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煙と苦みは大人の味

コーヒー苦いなぁ、僕は初めてコーヒーを飲んだ時にそうかんじた。

僕が初めてコーヒーを飲んだのは喫煙者の彼女の家に遊びに行ったときであった。

彼女が飲んでいた熱々のコーヒーを紙コップに少量入れてもらい

コーヒーを少しの時間にらみつけ、唾を呑み込み口元に近づけた、コーヒーが僕に近づき、うっすらと見える彼女が僕をオカズに微笑みながらたばこを吸っているのが見える、口元に紙コップをつけコップを傾ける。

「早くの飲みなよ」彼女の笑い声が聞こえてくる、指先に暖かいものが流れてきている、少し甘い煙の香りの中に落ち着く香りが入り込み「大人の雰囲気」を感じていた。口の中に苦みと同時に熱々の液体が流れてきた。「熱ッ」その時僕の口からコーヒーは噴出され、コップは地面に落ちてしまった。「大丈夫!?」彼女は心配している様子であったが、最後に煙草を一吸いし、一目散に机と床を拭き始めた僕は汚れたTシャツを洗濯機に入れ、それを手伝い始めた。僕と彼女は大学卒業を境に分かれてしまった。

社会人になった僕は、仕事の休憩の間よくカフェに通うようになった。喫煙可能なテラス席に座り、外をぼんやりと眺めながら甘い香りがする、タバコを吸いながら、コーヒーを飲む。



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