その後、妹フィナの口車に乗って「悪魔」系統の職業【ナイトメア】に〈転職〉、本人はこれで「ナイスバディは確定ね!」と思っているが、そこまで成長するのかは神のみぞ知る。
元々金髪碧眼10歳ロリという天使と見間違うような見た目だったが、これからは「悪魔」系統の先駆者になるべく形から入り、〈天魔のぬいぐるみ〉の悪魔っ娘を参考に髪色を紫系に染め、瞳には赤系のカラコンを付け、背中にコウモリの羽を装備したスタイルに変身している。
第三十五章の〈幻迷ダン〉ではまたもゼフィルスと同じ班でいえーい!
しかも今回はあまりの強さに補欠、ではなく、万が一の奥の手ポジションだというのだからエリサも鼻高々。
実際ゼフィルス班が探索に多く出たためエリサの出番は思いのほか多かった。
しかし、レアイベントボス戦ではうっかりやられる1秒前を体験してガクブル。
改めてゼフィルスと一緒に最前線で戦う過酷さを学んだエリサなのだった。
フィナリナ ◯0歳(?) 【ミカエル】〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「子爵」「姫」「天使」のカテゴリーを持つ。エリサの双子の妹。二つ名は〈妹天使〉。
見た目は姉と瓜二つだが目が若干半目でテンションがやや低いので正面からなら見分けることができた。しかしエリサが悪魔に変身しているために今はどこから見ても判別可能。
エリサとしっかりとした話し合いで「天使」系統を勝ち取り無事【アークエンジェル】に〈転職〉した。
エリサとは違い何もイメチェンしていないにもかかわらず〈天魔のぬいぐるみ〉の天使に見た目がそっくり。エリサと抱き合えば〈天魔のぬいぐるみ〉と瓜二つでルルを勘違いさせ虜にした。
性格は温厚に見せかけて積極的、ゼフィルスには〈エデン〉へ採用してくれたことと〈天魔のぬいぐるみ〉を使ってくれたことで、とても恩を感じている。
第三十五章では、〈幻迷ダン〉ではゼフィルスの班のタンクとして大いに活躍し、〈空島ダン〉では天使として空からの偵察やギミック解除まで数多くのことをこなした。
〈空島ダン〉のレアイベントボスではゼフィルスとパメラと共に船内に潜入。パメラに潜入とは、という疑問を植え付けた。
またゼフィルスからは、今回の件でフィナのポジションはひょっとしたらシエラのようなクールツッコミ役では無く、クールボケ担当なのでは? と期待を寄せられている。
セレスタン 18歳 【闘神執事】〈エデン〉所属
とある貴族家の分家で「人種」カテゴリー「分家」「男」を持つ。
〈戦闘課2年1組〉所属。二つ名は〈微笑みのセレスタン〉。
ある筋から大物さんが〈エデン〉に介入するため(?)、勇者ゼフィルスの下に就けるために送り込んだ。しかし、職務に忠実なので特に不満はない模様。
下部組織のギルドマスターが出来る人材がいないため、セレスタンがその枠に収まることとなる。
その後ダンジョンで当たった〈城掘突貫ドリル〉が大きな転機を生み〈エデン〉に返り咲いた。
第三十五章では相変わらずのセレスタンっぷりを披露。ゼフィルスが冬休みの後半に入って宣言した〈秘境ダン〉への慰安旅行で、しっかり高級宿の予約を取っていたりと、有能さを発揮した。もちろんこれは当たりを付けていたとかではなく、冬休み中は全日程で部屋を押さえていただけだ。約束が叶ってセレスタンもホクホク。
また、ゼフィルスが上級上位ダンジョンに入ダンしたことで、逐一報告をあげることになった。もちろん王家にかかわるものにである。ユーリは、その報告を聞いて何度も頭を抱えたとか。
ニーコ 18歳 【トレジャーハンター】〈アークアルカディア〉所属
〈支援課2年1組〉所属のノーカテゴリーの研究者。
元々研究所にて学生研究員として所属していたが、〈エデン〉のミサトのスカウトと、ミストン所長の推薦もあり、また自由にアイテムを研究させてくれるという契約に引かれて〈エデン〉の下部組織に加入した。
思ったよりハードなギルドで、体力が続かないことが悩み。なお、体力を付けることには反対している。
宝箱を見るとたまに暴走する。
第三十五章では、〈空島ダン〉でお宝フィーバーでひゃっほー!
