ぼくのともだちは、
はじめまして、菜の花です。
小説初投稿なので、つたないところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
ぼくのともだちは、すごくやさしい。言えばごはんをくれるし、たくさんあまえさせてもくれる。
でも、きょうはなんだかようすがおかしかった。うしろをついていってもなにもしてくれなかったし、かなしいかおでずっとうつむいている。
どうしたのかしりたくて、ぼくはともだちにつきまとう。かおをのぞきこんでみると、わらうけれどつらそうなかお。
よるになると、ともだちはふかふかのふとんにはいる。しばらくして、ぐすっとちいさななきごえがきこえてきた。
わらってほしいな。ぼくはふとんにとびのって、ともだちのほおをなでる。ともだちはびっくりして目をまるくしたけど、すぐに目になみだをためたまま、ふっとわらった。そしてぼくのあたまをやさしくなでる。その手はすごくあたたかかった。
「ありがとう」
少したつと、ともだちの手がとまった。みみをすませば、すぅすぅときもちよさそうなねいきがきこえてくる。おやすみのかわりに、ぼくはともだちのぬれたほおをぺろりとなめた。
つぎのひ。ともだちは、いつもどおりおはようとわらってくれた。いつものようにごはんをくれて、やさしい手でなでてくれる。そのようすにぼくはあんしんした。きのうはイヤなことがあったけど、きょうはもうだいじょうぶなんだ。よかったよとか、がんばってるねとか。そんないみをこめて、ぼくはともだちのあしにじぶんのかおをこすりつけて、にゃあといっかいないた。
ご覧いただきありがとうございました。
ひとじゃなくたって、大切な人を想ってるよ。
誰かに届きますように。




