#1603 水着回!真打ち登場は2回ある?最後はハンナ!
「ゼフィルス、どうかしら」
「シエラ! すっごく綺麗だ!」
「……もう」
シエラの番。
ロリレンジャーがわきゃわきゃしてたらシエラも来た。
上に着ていた前開き式のパーカーをバサッと脱ぐと、その存在感が際立つ!!
お、おおおお! さ、さすがはシエラ、脱ぐパフォーマンスを挟んでくるとは……!
俺の目は、シエラの水着に釘付けだよ!!
その水着は、シンプルであり、しかし非常に魅力的なビキニ。
緑系の水着に半透明のビーチカーディガンを軽く羽織ってヒモを前で止めているような姿。
ビーチカーディガンが半透明なんです、たったそれだけでシエラの魅力が爆上がり。
髪にはいつもの髪飾りに加え、5枚の花びらが美しいツツジにも似た花飾りが添えられていて、上品さと色っぽさがえらいことになっている。
中々型破りな水着が多かった中、これはグッと来た。まさにグッド。
もう俺も「すっごく綺麗だ」しか言えない。なんというか、それ以上の言葉が出てこないほどの魅力だったんだ。
しかし、そんな言葉足らずな俺の心境は、シエラにしっかり伝わったようで、シエラは少し斜め下に視線をやりながら頬を赤らめていたんだ。
俺、この一生に悔い無し。
「もう後ろがつかえているから、また後で、ね?」
「おう。また後で~」
そう手を振ってシエラが歩いて行くのを見送る。
後ろ姿も、立ち振る舞いから歩き方まで気品と品格を感じる。
美しい。後で、後でか~。とても楽しみだ!
「ああっとこれは!? シエラさんの後はマズかったかなラクリッテちゃん!?」
「か、完全にシエラさんに心を奪われているように見えるです!」
「んん! こほんこほん。そんな事ないぞノエル、ラクリッテ。2人の水着も素晴らしい。大きなプレゼントを運んできそうな、心躍るような水着じゃないか! というかそれどこで知ったの?」
続いてはノエルとラクリッテ。
俺がシエラの後ろ姿を目で追っていたので2人が戦慄してしまった。慌てて視線を前に戻す。
すると――2人の姿はサンタ水着だった。
お揃いの赤。サンタ服と水着とか相反するかと思いきや、これがグッド。
寒い冬でもミニスカサンタ服は見た事あったが、これはその延長で片側ミニスカートサンタ水着、みたいな感じだった。ノエルは俺から見て右側にしかスカートがなく、ラクリッテは左側にしかスカートがない。上着ももちろん小さくなって胸から上を袖しかカバーしていない。ボレロのような感じの赤い水着。頭にはサンタ帽まであったのだから完全に狙ってるよ。
しかし、〈ダン活〉にクリスマスはないはずだ。いったいどこで!?
いや、細かいことはいい! その場でくるんと元気良く回るノエルがもう最高。
恥ずかしがって顔を赤らめたまま気を目一杯張ってクルッと回るラクリッテが可愛すぎた。これはヤバい。
「ん。次は私とリカ」
「うむ。温泉、楽しませてもらうといる。こんな水着で良いなら存分に鑑賞してほしい」
「こんななんてとんでもない……!」
続いてカルアとリカ。
リカがなんか神なことを言ってる!
抜群のプロポーションから伸びる綺麗な足に豊かな胸部、それを肩から伸びた水着が支え、胸の下でクロスしている黒ビキニだった。リカのモデル体型も相まって非常に似合っている。
カルアは上下黒のフレア系ビキニ。
なぜそれを選んだのか後にカルアに聞いたら、これならいくら食べても大丈夫だから、なんて言葉を貰った。あのぽっこりお腹を温泉でやる気か? さすがはカルアである。
「ほないくでカイリはん、ニーコはん」
「あ、あはは。どうかな?」
「ふふ、ふはは! どうだい勇者君ぼくの格好は! こんな格好ならもう今日はボス戦なんてできないだろう?」
カルアたちが退くと、アルルに連れられてきたカイリとニーコがやってくる。
カイリは少し恥ずかしそうだが、髪の色と同じ紫の水着でグッドな感じ。上は普通のビキニ、下はショートパンツタイプだった。実にスポーツ少女系のカイリによく似合っている。
対してニーコは――なにかに気付いてしまったと言わんばかりにご機嫌だ。
浮き輪やら水鉄砲やら、完全に遊ぶスタイル。白衣にオレンジ色のシンプルビキニという格好だ。
ニーコよ、君体力無くて海でもそんな遊ばないだろうに、自分は遊ぶのでボス戦なんてできませんと全力アピールな格好だ。
甘いなニーコよ。その甘さを後で存分に支払っていただこうじゃないか!