思いっきりはしゃぎまくっていたら神様からのプレゼントフォーユー。〈真銃・デザートグリフォン〉が二丁もドロップした。ニーコは悲鳴を上げた。
しかし、お宝がたくさんフィーバーすれば忘れてしまうのがニーコクオリティ。
その後、たくさんボスを周回したとか。
アルル 18歳 【神炎の鍛冶王】〈アークアルカディア〉所属
〈鍛冶課2年1組〉に在籍している「ドワーフ」のカテゴリーを持つ。
〈アークアルカディア〉で唯一の鍛冶職。
見た目小さな少女ドワーフでマリー先輩と同郷なため独特ななまり口調をしている。主に炎が大好きで、炎を使った生産が得意。料理も得意でハンナとは生産仲間という事もあって意気投合した。
元々不動のCランクギルドと呼ばれた〈ドワーフの集い〉に在籍していたが、髭校生が趣味じゃなかったのと、上級職への〈上級転職〉を報酬にスカウトされたことで移籍した。
第三十五章では、密かに頭を悩ませる。なんと要求スキルが明らかに上がっているレシピがじゃんじゃん持ち込まれているのだ。
明らかにもう一段上、六段階目ツリーのスキルを要求されているレシピ群にマリー先輩やハンナも招集して緊急会議を開催するまでに至る。
なお、最終的にもっとレベルを上げようで纏まった。
何せ生産職は戦闘職と違い、ボス素材にレベルキャップがない。ハンナなんかLV59になっていたくらいなのだ。マリー先輩はLV58、アルルはLV57である。
六段階目ツリーに最初に足を踏み込むのは、ハンナじゃない? という意見で会議は締められたのだった。
カイリ 18歳 【ダンジョンインストラクター】〈エデン〉所属
〈支援課2年1組〉に所属するノーカテゴリーの探索者。
スポーツ少女で走るのが好き。髪も短く日焼け姿でスラリとした足を持つ陸上系女子だ。高位職にも関わらず、元々Eランクギルドの〈アドベンチャーズ〉という弱小ギルドにいたが、ミサトのスカウトを受けてコロッと簡単に〈アークアルカディア〉に移籍した。第二十四章からは〈エデン〉に昇格している。
第三十五章では、じゃんじゃんカイリのスキル光る。
カイリのスキルは初見の場所だと無類の強さを発揮するのだ。ゲームでもそうだった。環境対策を始め、エリアボスの探知、安全なルートまで分かるとなれば引く手あまた。カイリは自分の職業をもっと広めようと決意する。
手始めに空いた時間に〈救護委員会〉で手ほどきをしようと交渉中。
もちろん、冬休みが明けてからの話だ。
ラウ 19歳 【獣王】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年2組〉に所属する男子。「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉に所属したが、上を目指すために脱退し、新たに〈新学年〉の高位職のみでギルドを結成した。他の獣王と区別するため〈エデンの獣王〉と呼ばれている。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第三十五章では、セレスタンやミジュと共に拳使いのゴーレムと覇権を争った。
半分冗談だ。しかし、意外にも拳で語るゴーレムが多かったためラウの出番。拳で道を切り開いた。
〈秘境ダン〉では男同士の語らいで順風満帆。裸の付き合いが結構好きなラウだ。
あと、〈エデン〉の中で一番腹筋が凄いとここに添えておく。
ルドベキア 19歳 【先駆の時兎】 〈エデン〉所属
〈戦闘課2年1組〉に所属する女子。「兎人」「獣人」カテゴリーを持つ。
元〈金色ビースト〉メンバーで、ラウと共に脱退した1人。愛称はルキア。
黒色の長い髪に金色に近い瞳を持ち白系の和服をベースにした民族衣装っぽいものを着ている。ラウとは仲が良いが友達止まりの模様。二つ名は〈混走〉。
第十八章ではついに元〈ディストピアサークル〉、現〈ユートピアサークル〉を脱退し、〈アークアルカディア〉に移籍した。
第三十五章では結構重要なポジション。移動速度を上げたり奪ったりで味方を支援しまくった。〈幻迷ダン〉では、それぞれでばらけて探索していたため移動速度上昇スキルが光り、〈空島ダン〉では、エリアボスや徘徊型など、上空から空を渡って襲い来るボスに対して移動速度低下が非常に有効だった。
レアイベントボスには試す機会はまだ無かったが、ゼフィルスの話では、地上への侵略、無差別攻撃までの時間を遅らせることが期待できるとのこと。
今後レアイベントボス戦の時はルキアが移動速度を遅らせ、上陸前に倒しちゃうという戦法になるのかもしれない。
ヴィレルノーア 17歳 【革命姫帝王】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
学園長の末の孫娘。「公爵」「姫」のカテゴリーを持つ。愛称はノーア。
〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪碧眼。背中に流した髪は先の方がやや巻いており、頭の後ろやや下に大きな赤いリボンを付けている。とある部分は今まで学年、上級生を合わせてもトップに君臨していたエステルに並ぶほど。むしろ去年のエステルを抜いているまである。
好奇心旺盛。現在は落ち着いてきたらしいが、昔はかなり活発で、特に斧や大剣などの長物を振り回すのが大好きだった。今でも長物を見るのは好きであり趣味でもある。
学園長の切望空しく前衛職の〈姫職〉、【革命姫】に就いて〈エデン〉へ加入した。
第三十五章では、『ドロップ革命』再び光る。
上級上位ダンジョンに進出してからノーアの出番は上がりに上がり、守護型ボスではかなりの参加率になっていた。全ては最上級装備やアイテムドロップのためである。
その甲斐あり、作製出来るか否かは置いといて、とても学園長にお見せできないようなとんでもないレシピを大量に獲得することに成功した。
なお、見せようとしてクラリスからそっと首を横に振られたのは秘密だ。
〈秘境ダン〉ではふにゃふにゃノーアが完成。温泉好きのノーアに〈秘境ダン〉はクリティカルヒットした模様だ。
クラリス 17歳 【操千の剣姫】 第1140話・初登場〈エデン〉所属
「男爵」「姫」のカテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
〈秩序風紀委員会〉の元ギルドマスターメシリアの妹。クリーム色の髪をサイドテールにまとめているのはお姉ちゃんのマネ。
男装が似合うほどスラッとしていていつも長ズボンを着用している。
ノーアとは幼馴染であり従者であり護衛でもある。
危険なことに首を突っ込もうとするノーアを制御するのにいつも四苦八苦している。ノーアが〈エデン〉に加入するということで一緒に加入させてもらった。
第三十五章では、上級上位ダンジョンの中にやや茫然。
上級中位ダンジョンの時も驚いたが、今回は最初から参加なので密かに度肝を抜かれているクラリス。意外にも、感性が学園長寄りなクラリスだ。
ジッとゼフィルスの攻略の手腕を観察し、コレットさんに密かに報告している。
もちろん報告を受けたコレットさんは「そろそろ学園長の意識が飛ぶ頃ですね」と熱~いお茶を用意するのに活用している。
サーシャ 17歳 【氷帝姫】 第1144話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「姫」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
腰まである桃色系の髪をウェーブにし、髪の色より少し赤に寄った瞳を持つお嬢様という姿。
シャロンの友達にしてツッコミの名手(?)。背が小さく「ですの」という語尾も相まって少し幼く見える。
代々〈氷属性〉の職業を輩出してきた名家の出身。
ノリがマリー先輩に似ているという理由でゼフィルスが即加入を決めた。
第三十五章でもツッコミ役として冴え渡る。
最近、魔法の腕よりもツッコミの方が頼りにされていないか? と少し心配している模様。
〈秘境ダン〉では今回は温泉回。海回の時とは違い氷のアトラクションを用意しなくて良いだろう。と思いきや、〈エデン〉はむっちゃアトラクションとしても遊んでいたので氷の滑り台もまた活用した。
ヴァン 17歳 【一国一城の主】 第1145話・初登場〈エデン〉所属
「伯爵」「男」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
メルトの幼馴染にしてかなりの初心、だったが。メルトに鍛えられある程度改善。否、何が原因かハッキリさせた。結果ヴァンは女性がある程度大きいと初心な反応を示すと判明した。
なお、タンクとしての腕は確からしい。
第三十五章では、新戦法を確立。
〈空島ダン〉ではゼフィルスから渡された〈魔法使いの箒杖〉で空を飛び、空中タンクとして活躍するという、新たな活躍の場が出来たのだ。
これを使えば地面は城、自分は空中の相手に対抗できるので隙がない。今までいくら陣地を調えても空からの相手にはどうしようもないと思っていたために、ゼフィルスから与えられたこの案にヴァンは大きく震えたのだった。もちろん歓喜である。
これでヴァンの弱点は無くなった、かに思えた。しかし。
〈秘境ダン〉ではノーアに速攻でやられた。破壊力が高かったのだ。
今回の慰安旅行ではヴァンのぶっ倒れる回数が過去最多を更新したとか。
ヴァンの次の弱点克服はそっちが急務になりそうな予感。
カグヤ 17歳 【神使の巫女狐】 第1146話・正式登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」カテゴリーを持つ。〈戦闘課1年1組〉所属。
白い髪に赤系の瞳、髪は背中に流され、頭の上にはリボンでちょこっとだけ髪を結んでアクセントになっている。
〈エデン店〉の未覚醒職員を纏めていた元リーダー。明るいムードメーカー。
リーダーだったためゼフィルスとの接点がとても多く、ヒーラーである【巫女狐】に就くと宣言したためゼフィルスから注目されていた。
