たいへんごめんなさいなんでもするのでゆるして、
たいとるは、はんせいのきもちです、ゆるして、ごめんなさい、
「あぅ、」
街に出て歩いているとなんだか、尊敬の念?的なのを向けられる、あとたまに頭を下げられる、やめてくれ、僕はそんな殊勝じゃないんだ。
あと道がわかんない。
「あの、すみません、」
「あっ!司教様どうされましたか?」
「あの、冒険者ギルドへの道が分からなくて、案内して貰えませんか、?あと、そこまで畏まらなくとも大丈夫です、」
「えっと、分かりました。冒険者ギルドですね?着いてきて下さい」
赤髪の女性が快く案内してくれる。
「こちらですよ」
大きな建築物、ここが冒険者ギルドらしい、教会、領主館、市役所、冒険者ギルドの順番で大きい、教会はお城には届かないけど屋敷程度では届かないレベルの大きさです、
「失礼します。」
冒険者ギルドに入ると様々な人が居る、荒くれ者の様な人や騎士っぽい人、千差万別と言えるが皆僕の服を見ると頭を下げたり絡もうとはしない。
荒くれ者さんも優しい顔してる、いやあれはただの小さい子好きなお兄さんの顔だ。
「おや、いらっしゃいませ司教様、どうされました?」
「冒険者ギルドに、登録するといいと神父様に言われて、まだ今日なったばかりなので、」
「そうでしたか、ではお名前などをお聞きしますね?お名前は?」
「アリスです、」
「ご年齢は?」
「14歳です、」
「魔法は何を?」
「神聖魔法と、時空魔法でしゅ、」
かんだぁ、
「んふ、えっと、これが冒険者カードです」
ねぇ笑ったよね?ね!うぅ、
「ありがとうございます…」
「えっと、冒険者にはランクがありG〜Sまでで基本的に強さで変わります、アリス君…さんはCからですね」
「くんでもいいです…」
「はい、それでは良い旅を」
「神父様、出来ました」
「私に様付けは要らないのですけどね、分かりました、それではこれの解呪とかは出来ますか?魔力とかは大丈夫ですかね?」
「あの、魔力を数値化出来ませんか、?底なし過ぎてあんまり掴めないので、」
「あぁ、有りますよ」
そういうと神父様は腕に何かを付けてくれる。
するとそこには999999999999…と表示される。
「これは凄まじいですね?まぁそこまでなら表示できます」
「ありがとうございます。」
そして解呪するものを貰って部屋に戻る
「えっと、解呪、黒いのを、取り払うのでいいかな、?想像しにくい、【呪いよ解けよ】」
黒いもやが取れる
「何となく、掴めた、」
どんどん解呪していく。
「神父様できまひた、」
数時間経ってから神父に届けに行った、
「早いですねぇ、ここに置いて下さい。」
「はい、」
「それでは今日の業務は終わりです、そうだ。最近教会で勇者召喚を行うそうですよ」
「勇者、?」
なんでだろう、魔王とかは居ないだろうからここでの勇者は勇気ある者、発展の象徴とかですかね、?
「勇者は国に転機を齎す異世界の存在です、貴方は時空間魔法が使えるので招集されるでしょうね」
そんな事を聞かされたあと部屋で寝ることにした。
そこから数日間は何事も無く、そして王都への招待状が届いた。
「やはり来ましたね、」
「はい、」
「まぁ行ってくるといいですよ」
「わかりました神父様、」
そんなこんなで王都に向かうことになった。
王都の教会は僕がいる街、フォンデュ伯爵領〖カリムの街〗の数十倍もあり桁違いの大きさだ。
「あの、招待状を受け取って来ました、アリスです、」
「アリス司教様ですね、ファールン枢機卿猊下の元までご案内致します」
金髪で緑目のシスターさんが案内してくれる。
「ここです」
案内された扉を開けるとファールン枢機卿がいる。
白髪に優しい目をした男性だ、目は…茶色ですかね、?