そして2人を連れてきてくれたアルルだが、赤のビキニに白いシャツという姿だった。後ろに流した三つ編みも相まってよく似合っている。ロリ体系にカチッとハマる姿だったんだ。
これでレギュラー組は全員終わったかな?
ミサトとシャロンはメルトの方に行っちゃってるし、オリヒメさんは言わずもがなでレグラムのところだ。
ちなみにミサトは相変わらずの貝殻ビキニタイプ。下は白のパレオを着ていて実に良い感じ。シャロンの方は白ビキニ、レースを彩った大胆な水着だ。
ミサトと一緒にちょっと悪い顔をしているのがとっても気になります!
メルトの運命や如何に!?
オリヒメさんは黒。ワンショルダーのモノキニ系で片方の横腹だけが空いている。
別にきわどくは無い。清楚に見える、だが若干の色っぽさも交えた、なんというかオリヒメさんらしいテクニカルな水着だった。
相変わらずオリヒメさんは凄いなぁ。
「ねぇ、私を忘れてない?」
「あ、ルキア」
「あ、じゃないよ!?」
最後はルキアだった。
その水着はバンドゥビキニ。
下はホットパンツタイプ。色は黄色と青のしましまだ。
というか、ルキアはさっきまでラウと話していた気がするぞ?
もちろん、俺は覚えていたと言ってグーしておいた。
「続いて1年生の部ですわ! ゼフィルス様、今日は温泉旅行にお招きいただき、とーーってもありがとうございます! 心から堪能させていただいていますわ!」
「私からもお礼申し上げます。あと、先程はお嬢様がノックアウトしてしまったヴァンさんを介抱させてしまい、失礼いたしました」
「いや、あれはヴァンが免疫なさ過ぎただけだから気にしなくていいぞ。しかし、ノーアもクラリスも似合っているな」
「ありがとうございますゼフィルス様! ゼフィルス様もとてもよくお似合いでしてよ!」
「お、そうか? サンキュー」
ノーアの水着は一見オリヒメさんのようなモノキニ、と思わせて結構別物、というか魔改造されていた。
胸の部分からおへそのところまで水着が左右に分かれ、ヒモで布同士を繋ぐという感じ。中心は肌色で、まるでコルセットを思わせる。色は紫。
いや、競泳水着タイプを左右に割ってヒモでくっつけていると言った方がイメージしやすいだろうか。腰から下は半透明のパレオを着ていて、非常にお嬢様という水着だった。
クラリスの方は、これまた競泳水着タイプにパーカー。スラッとした出で立ちのクラリスにはこれがよく似合っていた。これで長剣でも持たせたらすっごく映えそう。
「次は私とクイナダさんです!」
「えっと、ゼフィルスよろしくね」
続いてアルテとクイナダが来た。
アルテは騎士ではあるが、ややロリ気味な騎士。いや別にロリでもないんだが、他の騎士メンバーと比べるとかなり小さいイメージだ。他が色々大きいからな。
その水着は、本人の活発さをイメージするビキニタイプで、色は赤と白のストライプ。下はジーンズのようなホットパンツタイプ。すごく似合っている。
クイナダは、スポーツブラのような水着に下はズボンタイプを着ていた。
色は黒。なぜ温泉に来てスポーツ系なのか。だが、これはこれでいい。
サーシャとカグヤはさっき見たが、もう一度見せに来てくれて、4人とも褒めて褒めて褒めまくっておいた。
最後はキャーと言って去って行ったな。
「では、ナキキ、ミジュ。私たちの番ですよ」
「「はーいお母さん」」
「あなたたち最近それよくやりますね。流行ってるのですか?」
「うっす。なんか言うことを聞きたくなる感じと返事をしたくなる感じがするんっす!」
「うん。シュミネの声はまさにお母さんな響き。将来良いお母さんになる」
「あなたたちのお母さんになる気はありませんよ?」
シュミネ、それは手遅れじゃ、と思わなくもない会話をしながらやってきたのは、シュミネ、ナキキ、ミジュだ。
シュミネは淡い青色のワンピースタイプ。
ナキキは競泳水着系だが、色は白と赤で、腋は空いている動きやすいタイプ。
そしてミジュは、なぜか熊人なのにネコミミフードのパーカーを着ているスクール水着タイプだった。
とりあえず、3人ともよく似合っている。
「ここで真打ち登場だよ!」
「わ、私たちが真打ちでいいのでしょうか?」
「もちろんだよ! ゼフィルス君なら、きっと応えてくれるよ!」
「ちょっと恥ずかしい」
そんなことを言いながら来るのはシヅキ、マシロ、トモヨ、エフィの天魔4人組!