覚職するまでゼフィルスから何もお声が掛からなかったため密かに凹んでいたが、その後無事にお声が掛かって〈エデン〉へ加入した。
第三十五章では、〈空島ダン〉で空中ヒーラーとして大活躍。
召喚する鳥〈カンザシ〉のスキル『セット・ヒーラー・プロミス・カンザシ』で飛んでいる味方も回復出来、攻略に大きく貢献出来たのだ。
ゼフィルス班に入れたこともあり、かなり色々なことを教えてもらえてヒーラーとしてパワーアップした。珍しく、本当に〈エデン〉では珍しい純ヒーラータイプのメンバーである。是非そのままでいてほしいものだ。
キキョウ 17歳 【嫉妬】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「狐人」「獣人」のカテゴリーを持つロリっ子。〈戦闘課1年1組〉所属。
つやつやのサラサラな藍色の長い髪に青い瞳、耳の内側は白い毛がもふもふしている。和服が似合いそうなロリ狐人の女の子。
アリスが大好き。警戒心がとても強く、アリスに近づく男には容赦なく怪しい人認定する。
入学の際案内してくれたハンナのことをとても慕っている。
アリスを助けてもらい、ゼルレカの兄の勧めもあって安心して〈エデン〉へと加入した。
第三十五章では、初めての上級上位ダンジョンということでヤバそうなボスは上級生がメインとなって倒してくれたのでキキョウは安心して後続として続いた。
しかし、なんだか天使にはキキョウと同じようなスキルを持つ者もいてちょっと警戒。
〈秘境ダン〉ではアリスとゼルレカ、ルルも加わってロリロリ空間を形成。
こんな秘境があったのかとキキョウたち自身が秘境扱いされたりもしたとか。
アリス ◯7歳 【雷神姫】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「子爵」「姫」カテゴリーの幼女。〈戦闘課1年1組〉所属。
金髪青眼、三つ編みの幼女。性格も幼女、話し方も幼女タイプ。
学園祭で危ないところを2回も救われ、ゼフィルスのことを良い人認定した。
子爵家の伝家の宝刀、「お兄ちゃん」呼びを発動し、ゼフィルスの心にダイレクトアタックしている。
もちろん進んで屈したゼフィルスによって〈エデン〉へ加入した。
第三十五章では、先輩風をビュービュー吹かすルルが「雪の恐ろしさと面白さを、ルルが教えてあげるのです!」と言ってロリ組を巻き込んで遊んだ。
ルルが雪合戦の的になってキキョウ、アリス、ゼルレカの3人で雪当てに励んだりもしたが、ルルにただの一発も当たらず「しゅげー、ルルお姉ちゃん、しゅげー」ってなったりもした。もちろんルルはお姉ちゃんですからと胸を張って、大変微笑ましい感じになったとか。
アルテ 17歳 【聖乗の姫騎士】 第1206話・初登場〈エデン〉所属
「騎士爵」「姫」カテゴリーのナイト。〈戦闘課1年1組〉所属。
アイギスの妹で同じく白に近い銀髪系の長い髪を一部三つ編みカチューシャにしてリボンで留めている女の子、瞳の色もアイギスと同じ青系でアイギスにかなり似ているが背がだいぶ小さい。
学園に来る途中、道が土砂崩れで分断され大きく迂回したため入学式に出られず遅れて到着した。到着してもなぜか〈エデン〉に近づけずだいぶ焦ったものの、なんとかアイギスとの連絡に成功。そのままゼフィルスに紹介されてトントン拍子に〈エデン〉へ加入した。第三十五章で〈竜〉を手に入れ、アイギスと共に〈竜騎姉妹〉と呼ばれるようになる。
第三十五章では、突如ゼフィルスから「アルテ、〈竜〉が欲しくないか?」と怪しい誘惑を投じられてビクンってなった。今度はいったい何を始める気だろう? アルテは警戒した。
はっ!? そうだ、お姉ちゃんガードを呼ばないと! とアイギスを探そうとしたが残念。すでにゼフィルス側にいました。アルテはアイギスとゼフィルスの前に観念して全てを受け入れた。そしたらなんか〈ワイバーン〉のワダランが〈バハムート〉に特殊進化していた。何をしたのか、アルテにもサッパリだった模様。
だが、結果は最高。初めて〈竜〉を手に入れ、上級上位ダンジョンの攻略では、アルテはかなりの大活躍だった。
ハイシュミネ 17歳 【世界樹の番人】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「エルフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
愛称はシュミネ。〈エデン〉ギルドメンバーからは全員愛称で呼ばれている。
髪はシェリアに近い黄緑色で後ろに1本結んで背中まで流されており、髪と同色の瞳を持っている。二つ名は〈保母さん〉。
ナキキとミジュの面倒見役。元〈エデン店〉の従業員の1人だった。
ゼフィルスのことをとても尊敬している。器の大きな人だと思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十五章では、ゲームでヒーラー御用達とも言われた〈古代神話の癒薬杖〉を贈られてかなりご満悦。
