そこそこ繁盛
レストラン店に着く
のんべんだらりな感じで客のいない椅子に座る
調理場から景気のいい音が聞こえる、そろそろ、お昼なので
まかない、オムレツだ見た目も綺麗で、後は肉系が入ったシチュー
リュックからカレー鍋を出しオムレツにかけた、普通にうまい
元シェフ見習いが作っただけはある、師匠の教えが生きている
シチューもギルド食堂のと比べ味は段違い、味の雑味が上手く調和している、
なのに客いない現実が刺さる
少し一服してから、スイーツ店へ行った
お客がいる、子供の客である、服装から中産階級、この辺の子だな
焼き菓子は子供でも買える最低価格設定だ
味が色々あるのでアソートがお勧めだ、好きな物くやぁ、いいんだが
銀貨を握って、何種類か買っていた、そう、銅貨15枚を一つの値段にした
店員の話によるとここ毎日、数人が訪れると言う事だった
菓子の袋は透明ではない、絵で菓子を描いて何かわかる様にしている
絵かぁ、暇してるウェイトレスに子供が喜びそうな絵をカードにかいてもらった
カードはこだわって裏は金を薄く貼って綺麗な模様にした
表は4端に金で線を書き絵を目立たせるようにした
AI機能の改変よろしく、魔法でそれぞれの絵を金補正して修正した、100枚できたので
菓子の袋に入れていった、コレクションシリーズ100枚限定とか煽って適当な文句を書いて売ってみた
1日目は普通、2日はお馴染みさんとその友達であろう数人が買っていった、
後は雪ダルマだった5日で完売
可笑しかったのは4日目にメイドや執事が複数いた事だ、
ま、使った金で赤字は間違いないな、面白かったからいいけど
その後はウェイトレスが暇がてらカードを自主的に作っていた
初期は酷かったが、1ヶ月で見違えるほどだった、
最初絵描きにでも頼んだのかと思ったが、所謂覚醒したのだと感じた
冗談半分で作ったコレクションシリーズがウェイトレス達によって
町、動物、城、花、等々がシリーズ化した
コレクションシリーズをやる度に完売日が早くなっていた、
少しバズったおかげで普通の客が増えた、
なんかよくわからないけど上手く行ってる、
時間的には、カード100枚ができた時に家に帰った
毎日のルーティン
卵関係の仕事、卵を店舗に持っておく。まかないを食って家に帰る
で、3日後
首都駅専用喫茶店(仮)
シェフ達が下準備をする、営業時間9時から19時、ラストオーダーは18時まで
教えたレシピはサンドイッチで
ショーケースに出来た物から並んでゆく
各果物のオレをポットに、それを冷蔵庫に入れる
さて、準備も整い、開店した
流石は駅、直ぐに数人が注文した、
ここで食べる人はタオルを出した、サンドイッチを手で食べるためだ
タオルはタオルウォーマーを開発、
って言っても冷蔵庫の反対で温度を高く設定した魔法陣を付与しただけ
順調に注文をさばく客の注文が飲み物中心になった、こうして、1日の色んな動向が見えてきた
営業終わり頃には全て売り切れたので、18時半に閉店した、
明日以降、彼らを任しても大丈夫と確信した
翌
レストランにいると紳士が来店、手紙を差し出した、封はアレマ商会だった
中身を読むと2階でもてなしてくれと書いてあった、早速、2階へウェイトレスが案内した、
1階とは違い、紳士は気品で優雅なつくりに魅了された、席に着くと、今回はフルコースで
と紳士が注文、ウェイトレスはメニューを持ったままオーダーをシェフに伝えた
一口食べては、皿を下げさせ、次の料理を持ってこさせた、態度は横暴に見えるが、
至って優しい口調で答えた、結局、最後までこの調子だった、
帰り際に大変、おいしゅうございましたと応えて、一礼して馬車で出られていった
シェフと俺は顔を見合わせて呆然とした、変な客もいるもんだ、
ま、アレマ商会、会頭の紹介だからな、よくわからんが
翌日、2階の席に予約が入った、開店して初めての事に周囲も変な空気になった
時間になり、予約の客が来店した、100ぱー、貴族だ、身のこなし、お供の立ち居振る舞い
ウェイトレス長、一応そんな役職はないが彼女にはどこかしら、風格と優雅さを感じていた、
ここぞって時の人だ
2階に案内させ、貴族は席に着いた、フルコースとお供が発した、
ウェイトレス長もかしこまりましたと答え、
オーダーを伝えた、食事が運ばれていく、貴族は次々と食した、それも綺麗に完食だった、
食べ方も優雅で粗野のその言葉すらない、生粋の代々続く名家、そんな思いをしていた
最後のコーヒーを飲み終わると、席を立ちお供に向かって釣はいいと言って、馬車に戻った
お供が一人が残り、金貨40枚となります、金貨50枚を支払い、釣はいらないといって馬車に向かった
ウェイトレスが
貴族ってすごいよね、金貨10枚余分に払ってまで見栄を張るなんて、と軽口をたたいていた
後で知った事だが、昨日の紳士は貴族の斥候だった、その彼の舌を負かしたようだ、
あの貴族はグルメ貴族と呼ばれるほど、とても有名な食通だった、
彼は店にその後も訪れすっかり常連となった、グルメ貴族が通う店、
として2階は絶えず予約され続けた
うん、2階だけ繫盛してるけど、一階がぁ、がら空きだ、そして会頭ありがとう




