6 神様通信 その1
---スノーノイズ---
世界中にある端末やテレビなどが切り替わり、真っ白な部屋が映る。
『ハロー、人類。神様通信の時間だ』
画面の下からヒョコッと女性が現れる。緑色の髪で全体的にカールしている。ハッキリと聞こえる声だが、声と気持ちが合っていないような違和感のあるしゃべり方だ。
『広報担当のジオメトだよ。今回も勝手に君達の端末や機巧、電波などなどジャックしたよ。どんなに対策しても無駄無駄。我々は神様なんだからねー』
杖をクルクル振ると背後に大きな世界地図が現れる。
『まずは君達、人類にお説教だ。こっちはせっかく神様を7人も用意したんだ。なのに、まだ1人目すら倒せてないなんてやる気あるの?』
世界地図を杖で叩くと次々と赤い罰点が貼られる。襲撃された都市だ。
『これだけの被害が出てるのに対策は後手後手。世界機関だっけ?あれ止めた方がいいよ。役立たずじゃん。それとも100万人程度じゃ動くに値しないってことかな?可哀想に』
呆れたように笑い『まぁ、いいや』と言いながら、世界地図を杖で叩いて拡大させる。
『さて、今回は君達にとってもチャンスかもしれないね。宣戦布告をするよ。場所はケレーディア。十日後だ。そこにいるお姫様をご所望らしいよ。本当にイヤらしい男。神様になっても女が欲しいのか。私には理解できないかな』
指を鳴らして世界地図を消して、次に写真が背後に現れる。
そこには一人の少女が写っていた。
『彼女はポーラ・カリストレ。元王女様だよ。彼女のせいで罪なきケレーディアの民は殺されるんだ。理不尽だよね、世の中って。そうそう、彼女を逃がそうとしてもいいけど、その時は国中が焼け野原になる覚悟はしといてね。指定の日には絶対にいること。お姉さんとの約束だよ』
杖をもう一度振ると、また白い部屋に戻る。
『さぁ、世界で初めての神様との正面対決。君達、人類はどうするのかな?私は楽しみで待ちきれないよ。では、人類。負けないでよ。まだまだ楽しみは始まったばかりだからさ。以上、神様広報担当のジオメトでした。バイバーイ』
彼女は楽しそうに笑っていた。
---スノーノイズ---
何となく書いてみて、明け暮れ的には多少は関係あって入れてもいいし、無くても・・・とか思っていました。せっかくだから入れました。
この後は、明け暮れのメンバーを数人出す予定です。
国語は苦手ですが、ユルユル見てくれたら嬉しいです。




