八洲海
日の丸の軌跡における番外編として書くも失速によりここ箱庭レコードへ編入
「距離8500!」
「三笠に動きあり!!」
「大回頭!?三笠の奴等は本気なのか!?」
扶桑の派遣艦隊司令長官が急ぎ双眼鏡を構え、回頭を始める三笠を凝視する、
皇国海軍の連合艦隊が己の出せるだけの速度で徐々にきれいなカーブを描いていく、
その後方500mを連合艦隊の戦列に併走する形で一列の艦隊が居た、
機雷に接触し危うく撃沈しかけた戦艦初瀬を先頭に八清戦争時代の老兵鎮遠、
防護巡洋艦四隻装甲巡洋艦二隻、さらに後方には夜戦突撃担当の水雷艇十二隻、
かき集めにかき集めて何とか間に合わせた戦力だ、
そして、扶桑艦隊も遅れを取ること500m、旗艦初瀬が漸く回頭を始めた、
「距離6900!!三笠が発砲!!」
持てる速度全てを出していた初瀬にとってはそんなことは関係なかった、
むしろ回頭したことによって先ほどから狙われているのだ、
この調子だと後続の鎮遠以下巡洋艦が心配だった、
「距離6600!!発砲許可を!!」
「まだ回頭が終わってない!!」
「しかしこのままでは一方的に撃沈されかねません!!」
「少なくともこいつは新艦だ!!信用しろ!!」
「では他の艦艇は...」
「万が一のことがあったら、私はこの腹を掻っ捌く」
「距離6200!!」
「試し撃ち方!!副砲!!」
日本海海戦をモデルとした八洲海海戦での扶桑帝国海軍の旗艦初瀬と副旗艦鎮遠の物語
扶桑派遣艦隊編成
一等戦艦:初瀬
二等戦艦:鎮遠
吉野型防護巡洋艦
浅間型装甲巡洋艦
雷型水雷艇
山本五十六の姉である磯美(いそみ=53)も鎮遠で参加している、




