スタート・ユア・人生のエンジン
「おいおい冗談だよ冗談 間に受けるなよ、そもそもFRを4WDに改造なんかできるかよ」
「あんたなら出来ると思ってたよ」
最初に出会った頃よりも笑顔が多くなった凛をみて
「やっぱお前はその顔が一番いいぜ」
「???そう??」
「あぁエンジンをかけたときからな自分の世界が広がったとは思わないか?」
「なんとなくそんな感じがする」
「だろぉ?お前人生すげー損してるぜ」
楽しく話をし始めてすでに数時間が経過していた
「さてそろそろ帰るか 帰んねーと怒られるからな」
「うんそうだね」
二人は帰路についた
「お前らどこに言ってたんだ、まったく心配させおって」
まぁまぁそう怒らないでと言わんばかりに宥める東島
「どうだ楽しかったか?」
「うんすっごくね」
「毎日乗ってやれよ 動かなくなるぞ 通勤通学につかってやんな」
「たしかにうちの学校も車通学してる人も少なからずいるよ」
「そりゃあよかった」
おじさんの話を聞かないでふたりだけで会話を続ける凛と東島
おじさんもやれやれと言った感じで諦めたのであった
その日夜、自分の愛車に乗る事が出来たのでニヤニヤし笑いが止まらない凛
「友達に教えたいけど 古い車だし教えるのもちょっとなぁ~」
「でもハチロクと知って峠でバトルするのって聞かれそうだし、どうしてそうなるのよ」
自分のベットの上で足をジタバタさせる凛
「やっぱり暫く乗るのは控えよう バイトだけにしよう 車で来てもいいか店長に聞いてみなきゃ」
そう言って毛布を頭にかぶりしばらく時間がたったころ
「うんやっぱり学校に登校するにはもっともっと練習してからにしよう」
「事故を起こしたらおじさんも悲しむし車がかわいそうになるから」
そう心に決めて明日のために眠りにつくのだった
それから凛の人生が少しずつ変わっていく事にまだ知る由もなかった