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僕たちマガドキバスターズ  作者: 古葉七
〜2章 結成!花鳥風月編〜
16/75

実写でベルトのやつが好き

風視点です。

花ちゃんに抱きついて散々泣いたらなんだかスッキリしちゃった。


「プロ野球選手になれないくらい何てことは無いわよ。元気出しなさいな!」


散々迷惑をかけてる自覚はあるんだけど花ちゃんはこうやって話をしっかり聞いて元気づけてくれた。

さっきも泣いてる間ずっと背中を撫でてくれたし優しいんだから。

私は先程のことを思い出してニヤニヤする。


「なによ、気持ち悪い顔して!

それよりも風は他に夢とかないの?

そっちを頑張ってみたらいいじゃない」


夢・・・夢かぁ。

昔一個あったけど、これはプロ野球選手より無理だって分かってるもんなぁ。


「昔あったけど子供の妄想みたいなもんだよ」


「今も十分子供でしよ」


「う〜笑わないって約束できる?」


「約束してあげるから早く言いなさいよ」


花ちゃんが笑わないって約束してくれたから僕は意を決して昔の夢を語った。


「正義のヒーロー!日曜朝に出てくるみたいに皆を守れるヒーローになりたい!!」


約束してたとしてもきっと笑われるか馬鹿にされるんだろうなって思ってた。

でも、私の言葉を聞いた花ちゃんはそんなことをせずに


「なんだ、そんな夢だったの。

なればいいじゃない、皆を守れる正義のヒーローに」


と真面目に答えてくれた。

この時、この一瞬で僕の中で花はただの友達から大好きな親友に変わったんだ。

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