改良ポーションで魔法の理解も深まる?
この水を沸かし、刻んだ薬草を入れて茹でる
薬草の色が変わったのでポーションを取り出して壺に移し
赤いポーションが完成した
早速、薬師ギルドに買取を頼んだ
結果、銀貨30枚で70%ハイポーションだった
スゲーたったあれだけのことをして銀貨30枚とは
ハハハハと思わず笑みがこぼれる
ポーション納品したら生きていける
最初の目標達成だー
すこしたって冷静さと余裕がでたのか、とりあえず
図書室の初めてシリーズの魔法の使い方を読破しようと思い
ギルドへ
相変わらず誰もいない図書室
初めてシリーズの魔法の使い方を手に取り
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魔法が使えたならイメージで薄く魔力を周囲に広げて別の魔力を感じよう
その次に周囲に大きな魔力を感じたら大概モンスターである
ふーん、ではイメージでいつもの粒を薄く体外に広げていく
周囲に多数の魔力反応が確認できた
少し驚いたが一階にいる冒険者たちだとわかる、探知魔法だな結構便利
次のページ見て愕然する
光の魔法と同じく
水や火なども想像でマスターしろとか書いてあった
でしょうねと思い、とっとと宿屋に帰り
飯を食った
自室にて光の魔法は粒を光らせて出来た
粒っていうのは分子や原子らへんをなんとなくイメージしてやっているがどうやら魔法粒といった方がいいだろう
じゃ魔法粒を激しく動かせば温度が上がって燃えるのではないかと考え想像してみると
体の前が物凄く熱くなっただけ
では逆に魔法粒をだんだんゆっくり動かし最終的に止めたらという実験を行ってみる
涼しくなり初め周囲の水蒸気?が氷出した
イメージの魔法粒の動きを止めると部屋全体の水蒸気?がこおり、床が氷だらけになってしまった
もちろんめちゃめちゃ寒いので一旦部屋を出た
やべーこままでは部屋がびしょびしょだどうしようかと思い先程の事を考えていた
それで魔法粒を激しく動かしそれを部屋中にまき散らすイメージをすれば
温度が上がって床も乾くのではないか
短絡的にやってみた、体から熱いやつが外へ出ていくのがわかる、更に魔法粒を激しく動かし部屋に拡散するイメージをした
部屋が一気に夏になった、
徐々に温度はまだ上がっている
床が乾くのを確認してそれまでの魔法粒の動きをゆっくりにして温度を常温にしていった
なんやかんやで魔法の理解が進んだように思える、とはいえ火はまだ出ないな
雷もやってないな、
あれって魔法粒同士を振動させて摩擦によって静電気を発生させるとかが有効かな
で、やってみた、
部屋の窓を開け、魔法粒同士を振動させそれを外に向かって一直線に発射した
あっけなくイメージ通りにいった、街の夜空に一筋の光が放たれた。
何だか一気に疲れたのでもう寝ることにした