表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/293

ポーションの方がいいじゃん

準備のため一路、薬草集めに半日30本近く集め

ギルドの図書室に、

やはり今日も誰もいない、初日もそうだったが

利用する人は皆無だった、こっちとしては都合がいい

心置きなく静かに読書できる

今回は初めてシリーズの実は誰でも簡単に出来るポーションの作り方

という本を選んだ

1項目のタイトルが煮て冷やせばポーションなんかすぐ出来上がるのよ

2項目は薬師ギルドについて

3項目以降はポーションのレシピ集となっていた


1項目は多分偉い先生が酔っ払ってポーションのあれこれを語っていた、無駄な時間だった

2項目は薬師ギルドの利用案内

3項目以降は全て書き写した

昼前に宿に向かった、宿の女将に使っていない時間、調理場を貸してほしいと

交渉した、女将曰く、別にいいと二つ返事で承諾してくれた、

昼食後少したって調理場が空いていることを確認

早速、写したレシピでポーションを作成、

このポーションは厳密にはヒールポーションで切り傷を治すといったものだ

まず、決められた量の水を鍋に入れ火をかけ沸騰したら、

薬草を一本入れ色が緑から赤に変わったら薬草をとり出し冷ませば出来上がりだ

本当に偉い先生言った通りだった


冷めたポーションを壺に入れ冒険者ギルドの隣にある薬師ギルドに持って来た

薬師ギルドと言っても結局のところ鑑定と買取と販売と卸が主な仕事だ

薬師ギルドに入るとずっらとポーション瓶が並んでいたその奥に受付があり

早速、壺を置き買取を頼んだ、初めに鑑定を頼んでその後買取すると鑑定料がとられるので買取で

という風にした

まもなくして、買取金額と鑑定結果知った、

銀貨5枚で15%ポーションと言うわれて

ではそれでといい銀貨5枚を手にした


鑑定結果の15%ポーションは最低ランクの普通のポーションだ

40%以上だと中級ランクの普通のポーション銀貨10枚

60%以上だと中級ランクのハイポーション銀貨30枚

80%以上だと上級ランクのハイポーション銀貨60枚

何パーセントというのは抽出した濃さ


手を加えるだけで薬草をポーションにしたら銀貨2枚多く貰える

こっちのほうがいいじゃん


薬師ギルドでポーションを入れたいた壺も受け取り宿屋へと足を向けた

着くとまだ調理場が使えるようなので

更にポーションを作ることにした


試しに薬草をみじん切りして一本分入れることにした

今度は少しだけ赤味がかったポーションができた

それを壺に入れまた、薬師ギルドで向かった


受付にいき、買取でと言って壺を差し出した

結果銀貨5枚で30%ポーション

銀貨と空の壺を受け取り宿屋に帰った


もう夕方で調理場は使えないので

部屋でポーションの考察をしていた


薬草をみじん切りしたのは正解だった、

とすると次は水だ

はっきり言ってこの世界に来てから

あまり水は飲んでいないのだ

綺麗に見えてもなぁという感じがぬぐえない

そこでまじりっけのない水を使えればとなり、

ギルドの図書室へ明日行く事にして今日は就寝


翌日、ギルドの受付できれいな水作り方を聞いてみたが

聖水を使えばどうかと言われた、確かに使っては見たいが

金貨10枚は出せないっす、涙ながらに図書室へ向かった


水関係で本を漁ったが見つからなかった、そこで

浄化魔法的な何かないかと初めてシリーズの魔法の使い方

を手に取る

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