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僕たちマガドキバスターズ  作者: 古葉七
5章 〜鬼女との出会い 白金との修行編〜
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白金の修行 超 〜鳥編〜

小生は白金殿とひたすらにPCの改良に打ち込んでおりました。


その結果、小生のPCには異界を形作るもの・・・便宜上は(コア)と呼ぶと致しますか。

核にアクセスする機能が追加されました。

平たく言うとハッキング能力というやつですな。


まぁ、データを書き換えたりは出来ませぬが異界の構造や怪異の詳細などを調べる事が出来ますぞ。


更に小生の秘密道具として右手にもガントレット型のPCが追加されておりますぞ。

と言っても、こちらはとあるシステムを使っておりサポート無しでは動かぬのですが・・・そのサポートの当ては既にあるんですな。


「それでは白金殿、よろしく頼みますぞ」


「うむ、任せるのじゃ」


白金殿はそう言って小生の右手に手をかざします。

その手から霊力が現れガントレットに吸い込まれていきましたぞ。


「どうですかな?

上手くいっておると良いのですが」


小生がガントレットに語りかけると中から声がしましたぞ。


「うむ、問題ない。

しっかり入れたのじゃ」


小生がモニターを観ると中には白金殿をかなり幼くした、幼女の鬼が映っておりました。


1000年前と違い科学の力に溢れ霊力が薄くなった日本では白金殿は異界から外に出られないそうです。

しかし、こうして霊力で動くガントレットの中には入れるのではないかと考えたところ見事に成功しましたな。


「居心地はどうですかな?」


「うむ、だいたい知っておるものは中で再現できるから心地がいいのう」


中は居住性と快適性を併せるように設計したので満足してもらえたなら嬉しいですぞ。


ちなみにこのガントレットには周囲の霊力を吸収する能力もあるので、異界の中でならこの幼い白金殿・・・幼白金殿を召喚する事もできますぞ。


こうして小生はサポート能力の強化と、自身では無いですが戦う力を手に入れたのですぞ。


後は白金殿の最後の仕上げを受けるだけですなあ。


小生もでありますが仲間の皆がどう変わるか見ものでありますな。

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