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~エシックスギア~  作者: 海音²
一章
22/27

22話

ID:2261807様 21話の誤字報告ありがとうございます!!

「ちょ…ちょまってや! エマが王女やで!?」


 ユーリが、いきなりの事で、思わず大声を出すのもうなずける。いきなり王女とか言われたら、誰だって驚く。正直俺も、頭の整理が追いついてない。


「つまり……エマ…様が王女で、クリスが時期王族だと?」


「いえ、そこは少し違いますね。私がクリスの家に嫁ぐので、クリスの家に継承権はほぼ無いと同じです。ですが、王族の一員という点では合ってますね」


「だとしたら……俺と決闘に負けたってなったら……」


 今までの話を繋げると、俺が勝ったせいで、クリスは俺の盾や剣となってしまう……つまり、王族の人間が他国の人間にそれをするって問題で、そもそもクリスとエマの婚約すらなくなる可能性すらあるんじゃ……


「レイジさんが今想像してる事が現実になるかもしれませんね」


 まるで俺の頭を覗いたかのように、エマは答えてきた。


「それなら俺が、手袋を返せば問題なくなるんだよな?」


「常に何人か見てしまってますからなんとも……しかし、返していただけるならそれに越したことはないですね」


「それじゃ、返します」


 俺はエマにクリスの手袋を渡した。エマはそれを受け取りクリスに渡した。


「これで解決だよな?」


「そうですね♪ それでは、改めてもう1つお願いがあります」


「なんだ? 流石に俺が負けたってことにはできないぞ?」


「いえいえ、そんな無粋な事は言いませんわ♪ 以前お話したグループのお話です。私達の秘密も知ってしまってますし、出来れば、組んでいただけると安心するんですけど? クリスもそう思うわよね?」


 そう言ってクリスの方に、視線を向けた。


「も……もちろんです!! それに、レイジの実力はさっき戦ってわかりました」


 そう言ってクリスも同意していた。


「という訳ですので、前回断られた理由は解決しましたけど如何ですか?」


 確かに、あの時の事はちゃんと解決したみたいだが……でもこの流れって……


「さっきから、すまし顔で話進めてるけど、全てエマの筋書き通りとちゃうんか?」


「あら? ユーリさんはなんでそう思うのかしら?」


「こんなん誰だってわかるやろ? 前回レイジに断られたから、エマはクリスを焚き付けたんとちゃうんか? 焚き付けられたクリスは、必ずレイジと決闘するってわかっとったんやろ? 勝てば、それを理由にウチらとチーム組めるし、負けたら、今みたいに秘密を話せば、ウチらが断れないって、最初からわかってたんやろ?」


「うふふっ♪ そんな事ないわよ? それに私がそこまで考えてたって証拠もないでしょ? 全てはその場の流れで偶然にこうなっただけよ?」


 確かに……証拠は無いが…これは流石に……

 俺はそう思いながら、チラッとユーリの方を見た。ユーリも、あからさまに、しらばくれてるエマに驚き奥歯を悔しそうに噛み締めてた。


「せやな……証拠が無いと何言っても水掛け論やしな」


「話が早くて助かりますわ♪ それでは…「せやけどな」…はい?」


「せやけど、ウチらがチーム組むとは言っとらんよ? そうやろレイジ?」


「え? ……あぁ、そうだな別に秘密を言うつもりもないし、()()()理由なら組む必要は無いだろな」


 ユーリは、俺が何を目指してるのかわかってるから、あえて俺に話を降ってきたのを、すぐにわかった。


「あら? ではどんな理由なら組んでいただけるのでしょうか?」


「エマもクリスも卒業と共に、自国へ帰るんだろ?」


「そうなりますね。国に帰って私達は国を守りながら、夫婦として営みを育むと思います」


「エマ様! 営みなんて言葉つかっては……」


「ならば、素直に子供を授かると言った方が良かったかしら?」


「ですから! その辺は言わなくても……」


「あら? 確かにそうですね」


 クリスが慌ててエマに言葉を返すが、エマはさほど気にしてはいない感じだった。


「レイジさん、それがどうかしましたか?」


「つまり上位20位に入んなくても帰れるんだよな?」


「あぁ! その事ですか。それなら私達も20位に入らないといけませんよ? と言うより20位以内なんて、余裕でなってみせますけどね♪」


「それだけ自信があるってことでいいんだな?」


「もちろんです。その為にも私とクリスは、上位に入りそうな人を探してるんです。だって、知らないところに、派遣されるのは嫌ですもの♪」


 どうやら目的は俺と同じって事か……


「ユーリ、俺はこの2人と組もうと思うんだけど、いいか?」


「レイジならそう言うと思とったわ……ええで、その代わり、必ず20位以内に皆で入るんやからね? それ守ってくれるんやったらウチはかまへんで♪」


「という訳で、よろしくな。エマとクリス」


「どうやら目的は、同じだったみたいですね♪ こちらこそよろしくお願いします」


「レイジとユーリ本当にありがとう。これからよろしく頼む」


「みんなよろしくやで♪ ほな早速、親睦会とゆうことで、[方舟の休息]へ行こか♪」


「あら? 私達あそこで、食事したことないんですよ♪」


「勿体ないで! レイジのお姉さんも、お気に入りやったみたいやし、ウチもオススメやで♪」


「それは、とても楽しみですね♪」


 楽しそうに話しながら、2人は教室を出ていった。俺とクリスは、置いてかれないように、2人を追いかけ教室を後にした。

それにしても、エマとユーリが打ち解けあってくれて良かった。

これにて1章完結です!!


お楽しみいただけましたでしょうか?


是非感想と評価よろしくお願いします!!


☆☆☆☆☆→★★★★★


なんてこともして貰えたら、今後のモチベーションにもなりとても喜びます!


今後の展開が、気になる、面白いと、思えていただけましたら、ブックマーク是非お願いします!!

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