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あの空の向こうに

作者: Soraきた

この景色は

わたしが思ってた人を想うまで

待っていてくれたのだろうか


自然に涙があふれてくる

その瞬間、瞬間で

人はどれだけのひとのことを思い

悩んでみたりするのだろう


わたしの悩みなんかは

ちっほけなもので

気がついたら、

どこかにいってしまうものだとしたら

このあとの景色を

それほど期待することはないけど

あなたを大切に想うたび

消え残る思い出を

あの空の向こうに

預けることはまだ、できない


雲の隙間の明るい光は

このあとわたしを導いてくれるように

照らし出してくれるのだろうか

それとも

まだ、どんよりとした

暗く重い感じのままだろうか


このあとの景色は、きっと

わたしがさっきから思っていた人を

このあとも想いつづけるまで

残っていてくれるはず

さっきの涙は

すぐに止めることができたから


いま、わたしはひとりだけど

今度ここに来たときは、ふたりで


そのときは、

この景色を見れなくてもいい

まだ、あせることもないから











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