俺の変わった友達1 ~柊真視点~
俺は今日この青龍館学院高等部に入学する。といっても俺は中等部からの持ち上がりだしほとんどのやつが中学からの持ち上がり。何人か無能力者が通う中学校から来てるやつがいるかもしれないけど入学式というよりはいつもよりちょっと長い始業式のような感じだ。ほかに特別な事と言ったら今までの中学からの序列が一新されて高等部序列に置き換わるのと制服が中等部の紺のブレザーから群青色のブレザーに変わるくらい。まったく緊張感ないよあな。
「おっ柊真。今年も同じクラスだな」
「マジ。またサルとなるのかよ」
また猿山と同じクラスかよ。でもこいつ情報網広いから役に立つからなでも嬉しいかどうか微妙だ。こいつの情報は俺の情報も含まれてるから陰で売られてそうだ余計なこと言わないように気を付けねえと。
「そういえば風見知ってるかこいつのこと?」
「誰?つかお前が知らないやつの事なんぞ俺が知るわけないだろ」
「斎藤蓮夜ってやつの事だ。こいつの苗字会長と一緒なんだよな。今は会長じゃないけどな」
会長に双子の兄弟でもいるとか聞いたことないしな。
「偶然じゃね?斎藤なんてどこにでもあるような苗字だし」
「まあそうだよな。耳よりの情報をタダで教えてやろう」
「何?」
こいつが何かをタダで教えるとかありえない。
「そいつとお前初戦で当たるよ。公式高等部序列第一回決定会で」
「えっ」
まじか、こいつ無能力者中学出身だよな初めて見るし強さわかってないやつとやるの嫌だな。
公式高等部序列第一決定会
サルの言った多通り俺の初戦は斎藤蓮夜だった、あいつの情報網が怖い。場所はノーマルドームで9時から。げガチ目の一番じゃんだけど海ドームじゃなくてよかった。
「な、言ったろ」
「俺はお前が怖い」
「ありがとさん。あそうそうそいつについての情報教えてやろうか1000円で」
マジか・・・・
「教えてくれ。はい1000円」
「毎度あり。斎藤蓮夜そいつガチ目の会長の兄、会長が兄さんって言ってるの聞いた。見た目は地味でたぶん天然の茶髪に、度の強そうな眼鏡に目の色は金色かな?眼鏡のせいでよくわからんかった。顔は眼鏡と髪型のせいでよくわからなかったけどたぶん地味だろな。能力は発電能力らしい、会長と話してる時に盗み聞きしてた時放電してるの見たからな。強さはよくわからん放電は能力の慣らしって感じだったからちょっとしかマナ変換してなかったし。マナ量ははかろうとしたけどはかる前にどっかいちまった」
こいつ盗み聞きまでしてたのか・・・・・まあいいや相手の能力が分かってるほうが有利に戦える。あっちがどれくらい俺の能力把握してるかわからないけれど俺は結構強いしな会長あっ元会長だったの兄だろうが初戦で負けるなんて失態はさらしたくない。
サブタイトル詐欺になってしまいました。