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悪魔な俺とゾンビな嫁の子育て日誌  作者: ぐでんぐでん
幼年期まで 開拓地
23/28

やったらやり返された

 天使の攻撃はまったく俺には効かない、いてっ!

でもなかったようだ。

爺さん牧師のターン、爺さんのデコピンクリティカルヒット。

あつっ! また背後から追撃、俺の髪の毛に火が!


 はぁはぁ……恐ろしい攻撃だった。

すぐ再生したので実害がないが、精神の方にクリティカルヒット。

さすが歴戦? の爺さん。


「物理と属性攻撃は効くようですね」

「それは確認できましたがハゲたりしたらどう責任とってくれるんです?」

「それはその」

「いたいのいたいのとんでいけ~とかでごまかすのは無しですよ」

「いやですねぇ、ちゃんと元どうりになるようにお祈りするのにきまってるじゃないですか、牧師ですから」


 あれだけの精神攻撃をしておいて祈れば許されるのか。

さすが坊主はつえ~な。

兎に角、天使と戦うに当たって非常に得難い体験ができた。


「大体のことは聞いています。その上でルルさんにかわいくお願いされましたからねぇ」


 そんなことだと思ったので俺は黙って頭を下げた。

実際のところはルルから開拓管理局ともめたと聞いて残りを根掘り葉掘りと聞き出したらしい。

パットうわべだけ記憶を見たらどうやら俺に送られてくる刺客天使ってのは対立する宗派で、お向かいの立派な教会がそれらしい。


も、もちろん礼儀上爺さんの記憶は奥まで覗いてないからな。(タテマエ

知りたい知識は教えてもらえるみたいだし、嫉妬やドロドロッとした爺さんの記憶なんて変なもの見せられても困るからな。


 元日本人の俺、宗教なんてどうでもいい。

悪魔だしね。


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