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俺の変わった友達3 ~柊真視点~

4日目 斎藤蓮夜は学校に来なかった。


みんなあの日の事を引きずってとかいろいろ言っていたけどたぶん違う。


「斎藤のやつこねえよなぁ」


「なんでだろ?」


玉ちゃん先生曰く無断欠席。会長(また序列1位になって高等部会長に就任した)は知らないと言っている。会長と斎藤蓮夜は親の都合で離れたところで暮らしていて高校になって一緒に暮らすことになったため斎藤蓮夜の行動はよくわからないらしい。

そんなことより早く来いよてめえに再戦して絶対勝ってやる。

















「おはようございます」


「斎藤君遅刻ギリギリですよ。それに3日間の無断欠席もどういうことですか?」


怒られてる。というか来たな 覚悟していろよ斎藤蓮夜。


「えっと・・・特例公欠になっていませんか?」


キョトンとした感じで聞く。いや特例公欠になるのは魔物の討伐とか武闘大会とかそういうやつでしかならねえよ。馬鹿じゃねぇの?


「そんなわけないですよ。早く席についてください。朝のホームルーム始めますよ」


いつ決闘をしかけてやろうか?












昼休み


「斎藤君、ちょっといい?」


のんびり会長とオムライスを食べている斎藤。周りの視線にきづいてないのか?すっげえ冷たいぞ。


「何?」


「決闘を挑みたいんだけど」


さっさと受けろ。


「無理」


は?


「なんで?」


「だってルール違反だから」



「どういう意味?」


「えっと・・・この学院に来る時に約束したことがあってそれの一つが私的な決闘を受けないだから」


知るか


「それでも・・・・「無理だから」


「風見君、諦めてもらえる?兄さんがこう言っているから」


「わかりました」


なんだよ。意味が分からない。なんでだよこっちの気が収まらない。















放課後


「斎藤君、もう一度頼むけど決闘を受けてくれないか?」


「いやだからルール違反で怒られるの俺なんだけど」


知るか


「受けてもらえないか?」


「あの試合そんなに屈辱的だった?」


「当たり前だろ」


こいつ頭大丈夫か?


「あれは俺が悪かった・・・・お詫びと考えると グヌヌ」


もしかしたら受けてもらえるかも


「どうしてもやりたいんだ」


「わかった。だけど俺が言う条件を飲んでくれるならいいよ」


よっしゃ


「わかった」


何でも来い


「1 ここ 体育館裏で決闘をする

 2 俺は能力を使わずマナ強化のみで戦う

 3 俺は教科書だけで攻撃する

 4 俺が勝っても公表しない

 5 俺が勝っても誰にも話さない

 6 俺が勝ったら友達になってくれ

 以上だ。」


いや そっちハンデありまくりだろ。というか最後の条件何?


「俺にいいことしかないけど何で?あと最後の条件何?」


「それは俺がお前より強いから。最後の条件はどっちが先に友達を作れるか勝負中だから」


自分のほうが強いってよく堂々と言えるよな。だけどあの時のプレッシャーすごかったから嘘ではないと思うけど。妹と友達どっちが早く作れるか勝負中とかどんな理由だよ。まあ受けてもらえるんならいっか。


「わかった。その条件を飲む」


「どーも。一個でも破ったら怒るから。じゃあ決闘だから体育の教科書にするよ」


「始めるか」


「いいよ」

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