表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/25

俺の変わった友達4 ~柊真視点~

あの時といやそれ以上のプレッシャーが俺を襲ってきた。


「あーそうそう言い忘れてたけど降参なし、負けは気絶のみだから。そっちからどうぞ」


俺の武器は拳銃だ。教科書で受け止められるのか?拳銃は能力者でもあたると痛い。



パン パン パン



かっかわされた?拳銃をかわした?



「そっちの武器は拳銃か。結構いい武器かもね ボコッ」


背中からすごい衝撃が来た。教科書で殴ったとは思えない・・・というかいつの間に後ろに行ったんだ?



シュッ



風刃。マナをあんまり食わないのに結構攻撃力があるというお助け技。かなり早いのに当然のようによけられてる。こいつどうなってるんだ?



「その風刃結構いい攻撃だな。だけどその程度で当たるわけがないだろ?」



グホッ



教科書で鳩尾を殴られた。なんでただの教科書でこんなに威力があるんだ?マナ強化ちゃんと俺してるのに


「言っとくけどこの教科書マナ強化してるからね。強度は鉄の棒並みだから」


は?教科書をマナ強化?植物性のものは人間のマナと相性よくない。教科書をマナ強化とかしたら恐ろしいほどマナを食う。こいつどんだけマナ量があるんだ?


「そろそろ終わらせるか。なかなか強かったよ。俺の攻撃超手抜きとは言え一応一発でD級モンスター倒せるくらいだから」


脳天にものすごい衝撃が来て意識が途切れた。
















「いやー風見柊真すごいなお前。あの時棄権しなければよかったと今頃後悔だ」


「今後悔されても・・・ってそれよりもなんでこのあたり一帯消し炭になってんの?」


なぜか俺が目覚めたとき俺たちが戦った後は消し炭になっていた。


「いやお前が拳銃打っただろ。弾拾うのめんどかったから雷落として証拠隠滅した」


何軽く言ってるんだ?


「いや素直に探せよ。3発だろ」


「メンドクサイ。それより消し炭にしたほうが早い」


こいつ・・・・


「いや消し炭にしたほうがばれると思うんだけど」


「いや消し炭の言い訳はいくらでも考えられるけど弾とそのあとの言い訳はちょっと・・・・それに風見柊真が決闘受けろって言っただろ俺決闘受けたらだめって昼休み言っただろ?それの言い訳考えるのめんどいから消し炭」


・・・・・こいつ決闘させたらあかんわ絶対めんどくさい奴に挑まれたら消し炭にする。こいつに決闘するなって言った人正解だな。俺もお前に決闘を挑んだことをいまさら後悔してるよ。


「なるほど?」


「なんで疑問形なんだ?それよりも風見柊真約束はちゃんと守ってもらうぞ」


「わかってる。友達になれだろ」


「それそれ。月曜からよろしくな。俺休みがちだけど来てる時は友達だからな」


「わかった。これから友達な斎藤君」


「蓮夜でいい。そっちの事は柊真って呼ぶ」


「OK」


「じゃあ帰る」


「また月曜」


なんか斎藤蓮夜と友達になった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