ミジュは最近セレスタンやラウのところに行ったり来たりしているので、シュミネはナキキの面倒を見たり、シェリアに代わってロリーズの面倒を見たりするようになった、その姿はまさに〈保母さん〉。
なお、シュミネが代わりを務めていると、よくシェリアと比較されるようになった。え? ロリーズのお母さんに是非スカウトしたい? シェリアが泣くので勘弁して上げてやってほしい。
ナキキ 17歳 【破壊王】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「ドワーフ」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
髪は赤毛混じりの茶髪で、三つ編みを二つ、背中まで垂らしているロリだ。身長はアルルより若干低い。語尾に「っす」をつけているのは職業柄。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、親元を離れ寂しがっている時にシュミネに甘やかされて以来シュミネのことをお母さんだと密かに思っている。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十五章では、破壊系スキルを使うともしかして空島も壊してしまうのでは? とあわあわした。最終的にダンジョンオブジェクトである空島は破壊不能だと分かったが、実は空島で一番びびっていたのはナキキだったりする。
だが、それ以外は優秀で、ゴーレムに特効ダメージが乗るスキルをいくつか持っているため上級上位ダンジョンの雑魚戦では引っ張りだこだった。
ミジュ 17歳 【森界の熊掌者】 第1232話・正式登場〈エデン〉所属
「熊人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
ブラウン系の髪と瞳を持ち髪は背中に流されているものの首下で大きくカールして毛先が上を向いている。雰囲気はニーコに似ていてやや足取り重そうというか、動くの面倒そうという雰囲気を出しているが、割と活発に動く。身長はラナと同じくらい。
元〈エデン店〉の従業員の1人で、ナキキと一緒によくシュミネに甘えている。
むしろ誰にでも甘えに行く子。
第二十七章ではついにお声が掛かって即で〈エデン〉に加入した。
第三十五章では、セレスタンやラウたちの班に多く参加させてもらい、拳による会話とはなんであるかを学んだ。なお、ミジュは拳を振るうとクマの幻影が出てくるので、どこまで語れるかは不明だ。
頑張って拳を磨き、いつか2人に追いつこうと凄まじく高い目標を掲げてしまう。
ミジュや、やめておけ。片や最強無敵執事、片や獣王やぞ。
クイナダ 18歳 【大軍一将之真神】 第1200話・初登場〈エデン〉所属
「狼人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈留学生戦闘課2年1組〉所属。
〈迷宮学園・第Ⅱ分校〉からの留学生。
赤に近いピンク色という目立つ髪をポニーテールにして背中に流し、同色でふわふわな尻尾がゆらゆら揺れる。身長はかなり大きくエステルと同格。
〈学園春風大戦〉の時にハンナを助けた。ゼフィルスに目を付けられた。
第二十七章では【大軍一将之真神】ヘの〈上級転職〉を果たした。
第三十五章では、ゼルレカと行動することも増え、サーシャやカグヤと離れても安心のツッコミ力をキープできるようになった。
ツッコミ力とは、イコールノットゼフィルス済み。ノットゼフィルス済みであればあるほど真人間(?)。ゼルレカを友に選んで本当に良かったクイナダである。
ゼフィルス済みにされて分校に帰ったら大変だったことだろう。
ゼルレカ 17歳 【怠惰】 第818話・初登場〈エデン〉所属
「猫人」「獣人」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課1年1組〉所属。
元〈獣王ガルタイガ〉所属。ガルゼの妹。少々お転婆。ガルゼと同じ赤毛の髪と金色の瞳をしている。〈覇姉のサテンサ〉の教育によってだいぶ丸くなった。
〈獣王ガルタイガ〉のみんなには口では言わないが感謝している。
だが、ガルゼの妹だからといって生暖かい目で見るのは勘弁してほしいとも思っている。
第三十五章では、ゼフィルスからオプションなるジャンルのアイテムみたいなものがあると聞いてワクテカ。まさか、〈放蕩獣鉄剣〉に使えるのではと密かに期待を寄せている。
まだゼフィルスは誤魔化そうとしているが、ゼルレカの野生の嗅覚は誤魔化せないのだ。この日から隙を見てはゼフィルスに〈放蕩獣鉄剣〉のオプションとやらを取りにいかなくていいのか? と聞いているが、まだ色よい返事は来ていない。
ゼフィルスが陥落するのも時間の問題かもしれない。
シヅキ 18歳 【ルシファー】 第1455話・正式登場〈エデン〉所属
