暖かくなる前に
翌日、卵ルーティンを終え
各店舗に卵を配った後
アレマ商会の会頭に会いに行った
グルメ貴族の件で、礼を言った
会頭)それはそうと、今日は何のご用で
先生)あのですね、こうシュワシュワとして飲んだらしびれるような感じの水知りませんか?
会頭)全く知りませんが、自然に湧いたりしているもんなんですか?
先生)はい、そうです
会頭)ではその辺に明るそうな人を呼びます
ベルを鳴らし秘書に指示した
程なく、人が来た
会頭)こちらはうちの鉱物関連の主任研究員です
挨拶もそこそこに事情を話す
鉱物関連の主任研究員)ああ、知ってます、珍しい水があると聞いて一度飲んだ事があります、
口の中がシュワとした感じとしびれる感じの水でした
先生)それはどこですか?
鉱物関連の主任研究員)ヘレの町をずーっと北にいったファーンの村です
先生)会頭さんその村は誰の領地ですか?
机から地図を取り出し
会頭)直轄領ですな
先生)例えばその水を売ると領主様から何かありますか?
会頭)村なので直接、土地は借りれませんし村の住民なら問題ありませんがどうでしょう、
私が内々に領主様に許可証を発行してもらうと言うのは?
先生)ありがてぇです、それでお願いします
会頭)わかりました、任せてください
先生)あのそれと、トンネルは閉鎖しました?
会頭)そうですね、熟考中です
先生)トンネルは季節にかかわらず温度や湿度が一定なのでお酒の貯蔵庫に向いてると思います、
会頭)ほー、なるほど、さすが先生、酒だけでなく、倉庫としても利用できますな、
早速、関係者と協議してみます
先生)では、私もファーンの村の行ってきます
別れを告げ、ヘレ町行きの列車に乗って向かった
ヘレ町に着き、ファーンの村の情報をギルドや鍛冶屋の師匠に聞いた
北の森を少し行くと森がなくなり池が左に見えてくると同時にデカい岩の壁がそびえ立つ山脈が見える
デカい岩の壁の下は崩れた岩が長い年月をかけ風化して、
人でも登れる位になっているそこから壁の回廊と呼ばれる、
道を通っていけばファーンの村に行きつくと言う事らしい、
ヘレ町の領主庁 土地貸与課へ行く
地図をを見るとヘレ町からファーンの村までの土地が未貸与地、ま、そうですよね
そこの土地を全部借りたもちろん、謎の500年期限契約、金貨2枚ってあんだけ広大なのに
各町周辺は土地が借りれない部分である、借りた土地は外地区に該当する
というわけで、ヘレ町を出て境界にある、石が並べられた外に到着、
全く魔法は便利、使えば使うほど力を増す、探知魔法から派生?
目を意識して遠くを見る、絶壁が見える、
遠目魔法?イメージし易いのでそう呼んでいこう、
方角が決まったので地中探索魔法で広範囲で埋まっている鉱石調べた、鉄が莫大に多い、
これって下手な鉱山よるあるよねー、領主様に勝手に使ったとこ見つかったらヤバヤバ
その時は会頭に丸投げ案件ってことで、5メートル幅の両側に鉄の壁、イメージが固ったので魔法発動
両端からスッパーとドミノ感覚で生えて来る鉄の壁、肉眼で確認できない所まで延びて行った
複線になるよう右側に寄せ砂利、枕木、レールの順でやってみた、
前方は森なのだが、沢山の岩石が点在する
それを材料に砂利を作る、鉄壁に沿うように魔法発動させた、イメージ通り長い台形ができた
枕木は石でもよかったが、あまり使いすぎると、あれ何で、森を間引いて砂利に敷く感じで、
ていりゃー、謎の魔法名?
