2話 新たな転生者「ブラッド金森兄弟」
くおれ2話目まで読んでるやついるのか⋯?
「なに! 闇神ぶっころされたんか! アイツただのいてえやつじゃねえかyo!! ドーンだyo!!」
その頃、うんぽこぽん王国の王城では、凝りもせずにまた召喚が行われようとしてるよ。
まーそれでね、魔法陣的なもんをかいてよく分からん光がでて新たな転生者出たよ。しかも今回二人やで!
「な、なんだこの世界は⋯」
「よく来た転生者! この国はうんぽこぽん王国! とりま魔王倒せ! ん⋯⋯?」
王様は、何故か魔法陣に二人たっているのが見えた。
「なんで二人⋯? 一人しか召喚できんはずやろ。」
そこには、紫色っぽいマフラーをお揃いでつけとる二人が召喚された。
「クククッ⋯⋯よく気づいてくれたな⋯⋯。」
「そうさ! 俺たち⋯⋯」
「「ブラッド金森兄弟!!」」
「兄の俺は“ブラッド金森珪”!! 黒に近い紫のコート着てる方が俺だ!」
「弟の俺は“ブラッド金森大吾”!! 赤紫みたいな色のライダース着てる方が俺だ!」
ババっと自己紹介してくれた。とても分かりやすいですね。
「じゃあ魔王倒してきてちょんまげ(言葉古っ)」
「「りょ」」
*
「あーひまやで。」
魔王城をぶらぶらしてたアルティメット田中。もう魔王にも飽きてしまったようだ。
「魔王様の敵!! 死ねエエエエエエエエ!!」
すると突然背後からモンスターが襲いかかってきた。1話の最初初っ端から魔王ぶっころしたから忠誠を誓ってるモンスターの怒りを買って自分の城なのに襲われるという始末です。
が、駄目っ⋯!(カイジ)
「アルティメット田中バング!」
手を指鉄砲の形にして、なんかよく分からん波導の銃弾を出す。
「ぎゃーす!」ドゴーン
モンスターは爆発四散!
「ここ居心地悪いからちょっと外でよっと。」
ほんでアルティメット田中は外に出た。
「待ってたぜ。お前が外に出るのを⋯!」
デカい門をくぐって魔王城を出た瞬間、そこには先程召喚されたブラッド金森兄弟がいた。
「お前ら誰やねん!」
「「俺らはブラッド金森兄弟! 転生者だ! 魔王、お前を倒しに来た!」」
こうして、ブラッド金森兄弟vsアルティメット田中のバトルが始まった。