「街人」「悪魔」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。
掲示板の元女兵、現在の女悪魔ご本人。勇者ファン。
少し青みがかった銀髪のボブヘアーに、これまた青みがかったホワイト系の瞳。
黒い棒状のヘアピンを7つも使って前髪を止めており、さらに一房赤い髪も混じっていてちょっとダークっぽい見た目。
過去2度に渡り〈エデン〉大面接に応募したが、落選。その時に偶然にも当時の〈秩序風紀委員会〉の総隊長メシリアの目に止まり、スカウトを受けて【通信兵】になることを条件に〈秩序風紀委員会〉に加入した。
なお〈秩序風紀委員会〉所属だったが、マリア経由でゼフィルスに紹介され、こんな機会二度と訪れないとカンナ隊長を投げ飛ばさん勢いでお願いして無事〈エデン〉に加入した。マリアにはとても感謝している。
第三十五章では、痒いところに手が届く。新メンバーなのに召喚士なために探索にあっちこっち駆り出されて大活躍だったシヅキ。
〈秘境ダン〉では初めての慰安旅行にワクワクしながら参加。しかしまずエフィの胸部装甲に撃沈し、続いてやって来たトモヨに宇宙を感じた猫状態にさせられた。
普段、ギルドハウスでも見たことあるはずなのに、旅行は不思議でいっぱいだ。
エフィシス 18歳 【ウリエル】 第1455話・初登場〈エデン〉所属
「街人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課2年3組〉所属。愛称はエフィ。
掲示板では読み専なため書き込みこそしないものの、掲示板用語には精通している。
少しニーコに似た感じの雰囲気の赤髪ツインテ少女。髪は腰を通り越すレベルの長さで、マリー先輩に似た雰囲気だがさらに長い感じ。表情があまり動かない無表情タイプだが、セリフで自分の状態を自己申告する正直者タイプ。
戦うのが好き、強い人やモンスターが好き。自分がどこまで強くなれるのか試したいと思っており、スカウトされた経緯もあって〈救護委員会〉に所属していた。
シヅキからの紹介で現在は〈エデン〉に加入している。
第三十五章では、空を飛べるユニットとして〈空島ダン〉などで大活躍した。
上級上位ダンジョンの登場するモンスターはなかなかに手強く、空中戦もあるので難易度も高く、エフィは強いモンスターと戦えて超ハッピー。
また、新しい防具の着心地グッド。エフィは猫耳天使装備を気に入った様子だ。
マリー先輩には大感謝である。
マシロ 17歳 【ラファエル】 第1491話・正式登場〈エデン〉所属
「町人」「天使」カテゴリーを持つ女子。〈戦闘課新学年1組〉所属。
掲示板の元真白、現白天使ご本人。
小柄でブラウン系のボブカットをした、ザ・後輩という感じの女の子。頭の上の方には2つのボール付きヘアゴムでぴょこっとヘアミミが作られていて大変可愛らしい。
元々とあるギルドに所属していたのだが、マリアの〈ダンジョンショップ〉を手伝った縁で〈ダンジョン商委員会〉立ち上げの際に移籍、そこからマリアの紹介で〈エデン〉にスカウトされた。
【白魔導師】は中位職だったため、【天使】系に〈転職〉できてとても喜んでいる。
第三十五章では、今度はオリヒメさんに師事し、〈転課〉したばかりで慣れていない〈戦闘課〉の授業を効率よく進めるコツなどを伝授された。
ダンジョンではラナを、勉学ではオリヒメさんに師事したヒーラーのマシロは、なんだか隙がない感じに育ってきている。
〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を招く猫〉。
ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと崇め奉られ、いつの間にそうなったのか、神棚に飾ってお供え物をするようになった。
なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。
お供えされたものはいつの間にか消えているが誰が食べているかは不明。
懐がとても深く、ビギナーズラックで初回のボス戦では大体〈金箱〉が出るのは〈幸猫様〉のおかげだというのは公然の秘密(?)だ。
第二十六章ではついに〈幸猫様〉を誰も持っていなかった謎が明かされた。
第二十八章では他の〈幸猫様〉情報来たる。少なくとも2体のお仲間がどこかで幸運を与えておられるようだ。
第三十章ではなにやら〈幸猫様〉の周りに異変。ヘルプニャン完全体なる護衛が守るようになり、〈幸猫様〉たちの注目度がさらに高まっている。
第三十一章ではついにグッズ化デビュー。タバサ先生の案で〈幸猫様〉の夏祭り限定お面が販売された。なお、一般販売分は全て〈エデン〉〈アークアルカディア〉ご購入となった模様。
第三十二章ではなんとついに等身大ぬいぐるみ化。ここまで来ればグッズの頂点と言えるだろう。非常に満足そうなお顔をしてらしたそうな。
