恋は根性で語れ
「月島さんってどのようにして賀来純也さんとしりあったんですか?」
「そうですねぇあの男とは新神奈川県で会いました。その時に彼の方から告白されたんですよ。それが嬉しくて」
私は月島桜、月島塾初代女塾長である!今薄紫色のショートボブヘアの神樹として人間から転生した大塚紫苑さんと言うオカルト雑誌『アー』の執筆を再会した女性だ。
「へぇそうなんですね教えてくださいよ!」
「少し長くなりますよ」
「是非」
数年前
「私は賀来純也です。貴方の事が好きです!付き合ってください!」
「それはつまり私と契り(ちぎり/結婚)を交わすことだよな?」
「いずれはそうなりたいと思ってます...すいません口が過ぎました」
「......」
「ごめんなさい、私みたいな強面と一緒になりたいわけないですよね。さよなら」
「...おい、待て!。まだ返事してないのに逃げられちゃったよ...」
生まれて初めて男に面と向かって『好きです』と告白された。白銀のロン毛に赤い目を持っているので数百年前の『ヤンキー』の見た目のせいで苦労してたけど私に臆することなく話しかけるとは。気合の入った日本男児がまだいたとは...。
「なるほど、男ってぇのはあざとい女に弱いのか?よし特攻すんぜ!」
オートバイにレディース(女のヤンキー)から貰った特服(特攻服/とっぷく)で夜中帰宅途中のその男を機械を吹かしながら追いかけた数百年前の雑誌で勉強したことを元に私は突撃を開始したのだった。
「ん?あれって本物の暴走族だぁぁぁぁぁ!誰か助けてぇぇぇ!」
「やっと追いついたぞこの野郎」
私は廃墟の灰色のコンクリートの壁に純也を押し付けた。これがいわゆる『壁ドン』...だよな?。本人は驚いてるようだが止まらねぇ!。自分の心のそこから湧き出る溶岩のような気持ちが噴火寸前であった。興奮が収まらないのでその男の唇に深い接吻をした。このまま二人一緒に窒息死してやろうか。
「...ごめんなさい、何でもしますから...」
「私は月島桜、月島塾初代女塾長だ!賀来純也、好きだ!」
「貴方、あの時の...」
「それに今あんた『何でもする』言ったろ!?私と結婚しろ!」
「それはつまり月島さんの『パシリ』ですか?」
「自分の言葉に責任持たんかい!という訳でよろしくな!あ・な・た♡」
そして現在
「と、いうわけです」
「あざといってそういう事じゃないとおもいますよ」
「え?違うんですか?」
「それだとただの脅迫ですよ」
「茜にも同じ事言われました」
「それで今はどうなんですか?」
「それはそれは仲の良い円満なおしどり夫婦ですよ!」
「それ、自分で言っちゃうんですね...」




