表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

川崎茜日本男児化計画

「茜、パンティを捨てふんどしを履けい!」

「いきなり何?」

「褌はいいぞ、自然とやる気が溢れてくるではありませんか!」

「今のじゃ駄目なの?」

「日本男児たるものふんどしは基本中の基本!」

「私女なんだけど」

「だから何だ?褌を付ければ明日への活気沸いてる来るんだぞ!」


 水色のショートカットヘアのこの女は川崎茜かわさきあかね、龍神と人間の混血であり、現在『川崎薬局』の経営している女だ。そして私と同じ遺伝子を持ったオリジナルの本体である。褌を拒否するとは全裸にしてでもすばらしさを教えねば!。

「確かにそうだよ、けどパンティの方が可愛いの多いし...」

「可愛いだと?そんなふざけたことを抜かすから今の日本の男は腰抜けなのだ!」

「だから私女だって言ってんじゃん!」

「ならば実力行使だ!茜、一旦全裸になれい!」

「ちょ、何すんの?離してよ」

「これは、罰ではない。新たな自分になるための革命なのだ!」

「離せって言ってんだろ!」

「貴様!抵抗するか!」

「あんた殺る気?だったら私も手加減しないよ!」

「私に勝てると思っておるのか?負けたらお前は一週間素っ裸で生きてもらうぞ」

「逆に私が勝ったらどうすんだ?!」

「さっきの条件私も受け入れようぞ!」

「その前に一ついいかな?」

「ほう、言ってみろ」

「服を全部脱がせてよ」

「まだ勝負ついてないぞ」

「喧嘩する時、龍に変身する時毎回破けるの嫌だから最初から全裸で戦わせてよ」

「ならば私も合わせないとな!」

 確かにそれは一理ある。自分も同じく屋内素っ裸になった。決戦は陸海空全ての屋外であるここで負ければ淫らな姿で一週間過ごさねばならぬ。それだけは私としても絶対に避けたい。故にこの戦負ける事は『死』と同然である。火竜として奥義を尽くさねばならん!。

「さ、やろうか!」

「そんなに私を全裸にしたいんだ...二回目はさせねぇよ」

 それから、陸海空それぞれで変身と人間に戻るのを何度も繰り返し四日間位不眠不休ふみんふきゅうで神話級の喧嘩をしていた。けど私の方が火力が高いようではある。しかし油断は禁物このまま押し切り、貴様の素っ裸をこのまま見届けてやるぞ!。だが中々倒れぬ。何という意地よ。天もこの戦に心躍こころおどっているではないか。

「いい加減倒れなよ」

「ここで負けては日本男児の名が廃る」

「貴方も女でしょうが!」

「身体はな、だが心は男である!」

「分身のくせにオリジナルに逆らってんじゃねぇよ!」

「これほどとは...」

「約束、守れよ。日本男児...何でしょ?」

 まずい意識が朦朧もうろうとしてきた。川崎茜の必死の猛攻もうこうに我が肉体が悲鳴をあげておる。そして最後の一発が私の意識を削り(けず)取った。そして地面に転がるように叩きつけられた。その瞬間自身の負けを悟った。

「茜、タオルくれ。恥ずかしいよぉ」

「駄目、自分の言葉に責任持ちなさい」

「これじゃ家まで帰れないじゃないか、それに仕事も」

「講義は私が代わりにやってあげる。あんたの事『インフルエンザ』で休んでいると伝えるよ」

 そして一週間素っ裸で過ごすことが決定した。紐一本すら貼り付ける事は許されないし、葉っぱも禁止である。しかし風呂やシャワーを浴びる時や寝る時は問題は無い。朝ごはんどうしよう...。このままの状態で食事...いやそれはまずいよなぁ。茜の娘の亜理紗に悪い影響を与えかねない。我ながら馬鹿な条件を作ってしまったと後悔した。

「お母さん、桜お仕事行かないの?」

「ちょっと病気になっちゃてね、言っちゃ駄目だからね」

「何で?私カンビョーしたい」

「絶対だめだからね!」

「はーい」

 危なかったぁ。亜理紗に今の私の姿を見られたら絶対に「お母さん、どうして桜裸んぼなの?」何て言われかねん。そうなったら威厳いげんは地の底に落ちたも同然だし。噂が知り合い全体に広がったら...そう考えるとベッドの中に籠城し続けないといけない...。あ、やばい。下半身が催してきた。そんなことを思っていたら茜からビニール袋を張った三つの青いスチール製のバケツが差し出された。おいおい冗談だろ...。まさかその中に出せって意味じゃないよな?

「明るい内はそこに出して、夜は頑張って。洗濯するの大変だから」

「亜理紗こっちに来ないよな?」

「私看病したいって言ってたから来ちゃうんじゃない?」

「どうすればいいんだよぉ...」

「食事とかは持ってきてあげるから、この部屋から出ないで」

「外は駄目かな?」

「絶対にやめて出すなら今出しなよ」

「お前が見てる前でか?」

「出ていくから、後は頑張って」

  襖を締め切り、ビニールマットを張った畳の部屋で一八〇度ガニ股の姿勢でで尿にょうを出す背徳感はいとくかんは凄かったが、と同時に快感かいかんでもあった。本当は外でやりたかったんだけどね。音めっちゃ響くじゃん。外に捨てれないのであいつらが寝静まった瞬間に「行くしかない。あれ、拭くもの無いじゃん。茜は買い物に行ってるし、亜理紗は幼稚園にいってるし...あ、終わった...。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