第三十四章ではついに〈幸猫様〉が結婚!? 新しく〈愛猫様〉をお迎えし、景気よく幸運をばらまいたとか。
〈仔猫様〉 永遠の仔猫 【神棚の仔猫様】 第393話・初登場
招き猫を仔猫化して女子高生にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を分け与える仔猫〉
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉のいるギルド内に飾ると下部メンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの可愛らしさに崇め奉られ、〈幸猫様〉とセットにして神棚に飾ってお供えをされるようになった。
なお、〈幸猫様〉の子どもみたいだと言われ、2体揃っていると〈親子様〉と呼ぶこともある。
〈ダン活〉プレイヤーの中には大量の〈仔猫様〉を手に入れて〈幸猫様〉と絡めて〈幸猫様一家〉というスクショを投稿した猛者もいた。これは多くの〈ダン活〉プレイヤーに愛され、今では攻略サイトのトップの背景に使われている。
これにより〈幸猫様〉を絡めた尊ばしい作品が大量に世に出たのは有名な話だ。
下部組織〈アークアルカディア〉が設立されたことにより、〈仔猫様〉から『幸運』が付与され、メンバーは皆お供え物をするようになった。
〈愛猫様〉 永遠の奥様 【神棚の主】 第1532話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。〈幸猫様〉に似ているが、ネコミミにリボンがついていてさらに可愛くなっている。
正式名称:〈幸運に愛された猫〉。通称〈愛猫様〉。
〈幸運に愛された〉とはつまり〈幸猫様〉に愛されたという意味。〈幸猫様〉の奥様である。
ギルド設置型アイテムで、〈幸猫様〉がいるときギルド内に飾るとギルドメンバーに『超幸運』が付与される。
〈愛猫様〉が当たった時、ゼフィルスのブレーキが音を立ててぶっ壊――否、爆発してどっか行き、盛大なクルクルダンスパーティが開催された。
マリアンヌ 18歳 【マーチャントキャラバン】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課2年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの商人。
掲示板では商人2年生で知る人ぞ知られている存在。愛称はマリア。
以前面接に応募したが、残念ながら落選。しかし夏休みで〈助っ人〉制度を利用して〈エデン〉へと仮加入することに成功した。
第二十四章で念願が叶い〈アークアルカディア〉に正式加入することとなった。
第二十八章では〈エデン店〉の仕事がほぼ自分の手を離れたマリアが新たな事業を展開する! ゼフィルスも「ダンジョンショップだ!」とテンションアゲアゲですぐに話は進んでいき、あっという間に学園も無視できない――どころか是非協力させてほしい、むしろ教えてほしいと頼み込んでくるような事業へと発展した。
第三十一章では、学園史上6つ目となる学園公式ギルド、〈ダンジョン商委員会〉が発足。その初代隊長に就任した。
第三十五章では、冬休みを利用し一気に後輩たちを育てる合宿を行なった。
ダンジョン泊である。一般の学生たちのボス戦に参加させてもらい攻略者の証をゲット。そこから〈ダンジョン商委員会〉のQPを使って〈道場〉で高速レベル上げ。
次々と上級へ進出する商人が現れていった。
逆に過疎化が進んできた初級ダンジョンや中級下位ダンジョンへの派遣は無し。
中級中位ダンジョン以降のいくつかのダンジョンにスポットが当てられた。
マリアはその全ダンジョンを回りつつ、〈ダンジョン商委員会〉の形作りを行ない、自分は上級下位のランク1とランク2についに進出した。
メリーナ 19歳 【シークレットマネージャー】〈アークアルカディア〉所属
〈商業課3年1組〉に在籍している。ノーカテゴリーの秘書。
ゼフィルスたちが初めて手に入れた素材を売ったときにその担当をした事が切っ掛けで〈エデン〉の専属担当となる。ハンナとは非常に仲が良い。
単位も足りていることから〈総商会〉の所属について悩んでいたところでハンナから誘われ、〈エデン〉の〈助っ人〉として仮加入した。
〈総商会〉にいた頃は、何でも買い取りする代わりに最安値だったためあまり良いアイテムや武器は扱えなかったが、〈エデン〉では他で滅多にお目にかかれない物も扱えるため、メリーナはもう他にはいけない身体にされてしまったようだ。
第三十三章では〈ダンジョン商委員会〉に加入した。
第三十五章では、冬休みとなりややセンチメンタル。あと3ヶ月もしたら卒業かと思うと、ちょっと憂う――なんて暇も無く、〈ダンジョン商委員会〉の活動はもちろん、ゼフィルスが急遽慰安旅行を行なうと言い始めたので大変。ウキウキワクワクと後輩たちに「次はあなたたちの時代だから」と言って仕事を譲った。(押しつけたんじゃないよ、間違えないようにね!)
