表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/293

偽の古文書

5日経って、ロバートの所に行った

端がボロボロで如何にもに仕上がった偽の古文書を受け取り

ロバートに幾ばくかの金貨を払ったが幾らか忘れた


レストラン店、2階へ行き

宝剣を飾り立てた、そこに偽の古文書を置き

古文書の内容を分かりやすく説明した、紙も添える


古文書の内容

ある鉱山の村に鉱山労働者として働いている男がいました

妻もいたが子供はいない夫婦でした、男は貴金属が出る鉱山で

金や銀や銅を掘って生計を立てていました

所がある日、男がいつものように採掘してると、手応えが無くなり

ボロっと壁が崩れ、小さな洞窟、まるで小部屋の様なとこに出ました

そこには色んな宝石が光輝いていました、ただ量的に少なく鉱山としては掘っても価値のない物で

そういう場合捨てて、別のとこに行くのが鉄則でしたが、丁度、デカお弁当に入るくらいの量で

持ち出しても誰も困らないのでは、と思い、宝石を全部入れ、また、採掘を続けるのでした、

帰りはチェックがあり採掘した物を盗むのを防ぐためのもので毎日するルールでした

男の弁当箱は鞄に入っていましたが、習慣で空弁当は見ないようになっていたので

男は持ち出すことに成功したのです、何事もなかったかのように家へ帰り

妻に今日の出来事を話しました、すると、あなたの作ったこのネックレスに何か入れて頂戴と言うと

そうだな、と青い宝石を出し直ぐにはめ込む細工をし宝石を埋め込みました、

妻は気にいった様子でした

男は金細工職人になろうか悩んでいた時に妻とめぐりあい結婚したので安定した収入が必要でした

そうして夢を諦めた次第ですが近年ではすっかり金細工職人を趣味としていたのです

いつもの様に仲間と一緒に採掘していると大金鉱脈が発見したのです、それが知れ渡り人員が増強され

金が増産され、発見した男と仲間たちに褒賞金が与えられたのです、

男はそれを元手に金細工を本格的に始めたいと

妻に話します、応援するわよ、ダメだたっら、働きに出るわと献身的な事を言ってくれました

男は金細工職人やこれに類する職は鍛冶屋で基本的な技術を学んで、

鍛冶師に認められると鍛冶師許可証を発行して

自分で店を持てるようになり、また、自らも鍛冶師許可証を発行が可能になるのです

男は見習いとして、鍛冶屋に入り、

数週間後に何人かの同じ見習いと共に親方から使う物の名前や使い方を何問か聞かれる事が

ありました、自分の店を持ちたい一心で男は見習い仕事をしていたので

親方の質問はスラスラ答えることが出来ました

親方もその熱意を理解し、色んな事を教え、一本の鉄剣を作らせました、

男は作るのは初めてでしたが、先輩や親方のやり方を見ていたので物おじせず、

やり遂げました、親方はその剣をじっくりと眺めてよーし良いだろうと一言、

親方からとうとう、鍛冶師許可証を渡されて、これからも恥じない仕事をしろ、と激励を受け、

鍛冶屋を去りました


褒賞金で家を改築し作業場と売り場を作りました、初めは、

近所の人の修理や冠婚葬祭に使うアクセサリーなどトントンで生活してましたが、

夫婦にとっては幸せな日々でした、男の作るアクセサリーの評判が伝わり

数年経って徐々に仕事が入ってきます、

ある困りごとを抱える貴族にも評判が伝わった、

部下に使いを出た、男の店にその部下が手紙を渡した、

内容は

代々守り続けた宝剣が盗まれた、

宝剣自体にはそれほどの価値がないが当家にとっては大事な物であったが

それも数十年探し続けたが、ようとして知れずにいた、

そして、最近先代の父が無くなり、私が当代として

お披露目会が開かれることになった、それに先立って宝剣が無ければ新しく作る事を考え、

その方の事を聞き製作を頼みたいと思った、是非願いを叶えて欲しい


男は部下にわかりました、是非ともやらさせていただきますと答えた

お願いいたす、と言って帰って行った、


男は宝剣など今まで見た事がなかった、そこで、

仕事をしている内に知り合っロサルーというデザイナーがいる、

彼も名の知れた人物で、数々の顧客から仕事を請け負って来た、彼に相談してみた

ラフな絵をササっと数枚描いた、それを見て、1枚目は代々伝わってる古さをイメージした物だ

数枚は今ありそうな感じだった、そして、最後の一枚には驚かされた、これを、描いてくれ

フフフフ、だろうね、わかったよとキザに言い放った、


数日後デザインが完成した

早速取り掛かった、

鉱山で見つけた宝石を使い1ヶ月で仕上げた、宝剣はショウケースに鎮座してきらめいている

ショウケースと言ってもガラスはない透明でないのが原因だ、

初めは入れようかと通常の概念で考えたが余りのも合わなさ過ぎたためだ

その代わり骨組みだけでも金銀が使われ宝剣の輝きに一役買ってた


仕上がった品を直接、当主に献上した

当主はそれを見て、こう言った

これこそ当家に相応しい物だ、これから代々伝える物とする

それは宣言であったかのように聞こえた

ちなみにお披露目会では宝剣に話題を奪われた当主が大変難儀したとかしないとか


それから大評判になり男は喜ばしい人生を送った


宝剣の貴族はその後、没落した、


注意

私共の店舗を増やすためアレマ商会で物件を借りた所

この宝剣を発見しました、商会の協力のもと、修繕などを行い

こうして飾っております、どうかお手を触れない様によろしくお願いいたします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