状況確認は行いましょう
転生したらこれ基本!!
とある洞窟の奥、そこには何もいなかった。
いや、モンスターなどは先ほどまではこの場にいた。
しかし、この瞬間その場にいたモンスターはそこから離れた。
本能的に逃げた方が良いと判断したのである。
モンスターがその場所からいなくなった後、そこに小さな光の玉が現れた。
そして、一気に大きくなったかと思うとすぐに消えて、その場には一人の青年の身体が横たわっていたのであった・・・・。
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ピチャン・・・
「・・・・ん」
顔に何か冷たい水滴があったような感じがして、俺は目覚めた。
「・・・真っ暗で何も見えねぇ」
どこかの洞窟の中か?
体の感覚から言って、別種族のとは言われていたが、元の身体とあまり大差ない感覚からして人型のようである。
暗闇の中だが、自分の顔を触って確かめてみるとちゃんと目や鼻はあった。
よく漫画とかにあるような獣耳とかはなかったし少しとがっているぐらいか。尻尾とかもない感じだ。
ちょっと勢い余って目を突いて痛くて悶えたが・・・・もう少し慎重に確認すりゃよかった。
体を触ると、別に素っ裸とかではなく服をきちんと来ているようである。・・・裸だったら物凄く恥ずかしいな。
慣れてきたのか、あたりがうっすらとだが確認できた。
あちこちがデコボコしているようだし・・・・洞窟の中で間違いないな。
「とりあえず、出口を探すか・・・・」
慎重に洞窟の中を進む。
モンスターがいる世界とかって聞いたけど、全く出会わないんですが・・・・・あれか?この辺実は人に狩りつくされていなくなったとか?
まあ、安全に進めるのならそれはそれでいいことだろう。
なんとなく直感的に進んでいく。こっちが出口だといいんだが・・・・。
だんだん不安になってきたところで、先の方にやっと明かりが見えてきた。
「やっと出口か・・・・」
正直言ってかなり疲れたんだけど。肉体的疲労はなぜか感じないので体力はどうやら多いようだけど、精神的疲労がね。
もうちょっとましな場所に転生できなかったのかなと思いつつも、やっと俺は洞窟の外に出られた。
「・・・・って。今度は森の中か」
どうやら、森の中にある洞窟の中に転生したようである。
太陽はきちんとあって、ちょっと頭上にあることから昼ぐらいかな?
何はともあれ、日の光によって服装なんかも見れた。
「髪の色は・・・うわ、銀髪?白髪?わかりにくいな。肌は・・・・少し白いけど、人間みたいな感じだし・・・」
服装は・・・・よく見ると結構ぼろぼろだな。制服の上着を脱いだみたいな感じだよ。
一応靴も履いているがこちらもかなりボロボロだ。
「って、体の感じは人間と大差ないようだけど・・・・」
これって本当に別種族か?
いや、まだ自分の顔を見ていないし、案外顔は化け物かもしれん。
どこかに鏡とか、水面とかあれば確認できそうだが・・・・。
ぐきゅぅ~るるるるる
「・・・・腹減った」
外に出たことで安心してしまったのかなんかものすごい腹が減ったし、のどが渇いた。
というか、肌が少し痛いな・・・案外この体虚弱体質か?
外にほとんど出ていない不健康な体かな?
何はともあれ、まずは食料と水の確保だ・・・・・・。
少し走ってみると、腹が減って力が出ないがかなり速い。
だけど、走り回ってみるが食べられそうな木の実とかないな・・・・。
腹が減って動けなくなってきた。
転生して速攻で餓死かよ・・・・。
「きゃぁぁぁぁっつ!!」
と、誰かの悲鳴が聞こえた。
人の声のようだけど・・・森の中にいるってことは、狩人とかそういう人の可能性がある。
もしかすると食料とか持っているかもしれない!!
俺は全速力でその悲鳴が聞こえた方向へと駆けだした・・・・。
いってみるとな