なお、総商会の方はもう完全に脱退しており、憂いは無い様子。
おかげで慰安旅行はたっぷり楽しめたようだ。
また、進路については、とある御方から直々に「頼む! 学園に居てくれ、〈エデン〉を頼む! 〈エデン〉を頼むのじゃーー!」とスカウトを受けていた。
それはそれは熱心なスカウトだったらしい。
サトル 18歳 【デスマーチプロデューサー】
〈生徒会・庶務〉〈アークアルカディア〉所属。二つ名は〈デスマのサトル〉。
〈支援課2年1組〉にクラスが変わった。ノーカテゴリーの仕事人。
間が悪いタイプで、いつも何かしらトラブっている。しかし、仕事には誠実で……いや、社畜根性が身についているため大量の仕事でも難なくこなす。デスクワークは非常に優秀。〈生徒会〉が一時人手不足でピンチに陥ったときに手を貸し、そのまま〈生徒会〉に加入した。
第三十五章では、〈生徒会〉のミーア先輩がもうすぐ居なくなるということで大慌て――することもなくサトルが普通に仕事を回した。
以前まで〈生徒会〉は役員5人での仕事だったが、学生自体も増えたため、さすがに回せぬと様々な学課から人員を募集。
現在生産職はもちろんだが、サトルの後輩たる支援職などの人材育成も行なわれている。全てはハンナ様のため。
アルストリア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・会計〉
ハンナちゃんストーリー第8話・初登場〈アークアルカディア〉所属
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
背中まで流れる金髪をウエーブにしており、頭には翼の飾りのついたカチューシャをつけている。青系で優しい瞳をしている。
家が王都を拠点にする大型錬金店の娘で、経営などに強い。ですわ口調ではあるが驕ったところは無く、割と世話焼きの性格。シレイアさんが見ていられず、よく手助けをしている。また、ハンナとは大の仲良し。
第三十五章では、〈マイセット早着替え〉のレシピなるアイテムを作製してしばし茫然。もしかしたら、大変なものを作ってしまったかもしれないと戦慄するアルストリア。即でゼフィルスに相談すると、案の定「これは奥の手だから秘密な」と、悪い顔で言われたとか。
シレイア 18歳 【アルケミーマイスター】〈生徒会・書記〉
ハンナちゃんストーリー第8話で本格的に登場〈アークアルカディア〉所属。
〈ダンジョン生産専攻・錬金術課2年1組〉に在籍している。
グレー寄りの白髪をボブにしていてカチューシャをしている。瞳はゴールド系だが、よくバッテンになる。
クラスの中でレベルも高く、意識も高いためかなりの実力者。人見知りで、気持ちが高まったりすると言葉が噛み噛みになるのが悩み。
ハンナとはとても仲良しで大親友。ハンナから教えを受けて、ハンナのために何か頑張ろうと奮闘する姿は微笑ましい。
第三十五章では、〈乗り砲台〉なるレシピが舞い込んできて「ふおー!?」ってなった。即で紹介状を片手に〈彫金ノ技工士〉に乗り込み――「あれ? 男のギルドマスターじゃない?」と一瞬頭をハテナにしたが、そのままタネテと共同開発に着手した。同時に〈戦艦〉のレシピに手を出そうとしたが、こちらは素材が明らかに足りなくて断念。現在は強力な〈乗り砲台X〉の開発に夢中な模様だ。
〈採集無双〉の採集メンバー。〈アークアルカディア〉所属
モナ 18歳【マスター・ファーマー】 ソドガガ 18歳【双工掘ドワーフ】
アンベル 18歳 【大旋風コリマー】 タイチ 18歳 【伝説の釣りキング】
採取のモナ、発掘のソドガガ、伐採のアンベル、釣りのタイチ。
役割分担がキチンとしている上、みんな仲が良い。モナがリーダーを務めている。
全員〈採集課2年1組〉所属。
第三十二章では〈クラス対抗戦〉で優勝し、〈採集課〉最強の座を手に入れた。
第三十五章ではついにゲスト組の〈採集無双〉も上級上位ダンジョンに進出し、大きく盛り上がった。
これまで一応体裁を整えるために公式ギルドが先行していたが、上級上位ダンジョンからは完全に自分たちが先駆者。世の中の研究は自分たちの採集の腕に掛かっていると正しく認識し、むちゃくちゃ頑張った。
もう大量の素材をゲットしまくり、学園にも少しお裾分け。それが出来る程大量に採集したのだった。付け加えると、〈採集無双〉が採集した素材は他に〈ワッペンシールステッカー〉や〈彫金ノ技工士〉、〈青空と女神〉など、様々なギルドへ送られている。マジで非常に重要な位置に居る。
サティナ 18歳 【アイテムエンハンス】〈採集無双〉の元護衛担当。女子。
ハンナちゃんストーリー第9話・初登場〈アークアルカディア〉所属。
二つ名は〈横笛〉。〈支援課2年1組〉所属。
ブラウン系の短い髪を黄色いカチューシャで留めたややロリ気味のダウナー系。言葉遣いはとても丁寧なのだが、感情の起伏が乏しい。
アイテムを使う職業故に支出額に毎回クラッとしていた。
しかし上級職に就かせてもらい、アイテム代の掛からない今までと全く違う仕事まで紹介してもらって、ゼフィルスにはとても感謝している。
第三十五章では、〈採集無双〉と同じくゲストで上級上位ダンジョン入りし、スクショの回数を増やしたり、お絵描きアイテムの管理をしたり、ゼフィルスの報告書作成の補佐を手伝った。他にもいつも通り〈フルート〉の回数増加なども行ない、ギルドメンバーのレベル上げにも大きく貢献している。