シヅキは腰に手をやり、ババンと胸を張って来る。しかし、なぜかトモヨとエフィの方に視線が吸い寄せられそうになるのがとても不思議!
シヅキは淡い緑色のビキニタイプに黄のパーカー。
パーカーには赤い薔薇の飾りが散りばめられており、悪魔感は皆無である。
マシロは濃い青系と黄色のツイストバンドゥビキニで、胸の部分がねじられて、青と黄のビキニとなっている。羽織っているビーチカーディガンは羽根のようにふわふわ湯気に揺られていて、ちょっと風が吹けば飛んでいきそうだった。
マシロの元気の良さに、とても合っている。
トモヨはさすがの白ビキニ。
ホルダータイプのビキニで、肩で支える水着が大きいものを持ち上げている大迫力。これはいけない。〈ダン活〉が対象年齢Bで無くなってしまう!?
最後のエフィは、天女?
白いフレア系にパレオを巻いており、トモヨと真逆の清楚さを出している。
なんというか、美しさすら醸し出しているという、そんな水着姿だった。
さすがは真打ちと自称することはある。
非常に素晴らしい水着姿でした! 堪能させていただきましたとも!
しかし、さらなる真打ちはこの後にやって来た。
「ゼフィルス君、いいかな?」
「もちろんだハンナ! ハンナなら俺はいつでもウェルカムなんだぜ!」
もちろん、ハンナである。
なお、その後ろにはアルストリアさんとシレイアさん、さらに。
「わ、私も参加なの!?」
「郷に入っては郷に従え、ですわ!」
「わ、私たちも参加しますし、ミーア先輩さえよければ、ですけど」
「ま、まあ、聞いた話によればこの水着も〈エデン〉が用意してくれたって聞くし、いいけど、私で大丈夫? ガッカリされない?」
「…………」
「え、アーちゃん? なんで黙るの!?」
なんとミリアス先輩まで来てくれたのである。
とはいえハンナが先頭、他の3人はちょっと距離があって後方だが。
アルストリアさんは相変わらずのスタイルで、赤のタンキニ水着を着こなしていた。アルストリアさんはこれが抜群に似合っている。
シレイアさんは紺のスクール水着タイプで、なぜかまた胸元に「しれいあ」と名が! それマジもんじゃん! マリー先輩め、グッドです!
最後にミリアス先輩だが、なぜかエプロン水着だった。
エ、エプロン、だと!?
赤のツイストバンドゥビキニに同じ色、同じ柄で揃えたエプロンを着ておられるミリアス先輩。これは新しい。ちょっと後ろを向いてもらってこれまたすごく良かったんだよ。
「ゼフィルス君?」
ひゅ!? なぜか『直感』さんが――!
「もちろんハンナが一番だ。ハンナが一番可愛い」
俺は一番を強調してハンナを褒める。
す、少しわざとらしかったか?
「……んもう。ゼフィルス君、一番だなんて、でもちょっと嬉しいかも」
「チョ、チョロい! アーちゃん、ハンナちゃんがちょーチョロいんだよ!?」
「もちろん知ってますわ」
無事ハンナの機嫌は治った。
ハンナはオレンジ色のビキニタイプ。
白い花柄があしらわれているオフショルダーで、バンドゥビキニ。
ハンナが着ると、視線が下に吸い寄せられてしまいそうな非常に危険な水着だ。
白いフリルや水着と同色のリボンなんかもあしらわれていてとても可愛い。
うん、やっぱりハンナは可愛い!
こうして第四回、水着回はなんとか大事なく終わったのだった。
ふう、やりきったぜ。
と思ってハンナと浸かっていたら、シエラが来た。




