斉藤蓮夜と編入生1
「それでは上沢海斗選手対斎藤蓮夜選手の決闘を始めます。
決闘では場外、意識喪失、降参宣言の3点のうちどれかを行ったものが敗者とみなします。
なお、敗者と認められたものを攻撃することは厳重処罰が与えられます。
それでは決闘開始」
「斉藤君、降参するなら今のうちだよ?」
「それはこっちのせりふだ」
こいつ絶対叩き潰す。
「なっなこんな殺気が・・・」
何か上沢海斗が言ってるが気にしない。それより俺の武器をかばんから出さないと・・・。
「さっさといくぞ。 それ」
俺の武器=砂鉄
これで十分だってわけではない。蓮那がこの武器じゃないと駄目っといってきたからこの武器にしたわけで本当はもっと強いやつ使いたかった。それでも砂鉄は汎用性があるから便利。
それを生かす。
「砂鉄剣」
ちなみに俺が今はなった技は砂鉄であいつの周りをドーム状に囲って酸欠に追い込む技。酸欠技は前に柊馬と美愛といっしょにダンジョンにもぐったときに編み出した。また3人で潜りたい。今週の土曜と日曜誘ってみよう。
「こんなので僕を倒せたと思うなよ」
もう、突破された。ちぇっコントロールが大変だったのに。仕方ない砂鉄剣で応戦しよ。
砂鉄を俺の手元に集めて何十本もの細い帯状にする。砂鉄が原理は忘れたけど細かく振動するからちぇーそーというものみたいによく切れるらしい。とりあえずダメージの大きい技ってことだ。
カキン カキン カキン
えぇーーー。あいつ自分に向かってくる砂鉄剣を全部日本刀で跳ね返してる。むむむ普通の能力者じゃ見えないくらいの速さで放ってるんだけど・・・・こいつ意外とやれるのか?。もうちょっと剣を細くするか。
カキン カキン カキン カキン
あれも跳ね返すわけ?ふざけたスッペクだな。それくらいで俺に近づけると思うなよ?




