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この天秤は神のみぞ知る  作者: 野田木村
1/5

プロローグ

辺り一面真っ白な世界


俺の名前は真坂祐介(まさかゆうすけ)

多分俺は死んだ



この後の展開はあらかた想像はつく。女神が出てきて異世界転生とかするパターンでしょ。どうせ

そもそも俺はなんで死んだのか覚えてない。

だってさっきまで学校から下校してただけだし...こういうのって普通引きこもりとかがなるんじゃないの!


俺がそんなことを考えてることも無視し目の前から神々しい光が降ってきた

俺の前に現れたのは銀髪ロングに頭に羽の生えたいかにも女神な女性

「私は女神アリシア...真坂祐介さん...あなたは不幸なことに死んでしまったのです」


やっぱりだ!やっぱりでたよ女神!

知ってますよ。どうせこれからなんかしらのチート能力を得て異世界に飛ばされるんでしょ

とりあえず女神の聞きたいことを聞こう


「すいません女神様俺なんで死んだんのですか?」


まぁひとまずこれだわな


「それは...申し訳ございません!あなたが死んでしまったのはこちらの手違いなの!!」


は?

え?何?俺手違いで死んだの?は?え?

そりゃないでしょー!だって俺あれじゃん!普通に暮らしてただけじゃん!なんで死ななきゃいけないの!


「お詫びと言ってはなんですがあなたには他の世界で第2の人生...言うなれば異世界転生をしてもらいます」


「やっぱりかー」


やっぱりそう来たかー

知ってたけどなんかさ...まぁいいや

多分このあと好きなチート能力が貰えるんでしょ

次の世界は今までの流れで行くと多分魔法とファンタジーの世界。仕方が無いので俺はその世界で強くてニューゲーム出来そうなチート能力を考えることにした

すると女神が


「ではこの転生につきましては私たち神々の手違いということでチート能力はスマートフォンか盾もしくは女神である私でどうでしょうか?」

「ちょっと待ってくださーい!!それはさすがに著作権的にまずいんで勘弁してもらっていいですかー!」


「そうですか...わかりました」


危ねー!俺の第2の人生がBANされる所だったわ!


「では死んだらリスポーンというのは?」

「お前は俺になんか恨みでもあんのか!?」

「いえ!私は至って真剣にかんがえてるんですが!!」

「もういいや帰る」

「えぇ!」

「俺は元の世界に帰るー!女神なんだろー!生き返らせてくれよー!」

「それは無理です!」


なんなんだこの女神俺の知ってる女神より使えねーじゃねーか!

どこかへ行こうとする俺の腕を女神が引っ張る


「じゃあせめて最強のチート能力くれよ!」

「それは出来ます」

「痛ぃ!」


女神が引っ張るのをやめたせいで俺は顔面からコケた


「痛てて...ん?今なんて?」

「最強のチート能力でしたら与えることは出来ますよ」

「マジで!」


驚いた!まさかこんなにいとも簡単に強くてニューゲームができるとは!


「あなたに今から与えるのは私ですら能力をすべては把握しきれていない...しかしもしかしたら神をも殺せるという能力」

「マジか!」


え?いいの?神殺せちゃう能力俺に与えていいの?


「でも気をつけてくださいそれ相応の能力にはそれ相応の代償というものがあります」

「それはどんな?」

「わかりません」


つっかえねー!まぁいいや最強の状態で転生できるのならそれに越したことはない


「わかりました。それでいいです」

「それでは契約成立ということで今からあなたを魔法とファンタジーの世界へ飛ばします」


女神はそう言って演唱を初めてた

俺の足元に魔法陣が浮かび上がり俺は光に包まれ始めた


「それでは次の世界での活躍とご武運を祈ります!それではまた会いましょう」

「がんばってき...」


ん?また?それに活躍とご武運?ちょっと待って俺とんでもないところに飛ばされるんじゃないか?

そう思った時にはもう光は俺の全身を包み込み目の前が真っ白になる。そして多分この辺りで一旦俺の意識はなくなった





目が覚めるとそこは辺り一面見渡す限りの草原...と俺を凝視するトカゲ型の巨大モンスターの群れ


「...詰んだかも」


こうして俺の異世界生活は始まった

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