スッパン、スッパン、、、、意識朦朧、フラフラ、クラクラ、急いで、
リュックからマナポーションをグビグビ、やっべーかったぁ、底見えたわ、ごっそりいかれたね、
ついでにヘレの町へ戻ってギルド飯、いつものガッツリ感がいい
気力が回復した感じで、境界線へ
幾らか持って行きたいが地中にある鉄を半分は、いやぁ無理だな莫大過ぎてなので
リュックの残容量55%を80%くらいまで入れておく
レールとレールの間を少しあけて接合し枕木と鉄の杭で固定までする、イメージで
見えたーとおー、謎掛け声と共に
音を立てながらレールが次々と敷かれていく
線路完成、多分、
小さめの車両を作る、動力車は扇風機の魔法陣で動かす、
坂道に対応するため車輪の内側にギアを取り付ける
他の車両は現在鉄道に使われてる貨物車のミニ版だ
レールに動力車と貨車5台を引き連れ試運転でレールが出来ているとこまで行くことにした
割と適当感あふれる作りにしたが、儘快適でつつがなく進む、
探知魔法で周囲にモンスター反応があってもお構いなしであった、
速度が少しゆっくりであった所為か長く時間を感じた、それにしても鉄壁も線路も終わりが見えない
森を抜けデカい岩壁が見えてきた更に進む、列車の動きにも不具合は見られない、程なくして
とうとうデカい岩壁の下、割となだらかな坂の所まできた、
あれれー、おっかしな、鉄壁レールが続いてる
よく見るとなだらかな坂に食い込んで続いてた、やってしもーた、岩を覆って隠した
回廊に続くなだらかな坂道を広く平らな坂にして鉄壁と線路作り、
木が無い代わりに岩が多いので枕木した
回廊は狭い、一人ならば余裕だが、
前に作ったトンネルの半分の広さに回廊をしよう、今日はこの辺でお開きに
翌朝
回廊拡張計画を開始した、
掘った後岩石はリュックへ
ただ強度的な心配があったので外側に何となくローマやギリシャぽい柱にした
回廊は岩壁正面を横切り右へと、山と山の間を通る、そのままほりほり柱建てを繰り返し
山と山の間まで来た、カレーを食べ一休み、午後から作業開始、思たんだが、魔力枯渇が起きない
今も兆候すらない、ヘレの町の境界でフラフラになったのに?
考えても仕方ない事考えながら作業は続く
実はフラフラになった理由、ヘレの町の境界から広域魔法で線路作成した時
デカい岩壁を貫通して今も向こう側に線路が出たままであった
やっとこ、ほりほり終了、向こうに建物が見える、ファーンの村だ、
しかし村にはいかず、こっから線路ギア有と鉄壁敷いていく、その前にマナポーションを
下まで広域魔法で一気に行く、発動した後、気合入れた割に魔力減ってない
回廊の内側に線路作ったのでそっから一度、下に降りていった
下に着く頃には夜もすっかり暮れていた、
問題なく敷設出来ていた、あと残りで上からと下からを敷設して完成、
更にカレー食って寝ない、このまま一旦、自宅に帰る
ミニ列車に乗りヘレの町の境界へ、直線だから、最高速でいったら30分かからなかった
ヘレから鉄道で首都駅へ
そこから、原チャで家まで、
孵化器を確認オレンジ一色
さっさとデカ鳥小屋へ餌を作って、卵を選別、多いわー
無精卵を持って、3店舗へ、全店舗少し余っていた、ギリギリセーフ
配り終わって、家で寝る
朝卵ルーティンをし、移動
ミニ列車に乗りファーンの村へ
デカい岩の壁の坂道に差し掛かる
ギアが役に立ってずんずん上る、山と山の間に差し掛かった、程なく
村が見えてきた、列車を止め、ほりほりした残りで小さな駅を設置、簡易なものだ
歩いてファーンの村へ行く近くの家をだずね、村長の家を教えもらう
炭酸水の事を聞く、誰も飲まず、時々子供が好奇心で舌を付けるぐらいだ
村長に炭酸水を売ってもらう事にした、最初、村長欲しけりゃ持って行けと言っていた
そこで、土地が余ってたらそこも貸してほしいと言ったら、
じゃあ炭酸水の出てるとこ貸してやると行ったので1年、諸々で金貨12枚でと交渉した、
村長はちょっと驚いた顔をしてた
内心では高く吹っ掛けてやろうと銀貨12枚くらいでどうだなどと思っていたが、
全て吹っ飛んでしまったからだ
予想の100倍、二つ返事で快諾した、
炭酸水を見に行った、崖から数本流れていた
コップに入れ、砂糖を加えたグビグビ、ゲーッ盛大にゲップした、この感じ久しぶり
ポット何本かに入れ、村長に挨拶して、首都に帰った
アレマ商会、総合受付、会頭へ
案内され会頭室へ
会頭に事のあらましを説明
現地で甘い炭酸水を生産し3店舗に卸すため
人員と工場建設をお願いした。
会頭は変な顔にして考えこんでしまっているので
リュックから炭酸水ポットと砂糖を出し、会頭が飲んでた水を宙に浮かし、
空のコップに炭酸水を入れ砂糖を加え混ぜてから
水を氷に変えコップに小さなキューブ状にしていれた、
さぁどうぞ、と差し出した、会頭は一口飲む、更に変な顔になった、今日は変顔大会かな
初めての感覚から解放された、普通に戻ったところで、一口グビ、次は笑顔になった
何ですかこの飲みもは?シュワシュワ水に砂糖を入れた物です、3店舗で暖かくなる季節に売ろうかと
はーっ確かに見てましたからそうでしたね、また先生やりましたね、人員と工場建設は了解です
礼を言い退室した