「えっと、あの、その、アリス、です、ファールン、枢機卿猊下…」
「緊張しなくても構いませんよ。ささこちらにおすわりなさい」
金と赤の刺繍に少し派手な赤い服、かっこい、!
それに優しく話してくれる、いいおじさまだぁ!
「失礼します…」
「えぇ、まず勇者については飛ばして、勇者召喚を致します、あなたは時空間魔法を使えると聞いますのでお呼びしました」
「はい、使えます、」
「それだけです」
「…え?」
「魔法の使い方はその人によるとしかいいようが有りませんので、」
「そうかもです、」
そう話すと地下に案内される、司教にも序列があり僕は一位、上座に座るわけだ。
順番は
教皇
枢機卿15名
大司教85名(最下位は序列一位司教と重複)
司教250名
司祭5400名
シスター及びそれに準ずる役職150万2000人
序列は
レーロル教皇聖下
1ファールン枢機卿猊下
2ラーム枢機卿猊下
3クルーム枢機卿猊下
4カームス枢機卿猊下
5ラーフル枢機卿猊下
6ルームルン枢機卿猊下
7バレーヌ枢機卿猊下
8サーリア枢機卿猊下
9マリア枢機卿猊下
10ジュリア枢機卿猊下
11サターヌ枢機卿猊下
12ターム枢機卿猊下
13ワーヌムール枢機卿猊下
14セシリア枢機卿猊下
15ネリア枢機卿猊下
となり司教だと僕は序列一位、大司教に入り序列最下位です。
「えっと、ここに座ればいいんですか、?」
案内が終わったので一応聞く
「はい。ここで大丈夫ですよ」
笑顔で話してくれる、うれしい。
その後教皇聖下のお話が終わり次元を裂く事になる。
「【空間よ、次元よ、開け、転機たる勇者を召喚せよ】」
時空間魔法持ちは本当に少ないようで僕しか居なかった、なお他の方達は神聖魔法等で魔法力を高めてくれている。
教皇も持って入るが魔力量が足りないらしい。
なお次元を割くとか大丈夫かな?と思っていたら大精様が大丈夫と教えてくれた。
魔法だが、次元が割け、宇宙が見え、高校生程の少年が呼ばれる、流石に次元を割く魔法は僕の魔力をでもキツく気を失った為僕はその場から直ぐに離れた。
「ファールン枢機卿、すみません…」
「いえいえ、次元を割くとなると流石に疲れますでしょう」
「はい、召喚された方は何と?」
「あぁ、誘拐、?と言われてしまいましたが事情を説明すると楽しそう、と言ってくださいました。それと功績を考えて大司教序列5位に昇進です、そもそもあなたはほぼ未来教皇でしょうからそこまで関係ありませんけどね!刺繍は銀に金です」
「はい、」
僕昇進したみたいです、あと刺繍を変えときます。
「あの、ファールン枢機卿、なぜ猊下をつけては行けないのですか、?」
僕が起きた時猊下をつけて呼んだら猊下はのけてくださいと言われてしまった、
「枢機卿も要らないんですけどね、ファールンおじさんとかで呼んで欲しいんです、職業柄私の時代は恋愛など出来ませんでしたから」
「えっと、そうですか、」
僕を孫の様に思ってくれてるんですかね、?
「まぁ人は皆老いるものです」
「すみません僕不老不死なのでよく分かりません」
「…貴方随分と引き出しが多いですね?」
「あぁ、あと僕あの勇者さんと同じ世界出身です」
「…引き出しをひっくり返した気分です」
「あと大精様に会いました」
「貴方驚いてる私を見て楽しんでます?」
「ファールンおじさん、ぼくは、そんなこと、してません、」
「んん、そうでしたか」
ちょろいですね、ふふ
「あぁ、一応言っておきますがいつ帰ってもらって
そう言われたので時止めて帰ります。
描写してませんが神聖魔法は黄色と白、時空間は宇宙の様な魔法陣が出ます、