魔法とは
はい、
勇者君が来て約半年、学園入学も近付いて来た時期だ。
今は勇者殿に魔法の講義をしている。
「でばまずかすみさん、魔法とはなんでしょう」
「えっと、魔力で想像を現実にする法の押しつけかな、?」
「正解です、まぁ貴方のレベルならほぼありませんが僕位になると想像ではとても足りません、世界が止まる想像なんて僕もキツイです、なので言葉でそれをかんけつさせます、因みに詠唱とかになるともう桁が違います、僕なら世界と言う曖昧な区分で作るので言葉だけですが宇宙を作るなら詠唱は必要かもです」
「先生は宇宙作れるの?」
かすみさんはそう聞いてくる
「どう、でしょうね、作れるかもしれませんが、量が分かりませんね」
「むむ、どの属性でも宇宙は作れるの?」
「はっきり言うと無理ですね、火や水や風ならまだしも土系統はまじで無理です、光闇は出来そうではありますね、ですが火属性なら火の宇宙であって現実の宇宙は作れません、それを作りたいなら神聖魔法が必要ですね」
「神聖魔法って凄い魔法なんですか?」
かすみさんの疑問に答えましょう、!
「神聖魔法はレア度はまぁまぁですが使いやすさはピカイチです、それこそ時間停止とか空間操作みたいなの以外は使えますよ?世界を作るのも神聖な神の力と例えれますからね、あくまでも神聖ならなんでも出来ます、それこそ吸血鬼の魔法も使えます」
「へぇ〜、」
かすみさんは興味深そうに聞いている
「かすみさんは頑張れば神聖魔法のような事が出来ますよ?」
「あ、汎用性は及ばないけど魔法を多く所有してるから組み合わせ次第なら広がるのか!」
「そうですね、」
そうやって講義を続けていると扉を開けて神父様が入ってくる。
「おや、お勉強中ですかね?アリス君、」
「神父様、大丈夫ですよ」
「そうですか、制服が届きました、学習物は寮に置いてます、あと寮についての説明です、寮は3棟あり庶民寮、貴族寮、特待寮の順番でグレードが上がり流石に貴方は枢機卿という立場が有りますので特待寮の最上室となります、そして貴方の生活が守りたければ絶対に身分を明かさない方がいいです、そして勇者様は数日後には王都にお帰り頂きます。」
「「分かりました」」
時間が良く飛びます、